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米国の正体に気づいたジョージア国民が選挙で米国にとって都合の悪い投票(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/24/kokusai35/msg/143.html
投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 10 月 29 日 02:05:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

米国の正体に気づいたジョージア国民が選挙で米国にとって都合の悪い投票
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202410290000/
2024.10.29 櫻井ジャーナル

 ウクライナと同様、アメリカによる内政干渉のターゲットになってきたジョージアで10月26日に議会選挙が実施され、与党である「ジョージアの夢」が過半数を獲得した。その結果を親米派のサロメ・ズラビシビリ大統領は認めず、自分自身を「この国に残された唯一の独立機関」だと称し、抵抗運動で選挙を否定するよう国民に呼びかけている。「カラー革命」、つまりクーデターを扇動しているわけだ。

 ズラビシビリは1952年にフランスのパリで生まれ、1974年にフランス外務省へ入った。2003年から2004年にかけての期間、ジョージア駐在大使を務めているが、2003年11月にジョージアでは「バラ革命」が引き起こされ、アメリカ支配層の手先だったミヘイル・サーカシビリが実権を握っている。

 サーカシビリの経歴を調べると、1994年にコロンビア・ロー・スクールで学び、翌年にはジョージ・ワシントン大学ロー・スクールに通っている。その後、ニューヨークの法律事務所パターソン・ベルクナップ・ウェッブ・アンド・タイラーで働き、そこでエドゥアルド・シェワルナゼの下で働いていた旧友に誘われて政界入りしたとされている。

 2000年10月にサーカシビリはシェワルナゼ政権の司法大臣に就任するがすぐに辞任、2001年10月にUNM(統一国民運動)なる政党を創設。ジョージアでは2003年11月に議会選挙があり、シェワルナゼの政党が勝利するのだが、サーカシビリは選挙に不正があったと主張、混乱がはじまった。

 実は、選挙前にCIA系のUSAIDは投票のコンピュータ化を求め、150万ドルを提供している。コンピュータ化によって投票数の操作が容易になることはいうまでもない。コンピュータ化を求めたのはアメリカが不正選挙を目論んでいたからだと推測する人もいる。

 ​クーデターの黒幕はジョージア駐在のアメリカ大使だったリチャード・マイルズ​。工作資金はCIA系のNEDを経由して配下のNGOなどへ供給されているが、ジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ・インスティテュートも重要な役割を果たした。

 マイルズはジョージア駐在大使の前にブルガリア駐在大使、1996年から1999年までセルビア・モンテネグロの在外公館長を務めている。その頃、アメリカでは有力メディアがユーゴスラビアに対する先制攻撃を主張、ビル・クリントン政権はそれを拒否していた。

 しかし、国務長官がウォーレン・クリストファーからマデリーン・オルブライトへ交代した後、1998年4月にアメリカ上院はNATOを東へ拡大することを承認、その年の秋にオルブライト国務長官はユーゴスラビア空爆を支持すると表明、99年3月にアメリカ/NATO軍はユーゴスラビアを先制攻撃している。その際、スロボダン・ミロシェヴィッチ大統領の自宅を破壊し、中国大使館を爆撃した。この攻撃でもマイルズは重要な役割を果たしていたと言われている。

 2001年9月にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃されると、本格的な調査をしないまま「アル・カイダ」の犯行だと断定、そのアル・カイダが弾圧されていたイラクを2003年に先制攻撃した。

 2004年にズラビシビリはジョージア国籍を取得、同国の外務大臣になった。2008年1月にはズラビシビリと同じ従米派のミヘイル・サーカシビリが大統領に就任、その年の8月7日にジョージア軍は南オセチアを奇襲攻撃した。その翌日から北京で夏季オリンピックが開催される予定で、ロシア政府は動きにくいという計算があったと見られている。

 その当時、南オセチアに駐留していた平和維持部隊は軍事的な能力は低く、アメリカやイスラエルの軍事訓練を受けているジョージア軍の前になす術がなかったが、ロシア軍は戦闘車両150両を送り込むなど即座に反撃、ジョージア軍に対する空爆も開始、ジョージア軍を粉砕した。

 この攻撃の約1カ月前、7月10日にアメリカの国務長官だったコンドリーサ・ライスがジョージアを訪問、奇襲攻撃から間もない8月15日にもライスはジョージアを訪問、サーカシビリと会談している。

 ジョージア軍の攻撃を無謀だという人もいたが、イスラエルは2001年からジョージアへ武器を提供、それと同時に軍事訓練を行っていた。訓練を担当していたのはイスラエル軍のガル・ヒルシュ准将(予備役)が経営する「防衛の盾」で、予備役の将校2名の指揮下、数百名の元兵士が教官としてジョージアへ入っていた。

 それだけでなく、アメリカの傭兵会社MPRIとアメリカン・システムズは元特殊部隊員を2008年1月から4月にかけてジョージアへ派遣している。MPRIはユーゴスラビアへの攻撃でも名前が出てきた会社だ。

 イスラエルがジョージアを軍事面から支えてきたことはジョージア政府も認めている事実であり、アメリカのタイム誌によると、訓練だけでなくイスラエルから無人飛行機、暗視装置、対航空機装置、砲弾、ロケット、電子システムなどの提供を受けている。(Tony Karon, “What Israel Lost in the Georgia War”, TIME, August 21, 2008)

 このジョージア軍による南オセチアへの奇襲攻撃はアメリカとイスラエルが入念に準備した作戦であり、しかも衝突した部隊の規模はほぼ同じ。その戦闘でロシア軍は圧勝した。勝利までに要した時間は96時間にすぎない。同じ規模のロシア軍とアメリカ軍が通常兵器で戦った場合、同じ結果になるということである。(Andrei Martyanov, “Losing Military Supremacy,” Clarity Press, 2018)

 ジョージアの近くにあるカスピ海の周辺には石油が存在しているが、それだけではなく、ロシアに対する攻撃の拠点、イランに対する出撃基地として重要な場所だ。

 ズラビシビリは2018年の大統領選挙に出馬するが、彼女がフランス国籍を放棄したのは選挙を2か月後に控えた同年8月23日のこと。そして選挙で勝利、大統領に就任している。任期は今年までだ。アメリカとしては今回の議会選挙を何としてもひっくり返したいだろう。

 自分たちの描いた計画通りにならなかった選挙に「不正」というタグをつけ、「カラー革命」で政権を奪取するのはアメリカの常套手段である。すでにアメリカの植民地になっている国では軍、検察、警察が手先になっているが、そこまで支配が及んでいなくてもメディアやNGOが手先として利用されている。

 ジョージアでも外国の政府や私的権力が内政干渉のためにNGOが使われている。その活動を透明にするため、同国の議会はアメリカのFARA(外国代理人登録法)をベースにして、外国から一定以上の資金を受け取っている団体は登録し、資金提供者を開示するよう求める法律を制定した。その法律をジョージアのNGOだけでなく、西側諸国が批判している。そうした法律が「カラー革命」を仕掛けづらくするからだろう。

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コメント
1. 赤かぶ[228702] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:06:34 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2286] 報告

2. 赤かぶ[228703] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:07:24 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2287] 報告

3. 赤かぶ[228704] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:09:02 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2288] 報告

4. 赤かぶ[228705] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:10:19 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2289] 報告

5. 赤かぶ[228706] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:13:08 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2290] 報告
<▽37行くらい>

ジョージア 選挙前に野党支持者デモ 政権交代やEU加盟推進訴え
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241021/k10014614731000.html
2024年10月21日 7時31分 NHK

ことし6月「ロシア法」とも呼ばれる法律が成立し、EU加盟の手続きが事実上停止している旧ソビエトのジョージアでは今月26日に議会選挙が行われるのを前に、野党支持者が大規模なデモを行い、政権交代やEU加盟の推進を訴えました。

ジョージアではことし6月、与党「ジョージアの夢」が市民による大規模な反対デモを押し切る形で外国から資金提供を受けている団体を規制する法律を成立させました。

同様の法律がロシアでも施行されていることから、野党側は「ロシア法」と批判し、EU=ヨーロッパ連合は「EUの価値観にそぐわない」として、ジョージアのEU加盟の手続きを事実上停止しました。

今月26日に議会選挙が行われるのを前に20日夜、首都トビリシでは、野党側の呼びかけで大規模なデモが行われ、ジョージアの国旗やEUの旗を手にした数万人の市民が集まりました。

参加者たちは選挙で政権交代を実現し、EU加盟の道に戻ろうと訴えました。

一方、「ジョージアの夢」が主導するいまの政権はウクライナ侵攻を続けるロシアに対する経済制裁に参加しておらず、選挙戦ではロシアとの安定的な関係の維持を訴えています。

今回の選挙について地元の専門家は世論調査などを踏まえ接戦だと分析していて、選挙結果は、欧米とロシアの間で揺れるジョージアの今後の外交政策の方向を決めるものになるとみられます。

6. 赤かぶ[228707] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:13:41 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2291] 報告

7. 赤かぶ[228708] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:14:44 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2292] 報告

8. 赤かぶ[228709] kNSCqYLU 2024年10月29日 02:16:00 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2293] 報告

9. 赤かぶ[228727] kNSCqYLU 2024年10月29日 05:21:46 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2311] 報告
<▽36行くらい>

“親ロシア”与党が過半数得票し勝利へ 旧ソ連ジョージア議会選 野党側は不正訴え反発

2024/10/28 TBS NEWS DIG

旧ソ連のジョージアで行われた議会選挙で、ロシアに融和的な姿勢を強める与党が過半数を得票し、勝利する見通しとなりました。野党側は選挙に不正があったと反発しています。

ジョージアの議会選挙は26日に投開票が行われ、中央選挙管理委員会によりますと、開票率99%の時点で与党「ジョージアの夢」が54%を得票し過半数を占めました。

これに対し、親欧米派の野党勢力はあわせて4割弱となっています。

ジョージアは去年12月にEU加盟候補国となりましたが、与党主導で今年6月に外国の資金提供を受ける団体を規制するいわゆる「スパイ法」が成立。

EUは批判を強め加盟手続きは事実上停止しています。

欧米とロシアの間で揺れてきたジョージアの今後を占うものとして注目された今回の選挙ですが、与党が早々に勝利宣言する一方、野党側は不正があったと反発し、抗議活動を呼びかけています。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/

10. 赤かぶ[228728] kNSCqYLU 2024年10月29日 05:21:51 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2312] 報告
<▽37行くらい>

“親ロシア”与党が過半数得票し勝利へ 旧ソ連ジョージア議会選 野党側は不正訴え反発


2024/10/28 TBS NEWS DIG

旧ソ連のジョージアで行われた議会選挙で、ロシアに融和的な姿勢を強める与党が過半数を得票し、勝利する見通しとなりました。野党側は選挙に不正があったと反発しています。

ジョージアの議会選挙は26日に投開票が行われ、中央選挙管理委員会によりますと、開票率99%の時点で与党「ジョージアの夢」が54%を得票し過半数を占めました。

これに対し、親欧米派の野党勢力はあわせて4割弱となっています。

ジョージアは去年12月にEU加盟候補国となりましたが、与党主導で今年6月に外国の資金提供を受ける団体を規制するいわゆる「スパイ法」が成立。

EUは批判を強め加盟手続きは事実上停止しています。

欧米とロシアの間で揺れてきたジョージアの今後を占うものとして注目された今回の選挙ですが、与党が早々に勝利宣言する一方、野党側は不正があったと反発し、抗議活動を呼びかけています。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/



[スレ主【赤かぶ】による初期非表示理由]:その他(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)ミスコメント。
11. 赤かぶ[228729] kNSCqYLU 2024年10月29日 05:25:55 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[2313] 報告
<▽39行くらい>

【親欧米派のジョージア大統領が非難】「ロシアによる国の乗っ取りだ」 総選挙“不正介入”に抗議を呼びかけ

2024/10/28 日テレNEWS

旧ソ連・ジョージアの総選挙でロシア寄りの与党が勝利したことを受け、親欧米派の大統領は27日、選挙で不正な介入があったとして抗議を呼びかけました。「ロシアによる国の乗っ取りだ」と非難しています。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/inter...

ロイター通信などによりますと、旧ソ連のジョージアで26日、総選挙が行われ、ロシア寄りの与党が過半数を獲得しました。

これを受け、親欧米派のズラビシビリ大統領は27日、野党とともに記者会見を開き、「選挙に不正があり、皆さんの票が奪われた」とした上で、EU(=ヨーロッパ連合)への加盟阻止をもくろむロシアによる“特別作戦”があったと主張しました。

さらに、「ロシアによる国の乗っ取りだ」と非難し、選挙結果への抗議を呼びかけました。

ヨーロッパの選挙監視団は27日、有権者への脅迫などの違反行為が確認され、「民主主義が後退する」証拠があると明らかにしていて、アメリカとEUはジョージア当局に選挙違反の徹底的な調査を求めています。

(2024年10月28日放送)

12. [1737] iKQ 2024年10月29日 13:24:18 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1744] 報告

 気が付いて 良かったね〜〜〜

 

13. 一般通過メガネブサイク[173] iOqUypLKid@DgYNLg2yDdYNUg0ODTg 2024年10月29日 13:46:53 : Nf2PcZ7ZZc : Z2E4eW1QcUxVaFU=[1230] 報告
まあ、賢い(というよりは真っ当な)小国の立ち回りですよねぇ。

欧米と中露の力関係の天秤の傾き次第で、あちらに揺れたりこちらに触れたりするのは、当然の立ち回りです。今は、欧米側が自滅気味に力を落としているせいか、ジョージア(グルジア)に限らず、改めて中露陣営に寄りそうな気がします。

インドなどは、賢い立回りの代名詞ですね。大国ながら、西側からの援助も引き出しつつ、ロシアの天然資源の恩恵を最大限に享受しています。

日本だって、石破政権は岸田政権よりも更に、中露に寄るでしょう。与党が過半数割れしてしまった事で、却って「憲法改正が遠のいた」感があります。国内政治がなかなか進まない状況になった事により、米国が倒れるまでの時間稼ぎがしやすくなりました。悪くない状況です。野党は大連合なんてできないでしょう。よって石破政権が続くのですから。

早くロシアと関係改善して、国内で使える燃料価格だけでも抑えられれば、近年の物価高もかなりマシになると思いますが。日本国民がそう声をあげないのが不思議なくらいです。日本みたいな衰退し切った弱小国なんて中立でいいんですよ。中立のまま世界の隅っこですっとぼけてりゃいいんです。商売だけは盛んにやるけど。

14. 減らず口減らん坊[294] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年10月29日 14:29:26 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[293] 報告
>>13
そういう事ですよ
極東の弱小衰退国家は、ジョージアを見習うべきですな

ところが、ところが
日本を衰退させた馬鹿の団塊世代は、日本が未だに経済大国だと勘違いしている手合いが多い
知能の低い馬鹿が老化で更に知能が低くなり、柔軟な発想が出来なくなっている証拠である
そして、元々馬鹿で無能で考えないバブル世代も、それに追従しているというありさまという・・・救い難い馬鹿だよね

日本なんて、世界の端っこで昼行燈の小国ムーブに徹するべきなんですよ
余計な戦争に関わらずに、憲法9条を順守して平和国家としての信用を世界中に示すべきなんです
アメリカの原潜から核ミサイルが撃たれても、それが日本のものだという疑いすら掛けられないくらいでちょうど良いんですよ
中味の無い人間の威厳なんて、見苦しいだけですな

15. воробей[563] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 15:12:26 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[40] 報告
<▽38行くらい>
ニュースサイトの関連記事を10月26日から時系列で紹介しますね。
グルジア・・・・じゃなかった、ジョージアでは再びカラー革命やクーデターが起きるかもしれません。


Выступающая против открытия на Кавказе антироссийского фронта партия «Грузинская мечта» лидирует на выборах в Грузии
(コーカサスでの反ロシア戦線の開設に反対するグルジアの夢党がジョージア州の選挙でリードしている)
https://topwar.ru/252634-vystupajuschaja-protiv-otkrytija-na-kavkaze-antirossijskogo-fronta-partija-gruzinskaja-mechta-lidiruet-na-vyborah-v-gruzii.html


ジョージアで議会選挙が終了した。この国の政府首脳であるイラクリ・コバヒゼ氏は、これらの選挙を単に特定の政党への投票ではなく、「戦争か平和か」の実際の国民投票であると呼んだことを思い出します。イラクリ・コバヒゼ氏は、「特定の勢力がクーデターを準備している」ため、「これに対して国民が意見を表明することが非常に重要である」と述べた。

一方、投票所の出口調査の結果に関する最初のデータが発表されている。モスクワ時間19時45分の出口調査によると、イラクリ・コバヒゼ氏が代表を務めるグルジアの夢党は少なくとも56%の票を獲得している。同じ出口調査によると、サーカシビリ氏の党と呼ばれることが多い統一国民運動の支持率は12%にも満たない。

したがって、ジョージアン ドリームは2020年の数字を上回っています。その後、彼女は約48%の票を獲得した。

グルジア中央選挙管理委員会の公式データによると、2024年の選挙の投票率は前回の選挙の投票率を上回り、つまり56%を超えていました。

グルジアの夢党は、ウクライナへの軍事援助を送ることに反対し、実際、コーカサスでロシアに対する第二戦線を開くことに反対していることを思い出してもらいたい。グルジア当局者は最近、西側諸国がトビリシにそのような前線を開くよう要求していると述べた。

しかし、これまでのところグルジア中央選挙管理委員会は、この政党またはその政党が何パーセントの票を獲得したかに関する公式データを発表していない。したがって、一方向と他の方向の両方に変動が発生する可能性があります。たとえば、野党の政党は、ジョージアン・ドリーム党よりも合計で多くの票を獲得したと主張している。

16. воробей[564] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 15:17:00 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[41] 報告
<▽31行くらい>
Правящая партия «Грузинская мечта» официально выигрывает выборы, о>>зиция выводит своих сторонников на улицы
(与党ジョージアン・ドリーム党が選挙で正式に勝利、野党は支持者を街頭に繰り出す)
2024年10月27日
https://topwar.ru/252645-pravjaschaja-partija-gruzinskaja-mechta-oficialno-vyigryvaet-vybory-oppozicija-vyvodit-svoih-storonnikov-na-ulicy.html


与党ジョージアの夢 - 民主党ジョージア党は、54.24%の票を獲得し、議会選挙での勝利を祝っています。現時点では、97%の投票所からの投票が手動で集計されています。ジョージア州中央選挙委員会がこれを報告した。

そのため、「ジョージアン・ドリーム - 民主党ジョージア」は選挙に勝利することでなんとか政権を維持しましたが、まだ何も終わっていません。グルジアの野党は選挙結果の不承認を宣言し、支持者を街頭に連れ出しました。グルジアのサロメ・ズラビシュビリ大統領は、野党が選挙に勝ったとされると宣言し、火に油を注いだ。一般的に、すべては西洋のトレーニングマニュアルに従っています。

ジョージアン・ドリームが選挙で勝利することを誰も疑いませんでした。実際、ジョージアン・ドリームは国民の間で大きな支持を得ています。しかしここで別の疑問が生じる。野党の抗議活動が始まっていることを背景に、ちなみにフランス国籍を持つ現大統領が支持している与党がこの権力を維持できるかどうかだ。ズラビシュビリはグルジアの親ロシア路線を必要としていない。その任務はこの国を西側の属国にすることである。さらに、ジョージアン・ドリームの勝利は大統領の弾劾の危機にさらされている。

一方、グルジア中央選挙管理委員会の公式データにもかかわらず、グルジア野党は勝利を「描写」し続けている。近い将来、イベントがさらにどのように発展するかがわかります。

17. воробей[565] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 15:22:26 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[42] 報告
<△28行くらい>
Глава МИД Венгрии: народ Грузии выразил свою волю, несмотря на попытки Запада вмешаться
(ハンガリー外務大臣「西側諸国の介入の試みにもかかわらず、グルジア国民は自らの意志を表明した」)
2024年10月27日
https://topwar.ru/252658-glava-mid-vengrii-narod-gruzii-vyrazil-svoju-volju-nesmotrja-na-popytki-zapada-vmeshatsja.html


ハンガリーのペーター・シヤルト外務大臣は、昨日ジョージアで行われた議会選挙の結果についてコメントした。

同氏によれば、この国の当局がこれまで繰り返し述べてきたように、西側諸国はジョージアの内政に積極的に干渉したという。しかし、すべてにもかかわらず、グルジア国民は与党「グルジアの夢」党に投票することで意思を表明した、とシヤルト氏は指摘した。

''干渉の試みにもかかわらず、ジョージアの人々は自分たちが何を望んでいるのかを明確にしました。愛国的で家族寄りの与党が圧倒的な差で選挙に勝利した。ブラボー、おめでとうございます!

とハンガリー外務省長官は語った。

グルジア議会の選挙は10月26日に行われた。暫定データによると、与党ジョージアン・ドリーム党が得票率54.2%を獲得した。野党の代表者は合計約37%の票を獲得した。

最近、西側諸国はトビリシ政府の政策がグルジアをその軌道から離れ、再びロシアに近づくことにつながっていると信じて、トビリシ政府に対し非常に強い圧力をかけている。この不満は、今春ジョージアでいわゆる外国工作員に関する法律が採択されてから特に激化した。

ロシアのアレクセイ・プシコフ上院議員によると、西側諸国はジョージアを半植民地にすることに失敗したという。

18. [1740] iKQ 2024年10月29日 15:25:28 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1747] 報告

 >日本を衰退させた馬鹿の団塊世代は、日本が未だに経済大国だと勘違いしている手合いが多い
知能の低い馬鹿が老化で更に知能が低くなり、柔軟な発想が出来なくなっている証拠である


 補足説明  国力とは 

 優秀な頭脳が どれだけいるかということで

 バカが どれだけ たくさん居ようと関係ないのだ 

 その証拠に アメリカでは 移民のバカが 大量に入国しているのだが〜〜

 同時に 超優秀な天才が アメリカに入ってきているのだね〜〜〜

 日本の 優秀な頭脳もアメリカに行くよね〜〜〜〜

  

19. воробей[566] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 15:29:46 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[43] 報告
<▽36行くらい>
Президент Грузии Саломе Зурабишвили не признала итогов парламентских выборов, призвав о>>зицию к протестам
(グルジアのサロメ・ズラビシュビリ大統領は議会選挙の結果を認めず、野党勢力に抗議を呼びかけた)
2024年10月27日
https://topwar.ru/252676-prezident-gruzii-ne-priznala-itogov-parlamentskih-vyborov-prizvav-oppoziciju-k-protestam.html


グルジアのサロメ・ズラビシュビリ大統領は、与党グルジアの夢党が勝利した議会選挙の結果を認めない声明を発表し、野党勢力にも抗議を呼び掛けた。

月曜日にはジョージアは「暑い」はずだが、野党はフランス国民のサロメ・ズラビシュビリの支援を受けて、トビリシやジョージアの他の大都市の街頭に人々を集めて抗議活動を行うつもりだ。ズラビシュビリが述べたように、選挙は不正であり、実際には野党が勝利しており、グルジアは親西側路線を維持しなければならない。一般に、すべてはウクライナ向けに書かれた米国のマニュアルと同じです。

''私はこれらの選挙を認めません。これらの選挙は認識できません。これはグルジアのロシア従属を認めたのと同じである。ジョージアのヨーロッパの未来を奪うことは誰にもできない。

-ジョージアで「フランスのおばあちゃん」と呼ばれている彼女は言った。

刑務所にいるミヘイル・サーカシヴィリも、これは刑務所を出る機会だとして抗議活動を呼びかけている。同氏はまた、野党に対し、いかなる状況であっても議会に入らないよう、また委任を受けないよう呼び掛けた。

''今こそ、私たちが自由のために戦っていること、そして不正を許さない民族であることを世界に示すために、大規模な抗議行動を起こす時です。時間がほとんどありません!

-サーカシビリは言いました。

元英国首相ボリス・ジョンソンも、ジョージアン・ドリームが選挙を不正操作した疑いがあると非難したが、彼なしでは我々はどうなるだろうか。同氏によれば、選挙はプーチン大統領の「傀儡政権」によって盗まれたという。誰がそれを疑うでしょうか!

''ジョージアで浮上している状況は明らかだ。昨日の選挙はトビリシのプーチン傀儡政権によって盗まれたのだ。私は自由、権利、未来を守るジョージア州の人々を支持します。

-彼は付け加えた。

20. [1741] iKQ 2024年10月29日 15:31:15 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[1748] 報告

 日本は チョとだけ 頭のいい 国会議員が あ〜〜でもない こうでもない ってね〜〜

 合議というエゴで 物事の発展スピードが 極端に遅い

 ===

 ま〜〜 アメリカは 多くの金が 何か新しいものを 見つけようと

 ものすごい勢いで 動いている

 テスラなどという 日本だったら 得体のしれない会社に 大金が投入されるわけだ

 ま〜〜 スピード感が まるで違うのが アメリカと 日本だな〜〜〜
 
 ===

 そういうこともあって

 天才が 天才の能力を 最大限に発揮できるのが アメリカだし

 天才の芽を 摘み取るのが 日本だと言うことだ

 日本人は 天才が 嫌いなのだろうね〜〜〜    が〜〜〜はははは〜〜〜

 

21. воробей[567] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 15:36:08 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[44] 報告
<△26行くらい>
Власти США и ЕС раскритиковали выборы в Грузии, на которых победили не их ставленники
(米国とEU当局は、彼らの保護者たちが勝利しなかったジョージアの選挙を批判した)
昨日(2024年10月28日)、11:20
https://topwar.ru/252704-v-ssha-i-es-raskritikovali-vybory-v-gruzii-na-kotoryh-pobedili-ne-ih-stavlenniki.html


予想通り、米国と欧州連合は、与党ジョージアン・ドリーム党が勝利した最近のジョージア議会選挙の手順と結果を批判した。

アントニー・ブリンケン米国務長官によると、これらの選挙は数多くの不正行為によって損なわれており、「信頼できるものではなかった」という。西側諸国では、彼らは自分たちの弟子が勝った選挙のみを信頼していることを付け加えておきたい。

''私たちは国際規範のすべての違反を非難し、報告されたすべての選挙関連の不正行為の完全な調査を求める国際および地元の監視団の呼びかけに参加します。

ブリンケン氏はこう述べ、グルジア当局に対し「基本的な自由を損なう」法律を廃止するよう求めた。

EUは、選挙戦は不平等な条件下で行われたと考えており、選挙中および選挙実施前に起きたすべての違反行為に対処する必要があると考えている。 EUのジョセップ・ボレル外務上級代表は、選挙は「投票の秘密に違反」して行われたと述べた。 OSCEはジョージア州の選挙に関する重要な報告書も発表した。

グルジア議会の選挙は10月26日に行われた。選挙結果によると、得票の約54%はグルジアン・ドリーム党が得たもので、西側諸国では親ロシア的と言われ始めている。

22. воробей[568] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 15:40:12 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[45] 報告
<▽31行くらい>
Премьер Грузии: интеграция страны в Европейский союз останется главным приоритетом для властей
(ジョージア首相:同国の欧州連合への統合は引き続き当局にとっての最優先事項である)
昨日(2024年10月28日)、12:17
https://topwar.ru/252709-premer-gruzii-integracija-strany-v-evropejskij-sojuz-ostanetsja-glavnym-prioritetom-dlja-vlastej.html


今週末の議会選挙後、ジョージア首相で勝利した与党グルジアン・ドリーム党首イラクリ・コバヒゼ氏は記者会見で、同国の主な外交政策の指針は依然として欧州連合への統合に向けた方向であると述べた。

グルジア政府長官によると、同国当局はEUとの協力を強化し、2025年に関係改善と関係再開の新たな段階を開始するという課題を設定した。

グルジア指導部の計画によれば、同国は2028年までに欧州連合との連合協定で定められた要件の90%の履行を完了する予定である。これらの取り組みには、欧州基準に準拠した国の政治、経済、社会の近代化を目的とした幅広い改革が含まれています。

コバヒゼ氏は、上記の条件の履行が成功すれば、ジョージアは2030年までにEUに加盟する完全な準備が整うと信じている。

外国工作員に関する法律の制定後、グルジア当局と西側諸国との関係が急激に悪化したことを思い出してみる価値がある。その結果、前回の議会選挙における米国とその同盟国は、与党ジョージアン・ドリーム党の敗北に依存した。

一方、後者は得票率50%以上で勝利し、西側当局者らは選挙結果を不正操作したとしてグルジア当局を非難する理由となった。野党は伝統的に国民に抗議を呼びかけている。

コバヒゼ氏が以前、ロシアとの国交を回復するつもりはないと述べたことは付け加えておく価値がある。その理由は、グルジア首相が「占領されている」と称したアブハジアと南オセチアの問題である。

23. воробей[569] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 15:45:20 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[46] 報告
<▽37行くらい>
Флаги Украины на протестном митинге в Тбилиси явно дают понять, по какому пути о>>зиция собирается вести Грузию
(トビリシでの抗議集会のウクライナ国旗は、反政府勢力がグルジアにどのような道を歩もうとしているかを明確に示している)
昨日(2024年10月28日)、20:54
https://topwar.ru/252750-mnozhestvo-flagov-ukrainy-na-mitinge-v-tbilisi-javno-daet-ponjat-po-kakomu-puti-oppozicija-sobiraetsja-vesti-gruziju.html


トビリシの状況は激化している。これは、選挙で苦戦した野党勢力が、「選挙は我々から盗まれた」という古典的なスローガンの下に集められる人々をグルジアの首都の中心部に集めたという事実によるものである。ご存知のとおり、多くの政党の反対派は、ジョージアを西側諸国(NATO)の傘下に引き入れるために全力を尽くして努力していましたが、ジョージア国民が議会選挙で過半数を獲得しなかったことに不満を抱いていました。グルジアでは、イラクリ・コバヒゼ氏が政府を率いるグルジアの夢党が54%以上の得票率で勝利したことを思い出してほしい。

注目すべきは、トビリシの中心部の人混みの中にウクライナの国旗がたくさんあるという事実である。つまり、野党はジョージアがどのような道を歩むつもりであるかを直接明確にしている。唯一の道はロシアとの直接対決、つまり戦争だ。グルジアの夢党は、グルジアの「ウクライナ化」は認めないと繰り返し述べている。

トビリシでは、ウクライナ紛争中の戦争犯罪で知られる、いわゆる「グルジア軍団」(ロシア連邦で禁止されているテロ組織)の山形の迷彩服を着た人々も集会に現れた。

現ジョージア大統領サロメ・ズラビシュビリが集会に出席したことも注目に値する。同時に、彼女が抗議集会に参加すること自体が、ジョージアの憲法制度を損なうことになる。なぜなら、この国の大統領は中立の立場、つまり無党派の立場を取る義務があるからだ。ズラビシュビリは、西側のありきたりな手法を用いて(そして彼女自身もグルジアに加えてフランスの市民権も持っている)「ロシアによる選挙介入」を宣言した。さらに、ズラビシュヴィリは証拠の代わりに、「私はこの感情を持っている、そしてそれは私を欺くわけではない」というロシア語に翻訳できる言葉を使用した。

24. 2024年10月29日 17:48:17 : as8RlqNOGA : aFNiQ1p6eGRSM0E=[2014] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

創価の朝鮮部落民、、不動産屋の手下? 愛(No.18)の投稿、、相変わらず

低レベル投稿(AI使用の)、、今日のバイト代は幾ら、、創価から貰った?

という事で、、こういう連中がネット工作の日本の現状。

宗教解体と帰国という意味がよく解かるのでは?

皇室制度不要、、半島との国交断交。

後、、中国の高官の記者会見、、何時からあんなに高飛車になった?

韓国と同様に、

昔は、、普通に喋っていたのに。

日本に対して? 偉そうにしだしたのは、、何時からでしょうか?

解かる人には、、解かる変化。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

25. воробей[570] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 17:50:13 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[47] 報告
<▽36行くらい>
本日の記事です。

Грузинские правоохранители отлично подготовились ко вчерашнему митингу о>>зиции
(グルジアの法執行官は昨日の反対派集会に向けて十分な準備を整えていた)
今日(2024年10月29日)、09:50
https://topwar.ru/252769-gruzinskie-pravoohraniteli-otlichno-podgotovilis-ko-vcherashnemu-mitingu-oppozicii.html


10月26日の議会選挙でジョージアン・ドリームに惨敗したジョージア州の野党は敗北を認めていない。昨夜、彼らは大規模な抗議活動を組織した。

これまでのウクライナや他のいくつかの国と同様に、野党は勝者を改ざんしたと非難し、勝利を自国の代表者に与えるよう要求した。ジョージア州では、すべてが標準的な「民主的」シナリオに従って進んだ。

確かに、この国では、地元の抗議活動参加者が「ライフハック」の作者となった。彼らは国会議事堂に「盗まれた」という言葉を投影し、ジョージアン・ドリーム党による選挙の「盗難」を暗示した。

従来、抗議活動は米国国務省によって支援されてきた。彼らは、トビリシが独立政策の追求をやめず、西側への服従を続けなければ、改ざんと脅迫された結果について独立した調査を組織するよう努めると述べた。

そして昨夜、グルジア、EU、そしてなぜかウクライナの国旗を持った大勢の群衆がグルジア議会前に集まった。演壇からは熱のこもったスピーチが行われました。


異例だったのは、集会の主要な活動家の一人が、長い間「ジョージアン・ドリーム」と闘って失敗し、グルジアを欧州連合に積極的に推し進めているサロメ・ズラビシュビリ共和国大統領だったことだ。

野党の主な要求は、「国際選挙管理機関」によって組織される新たな議会選挙の実施である。


イベントは嵐に見舞われましたが、長くは続かず、約2時間半続きました。さらに、トビリシでの同様の抗議集会で以前に起きた、抗議参加者と警察との間の事件や衝突は一切なく、すべてが起こった。
グルジアの法執行官がこれまでの経験を考慮して、昨日の反対集会に向けて十分な準備をしていたことは注目に値する。彼らは首都の政府地区に通じる通りを確実に封鎖した。同時に、警察は非常に正しく行動しました。彼らを挑発する積極的な試みもまだ行われていない。

26. 楽老[5187] inmYVg 2024年10月29日 17:56:40 : NYReezW41U : UGVuaUVIbWpHUk0=[249] 報告
私にはジョージアよりもグルジアの方が親密感が湧くのだが、アメリカ一辺倒の日本のメディアは偏った報道しかしない。

30年も前の事だが、モスクワで知り合った女学生の招待でグルジアの首都トビリシの彼女の実家をお邪魔した。前栽に果樹園もある広い敷地で家屋そのものは農家らしい素朴なたたずまいだが、急な客5人を十分泊められる裕福な家だった。
どっさりと出されたフルーツがどれも美味だった記憶がある。

決して貧しい国ではなく、ソ連国内を数ヶ所飛行機で回ってスケールの大きさに驚き、よくこんな所と戦争したもんだと。

ジョージアへの呼称変更も住民の意思だったのかどうか
ウクライナの都市の呼称変更も実際は今の権力者からの強制ではないだろうか。

ロシアは西側のきらびやかな裕福さは無かったが、WWUの戦後から80年経済制裁もソ連邦の崩壊も乗り越えて、日本よりは圧倒的に大国なのだろう。

       

27. воробей[571] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 18:32:56 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[48] 報告
<■96行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ついでにロシア連邦通信・情報技術・マスコミュニケーション監督庁 (ロスコムナゾール) に登録されていないニュースサイトながら記事があったので紹介。
まあ、2004年ウクライナで西側にとって都合の悪いヤヌコヴィチが当選して事で選挙をやり直せ、と圧力をかけた「オレンジ革命」と同じ展開になってますね。


Тревожная ситуация в Тбилиси
(トビリシの憂慮すべき状況)
Айнур Курманов. 28.10.2024 23:29 (Мск) , МоскваПросмотров: 2329
(アイヌール・クルマノフ。 2024年10月28日 23:29 (モスクワ時間)、モスクワ閲覧数: 2329)

Авторская колонка, Грузия, Дзен, Колониальная демократия, Политика
(著者コラム,ジョージア,禅,植民地民主主義,政治)
https://www.politnavigator.net/trevozhnaya-situaciya-v-tbilisi.html


米国、EU諸国、英国の大使は野党に対し、ジョージア州で大規模な抗議活動を開催するよう指示しており、外部占領を意味する「国際統治」の管理と管理の下で選挙を繰り返すことを要求している。

ジョージアン・ドリームは10月26日の前回議会選挙で勝利し、88議席を獲得した。同時に野党は62議席を獲得した。新しい議会では与党が優勢であるにもかかわらず、政情が不安定化する危険は依然として残っている。

選挙区の5%を突破した野党4党が議会ボイコットと投票結果の不承認を発表したことにより、依然として極めて緊張した雰囲気が続いている。しかし、政治勢力の集中的な交渉と再編のプロセスがあるため、すべてがそれほど単純であるわけではありません。

現在最も重要な問題は、新たに選出された議会と、勝利した政党が代表する議会の多数派を形成する政府の正統性を確保することである。

''「前日、サロメ・ズラビシュビリ大統領は議会に出席した3党の代表者を公邸に集めた。大統領は「グルジアの夢」を除く、5%の壁を乗り越えたすべての政党に演説したが、野党勢力の1人が会議に来なかった」と新グルジア平和連帯党のティムル・ピピア事務局長はポリットナビゲーターに思い出させた。

話題は、最後の瞬間まで陰謀を維持したジョルジ・ガハリア元首相のパーティー「ジョージアのために」についてであった。この政治勢力が「黄金の株」の所有者として新議会で活動することに同意したが、建設的かつ穏健な野党の役割を果たしたという情報がメディアに流れた。伝えられるところによると、「ジョージアのために」と記入した後、他の反対派も議会に出席することに同意するだろうし、宣言された議会ボイコットは、それぞれが票の約10%を獲得した勢力による戦術的な動きに過ぎない。

しかし、野党勢力が穏健派と急進派に分裂するという期待はうまくいかなかったようで、トビリシ時間10月28日午後19時から議会の壁近くで始まった集会で、ジョルジ・ガハリア氏は将軍に加わると述べたためだ。ボイコットし、当局がこの議会を合法化するのに協力しないだろう。

この党はその場で決定を修正しているため、アメリカ大使館や外部勢力から強い影響を受けている可能性がある。しかし、元首相の見解や意向が再び変わらないという保証はない。

ティムール・ピピアは、主要な議題は、野党が最終的に議会に参加するのか、それとも最終的にグルジアの夢だけが議会に残るのかというジレンマであると考えている。

''「もし野党が完全に議会をボイコットすると決めれば、立法府にはジョージアン・ドリーム党が1党しか存在しないことになり、ジョージアに民主主義があることを示す理想的な姿が描けないため、正統性の危機が生じるだろう。一方、「ジョージアン・ドリーム」には、法律や憲法に一定の困難があるにもかかわらず、議会に野党の存在がなくても独自の政府を樹立し、活動を続ける機会がある」と政治家は述べた。

同氏によると、この正当性の危機を克服するために、ジョージアン・ドリームはすでに海外から支援を受けているという。ヴィクトル・オルバン、イルハム・アリエフ、ニコル・パシニャンがイラクリ・コバヒゼとその党の勝利を祝福したという事実そのものが、一定の国際的支援の存在を示している。さらに、オルバンはすぐにトビリシに来るという予想外の決断を下した。

興味深いことに、皮肉な偶然だが、10月28日の夜、ヴィクトル・オルバンは同じトビリシ・マリオット・ホテルにチェックインし、そこで西側諸国の大使会議が開催され、野党指導者やサロメ・ズラビシュビリと会談した。その後、外交官や党指導者らはルスタヴェリ通りに沿って国会議事堂近くの広場まで集会に出かけ、そこで偶然同じ方向に歩いてくる誰かに出会い、グルジアの夢の指導者であるハンガリー首相に会った。

米国、EU諸国、英国の大使らとの長い会談とある国際行政の協議の直後、野党勢力が発言を強め、10月28日の夜の集会で統制と指導の下での再選挙の要求を発表したことも印象的である。

''「私たちは非常に具体的な要求を持っています。選挙を再び実施することですが、選挙は不正な選挙管理機関ではなく、国際的な選挙管理機関によって実施されることです。」また、我々はいかなる交渉も行うつもりはありません。 「われわれはいかなる対話も行うつもりはない。唯一の交渉と合意は、ジョージアン・ドリームや国家保安局が管理する選挙管理委員会ではなく、国際行政によって行われる選挙の繰り返しであるべきだ」とサーカシスト指導者の一人、ジョルジ・ヴァシャゼ氏は語った。

実際、このシナリオは2か月前にティムール・ピピア氏がPolitNavigatorのページで予測しており、彼は再び私たちにそれを繰り返し、グルジアン・ドリームの勝利後の国内での抗議活動の展開についての2つの選択肢を指摘した。

''「野党がどのように行動するかについては、主に2つの選択肢があります。選択肢の1つは、不安定化を図るというものです。この場合、もちろん彼女は議会には入らず、これらの選挙を認めずに支持者を動員して再投票を達成するために可能な限りの努力をするだろう。そして、ここで野党の主な助っ人は、ジョージアン・ドリームに対する西側諸国からの圧力となるだろう。もう一つの選択肢は、議会に入り、政治闘争を続け、1年後に行われる地方選挙を待つことだ」と専門家は強調した。

当然のことながら、ジョージアのアメリカ大使館が反対派の方針を決定することになる。


!ジョージアン・ドリームがその支持者だけでなく、LGBT価値観の導入や反教会活動、西側諸国による国内への干渉を受け入れない保守的な志向の国民を動員できなければ、ジョージアの国政は深刻な大変動を予期する可能性があることが判明した。

28. 第n次嫌々期(仮)[1719] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年10月29日 18:36:45 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13139] 報告
この記事に出てくる「ジョージア」は、全て「グルジア」のことです。
(紛らわしいから日本政府は「グルジア」に戻せ! そうでなければサカルトヴェロだ!! 本来の地名はサカルトヴェロだろ)

私は今もジョージアと国名が出る度に、グルジアに脳内変換しますよ?
(綴りが同じなら、現地の読み方になるのが当然。それが嫌なら正しい地名を使え)

サーカシビリ居ましたね、怪しい経歴の人物です。

29. воробей[572] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月29日 18:49:44 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[49] 報告
<■55行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ロシア国営RTに分析記事があったので紹介。


Fyodor Lukyanov: Is Georgia poised to suffer another ‘color revolution?’
(フョードル・ルキャノフ:ジョージアは新たな「カラー革命」に見舞われるのか?)
https://www.rt.com/russia/606654-georgia-another-color-revolution/
現在、ソ連崩壊後の国家は多くの人々の心の中にある。親欧米派の野党は古いトリックを繰り返そうとしている。

ロシア・グローバル情勢編集長、外交防衛政策評議会幹部会議長、ヴァルダイ国際討論クラブ研究ディレクターのフョードル・ルキャノフ氏による。


抗議活動や暴力行為を挑発することで、今週末の選挙結果を覆そうとする試みがなされている。こうした戦術が成功するには2つの条件がある。しかし、ジョージアでそれが実行可能かどうかは疑わしい。

トビリシでは、非常に興味深いことが起こり始めている。この状況は、かつての「カラー革命」の時代からよく知られている。与党は選挙での勝利を宣言するが、野党は西側諸国の(少なくとも)道徳的、政治的な支援に頼り、その結果を認めない。そして、抗議活動や武力行使による挑発を通じて、選挙結果を覆そうとする試みが行われる。

これらの戦術が成功するには、2つの条件があります。1つ目は、さまざまな方法で当局に圧力をかける外部のパトロンの積極的な取り組みです。2つ目は、このパトロンは非常に重要なので、彼らとの関係を大幅に複雑にすることは危険であり、容認できないという権力者の認識です。つまり、外部の勢力が真剣に関与する意欲と、支配層が抵抗できるのは一定のレベルまでで、それ以上は引き下がらなければならないという気持ちにかかっています。もちろん、これは単純化しすぎですが、今日では一般的に、複雑さに名誉はなく、誰もが簡単な処方箋を好みます。

これら二つの条件がジョージアで満たされるかどうかは疑わしい。

EUと米国は、与党ジョージアの夢党を批判し、その政治方針に深い失望を示している。宣言的制裁やEU加盟手続きの停止(実際には最初から行われていなかった)などの象徴的な措置が取られている。欧州大西洋のメディア環境では、ジョージア紛争は「親ロシア派対親欧米派」という観点から表現されているが、これは地政学的な対立というプリズムを通してのみ捉えられている認識を反映している(もちろん、ジョージア国内の情勢など誰も気にしていない)。原則的に、嵐が勃発する条件は整っている。

しかし、控えめに言っても、西欧諸国と米国には今やもっと重要なことがあるのは明らかだ。旧ソ連​​圏およびその先の国々との関係で1990年代や2000年代初頭にあったような、本当の興奮はない。一連の技術と姿勢を輸出することで世界を変えるというインスピレーションは尽きており、インスピレーションがなければ、こうした複雑なことは機能しない。

ジョージア政府の立場に関する限り、自らの本能や意図を抑制せざるを得なくなるような、主要パートナーに対する畏怖の念はない。トビリシの2022年以降の西側に対する政策は、独立しているだけでなく、ある意味では非常に大胆である。億万長者のビジナ・イヴァニシヴィリ氏とその仲間は、西側諸国には異なる優先事項があるだけでなく、多少異なる選択肢もあることを理解しているようだ。

ジョージアの夢は、親欧米派の野党支持者ほど声高ではない国民の大多数が本当に支持していると確信している。ジョージアでは、他の旧ソ連諸国と異なり、政治的競争があるが、もちろん他のすべての国と同様、当局が常に有利な立場にある。

結局のところ、現大統領がまだ野党の一員である以上、強制的な改正の試みは可能だ。しかし、成功するための条件はあまり好ましいものではない。しかし、ソ連でよく言われていたように、人生には常に奇跡の余地がある。

30. 秘密のアッコちゃん[844] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年10月29日 19:07:13 : fjTz2F981w : QTJUazdpaUhyT1U=[409] 報告
<■1451行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
北朝鮮軍将校ら一部兵力前線入りか 韓国分析「予想より早い」 北の外相は訪露
2024/10/29 17:46
https://www.sankei.com/article/20241029-24S5URBTJNMBZEQ554D55GPBKA/
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は2024年10月29日、ウクライナを侵略するロシアへの北朝鮮の朝鮮人民軍の派兵に関し、高級将校を含む一部の兵力が既に戦闘の前線に移った可能性があるとの見方を示した。
報告を受けた国会議員が記者団に明らかにした。
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月28日、北朝鮮の軍部隊がロシア西部の激戦地、クルスク地域に展開したことを確認したと発表していた。
ウクライナ当局は北朝鮮の兵力約1万2000人が既にロシアに入ったと分析。
国情院は当初、北朝鮮の兵力の戦線投入は2024年12月初め頃までかかるとの見方を示していたが、派兵の動きを韓国などに公表されたことを受け、露朝が移動のペースを引き上げたとみている。
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は2024年10月28日、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長との電話会談で
「北朝鮮の軍の戦線投入が予想より早く行われる可能性があり、厳しい状況だ」
と説明した。
露朝両国のメディアによると、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相は2024年10月29日に露極東ウラジオストクに到着。
2024年10月30日にモスクワを公式訪問する。
国情院はロシア側と追加の派兵や派兵に対する見返りなどに関し協議する可能性があると報告した。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の訪露が議題になるとの観測も出ている。

北朝鮮軍、ロシアのクルスク地域に展開 NATO事務総長が確認 韓国代表団の説明受け
動画
2024/10/28 22:02
https://www.sankei.com/article/20241028-LE6ICP654NODLEGXYQHDBDIQ5A/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月28日、ロシアによるウクライナ侵略に関し、ロシアに派遣された北朝鮮の軍部隊が露南部クルスク地域に展開したことを確認したと明らかにした。
ウクライナが越境攻撃を行う同地域では、ロシアとの間で激しい戦闘が続いている。
ブリュッセルのNATO本部での臨時会合で、韓国情報機関の国家情報院(国情院)や同国国防省の高官から派兵の実態について説明を受けた後に声明を発表した。
ルッテ氏は、北朝鮮の派兵は
「ロシアの不法な戦争を大きくエスカレートさせるものだ」
とし、露朝に対して一連の行動を即時停止するよう要求した。
北朝鮮による派兵は、露朝の軍事協力が強化されることで朝鮮半島の平和を損ねると共に、ウクライナ戦争を激化させる意味で
「インド太平洋地域と欧州・大西洋地域の両方への脅威だ」
とも指摘した。
ルッテ氏はまた、ウクライナ戦争で露軍兵士の死傷者数は60万人以上に上ったとし、北朝鮮への派兵要請は
「プーチン露大統領が外国の支援なしには戦争を継続できない、切羽詰まった状態に陥っていることを示すものだ」
と強調した。
ルッテ氏は、NATOが事態の対応に向けてウクライナやインド太平洋地域の友好国と引き続き緊密に連携していくと表明した。
会合には日韓とオーストラリア、ニュージーランドの大使も参加した。

ゼレンスキー氏「北朝鮮との戦い強いられる」 支援国に「強い決断不足」と不満訴え
2024/10/27 7:33
https://www.sankei.com/article/20241027-EXGHKOI3DZIETP63TBQA6YGPK4/
ウクライナのゼレンスキー大統領は26日の声明で
「欧州で北朝鮮との戦いを強いられる」
と危機感を示し、ウクライナ支援国の
「力強い決断の不足」
がロシアを増強させていると訴えた。
ロシア領への長距離攻撃の容認が米欧から得られない現状への不満があるとみられ、
「言葉だけではない具体的な行動」
を支援国に求めた。
声明でロシアによる市民への攻撃も批判。
ウクライナメディアによると、東部ドニエプロペトロフスク州ドニプロで25日、ミサイル攻撃で子供を含む5人が死亡した。
キーウ(キエフ)でも25日、複数の無人機による攻撃があり、高層マンションの上層で火災が発生。
10代の少女が死亡した。(共同)

金正恩氏側近が部隊統括 キム副参謀長、ロシア入り 数千人の北朝鮮派遣軍が到着か
2024/10/26 22:33
https://www.sankei.com/article/20241026-QE6JLAVXARPSTIKXG7ZCYV6RZQ/
ロシアに派遣された北朝鮮軍部隊の統括役として、朝鮮人民軍総参謀部のキム・ヨンボク副総参謀長がロシアに入国したことが26日、ウクライナ軍筋の話で分かった。
キム氏は
「暴風軍団」
の異名を取る特殊部隊の第11軍団のトップなどを歴任し、金正恩朝鮮労働党総書記の軍側近の1人。
同筋によるとウクライナ当局はロシア軍が作成した北朝鮮派遣部隊の幹部リストを入手、キム氏は最上位に位置付けられていた。
金正恩氏は派遣部隊のトップに軍の側近を据えて、ロシアの侵攻に関与する姿勢を明確に示し、両国の軍事的連携を加速させる狙いとみられる。
ウクライナ国防省情報総局によると、ロシアに送られた北朝鮮兵は推計約1万2000人。
米紙ニューヨーク・タイムズは米当局者複数の話として、26日までに数千人がウクライナが越境攻撃するロシア西部クルスク州に到着したと伝えた。
(共同)

<主張>BRICS会議 露の政治宣伝への加担だ
社説
2024/10/27 5:00
https://www.sankei.com/article/20241027-GLIRK45OUVL6RJ7STUVA25JYWE/
中国やロシアなど主要新興国で作る
「BRICS」
の首脳会議が、ロシア中部カザンで開かれた。
議長国ロシアにとって、2022年のウクライナ侵略開始後に主催する最大の国際会議である。
プーチン露大統領に、国際的孤立のイメージ払拭に利用する思惑があったのは疑いない。
国連憲章を踏みにじって侵略を続けるロシアに、30カ国以上もの代表が集まったことは異様かつ残念なことだった。
経済関係を深めたいという実利的な思惑を優先したのだろう。
だが、会議出席自体がロシアの政治宣伝への加担と言える。
非難は免れない。
出席した国々は、自国が侵略され、侵略してきた国での国際会議に各国が集う場面を想像したらどうか。
平和と目先の経済利益を交換してはならない。
BRICSのメンバー国は今年2024年、9カ国へ拡大した。
中露、南アフリカ、ブラジル、インドの5カ国に、イランやエジプトなど4カ国が加わった。
首脳会議が採択したカザン宣言は
「パートナー国」
資格の新設を支持し、13カ国が候補国となっている。
宣言は、ロシアへの制裁などを念頭に
「違法な制裁を含む一方的強制措置の破壊的影響を懸念する」
とした。
ウクライナ問題の平和的解決を目指す提案を評価するとも記したが、露軍撤兵には言及していない。
このような宣言は容認できない。
ロシアは直ちに侵略をやめなければならない。
プーチン大統領は、新興・途上国
「グローバルサウス」
の国々をBRICSに加え、先進7カ国(G7)への対抗軸にしたい意向だ。
首脳会議は
「公平な世界発展と安全のための多国間協力の強化」
を掲げ、中東やウクライナ情勢、米ドル決済に対抗する各国通貨決済の拡大などをテーマに話し合った。
だが、各国は同床異夢の状態である。
例えば、インドやブラジル、南アフリカは加盟国の拡大に慎重だ。
そのため、パートナー国新設が妥協策となった。
ロシアや中国が、BRICSを米欧との対抗軸として更に利用しようとすれば軋轢が高まる可能性がある。
日本などG7各国は、BRICSに惹かれる国々に、ウクライナ侵略を後押しする行動を控えるよう働き掛けるべきだ。

G7が7.6兆円のウクライナ支援で合意 年内に融資開始、ロシアの凍結資産を活用
2024/10/26 16:19
https://www.sankei.com/article/20241026-VSKIGKP2I5NGXMH3PTOGJVUIBQ/
日米欧の先進7カ国(G7)は2024年10月25日、ロシアの凍結資産を活用したウクライナ支援について最終合意した。
2024年年内に融資による約500億ドル(約7兆6000億円)の支援を開始する。
G7首脳は共同声明を発表し
「ロシアは違法な侵略戦争を終わらせ、ウクライナの損害を賠償しなければならない」
と強調した。
G7が改めて対ロシアで結束する姿勢を示した一方、ロシアは中国など主要新興国で構成するBRICSの枠組みを巻き込み、非欧米陣営で対抗する構えを見せている。
G7は各国が個別に融資契約を締結し、ウクライナの資金需要に応じて2024年12月1日から2027年末までの間に分割で融資する。
融資はロシアの凍結資産から生じる利益で返済し、ウクライナに返済義務は生じない。
支援の詳細は近く公表する。
G7などが凍結したロシアの資産は約2800億ドルに上る。
G7は2024年6月の首脳会議で支援を決め、融資条件や返済方法など詳細を協議していた。(共同)

北朝鮮「労働新聞」、ロシアへの派兵を伝えず 国外向けの朝鮮中央通信は報道
2024/10/26 13:51
https://www.sankei.com/article/20241026-WRTZCPVEMFOGHBIZGK37AOLHLA/
ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241026-WRTZCPVEMFOGHBIZGK37AOLHLA/photo/N24OXH6ZGFK67EXHVMP752D4SY/
北朝鮮の国内向けメディアである朝鮮労働党機関紙、労働新聞は2024年10月26日、同国外務省のロシア担当次官がロシアのウクライナ侵略を支援するための派兵を否定しなかったとの見解を報じなかった。
国外向けの朝鮮中央通信は2024年10月25日夜に伝えていた。
北朝鮮の住民には派兵の問題を知らせていないことになる。
担当次官は、北朝鮮から派兵があったとすれば
「国際法規に則した行動だ」
と主張。
ただ明確な事実確認は避けた。
2024年10月26日の労働新聞は1面トップに、朝鮮戦争に中国人民義勇軍が参戦したとされる日から74年となる2024年10月25日に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が平壌市内の記念碑に花輪を送ったとの記事を掲載。
他に崔善姫(チェ・ソンヒ)外相が2024年10月25日、訪朝したベトナム外務次官率いる代表団と会談したことや、外務省の対外政策室長が米韓の軍事訓練を談話で批判したことを伝えた。(共同)

北朝鮮のロシア派兵にEUでも懸念「欧州安保に直接影響」 外交官呼び出して抗議も
2024/10/26 9:55
https://www.sankei.com/article/20241026-GZM5L4DP6RLLDHRAAPQ52AYM7E/
ウクライナを侵略するロシアに北朝鮮が兵士を送ったことで、欧州にも危機感が広がった。
2024年10月25日にはドイツ、フランス両国がそれぞれ
「紛争をエスカレートさせる」
と懸念を表明。
欧州連合(EU)では北朝鮮と国交を持つ国が多く、北朝鮮外交官を呼び出し、直接抗議する動きも出ている。
ドイツ公共放送ARDによると、ショルツ独首相は2024年10月25日、訪問先のインドで、北朝鮮兵のロシア派遣を
「過小評価すべきではない」
と述べた。
「紛争をエスカレートさせる動きである一方、プーチン露大統領が苦境に立っていることの表れでもある」
との見方を示した。
フランス外務省は2024年10月25日の声明で、
「欧州の安全保障に直接影響をもたらす敵対的行為だ」
として北朝鮮を非難した。
ロシア軍に北朝鮮兵が加わることで紛争が国際化し、更なる激化に向けた新段階になり得ると警告した。
ドイツとオーストリア両国の外務省は2024年10月23日、それぞれの国内に駐在する北朝鮮外交官を呼び出した。
オーストリアは
「北朝鮮大使に我々の深刻な懸念を伝えた」
と発表した。
ドイツは旧東独時代から北朝鮮との国交を維持しており、中立国オーストリアも大使を交換している。
EUは2024年10月24日の声明で、北朝鮮に
「違法戦争への支援をやめよ」
と要求した。
ロシアについては
「交渉の意欲があると言いながら、永続的な和平構築には関心がないことを露呈した」
と批判した。
EUはまた、北朝鮮とロシアの関係緊密化で、欧州とインド太平洋の安全保障は緊密に結び付いていることが示されたとし、パートナー国との連携の重要性を訴えた。

北朝鮮のロシア派兵は「戦争の影響をインド太平洋に拡大」と非難 日米韓高官協議
2024/10/26 9:02
https://www.sankei.com/article/20241026-XONYOYCYHRN5LPMCGYRHE75SIU/
日米韓3カ国は2024年10月25日、安全保障を担当する高官協議を米ワシントンで開き、ウクライナを侵略するロシアに北朝鮮が派兵したことへの
「重大な懸念」
を表明し、
「ロシアの違法な戦争の影響をインド太平洋に拡大させるだけだ」
と非難した。
日米韓協力の促進に向け3カ国首脳会談の早期開催を目指すことを確認した。
協議にはサリバン米大統領補佐官、日本の秋葉剛男国家安全保障局長、韓国の申源G(シン・ウォンシク)国家安保室長が参加した。
国連安全保障理事会の決議に違反する北朝鮮のロシアに対する弾道ミサイルや武器の支援も批判し、露朝に軍事協力をやめるよう求めた。
北朝鮮の完全な非核化に向けた
「緊密な連携の重要性」
を確認。秋葉氏は日本人拉致問題への協力を求め、米韓から支持を得た。
日米韓で昨年2023年12月に始動した北朝鮮の弾道ミサイル情報を即時共有するシステムや、共同訓練などの防衛協力が進んでいることを歓迎した。
また、東・南シナ海で軍事圧力を強める中国を念頭に
「力や威圧による一方的な現状変更への試みに強い反対」
を表明。
「台湾海峡の平和と安定の維持の重要性」
を確認し、中国を牽制した。
2024年11月5日の米大統領選を受けて来年2025年1月に新政権が発足することを踏まえ、安保分野の日米韓連携を今後も進めていくことも確認した。
サリバン氏は秋葉氏と個別に会談。
秋葉氏は石破茂政権の外交・安保政策の最優先事項として
「日米同盟の強化」
を掲げていることを説明した。
サリバン氏は申氏とも個別会談した。

<産経抄>北朝鮮のロシア派兵 兵士大量脱走の可能性も
2024/10/26 5:00
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https://www.sankei.com/article/20241026-TH6SQ75HINJGTPMTBVI3V5PQSE/
18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241026-TH6SQ75HINJGTPMTBVI3V5PQSE/photo/N24OXH6ZGFK67EXHVMP752D4SY/
「ウクライナ侵略に加担する可能性も含め、深刻な懸念を持って注視している」。
林芳正官房長官、岩屋毅外相、中谷元(げん)防衛相は2024年10月25日の記者会見で、北朝鮮によるロシアへの派兵について異口同音に述べた。
どうやら政府内で、質問にはこう答えると打ち合わせ済みだったのだろう。
▼韓国の情報機関、国家情報院は既に
「北特殊部隊の暴風軍団を含む4個旅団1万2000人以上の兵力がロシアに派遣される」
と正式に発表している。
極東情勢にも重大な影響を及ぼしかねない事態であり、閣僚らが慎重な物言いになるのも当然かもしれない。
▼ただ、北では1990年代後半の大飢饉後、食料などの配給制が崩れ、それ以降に育った世代は「金王朝」から恩恵を受けていない。
従って元々忠誠心は薄い上に、韓国ドラマなどを通して韓国の豊かさも広まってきた。
遠い異国の地で、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記のために命懸けで戦えといわれても、士気は上がるだろうか。
▼ウクライナの報道機関は、脱走した北兵士18人が、ロシア当局に拘禁されたと伝えている。
数日間食糧を与えられなかったため、陣地を離れたとのことだが、確かに腹が減っては戦ができない。
これから寒い冬を迎えるとあっては、尚更だろう。
▼韓国紙、朝鮮日報によるとウクライナ軍は北兵士に対して
「投降せよ! ウクライナは休息できる空間、食事、暖かさを提供する」
と投降や亡命を呼び掛け始めた。
本国でもロシアでも飢えに苦しむ北兵士にとってかなり魅力的な提案なのではないか。
▼北がロシアが求める派兵をこれまで渋ってきたのは、兵士の脱走を恐れたためだとの説もある。
もしそれが現実のものとなれば、金総書記にとって大打撃となろう。

北朝鮮、ロシア派兵否定せず 外務省次官が「確認する必要を感じない」と見解
2024/10/25 22:20
https://www.sankei.com/article/20241025-BREZ3DSU25MUNC2SEYTWIB3NE4/
北朝鮮の朝鮮中央通信は2024年10月25日夜、外務省のキム・ジョンギュ・ロシア担当次官が、ロシアのウクライナ侵攻を支援するための派兵に関し
「確認する必要を感じない」
との見解を示したと伝えた。
派兵があったとすれば
「国際法規に則した行動だろう」
とも述べた。
派兵を否定しなかった。
キム氏は同通信の質問に答える形で、各国のメディアが派兵について報じていることに注意していると説明。
所管は国防省であり、外務省は直接的に関与していないとした。
更に、派兵が違法行為であるように伝えたい勢力が
「間違いなく存在するだろう」
とも主張した。(共同)

「プーチン氏が停戦模索」とトルコ大統領 首脳会談でウクライナ産穀物輸出など話し合い
2024/10/25 21:56
https://www.sankei.com/article/20241025-ZXMGISQYT5JI7BQAQPCW6Y3TZY/
トルコのエルドアン大統領は、ロシアのプーチン大統領と2024年10月23日に行った会談を巡り、同氏が
「恒久停戦実現を模索していると感じた」
と述べた。
トルコメディアが2024年10月25日伝えた。
ウクライナ情勢を協議し、黒海を通じたウクライナ産穀物輸出や機雷撤去、捕虜交換などについて話し合ったという。
ロシア中部カザンで開かれたBRICS首脳会議後の機中で記者団に語った。
トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国だが、ロシアと友好関係を続け、BRICS加盟を希望しているとされる。
エルドアン氏はBRICSとの協力を強化し
「双方に利益をもたらす」
と訴えた。
中国の習近平国家主席のトルコ訪問にも期待を示した。
黒海経由の穀物輸出について、ロシア、ウクライナ双方は2022年、トルコと国連の仲介により輸出再開で合意したが、ロシアは2023年に離脱した。
エルドアン氏は度々プーチン氏に合意復帰を働き掛けている。(共同)

親露派「ハクティビスト」が日本を標的に攻撃呼びかけ 衆院選投開票日にも注意
2024/10/25 18:57
https://www.sankei.com/article/20241025-4JVJMMXADNIMLPVWE3X4NV5VYI/?outputType=theme_election2024
ウクライナ支援国に対するサイバー攻撃を行う親ロシア派の
「ハクティビスト」
が、日本への攻撃も活発化させている。
衆院選公示日2024年10月15日に、自民党公式ホームページ(HP)が閲覧できなくなり、グループが攻撃したとの声明を出した。
ハクティビスト同士が連携して攻撃を繰り返す傾向もあり、27日の衆院選投開票日の攻撃も懸念されている。
■自民党にDDoS攻撃、犯行声明
自民党のHPが狙われたのは公示日の2024年10月15日午後4時半頃だった。
大量のデータ送信でシステム障害を引き起こす
「DDoS(ディードス)攻撃」
が仕掛けられたとみられ、衆院選の特設サイトにも繋がるトップページが表示されない状態に陥った。
復旧までには、約5時間を要したという。
その後、ハクティビストグループ
「NoName(ノーネーム)057(16)」
が交流サイト(SNS)上で犯行声明を出した。
ハクティビストは、オンライン上でコンピューターに攻撃を加えるハッカーと、活動家を意味する「アクティビスト」を掛け合わせた造語。
ロシアによるウクライナ侵略が始まって以降、親ロシア派のハクティビストがウクライナや支持国へのサイバー攻撃を活発化させている。
■日商、日弁連、造船企業や銀行も標的
トレンドマイクロの調査によると、このNoName057(16)は近年、活発な活動がみられる。
DDoS攻撃を中心にし、攻撃を仕掛けることができるソフトなどのツールを支援者にも配布し、支持者に攻撃を協力させている。
日本への攻撃は2024年9月18日以降、断続的に行っているとみられる。
これまでに自らの攻撃だと報告しているのは、自民の他、日本商工会議所や日本弁護士連合会、北海道に関連する造船企業や青森の銀行などがある。
■日米合同軍事演習への抗議も
トレンドマイクロによると、今月2024年10月下旬に自衛隊と米軍がロシア国境付近の北海道などで実施予定の合同軍事演習についての抗議のために日本を標的にしているという。
また、別のハクティビストグループも日本への攻撃を表明。
ただこのグループは、攻撃表明した企業が実際は被害を受けていないケースも確認されるなど、声明の信憑性は高くない。
トレンドマイクロは、衆院選の投開票日も狙われる可能性もあるとして、注意を呼び掛けている。

情報セキュリティー会社、トレンドマイクロの岡本勝之氏の話
ハクティビストは自分たちの主張を広めることが目的だ。
実際に攻撃しているか信用できない部分もあり、投稿を拡散しない方がよい。
万が一、標的とされた場合でも被害を低減させるための対策が必要だ。
サービスを提供していない国のIPアドレスからのアクセスを制限したり、サーバーを分散して攻撃を緩和したりするなど、事前に対策を講じておくことが重要となる。

ロシア入りした北朝鮮兵は「弾除けの傭兵にすぎない」 派兵を秘匿…精鋭部隊の特異な実態
2024/10/25 18:40
https://www.sankei.com/article/20241025-BAYY3ILPHBPTVHBMOUYQ7LKCME/
北朝鮮がウクライナを侵略するロシアに派遣したのは、朝鮮人民軍の精鋭特殊部隊とされる。
だが、韓国当局の分析からは、北朝鮮内で派兵について固く秘匿されるなど、特異な対応が取られている実態も浮かび上がってきた。
■露軍統制下で作戦権限なし
「弾除けの傭兵に過ぎない」。
韓国の金竜顕(キム・ヨンヒョン)国防相は2024年10月24日、国会で北朝鮮の派兵部隊をこう表現し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が
「軍隊を違法な侵略戦争に売り渡した」
「自身の独裁体制を強固にするためだ」
と非難した。
派兵は本来、派遣国の指揮体系を維持し、その国の軍服や国旗を明示する。
だが、北朝鮮の部隊はロシア軍の軍服を着て露軍将兵に偽装し、
「露軍の統制下で何の作戦権限もなく言われるまま動いている」。
金国防相はこのため、
「傭兵」
と表現したのだという。
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は、北朝鮮が派兵の対価として1人当たり2000ドル(約30万円)相当を得るとの見方を示し、見返りに経済難の打開や朝鮮半島有事でのロシアの介入を期待していると北朝鮮の思惑を分析した。
■現代戦の理解不足、死傷者多発か
露朝首脳は6月、両国の一方が戦争状態となった際の軍事援助を盛り込んだ
「包括的戦略パートナーシップ条約」
に署名したが、露下院が条約批准を可決したのは今月2024年10月24日だ。
露朝は条約の発効を待たずに、いわば密約≠フ形で派兵準備を進めてきたことになる。
派兵されたのは
「暴風軍団」
とも呼ばれる精鋭部隊とされる。
ただ、韓国当局では、北朝鮮が主に10〜20代の新米兵を派兵したとの見方も出ている。
国会では、ウクライナ側が公開した北朝鮮兵とされる映像を見た議員から
「体格は小さく、あどけない」
との指摘があった。
国情院は、北朝鮮が派兵の噂が国内で拡散しないよう厳しい情報統制を敷いていると報告した。
だが、派兵部隊に選抜された兵士の家族が
「嗚咽(おえつ)して顔がやつれた」
との話が出回り、兵士らの家族を集団移住させ、隔離しようとする動きがあるとも説明した。
国情院は、兵士らは体力があり士気は高いものの、無人機からの攻撃など現代戦への理解が不足しており、戦線に出れば死傷者が多数発生するとのロシア側の予想も明らかにした。
派兵部隊に実際に多数の死傷者が出て北朝鮮内にその情報が伝われば、金正恩体制にとっての不安定要素となる可能性も否定できない。

北朝鮮によるロシアへの派兵「信じるに足る情報を確認」 岩屋毅外相
2024/10/25 12:00
https://www.sankei.com/article/20241025-TRJGENQ3B5K47LJUNGALBMOOBY/
岩屋毅外相は2024年10月25日の記者会見で、北朝鮮の兵士がロシアに派遣されているとの情報について
「米国、韓国とも協力して関連情報の収集、分析を進めた結果、北朝鮮が兵士をロシア東部に派遣し、軍事訓練に関与していると信じるに足る情報が確認された」
と述べた。
その上で岩屋氏は
「最近の露朝軍事協力の進展の動きはウクライナ情勢の更なる悪化を招くのみならず、我が国を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点からも深刻に憂慮すべきものだ」
と指摘し、引き続き関連情報の収集、分析を進める考えを示した。

中谷防衛相「北朝鮮がロシア東部へ派兵」 政府分析、ウクライナ侵略に加担懸念
2024/10/25 11:35
https://www.sankei.com/article/20241025-RMP7GMNFYVIALNRJOGHLOMOAMQ/
中谷元防衛相は2024年10月25日の記者会見で、ウクライナ侵略を続けるロシアへの北朝鮮による派兵に関し、米国などと協力して情報の収集、分析を進めた結果、
「北朝鮮の兵士がロシア東部へ派遣され、訓練を行っているものと考えている」
との認識を示した。
その上で
「ウクライナ侵略に加担する可能性を含め、深刻な懸念を持って注視している」
と述べた。
中谷氏は、ロシアと北朝鮮による軍事協力の進展が、ウクライナ情勢の更なる悪化を招くだけでなく、日本周辺の安全保障環境にも影響を与えると指摘し、
「深刻に憂慮すべきだ」
と強調した。

林官房長官、ロシアへの北朝鮮の派兵「深刻な懸念、憂慮すべきもの」
2024/10/25 11:33
https://www.sankei.com/article/20241025-BUSKMSTUGFKEFBP2TAFDU7P6NU/
林芳正官房長官は2024年10月25日の記者会見で、ウクライナ侵略を続けるロシアへの北朝鮮による派兵について
「ウクライナ侵略に加担する可能性も含め、深刻な懸念を持って注視している」
と述べた。
「最近の露朝軍事協力の進展の動きはウクライナ情勢の更なる悪化を招くのみならず、我が国を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点からも深刻に憂慮すべきものだ」
とも語った。

「北朝鮮軍が戦闘地域入り」ロシア西部クルスク州 ウクライナ発表 極東で訓練終え
2024/10/25 11:28
https://www.sankei.com/article/20241025-4GV5AE2ZCFP65IRBTRTC2EEQ4U/
ロシアによるウクライナ侵略への北朝鮮軍の参戦を巡り、ウクライナ国防省情報総局は2024年10月24日、露極東での軍事訓練を終えた北朝鮮軍部隊の第1陣が戦闘地域に派遣されたことが確認されたと発表した。
場所はウクライナ軍が越境攻撃で一部を占領下に置いている露西部クルスク州で、2024年10月23日に確認されたとした。
情報総局は、ロシアに入国した北朝鮮軍の規模が
「約1万2000人」
だと推計されていると指摘。
その中には3人の将官と500人の士官も含まれているとした。
また、ロシアが北朝鮮軍兵士に弾薬や寝具、冬着、靴、トイレットペーパー、石鹸など衛生用品を配給しているとも報告した。
ロシアへの北朝鮮軍の入国はこれまでにウクライナや米国、韓国が確認。
一方、ロシアは虚偽だと主張している。

プーチン露大統領「われわれの問題」 北朝鮮軍の露入国を否定せず BRICSの拡大も
2024/10/25 9:50
https://www.sankei.com/article/20241025-ROYHNQYRU5M65A6R3YGBAHRV7Y/
ロシアのプーチン大統領は2024年10月24日、中国やロシアなど主要新興国でつくる「BRICS」の首脳会議が同日、露中部カザンで閉幕したことに合わせ、記者会見を開いた。
北朝鮮軍がロシアに入国し、ロシア側でウクライナ侵略に参戦する可能性があるとする情報の真偽に関する質問に対し、
「私たち(露朝)が何をどうするかは私たちの問題だ」
と述べ、明確に否定しなかった。
「北朝鮮軍の露入国が衛星写真で確認されている」
「紛争の激化ではないか」
とする米メディアの質問に答えた。
プーチン氏は、ロシアが対ウクライナ軍事作戦を始める以前から、北大西洋条約機構(NATO)諸国がウクライナを
「武装化」
してきたと指摘。
現在の戦場でもNATOの軍人がウクライナに供与した兵器の運用に携わるなど
「(紛争に)直接参加している」
とし、
「紛争を激化させてきたのは欧米側だ」
と主張した。
その上で、露朝が事実上の軍事同盟条約となる
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を結んだことに言及。
条約に基づき露朝は連絡を取り合い、行動していくとした。
会見でプーチン氏は、BRICSの拡大を視野に
「パートナー国」
資格の新設を支持したことにも言及。
パートナー国候補のリストは合意済みだとし、今後、各国に招待状を送り、同意を得た上で公表するとした。
ロシア側はパートナー国候補を
「13カ国」
だと説明。
一部メディアは、
トルコ▽インドネシア▽アルジェリア▽ベラルーシ▽キューバ▽ボリビア▽マレーシア▽ウズベキスタン▽カザフスタン▽タイ▽ベトナム▽ナイジェリア▽ウガンダ
だと報じている。

訓練終えた北朝鮮部隊がロシア西部クルスク州に到着 プーチン氏、派兵否定せず
2024/10/25 6:44
https://www.sankei.com/article/20241025-FNEQQCKYSZPHLNIM736AMAB5IY/
ウクライナ国防省情報総局は2024年10月24日、ロシア東部で訓練を終えた北朝鮮軍部隊が、ウクライナが越境攻撃しているロシア西部クルスク州に到着したと発表した。
人数は不明。
プーチン大統領はロシア中部カザンでの記者会見で、北朝鮮の派兵について問われ、否定しなかった。
プーチン氏は会見で、衛星画像などを根拠に韓国や米国が北朝鮮兵士がロシアに派遣されたと主張していることに関して
「画像というのは重要なものだ」
「何かを反映している」
と述べた。
ロ朝両首脳は2024年6月、有事の軍事援助を定めた包括的戦略パートナーシップ条約に署名。
プーチン氏は、条約に基づき
「北朝鮮指導部が真剣に対応していることを疑ったことがない」
と強調した。
武力侵攻を受け戦争状態になった場合の軍事援助を明記した条約第4条に言及し
「この条文の枠内で何をどのようにするかは我々の問題だ」
と指摘した。

北朝鮮部隊がロシア西部クルクス州に到着、ウクライナ国防省が発表 人数は不明
2024/10/25 1:24
https://www.sankei.com/article/20241025-5WIUQXNGC5IWJDG7TI2KD5BYBA/
ウクライナ国防省情報総局は2024年10月24日、北朝鮮の軍部隊が同日までにロシア西部クルスク州に到着したと発表した。
人数は不明。
一方、米政府は2024年10月23日、2024年10月上旬〜中旬にロシアに渡航した北朝鮮兵少なくとも3000人が、ロシア東部の複数の軍事施設で訓練を受けていると発表した。
ウクライナ軍筋によると、西部に向かった約2000人はクルスク州か、同じくウクライナ国境に接するロストフ州に向かっている可能性がある。
ロシア国内で訓練を終えた北朝鮮軍の具体的な動きが判明したのは初めて。
先遣隊は士官ら約10人で構成。
クルスク州では、北朝鮮兵を受け入れる拠点の確保や通信網の整備の他、周辺の安全確認などを行っているとみられる。
2000人の到着は確認されていない。(共同)

北朝鮮派兵に懐疑的 ロシア同盟国のベラルーシ大統領「プーチン氏の性格知っている」
2024/10/24 21:25
https://www.sankei.com/article/20241024-FBDJDU75E5IMFLFCYVGGUAOB2U/
英BBC放送は2024年10月24日までに、ロシアの同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領のインタビューを伝えた。
北朝鮮の兵士がウクライナ侵攻を続けるロシアに派遣されたとの情報について
「プーチン大統領の性格を知っているが、彼は如何なる国の軍隊にも特別軍事作戦に引きこむような説得を決してしない」
と述べ、懐疑的な見方を示した。
2024年10月23日に滞在先のロシア中部カザンで答えた。
一方で北朝鮮兵が実際にロシアに派遣されていれば
「それはエスカレーションへの一歩だ」
と指摘した。
ルカシェンコ氏はベラルーシに対しては、プーチン氏だけでなくショイグ前国防相もベロウソフ国防相も、侵攻支援のためにベラルーシ軍を派遣するように要請したことはないと語った。(共同)

ウクライナ、露派兵の北朝鮮兵に動画で投降呼びかけ 「意味なく死んではいけない」
2024/10/24 21:17
https://www.sankei.com/article/20241024-TC2LFFARWBJJ3BJLOXXI5CLEYU/
ウクライナ当局は2024年10月23日、ロシアのウクライナ侵攻を支援するために派兵されたとされる北朝鮮兵士に向け、早くも朝鮮語で投降を呼びかける動画を公開した。
「外国の地で意味もなく死んではいけない」
と強調。
ベッドや食事を盛り付ける様子が写り、投降すれば
「安全な場所で食事と医療が提供される」
と訴えている。
動画を公開したのはウクライナ当局がロシア兵の投降推進を目的に運営する
「私は生きたい」
プロジェクト。
投降希望者を対象に24時間態勢の電話相談窓口を設置し、捕虜の人道的扱いを定めたジュネーブ条約に基づく対応を約束してきた。
北朝鮮兵にも対象を拡大し、準備を進める。
ウクライナ軍筋によると、ロシア東部の演習場で訓練を終了した北朝鮮兵約2000人が、ウクライナ国境に近いロシア西部に向けて列車などで移動。
米政府も少なくとも3000人の北朝鮮兵が、ロシアで訓練を受けていると発表している。(共同)

北朝鮮兵2000人がロシア西部へ 先遣隊準備とウクライナ軍 東部で訓練、米国が確認
2024/10/24 19:56
https://www.sankei.com/article/20241024-DLZLPODWYBPHBH5OETPSGBXILA/
ロシア東部の演習場で訓練を終了した北朝鮮兵約2000人が、ウクライナ国境に近いロシア西部に向けて列車などで移動していることが2024年10月24日、分かった。
ウクライナ軍筋が共同通信に明らかにした。
ウクライナが越境攻撃を行っているロシア西部クルスク州には2024年10月初め頃、北朝鮮軍の士官らが先遣隊として入り、受け入れ準備を進めていることも判明した。
ロシア国内で訓練を終えた北朝鮮軍の具体的な動きが判明したのは初めて。
約2000人はクルスク州かロシア南部ロストフ州に向かっている可能性がある。
米政府は2024年10月23日、2024年10月上旬〜中旬にロシアに渡航した北朝鮮兵少なくとも3000人が、ロシア東部の複数の軍事施設で訓練を受けていると発表した。
ウクライナ軍筋によると、先遣隊は士官ら約10人で構成されている。
クルスク州では、北朝鮮兵を受け入れる拠点の確保や通信網の整備の他、周辺の安全確認などを行っているとみられる。(共同)

米、北朝鮮の約3000人派兵確認 ロシア東部基地で訓練後参戦へ 「インド太平洋情勢に影響」懸念
2024/10/24 8:18
https://www.sankei.com/article/20241024-JBJ67JKKNVK7VIM3YZ3YIDKNFE/
バイデン米政権は2024年10月23日、北朝鮮がロシアのウクライナ侵略を支援するためロシアに約3000人の部隊を派兵したとの調査結果を明らかにした。
部隊は露東部の基地で訓練を受けているとし、兵力の消耗が激しい露軍の補充として戦線に投入されるとみている。
インド太平洋地域の安全保障に影響が生じる可能性もあるとみて、同盟諸国と監視を強化する構えだ。
ウクライナの最大支援国の米国は北大西洋条約機構(NATO)加盟国や韓国などと、北朝鮮参戦の実態把握を続ける。
韓国情報機関の国家情報院も2024年10月23日、朝鮮人民軍3000人規模が派兵されたと明らかにした。
カービー米大統領補佐官は2024年10月23日の記者会見で、北朝鮮の部隊約3000人が2024年10月中旬に北朝鮮の元山から露極東ウラジオストクに船で輸送され、戦闘訓練を受けていると指摘。
訓練が終了すれば露西部に移動しウクライナ軍との戦闘に参戦する可能性があると述べた。
カービー氏はまた、北朝鮮の派兵は2022年2月にロシアが開始したウクライナ侵略の
「劇的な変化だ」
と指摘。
同盟諸国と対応を協議し、今後更なる情報開示を行うと共に、制裁を含む対抗措置を明らかにすると述べた。
カービー氏は更に、北朝鮮の参戦は、戦場における露軍の激しい兵力損失と、それに伴う北朝鮮との軍事協力の進展を明示していると指摘。
金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が実際に流血の伴う兵力提供に応じたことで、ロシアから軍事上の見返りを得る可能性があるとし、ウクライナ情勢に加え
「インド太平洋地域に安全保障上の影響が生じる」
との懸念を示した。

ロシアの北朝鮮兵に投降呼びかけ ウクライナ、朝鮮語で動画
2024/10/24 7:04
https://www.sankei.com/article/20241024-2RKSKSE6OBJPLK4S22GXV57GME/
ウクライナ当局は2024年10月23日、ロシアのウクライナ侵攻を支援するために派兵されたとされる北朝鮮兵士に向け、朝鮮語で投降を呼びかける動画を公開した。
「外国の地で意味も無く死んではいけない」
と強調。
ベッドや食事を盛り付ける様子が映り、投降すれば
「安全な場所で食事と医療が提供される」
と訴えている。
動画を公開したのはウクライナ当局がロシア兵の投降推進を目的に運営する
「私は生きたい」
プロジェクト。
投降希望者を対象に24時間態勢の電話相談窓口を設置し、捕虜の人道的扱いを定めたジュネーブ条約に基づく対応を約束してきた。
北朝鮮の派兵を巡っては、ウクライナや韓国、米国がロシアへの移動を確認。
カービー米大統領補佐官は2024年10月23日の記者会見で、今月2024年10月上〜中旬にロシアに渡航した北朝鮮兵少なくとも3000人がロシアの複数の軍事施設で訓練を受けているとの分析を表明した。
訓練後、戦地に向かう可能性がある。(共同)

北朝鮮のロシア派兵、米国も確認 国防長官「証拠ある」 実態把握急ぐ
2024/10/23 21:48
https://www.sankei.com/article/20241023-SW4E4LOS7BLCHMGFGDQZRTOFDY/
オースティン米国防長官は2024年10月23日、北朝鮮がロシアによるウクライナへの侵略を支援するためロシアへ地上部隊を派兵した
「証拠がある」
と述べた。
バイデン政権は同盟諸国と共に、北朝鮮軍の派兵の事実関係を調査しており、米政府として北朝鮮の参戦を認めたのは初めて。
ロイター通信によると、オースティン氏は訪問先のイタリア・ローマで記者団に対し
「北朝鮮の部隊がロシアにいる証拠がある」
と述べ、派兵の具体的な目的や行動について情報を精査する必要性を強調した。
米政府は、ウクライナや北大西洋条約機構(NATO)加盟国、韓国の情報機関などと協議し、北朝鮮の派兵の実態の把握を急いでいる。
カービー大統領補佐官は2024年10月21日、
「事実であれば極めて憂慮すべき事態」
として、近日中に調査内容を明らかにする計画があると述べた。

ロシア入りした北朝鮮兵力3千人に 韓国情報機関分析「戦線投入時は多数の死傷者」
2024/10/23 19:34
https://www.sankei.com/article/20241023-AXQFOWRIZJKLPDR5HR3IAF3RQA/
2024年10月18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241023-AXQFOWRIZJKLPDR5HR3IAF3RQA/photo/N24OXH6ZGFK67EXHVMP752D4SY/
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は2024年10月23日、ウクライナへの侵略戦争に参戦するため、ロシア入りした北朝鮮の朝鮮人民軍の兵力が計3000人余りになったとの情報を明らかにした。
趙太庸(チョ・テヨン)国情院長から報告を受けた与野党議員が記者団に発表した。
国情院は、2024年12月頃には北朝鮮からの派兵総数が1万余りに達するとの見通しを示した。
国情院は2024年10月18日、特殊部隊の将兵ら約1500人が2024年10月8〜13日に露海軍の艦艇で露極東地域に移ったと発表していた。
新たに約1500人のロシア入りが確認された。
将兵らはロシア内の複数の施設に分かれて適応訓練を受けており、現段階ではまだ戦線に投入されていないと国情院はみている。
北朝鮮の兵士らは士気が高く、体力に長じているが、無人機攻撃など現代戦に対する理解が不足し、戦線投入時には死傷者が多数出るとの露側教官の見方も報告した。
北朝鮮国内では今回の派兵に関して厳しい情報統制を敷いているが、噂も広がり始めているという。
派兵部隊に選抜された兵士らの家族を通じて情報が拡散しないよう、家族らを隔離する動きもあるという。
露朝は2024年6月に有事の際の軍事援助を盛り込んだ
「包括的戦略パートナーシップ条約」
に両国首脳が署名した後、派兵を巡る具体的協議に入ったと国情院は分析している。

北朝鮮兵のロシア支援、訓練情報把握 ゼレンスキー氏
2024/10/23 8:26
https://www.sankei.com/article/20241023-KWLERGCYQRJBDI5UNK5YFAYDTA/
2024年10月18日、ウクライナ文化情報省傘下の機関が公開した北朝鮮兵とされる映像の一場面。
ロシア極東の軍事施設で装備品を受け取る様子としている(共同)
https://www.sankei.com/article/20241023-KWLERGCYQRJBDI5UNK5YFAYDTA/photo/JBT5PMCH6NNBLJOECUZ7E65XRM/
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月22日の声明で、北朝鮮によるロシア支援の派兵を巡り、大規模な訓練が既に始まっているとの情報をウクライナ側が持っていると明らかにした。
声明で、各国が北朝鮮を非難していることに謝意を示し
「言葉だけではない具体的な対応」
も求めた。
「北朝鮮が欧州の戦争に介入できるのであれば、北朝鮮に対する圧力は不十分だ」
と訴えた。(共同)

北の露派兵 同盟諸国と事実関係を協議 露軍犠牲1日1200人超との概算も 米補佐官
2024/10/22 11:48
https://www.sankei.com/article/20241022-ACC7VAVO2JPRJFDUXHSMWE3RK4/
カービー米大統領補佐官は2024年10月21日の記者会見で、北朝鮮がウクライナへの侵略を続けるロシアに地上部隊を派兵したとされる問題で、事実関係を調査するため同盟諸国と協議していると明らかにした。
近日中にも調査内容を公表する計画があるとも述べた。
北朝鮮のロシア派兵は欧米メディアが相次ぎ報道し、ウクライナのゼレンスキー大統領が議会演説で北朝鮮が侵略に
「参戦している」
と明言。
韓国の情報機関、国家情報院も、特殊部隊がロシアに派兵されたとの情報を明らかにした。
カービー補佐官は協議中の国名に触れなかったが、ウクライナや北大西洋条約機構(NATO)加盟国に加え、北朝鮮の軍動向を監視する韓国とも情報を精査している可能性がある。
派兵規模は最終的に数千人から1万人超に上るとの見方がある。
カービー氏は
「侵略への参戦を目的とした北朝鮮のロシア派兵が事実であれば、危険かつ極めて憂慮すべき事態だ」
とし、同盟諸国と実態把握に務めていると述べた。
カービー氏はまた、ウクライナでの露軍の死傷者数が
「1日当たり1200人超」
に上るとの概算を示し、
「歴史的な数だ」
と指摘。
ロシアが国際社会で孤立し、戦場での犠牲も増加していることが、北朝鮮やイランなどとの軍事協力を急速に強める背景との見解を示した。
ロシアに対しイランは大量の無人機を、北朝鮮は弾道ミサイルや砲弾をそれぞれ供与している。

北朝鮮派兵に懸念相次ぐ 安保理、ロシア「恐怖をあおるデマだ」と否定
2024/10/22 8:31
https://www.sankei.com/article/20241022-ZLLQUCW3JFPFVMMRS5RTZUHTQQ/
国連安全保障理事会は21日、ロシアによるウクライナ侵攻を協議する緊急会合を開いた。
韓国やウクライナは北朝鮮がロシアへの派兵を始めたと指摘し、米国や日本などは派兵情報への懸念を表明。
ロシアは
「恐怖を煽るデマだ」
と否定した。
韓国の黄浚局国連大使は、ロシアに派兵した北朝鮮は
「積極的な交戦国」
だと非難。
ウクライナのキスリツァ国連大使は
「ロシア東部で約1万1千人の北朝鮮兵が訓練を受けている」
とし、2024年11月1日までに実戦投入される見通しだと主張した。
ロシアのネベンジャ国連大使は、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟は絶対に受け入れられないと強調。
劣勢のウクライナが
「ロシアとNATOの直接対決を引き起こそうとしている」
と訴えた。(共同)

NATOと韓国が北朝鮮の露派兵で連携へ 韓国は露大使呼び抗議
2024/10/21 20:10
https://www.sankei.com/article/20241021-6E2WNCGOJJMODOCRUOB5WJ4CNU/
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月21日、電話で会談し、ウクライナを侵略するロシアに北朝鮮が部隊を派兵したとされる問題を巡り意見交換した。
ルッテ氏は、派兵は国際法と国連安全保障理事会決議に反するとして、深刻な懸念を表明した。
韓国大統領府が発表した。
尹氏は、北朝鮮が派兵した特殊部隊約1500人がロシアで適応訓練を受けているといった詳細情報を説明。
露朝の軍事協力は
「国際秩序を根本的に揺るがし、朝鮮半島や世界の平和をも脅かしており、決して座視しない」
と強調した。
両氏は詳細な情報を共有するため、韓国がNATOに代表団を派遣するなど連携を強化することで合意した。
韓国政府は2024年10月18日に情報機関を通じて派兵について発表したが、直後にルッテ氏は
「証拠は確認できない」
と述べていた。
尹氏の説明を受け、派兵に関して確信を強めたとみられる。
一方、韓国外務省は2024年10月21日、ロシアのジノビエフ駐韓大使を呼び、北朝鮮の派兵を厳しく非難し、朝鮮人民軍の即時撤退と軍事協力の中止を強く求めた。
露大使館によると、ジノビエフ氏は
「露朝間の協力は国際法の枠内で行われ、韓国の安保の利益に反するものではない」
と反論した。
韓国政府が露朝への対応策を検討する中、これまで控えてきたウクライナへの殺傷兵器の提供に踏み切るのか注目されている。

北朝鮮兵映像「本物と確認した」 ウクライナ、ロシア軍人が撮影と説明
2024/10/21 18:05
https://www.sankei.com/article/20241021-FXFX3RKAZZMOHHYATLPFKHN2KM/
北朝鮮兵の姿がロシア軍施設で確認されたとの映像を公開したウクライナ文化情報省傘下機関トップのイゴル・ソロベイ氏は2024年12月20日、映像について
「現場にいたロシア軍兵士が撮影した」
「信頼できる情報源から入手した」
と述べた。
北朝鮮がウクライナ侵攻に
「参戦」
した証拠になるとの見方を示し
「公開情報オシントを活用して本物と確認した」
と主張した。
共同通信のオンラインインタビューに答えた。
ソロベイ氏は文化情報省の戦略コミュニケーション・情報セキュリティーセンターの所長。
ゼレンスキー政権や韓国の情報機関、国家情報院は北朝鮮がロシアへの派兵を始めたと分析している。
ただ、オースティン米国防長官は2024年10月19日の記者会見で
「現時点で確認できていない」
「調査を続ける」
「事実なら深刻だ」
と述べるにとどめた。
同センターは2024年10月18日、ロシア極東の軍事施設で北朝鮮兵士が装備品を受け取る様子だとする映像を公開した。(共同)

ロシア国境付近で北朝鮮兵士18人集団脱走 派遣兵か 韓国紙報道
毎日新聞
2024/10/16 13:28(最終更新 10/16 18:20)
https://mainichi.jp/articles/20241016/k00/00m/030/058000c
韓国紙の朝鮮日報は2024年10月16日、ウクライナ軍高官の話として、ロシア西部ブリャンスク、クルスク両州のウクライナとの国境付近で、北朝鮮軍兵士18人が集団脱走したと報じた。
ウクライナ軍は、脱走したのは北朝鮮が対露軍事協力の一環で派遣した兵士らで、まだ拘束されていないとみているという。
露朝両国は2024年6月の首脳会談で、有事の際の軍事援助を規定した包括的戦略パートナーシップ条約を締結。
軍事協力を進展させる可能性が指摘されていた。
韓国の金龍顕(キムヨンヒョン)国防相は2024年10月8日、
「(北朝鮮が対露協力のため)正規軍をウクライナに派遣する可能性が高い」
との見方を示した。
北朝鮮の派兵を巡っては、露政府は否定しているが、ウクライナ側からの情報発信が相次いでいる。
米紙ワシントン・ポストは2024年10月11日、ウクライナ軍関係者の証言として
「数千人規模の北朝鮮の歩兵部隊が露国内で訓練を受けている」
と伝えた。
2024年年末までに前線に配置される可能性があるという。
また、ウクライナメディアは2024年10月上旬、東部ドネツク州の露側占領地域で、北朝鮮軍の将校6人がウクライナのミサイル攻撃で死亡したと報じた。
米CNNは、北朝鮮がロシアに兵器を供給していることから、これらの兵器に関する工学的な支援や情報交換のために兵士が派遣されたとの情報を伝えている。【ソウル日下部元美】

北朝鮮のロシア派兵に「明確な証拠」ゼレンスキー大統領 米は「調査を継続」
2024/10/21 7:08
https://www.sankei.com/article/20241021-HLVLS35425OXTKCTRMZPIFCSR4/
ウクライナのゼレンスキー大統領は20日の声明で、北朝鮮がロシアに兵士を派遣している「明確な証拠」があるとして、北朝鮮がウクライナ侵攻に「参戦」していると改めて主張した。衛星情報やロシアからの映像が証拠だとしており、各国に対抗措置を取るよう訴えた。
ゼレンスキー政権や韓国の情報機関、国家情報院は北朝鮮が派兵を始めたと分析している。ただ米国のオースティン国防長官は19日の記者会見で「現時点で確認できていない。調査を継続する。事実だとすれば深刻だ」と述べるにとどめた。
ゼレンスキー氏は声明で「北朝鮮が現代の戦争の特徴を学び始めれば、脅威が大きく増すだろう」と指摘。「世界が沈黙を続け、われわれが北朝鮮兵士と前線で対峙することになれば、世界の誰の得にもならないし、戦争が長期化するだけだ」と主張した。
ウクライナ文化情報省の戦略コミュニケーション・情報セキュリティーセンターは18日、ロシア極東の軍事関連施設で北朝鮮の兵士らが装備品を受け取る様子だとする映像を公開した。20日には、ロシア軍が軍服や靴などのサイズを質問する朝鮮語の調査票を用意していたと明らかにした。(共同)

ウクライナ、東部の集落奪還と発表 北朝鮮軍は越境攻撃下の露西部クルスク州に投入か
2024/10/19 8:54
https://www.sankei.com/article/20241019-FS6BVMUHLNIQLAVF2Z4KHHBB3E/
ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ国防省情報総局は2024年10月18日、同国軍が東部ハリコフ州の集落クルグリャコフカを露軍から奪還したと発表した。
ウクライナメディアが伝えた。
クルグリャコフカは露軍が制圧を狙う同州の都市クピャンスク方面に位置している。
東部では戦力に勝る露軍が徐々に前進しているが、ウクライナも反撃を試みているもようだ。
一方、ロシア側での参戦を決めた北朝鮮が軍の人員をロシアに派遣したとされる問題で、ウクライナメディアは2024年10月18日、同国軍情報当局筋の話として、北朝鮮軍がハバロフスクやウラジオストクなど露極東の4都市で実戦投入に向けた訓練を受けていると報じた。
米軍事メディア「ウォーゾーン」によると、ウクライナ国防省情報総局のブダノフ局長は、ロシアに派遣された北朝鮮軍の規模を
「1万1000人」
だと指摘。
ブダノフ氏はまた、北朝鮮軍が2024年11月1日までに訓練を完了し、うち2600人がウクライナ軍の越境攻撃を受ける露西部クルスク州に投入される見通しだと明らかにした。

プーチン氏、G20首脳会議の欠席表明 ICC逮捕状巡る「混乱回避」理由に
2024/10/19 8:44
https://www.sankei.com/article/20241019-4D6CGK3STRK2BNVZD7LVNPUVUQ/
ロシアのプーチン大統領は2024年10月18日、2024年11月にブラジルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に欠席すると表明した。
理由に関し、ウクライナ侵略を巡る戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所(ICC)が自身に逮捕状を出していることに言及。
「私が行けば、G20の議論はそれ(逮捕問題)ばかりになってしまう」
とし、自身の出席により首脳会議が混乱する事態を防ぐための決定だと主張した。
今月2024年10月22〜24日に露中部カザンで開かれる主要新興国の枠組み「BRICS」の首脳会議に先立つBRICS諸国の報道機関との会見で発言した。
ICC加盟国のブラジルには、プーチン氏が入国した場合、逮捕する義務が生じる。
一方でプーチン氏は
「逮捕を回避することは簡単だ」
「(逮捕しないという)政府間合意を結ぶだけだ」
とも指摘。
逮捕を懸念した欠席ではないと強調した。
プーチン氏はウクライナ情勢にも言及。
将来的な停戦について
「1年間や2年間の停戦であるべきではない」
「その間に北大西洋条約機構(NATO)が兵器を蓄え、(ウクライナに)移転するためだ」
と述べた。
その上で
「長期的で持続可能な平和」
の実現に向けて
「ロシアは戦い続け、勝利する」
と主張した。
プーチン氏はウクライナの
「中立化」
「非軍事化」
といった目標を達成するまで軍事作戦を継続する意思を改めて示した形だ。

「現段階で確認できない」NATO事務総長、ウクライナへの北朝鮮派兵報道で
2024/10/18 22:56
https://www.sankei.com/article/20241018-OZTEJIQNSRIOTGHKQN5MCDZD3M/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月18日
「北朝鮮人が兵士としてウクライナでの戦争に参加しているという報道について現段階では確認できていない」
と述べた。
ブリュッセルで記者団に語った。
ルッテ氏は、NATOが韓国などと緊密に連絡を取り合っており
「この見解は変わる可能性がある」
と指摘し、動向を注視する考えを示した。(共同)

北朝鮮がウクライナ侵攻「参戦」 軍特殊部隊1500人露極東入り 韓国情報機関
2024/10/18 22:29
https://www.sankei.com/article/20241018-TSZJ7GK24NIBZE7OJV4PBVC3A4/
韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は2024年10月18日、北朝鮮がウクライナ侵略を続けるロシアを支援するため、朝鮮人民軍の大規模派兵を決め、既に第1陣約1500人が露極東地域に入ったとの情報を明らかにした。
韓国当局は、北朝鮮が参戦を始めたと判断した。
聯合ニュースが伝えた。
北朝鮮による地上軍の大規模な海外派兵は初めてとされ、ウクライナの戦局にも影響を与える可能性がある。
派兵されたのは、軍特殊作戦部隊である
「第11軍団」
所属の将兵で、近く第2陣の兵員輸送も行われる見通し。
第11軍団は
「暴風軍団」
との異名を持つ最精鋭部隊。
最終的に4個旅団計約1万2000人規模の兵力がウクライナの戦場に投入されると予想されている。
北朝鮮が日米韓への敵対姿勢を強める中、軍の特殊部隊が戦場で実戦経験を積むことになれば、日韓の安全保障情勢にも影響を及ぼしかねない。
国情院によると、第1陣は今月2024年10月8日〜13日に北朝鮮北東部の清津(チョンジン)や東部、咸興(ハムフン)付近の地域から露太平洋艦隊の揚陸艦4隻と護衛艦3隻に乗船し、露極東ウラジオストクに移った。
ウラジオストクの他、ウスリスクやハバロフスクなど極東地域の複数の拠点に駐留。
訓練を終え次第、戦地に送られる模様だ。
北朝鮮の兵士らはロシア人兵士を装うため、ロシアの軍服やロシア製武器、シベリア地域の住民を装う偽身分証も受け取ったとされる。

来年日本で地雷国際会議 ウクライナの除去支援
2024/10/18 19:53
https://www.sankei.com/article/20241018-OZWVQFXBP5ONXEFBSXUIO4AOLY/
スイス西部ローザンヌで2024年10月17日、ウクライナの地雷除去に関する国際会議が開かれ、日本から参加した柘植芳文外務副大臣は来年に日本で同会議を開催すると発表した。
会議には60以上の国・国際機関が参加した。
ウクライナのシュミハリ首相は、国土のおよそ4分の1に地雷や不発弾が埋まっている可能性がある状況に触れ
「地雷除去の分野で支援を強めてほしい」
と訴えた。
柘植氏はスイスやウクライナとの共同記者会見で
「人道支援の効果を最大化させる」
と話し、地雷探知機の供与や専門家育成での協力を強化する考えを示した。(共同)

北朝鮮が特殊部隊など1万2千人派兵決定、移動開始 韓国情報機関
2024/10/18 19:26
https://www.sankei.com/article/20241018-I4KDNLXG6NJSFBPACPPKTFGGDU/
韓国の情報機関、国家情報院は2024年10月18日、北朝鮮が最近、ロシアを支援するため、朝鮮人民軍の特殊部隊など4個旅団計約1万2000人規模の兵力をウクライナの戦場へ派兵することを決定したとの情報を明らかにした。
複数の韓国メディアが伝えた。
既に兵力の移動を開始しているとしている。
北朝鮮とロシアは2024年6月に実質的な軍事同盟となる
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を締結し、軍事的協力を急速に深めている。

フランス新型自爆ドローン開発 ウクライナへ「数週間内」に供与
2024/10/18 16:54
https://www.sankei.com/article/20241018-FZR2MHE7JZJSTATRUWAXLCFRXE/
フランス政府が、新開発の自爆ドローン(無人機)をウクライナに近く供与すると発表した。
ルコルニュ国防相が2024年10月16日にX(旧ツイッター)で、
「弾薬を乗せて遠隔操縦できる『カミカゼ・ドローン』第1号の試験に成功した」
と書き込み、
「今後、数週間以内」
に仏軍とウクライナに納入されると明かした。
仏紙フィガロによると、この自爆ドローンは45分間自律飛行でき、5キロ先の標的を攻撃できる。
1機当たりの価格は2万ユーロ(約325万円)以下という。
仏国防省は今年2024年3月、自爆ドローン2000機を発注し、このうち100機をウクライナに供与すると表明していた。

ノルウェー、近くF16戦闘機6機をウクライナに供与 欧米、「戦勝計画」に慎重姿勢
2024/10/18 11:26
https://www.sankei.com/article/20241018-PC7XFHL6KRPOVMJEANBJPE4NFA/
ロシアの侵略を受けるウクライナのウメロフ国防相は2024年10月17日、ベルギー・ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)国防相会合でノルウェーのグラム国防相と会談した。
会談後、ウメロフ氏はSNSを通じ、ノルウェーから
「近い将来」
に6機の米国製戦闘機F16がウクライナに供与されると発表した。
ウクライナへのF16供与はこれで、ベルギー、オランダ、デンマーク、ノルウェーの4カ国が表明。
既に少なくとも6機が供与されたとされるが、ウクライナは2024年8月、1機が任務中に墜落したと公表した。
ノルウェーからのF16供与が実現すれば、ウクライナの防空力の向上が見込まれる。
ウクライナメディアによると、F16は2028年までに約80機が同国に供与される予定。
供与は段階的に行われ、2024年今年中に24機、25年末までに40〜50機程度となる見通しだとしている。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、ブリュッセルで欧州連合(EU)首脳会議とNATO国防相会合に出席し、ロシアに対する
「戦勝計画」
を説明した。
計画は、NATOがウクライナの加盟に向けた手続きを即座に開始することや、欧米製の長距離ミサイルによる露国内攻撃の解禁などを含んでいる。
ただ、ロイター通信によると、EUとNATOはウクライナ支援の継続を約束する一方、即座のNATO加盟手続きの開始には慎重姿勢を維持した。
ゼレンスキー氏は
「仮に計画への支持が得られなくとも、ウクライナはロシアの侵略と戦い続ける」
と表明した。
戦勝計画について、ペスコフ露大統領報道官は同日、
「狙いはNATOを紛争に公式に引き込むことであり、ロシアとNATOの直接衝突を招く」
と警告した。

「ウクライナは負ける」とトランプ氏 ゼレンスキー氏は「最も偉大なセールスマン」
2024/10/18 11:24
https://www.sankei.com/article/20241018-TLAV2B7UW5JTDITXSV3CT33IB4/
米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は17日放送のポッドキャスト番組のインタビューで、ロシアが侵略するウクライナのゼレンスキー大統領について
「戦争を始めるべきではなかった」
「負け戦だ」
と批判した。
ロシアが侵略を始めたことを否定する発言とも受け取れ、民主党候補のハリス副大統領陣営が反発を強めるとみられる。
トランプ氏はロシアのプーチン大統領を指導者として高く評価しており、2021年の離任後にも対話したと報じられている。
侵略を正当化するプーチン氏寄りの姿勢が顕著で、ウクライナを支援する欧州の米同盟国に動揺が広がりそうだ。
ウクライナへの軍事支援に消極的なトランプ氏はゼレンスキー氏について
「最も偉大なセールスマンだ」
「米国に来る度、我々が1000億ドル(約15兆円)を与えている」
と誇張して皮肉る一方
「ウクライナ人を気の毒に思う」
「彼を助けたくないと言っているわけではない」
とも述べた。(共同)

中露を念頭、現状変更に反対 中谷防衛相、NATO会合で連携強化を呼びかけ
2024/10/18 10:04
https://www.sankei.com/article/20241018-FUE3PW4CSZPQ3OS5AGCXDFJ7IQ/
中谷元・防衛相は17日(日本時間同)、北大西洋条約機構(NATO)とインド太平洋地域のパートナー国との国防相会合に初めて出席した。
中国やロシアを念頭に、力による現状変更の試みに反対し、対抗するための連携強化を呼び掛けた。
「厳しい国際情勢だからこそ、基本的価値と戦略的利益を共有する日本とNATOの協力が重要だ」
と述べた。
ロシアのウクライナ侵略を
「国連憲章の原則が踏みにじられた暴挙だ」
と非難。
日本は引き続きウクライナ支援を続けるとして、自衛隊車両を追加提供する考えを示した。
ウクライナのウメロフ国防相との会談でもこうした方針を伝えた。
会合では
「インド太平洋地域でも力や威圧による一方的な現状変更の試みが強化されている」
と述べ、中国軍が2024年10月14日に台湾を包囲する形で実施した軍事演習に言及した。(共同)

NATO国防相会合、ウクライナの加盟で温度差 ゼレンスキー氏の戦勝計画、多難な前途
2024/10/18 9:59
https://www.sankei.com/article/20241018-RVHP6SP63VJIPLKL7CSR6QGYKU/
ブリュッセルで2024年10月18日まで開かれている北大西洋条約機構(NATO)国防相会合は、ロシアに侵略されたウクライナへの
「揺るぎない支援」
が改めて打ち出されたのとは裏腹に、ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年10月16日公表の対露戦争計画で求めた
「NATOへの即時無条件加盟への招待」
を巡る加盟国間の温度差が目立ち、前途の多難さを印象付けた。
2024年10月1日に事務総長に就任し、今回初めてNATO会合を主催するルッテ氏は2024年10月17日、
「ウクライナをこれまで以上にNATOに近づける」
と述べるとともに、加盟が実現するまでは、ウクライナの勝利を確実にするため
「あらゆる手立てを講じ続ける」
と強調した。
会合では、初参加のオーストラリアが退役を控えた豪陸軍のM1エーブラムス戦車49両をウクライナに供与すると表明した。
また、加盟国が年間400億ユーロ(6兆5100億円)規模の対ウクライナ軍事支援を続けていくとの目標について、達成されるとの見通しが示された。
一方、ウクライナのNATO加盟を巡っては、エストニアのペブクル国防相やラトビアのスプルーズ国防相が、ゼレンスキー氏の戦勝計画を支持する立場からウクライナのNATO加盟実現を早急に具体化させるべきだと表明した。
ゼレンスキー氏は2024年10月17日、NATO会合に先立ちブリュッセルの欧州連合(EU)首脳会議で演説し、ウクライナのNATO加盟も含めて戦勝計画を今から実行に移せば
「戦争は遅くとも2025年までに終結する」
と主張した。
NATOは2024年7月に米ワシントンで開いた首脳会議で
「ウクライナのNATO加盟は不可逆的だ」
とし、将来のNATO加盟を確約している。
ただし、加盟に向けた実質的な動きは出ていない。
加盟国の間では、NATOの中心国である米国で2024年11月に実施される大統領選の行方を見極めたいとの思惑が強い。
加えて米国とドイツは、現時点でウクライナを加盟させればロシアが反発し、核兵器使用の恐れも含めて戦火が拡大しかねないとの懸念から
「ウクライナの加盟は戦争終結後であるべきだ」
と他の加盟国を説得しているという。
ウクライナが加盟するにしても、他国からの攻撃をNATO全体への攻撃と見なすNATO条約第5条の適用範囲を明確化させるため、ウクライナとロシアとの国境または境界線が明確に確定されていることが加盟の前提となるなど、加盟実現へのハードルは尚高いのが実情だ。

米、攻撃用無人機生産で中国企業に制裁 ウクライナ侵略でロシアが使用
2024/10/18 8:52
https://www.sankei.com/article/20241018-KEX2TZTNYNO5JM5PLNDBZN6L3U/
米財務省は2024年10月17日、ロシアがウクライナ侵略で使用する長距離の攻撃用無人機の生産に関与したとして、中国などに拠点を置く3企業と1個人に制裁を科した。
米国内の資産が凍結される。
ロシアに武器を直接供給する中国企業が制裁対象となるのは初めてとしている。
ミラー国務省報道官は声明で、ロシア企業の協力の下、中国で生産された無人機がウクライナで重要インフラの破壊や多数の負傷者を生み出していると指摘。
「ロシアに対する軍事的支援には引き続き代償を負わせる」
と警告した。
財務省によると、今回制裁対象となった企業は無人機のエンジン生産に加え、今年2024年初めから無人機の部品となる電子機器の輸出にも関わっていた。
米政権高官らは、中国最高指導部がロシアへの軍事産業支援を進めていると非難している。(共同)

北朝鮮部隊1万人派遣準備 ゼレンスキー氏、露との連携に懸念 NATO国防相会合閉幕へ
2024/10/18 7:56
https://www.sankei.com/article/20241018-AKLNYDTKORI65D3SZWD7XFDSI4/
ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)国防相会合は2024年10月18日、ロシアに侵略されたウクライナに対する軍事支援の強化と、ウクライナの将来的なNATO加盟を確認して閉幕する。
2024年10月17日のウクライナ関連会合に出席した同国のゼレンスキー大統領は記者会見で、ウクライナ領内に北朝鮮軍の要員が送り込まれていると指摘し、ウクライナ戦争でのロシアと北朝鮮の連携に強い懸念を示した。
ゼレンスキー氏はウクライナの情報機関が入手した情報として
「北朝鮮がウクライナ領内の露支配地域に戦術要員と将校を送り込んだ」
と述べた。
また、北朝鮮が総勢1万人規模の部隊をロシアとウクライナの露占領地域に派遣する準備を進めているとした。
記者会見に同席したNATOのルッテ事務総長は
「北朝鮮の兵士が(ウクライナでの)戦闘に関与している証拠はない」
と述べる一方で、北朝鮮がロシアにミサイルなどの兵器や機器の供与といった多様な支援を展開しており
「非常に懸念している」
と語った。
ルッテ氏はまた
「中国はロシアの対ウクライナ戦争の決定的な支援者と化した」
と批判。
2024年10月17日の会合に中谷元・防衛相ら日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の国防相が出席したのを踏まえ、NATO加盟国とインド太平洋地域のパートナー諸国が対中国を含めた幅広い分野で連携を深めていくべきだと強調した。
ルッテ氏は4カ国を交えた会合は
「意義深かった」
とし、防衛産業の生産能力強化、偽情報工作を駆使したハイブリッド戦争への対応、サイバー攻撃対策で協力強化を図るとした。
ゼレンスキー氏は日本からの支援に関し
「日本は本当に力強い相棒だ」
「日本がいなければ生き残れなかった」
と謝意を表明した。

<主張>ウクライナへ派兵 北の脅威をもっと論じよ
社説
2024/10/18 5:00
https://www.sankei.com/article/20241018-7IRDVZ74WBLD7KQSOTUO4KCUJA/
ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年10月16日、最高会議(国会)の演説で
「ロシアによる侵略に北朝鮮が参戦している」
と明言した。
2024年10月13日の声明でも
「(北朝鮮からロシアへ)もはや武器だけでなく人が派遣されている」
と指摘していた。
複数のウクライナメディアは、ロシア軍が北朝鮮人で作る3000人規模の部隊を編成し、国境地帯に配備したと報じた。
北朝鮮兵1万人がロシアに派遣されたとの報道もある。
北朝鮮は弾道ミサイルや数百万発の砲弾をロシアに輸出し、ウクライナの戦場で使用されている。
ロシアは否定するが、実際に北朝鮮が派兵までしたのであれば、侵略への加担どころか侵略者になったことになる。
事実なら明白な国連憲章違反であり許されない。
北朝鮮は直ちに将兵を自国に戻し、武器弾薬の輸出も停止すべきだ。
北朝鮮軍の派遣について、カービー米大統領補佐官は
「露軍は毎日1000人超が死傷するなど大きな困難に直面している」
「その中で出てきた」
との見方を示し、露朝の軍事協力に懸念を表明した。
懸念されるのはウクライナへの侵略激化だけではない。
2024年6月に露朝が結んだ
「包括的戦略パートナーシップ条約」
には
「一方が戦争状態になれば、遅滞なく軍事的、またはその他の援助を提供する」
とある。
朝鮮半島有事になれば、ロシア軍の参戦の可能性があるということだ。
北朝鮮は韓国との対決姿勢を強めているが、南北の衝突がロシアを含む日本有事へ拡大することもあり得る。
日本にとって他人事ではない。
青木一彦官房副長官は記者会見でウクライナを巡る露朝軍事協力進展について、ウクライナだけでなく日本周辺の安全保障環境に与える影響の観点から
「深刻に憂慮すべきものだ」
と語った。
だが、石破茂首相や与野党からは危機感の表明や露朝両国への批判はほとんどない。
一体どうしたことか。
どの党も候補者も、日本を守る、国民を守る―と連呼する衆院選の最中であるにもかかわらず、この鈍さは理解に苦しむ。
石破首相は外務、防衛両省に北の派兵の詳細をウクライナ政府に確認するよう指示すべきだ。
その上で関係各国に露朝両国への制裁を呼び掛け、日本自身も急ぎ発動すべきである。

ウクライナ軍前総司令官、早期終戦に否定的 欧米が武器供給せず「勝利の機会失った」
2024/10/17 21:49
https://www.sankei.com/article/20241017-NWWI25AG4NPKZMFMBAT4R2NSEQ/
ウクライナ軍前総司令官のザルジニー駐英大使が2024年10月17日、ロンドンで講演し
「ロシアとの長期戦から抜け出すのは、ほぼ不可能に思える」
と述べ、早期の戦闘終結に否定的な見解を示した。
欧米が2023年、ウクライナに必要な武器を供給しなかったため、勝利の機会を失ったとも指摘した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月17日の欧州連合(EU)首脳会議で、対ロシア戦の
「勝利計画」
について演説し、計画に今すぐ着手すれば、2025年中に戦闘終結が可能だと主張した。
ザルジニー氏は軍総司令官だった2023年11月に英誌エコノミストが報じたインタビューで、戦闘が
「膠着状態」
にあると発言。
ゼレンスキー氏が
「膠着ではない」
と否定し、両者間の亀裂が指摘された。
ゼレンスキー氏は2024年2月、ザルジニー氏を解任した。(共同)

米、ウクライナのF16要員養成で若手重視に転換 欧米式訓練に柔軟対応も訓練長期化か
2024/10/17 17:02
https://www.sankei.com/article/20241017-NOBKFZHIQJKIXEQNVC6NXHXDKM/
米紙ウォールストリート・ジャーナルは17日、ウクライナ空軍に供与された米国製F16戦闘機の操縦士養成に関し、米国が若手に重点を置く方針に転換したと伝えた。
訓練のためにウクライナを離れることが可能で必要な英語能力がある経験豊富な操縦士の不足が理由。
若手の場合、訓練に時間がかかり、F16による防空態勢の強化が遅れる可能性もある。
ウクライナでは2024年8月下旬にF16が墜落し、ベテラン操縦士が死亡した。
この操縦士は通常数年かかる訓練を6カ月で終えて前線に投入されたばかりだったことから、米国などは訓練の在り方を協議していた。
同紙によると、若手の方が欧米式の訓練に柔軟に対応できるとの意見もあるが、F16の訓練課程に進む前に英国とフランスの施設で1年間の基礎的な飛行訓練を終える必要がある。
方針転換前から、ウクライナ空軍が20機のF16と操縦士40人で構成する飛行隊を配備するには、早くとも来年2025年春までかかる見通しだったという。(共同)

米ウクライナ首脳、対露戦勝計画を協議 米は長射程攻撃で慎重維持、「北派兵」懸念共有か
2024/10/17 8:19
https://www.sankei.com/article/20241017-JYTHWXWJ5NIEVM42XJ6VJ2FSXU/
バイデン米大統領は2024年10月16日、ロシアの侵略が続くウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談し、4億2500万ドル(約636億円)の追加軍事支援を表明した。
ゼレンスキー氏は同日、最高会議(議会)演説で公表した対露戦勝計画を巡る最新状況を説明。
同氏が計画の柱とする米国製長射程兵器による露領内攻撃容認について、米側は慎重姿勢を維持したとみられる。
ウクライナ情勢を巡っては、ロシアに弾道ミサイルなどを供給する北朝鮮が部隊をロシアに派遣したと複数の欧米メディアが報道
ゼレンスキー氏は議会演説で北朝鮮が侵略に
「参戦している」
と表明しており、バイデン氏にも懸念を伝えた可能性がある。
米国家安全保障会議(NSC)のサベット報道官は
「ロシアの代わりに戦う北朝鮮兵士に関する報道に憂慮している」
「事実なら、両国の軍事関係の著しい増強を示すことになる」
と述べた。
また、ホワイトハウスは、バイデン氏が2024年10月17〜18日の日程でドイツを訪問、ショルツ首相らとウクライナや中東情勢などを協議すると発表。
2024年11月にはバイデン氏がウクライナ支援国によるオンラインの首脳級会合を主宰するとも明らかにした。
同月2024年11月の米大統領選に向け、現政権のウクライナ支援姿勢を継承する民主党候補ハリス副大統領と、対露交渉による早期停戦を唱える共和党候補トランプ前大統領との接戦が続いている。
一方でイランや北朝鮮、中国がロシアと軍事的連携を強めており、バイデン氏は支援国の首脳らとの協議を通じ、選挙結果にかかわらず、対露戦勝利に必要な支援をウクライナが確保できるよう、危機意識の共有を図るものとみられる。

NATO国防相会議が開幕へ 日韓など4カ国が初参加 ウクライナの「戦勝計画」など協議
2024/10/17 8:18
https://www.sankei.com/article/20241017-4WFOTPTSMRPXHBJIG7FUA4FQRM/
北大西洋条約機構(NATO)の国防相会合が2024年10月17日、ブリュッセルのNATO本部で2日間の日程で始まる。
2024年10月19日からイタリア南部のナポリで開かれる初の先進7カ国(G7)国防相会合と合わせ、ロシアに侵略されたウクライナへの軍事支援の推進を確認する。
2024年10月17日の会合にはウクライナのゼレンスキー大統領も出席する。
NATO会合には中谷元防衛相を含め日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の国防相が初参加する。
NATOのルッテ事務総長は2024年10月16日の記者会見で、日本など4カ国の国防相との協議では防衛産業分野での協力に関して話し合うとしており、増産が急務となっているウクライナ向けの弾薬の供給拡大に向けた連携や、先端技術協力などが議題に上るとみられる。
ルッテ氏は4カ国との協力について
「次の段階として何をするかを描き出すことが重要だ」
と指摘。
日本との関係では
「日本はウクライナとの強い連帯を打ち出している」
「中国の軍備増強についても共通の懸念を抱いている」
と述べた。
ウクライナを巡る討議では、ゼレンスキー氏が2024年10月16日に初公表したロシアに対する
「戦勝計画」
への対応などが主要議題となる。
ルッテ氏は戦勝計画に関し
「ウクライナのNATOへの即時無条件の招待」
などが盛り込まれていることを念頭に
「計画を全面的に支持するとは言えない」
と語り、慎重姿勢を示した。

ウクライナの対ロシア「勝利計画」に慎重姿勢 NATO事務総長 国防相理事会で議題に
2024/10/17 7:37
https://www.sankei.com/article/20241017-FWBDEPL4BZIMJEDZUK32CECGOE/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月16日、ウクライナのゼレンスキー大統領が公表した対ロシア戦争の
「勝利計画」
について
「私は計画全体を支持しているとは言えない」
と述べ、慎重な姿勢を示した。
ブリュッセルで記者会見した。
勝利計画は、ウクライナのNATO加盟交渉に同国を招待することも要求している。
ルッテ氏は
「深く掘り下げ、その背景を理解しなければならない項目が数多くある」
と指摘。
2024年10月17〜18日に開くNATO国防相理事会で
「間違いなく議題に上る」
と述べた。
加盟国が表明したウクライナ軍事支援が今年前半だけで209億ユーロ(約3兆4千億円)に上るとして、来年も400億ユーロ規模の支援を継続するという目標を達成できるとの見通しを示した。(共同)

防衛産業協力を協議へ NATO、日韓豪NZの国防相と 実務的な関係深める狙い
2024/10/17 7:14
https://www.sankei.com/article/20241017-6NXEMG2KVNIK5I75KRYMQRSMJ4/
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は2024年10月16日、ブリュッセルで2024年10月17〜18日に開催する国防相理事会に招待した日本と韓国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国の国防相と
「工業生産や技術革新の協力の在り方について協議する」
と明らかにした。
防衛産業分野の協力を進める。
理事会を前に記者会見した。
NATOは2022年から3年連続で4カ国の首脳を招待しているが、国防相理事会に4カ国の国防相を招くのは初めて。
ロシアのウクライナ侵攻を支援する中国に対する懸念を共有するだけでなく、実務的な協力関係を深める狙いがある。
欧州のNATO加盟国はウクライナに対する弾薬などの軍事支援に注力しているが、防衛企業による生産が追い付かず、供給能力不足の克服が課題となっている。(共同)

米、ロシア領長射程攻撃で慎重姿勢を維持 ウクライナ支援の継続を約束
2024/10/17 7:02
https://www.sankei.com/article/20241017-MQKMTR4H5VNN3LEQGWJOG5C544/
ジャンピエール米大統領報道官は2024年10月16日の記者会見で、ウクライナに米国製長射程兵器によるロシア領攻撃を認めるかどうかについて慎重な姿勢を維持した。
バイデン大統領はゼレンスキー大統領と電話会談し、4億2500万ドル(約636億円)の追加軍事支援を表明。
来年2025年1月の任期切れまで支援を続けると約束した。
米政府はバイデン氏が2024年10月17〜18日にドイツを訪れ、ショルツ首相とウクライナや中東の情勢を協議すると正式に発表した。
2024年10月11月にウクライナ防衛支援に関する首脳級会合をオンラインで主催するとも明らかにした。
ゼレンスキー氏は電話会談に先立ち、対ロシア戦争の
「勝利計画」
を初めて公表し、長射程兵器によるロシア領内への攻撃容認も強く求めた。
ジャンピエール氏は
「米国の方針は変わっていないし、今後も変わらない」
と述べた。
米国は使用容認が戦況を好転させるとの見方に否定的で、ロシアを過度に刺激しかねないと懸念している。(共同)

ゼレンスキー氏、対ロシア戦勝計画を初公表 実現なら「来年中にも終戦」と見通し
2024/10/16 23:28
小野田 雄一の写真
https://www.sankei.com/article/20241016-BQW7TIMJYBL67IRQERZPGMOSGE/
ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月16日、同国最高会議(議会)で演説し、ロシアに対する
「戦勝計画」
を公表した。
これまで計画の一部に言及していたが、全体像を明らかにしたのは初めて。
ゼレンスキー氏は、計画を実現して
「ウクライナが今、強くならなければ、ロシアは更に強大化し、外交(による停戦)を永久に放棄するだろう」
と指摘。
一方、計画が実現されれば2025年来年中にも戦争は終結するとの見通しを示した。
ゼレンスキー氏によると、戦勝計画ではウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への即時かつ無条件の招待を求めた。
その他、
▽露西部クルスク州の占領地域の維持
▽再侵略を予防するための欧米諸国と協力した戦略的措置
▽経済力強化
▽欧米が供与した長距離ミサイルによるロシア国内への攻撃の解禁
などが盛り込まれている。
NATOへの招待とは、将来的な加盟の確約を事実上求めたものとみられる。
NATO諸国などとの連携を強化することでロシアに侵略継続を断念させ、停戦交渉の場にロシアを引き出したいウクライナの思惑を示した。
戦勝計画の策定は2024年8月下旬にゼレンスキー氏が発表。
これまでに米国や英国、フランス、ドイツ、イタリアに提示し、関与を求めてきた。
ゼレンスキー氏は今月2024年10月17〜18日にベルギー・ブリュッセルで開かれる欧州連合(EU)首脳会議でも計画を説明する。
ただ、ロシアは、停戦にはウクライナがNATO加盟を断念して
「中立化」
することや、ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州の領有権を放棄することが不可欠だと主張。
戦勝計画が実現する前にウクライナを降伏に追い込む思惑だとみられる。
NATO諸国の間でもウクライナのNATO加盟には慎重論が根強く、戦勝計画の実現可能性は不透明だ。

独ショルツ首相、ロシアのプーチン大統領と協議も 戦争終結へ「あらゆること模索」
2024/10/16 23:20
https://www.sankei.com/article/20241016-7TV3NHHSMFL7XE7AZ4YB4NJNIA/
ドイツのショルツ首相は16日、連邦議会での演説で、ロシアとウクライナの戦争終結に向け、ロシアのプーチン大統領との話し合いに前向きな姿勢を示した。
一方で
「ウクライナの頭越しや同盟国の合意なしに決定が下されることは決してない」
とも強調した。
ショルツ氏は、ウクライナへの支持は明確だとした上で
「戦争がいつまでも続かないようにするために、あらゆることを模索しなければならない時が来た」
と述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年10月11日、ベルリンでショルツ氏に対ロシア戦争の
「勝利計画」
を説明。
欧米の支援を得て軍事的優位を固めてロシアを交渉の席に着かせ、ウクライナ主導で和平を受け入れさせることが狙いだとされる。(共同)

G7初の国防相会合、伊ナポリで19日開催 ウクライナなど紛争多く安全保障面で連携強化
2024/10/16 18:36
https://www.sankei.com/article/20241016-INA6WJQGFRNJHJMJYIWMUMXWOM/
日米欧の先進7カ国(G7)は19日、初の国防相会合をイタリア南部ナポリで開催する。
議長国イタリアによると、ロシアによるウクライナ侵略などの紛争が相次ぐ中、安全保障面での連携強化が目的。
ウクライナの防衛支援や緊張が高まる中東情勢が主要議題となる。
イタリア政府関係者は
「会合を通じて、防衛分野でのG7の結束を示す」
と強調。
ウクライナ支援で防衛産業の生産能力が不足した経験を踏まえ、産業基盤の強化もテーマになる。
ウクライナは砲弾など物量で優位に立つロシア軍に対して劣勢を強いられている。
ゼレンスキー大統領が2024年10月今月、英独仏伊の4カ国を訪問した際、各国はウクライナの防空や防衛産業などへの支援を表明。
今回の会合でも支援継続のメッセージを発信するとみられる。
中東情勢を巡っては、イスラエル軍がレバノン南部に地上侵攻し、駐留する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の施設が攻撃を受けた。
G7として対応を議論する。(共同)

ロシア、北朝鮮人部隊を編成か 3000〜1万人規模 ウクライナ複数メディア報道
2024/10/16 8:26
https://www.sankei.com/article/20241016-GRWSIK5GKJKE3AFD2BYQYFH72I/
ロシアの侵略を受けるウクライナの複数メディアは15日、露軍が北朝鮮人で構成する部隊を編成し、ウクライナとの国境地帯に配備していると報じた。
ウクライナ軍の情報当局筋の話だとしている。
事実であれば、露軍の損耗拡大を背景とした動きの可能性がある。
部隊に配属された北朝鮮人18人が逃亡し、露軍が捜索しているとの情報があるとも報じている。
現地紙ウクラインスカヤ・プラウダによると、北朝鮮人で構成された部隊の名称は
「特別ブリヤート大隊」。
推定3000人規模だとした。
部隊名はロシアのアジア系少数民族、ブリヤート人に由来するとみられる。
ウクライナの英字紙キーウ・インディペンデントは15日、北朝鮮からロシアに
「兵士1万人」
が派遣されたと欧米側外交筋が話したと伝えた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は最近、北朝鮮がロシアに兵器を供給するだけでなく、実際の戦闘に人員を関与させていると指摘。
複数の欧米メディアも、北朝鮮がロシアに供給した短距離弾道ミサイルの運用に携わる人員を露軍に派遣している他、
「数千人」
の北朝鮮人が露国内で訓練を受けており、年内にも前線に配備される可能性があると伝えていた。
露朝は今年6月、事実上の軍事同盟となる
「包括的戦略パートナーシップ条約」
に署名するなど、安全保障協力を拡大している。

ウクライナ関係「強力に」 ジェトロ、首都キーウで事務所開所式
2024/10/11 10:57
https://www.sankei.com/article/20241011-DCN75SPATZNWDA4OEZSRY2RW3Y/
日本貿易振興機構(ジェトロ)は10日、ロシアの侵攻が続くウクライナの首都キーウに事務所を設け、中心部のホテルで開所式を実施した。
日本とウクライナの企業関係者ら約280人が出席。
柴田哲男所長は
「両国のより強力な結び付きの始まりとなる」
と挨拶した。
ウクライナ進出を検討中の日系企業10社も参加。
新しい有機肥料の開発に取り組むスタートアップ企業WAKU(岡山県高梁市)の代表取締役CEO姫野亮佑さんは、ウクライナの農業生産法人と実証実験を進めたい考え。
戦闘が続く中でも
「他の企業が入ってくる前に、できるだけ早く進出したい」
と意気込みを語った。
ウクライナの電力会社の男性社員は
「経済は全ての土台」
「発展するほど勝利に近づける」
と日本の支援に謝意を示した。(共同)

露軍、ウクライナ港湾インフラに3カ月で60回攻撃 副首相「食料危機を引き起こす」と非難
2024/10/11 10:50
https://www.sankei.com/article/20241011-VHYYJBTN6ZKYRC7IKTYSPVSSGM/
ウクライナのクレバ副首相は10日、ロシア軍が直近の3カ月で、ウクライナの港湾インフラを約60回攻撃したと明らかにした。
農業大国ウクライナは黒海を通じた穀物輸出を継続しており、クレバ氏は
「ウクライナの輸出能力を破壊するのが狙いだ」
「食料危機を引き起こす挑発だ」
と非難した。
一連の攻撃で約300の港湾施設、車両177台、船舶22隻が破壊されたという。
港湾作業員や船員ら79人が負傷した。
クレバ氏によると、ウクライナは現在40カ国以上に穀物を輸出している。
輸出先には中国、インドネシア、ベトナムといったアジア諸国のほか、エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、トルコ、オランダ、スペインが含まれる。(共同)

ロシアでアフリカ女性ら200人が無人機製造か 虚偽広告で渡航 監視下で従事
2024/10/11 10:30
https://www.sankei.com/article/20241011-HOOZHSP2HJKR5ACPO74MYM3SNI/
AP通信は10日、無料航空券や接客業などの仕事を約束するソーシャルメディアの広告を見てロシアに渡航したアフリカ出身の女性ら約200人が、ウクライナ侵攻で多用される無人機の製造に従事させられていると、当事者の話を引用して報じた。
APによると、女性はウガンダやルワンダ、ケニアなどアフリカ諸国やスリランカの出身で年齢は18〜22歳。
ロシア中部タタルスタン共和国アラブガの経済特区にある工場で、イラン製の無人機
「シャヘド」
の組み立てに1日12時間従事させられているとした。
ロシア人や中央アジア諸国の学生も働いているという。
女性らは職場や寮で常に監視下に置かれ、約束された賃金も支払われていないと訴えている。
国際人権団体
「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」
によると、ロシアは侵攻継続のため、仕事の内容を十分に説明せず、アフリカやインドから労働者を募集している。(共同)

ゼレンスキー氏が英仏首脳と会談 トランプ氏当選を視野に「勝利計画」への支持取り付けへ
2024/10/11 8:58
https://www.sankei.com/article/20241011-DMYT6OAAQ5JKDDYURBLTJ5ES4Q/
ロシアに侵略されたウクライナのゼレンスキー大統領は10日、欧州歴訪を開始し、英国とフランスでスターマー英首相、マクロン仏大統領とそれぞれ会談した。
ゼレンスキー氏は歴訪を通じ、各国から軍事支援強化の確約と、戦争終結に向けてウクライナが策定した
「勝利計画」
への支持を取り付けたい考えだ。
英メディアなどによると、ゼレンスキー氏はスターマー氏との会談で、戦勝計画の説明に加え、英国がウクライナに供与した巡航ミサイル
「ストームシャドー」
などの長距離攻撃兵器について露領内に対する使用制限を撤廃するよう改めて要請した。
1日に就任した北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長も会談に同席した。
ルッテ氏が就任後、NATO加盟国を訪れるのは初めて。
ルッテ氏は会談後、記者団に
「ウクライナを支援することは、NATO加盟各国にとって死活的に重要だ」
と訴えた。
戦況については、ロシア軍がウクライナ東部で徐々に前進しており、情勢は
「厳しい」
との認識を示した。
ウクライナによるロシアへの越境攻撃は
「合法的行動だ」
と明言しつつ、長距離兵器の使用制限の緩和の判断は
「供与国次第だ」
と述べるにとどめた。
ゼレンスキー氏は英仏に続いてイタリアとドイツも訪問。
11日のショルツ独首相との会談ではドイツが主導する弾薬の増産などが議題となる見通しだ。
ゼレンスキー氏としては投開票まで1カ月を切った米大統領選でウクライナ支援に懐疑的な共和党のトランプ前大統領が当選した場合を想定し、米欧の主要国との間でウクライナ支援の継続と、ロシアに侵略の利得を与えない形での戦争の終結に向けた合意を固めておきたい思惑がある。
トランプ氏は先月27日にニューヨークでゼレンスキー氏と会談した際、
「戦争は終わらせるべきだ」
「私なら直ちに終結させられる」
と戦いの幕引きに前のめりな姿勢を鮮明にしていた。
これに危機感を強めたゼレンスキー氏が今回の歴訪で改めて支持固めに走ったとみられる。
ただ、バイデン米大統領も含め12日にドイツで予定された米英独仏首脳とゼレンスキー氏との会談は、バイデン氏が米南部を襲ったハリケーンの対応のため出席できないとして見送られ、ゼレンスキー氏としては目算が外れた恰好だ。

「領土放棄してNATO加盟」形式の停戦案報道、ゼレンスキー氏が否定
2024/10/11 8:34
https://www.sankei.com/article/20241011-NMFXYW6N3ZMV3KM6YGTNFODFHM/
ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は10日、被占領地域の実効支配をロシアに認めるのと引き換えにウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟して安全を確保するという形での停戦案が検討されているという一部メディアの報道について、
「停戦に関する如何なる議論も行われていない」
と否定した。
パリで同日行われたフランスのマクロン大統領との会談後の記者会見での発言としてウクライナメディアが伝えた。
欧州歴訪中のゼレンスキー氏は
「私が停戦を協議するために支援国を訪問していると一部メディアが報じているが、事実ではない」
とも述べた。
ゼレンスキー氏はマクロン氏との会談で、ロシアに対する
「戦勝計画」
を説明し、支援を改めて要請した。
ゼレンスキー氏は同日、訪仏に先立ち英国も訪問。スターマー英首相に戦勝計画を説明した他、NATO加盟を望むウクライナの立場を改めて伝達した。
英紙フィナンシャル・タイムズなど一部メディアは最近、ウクライナや欧米当局者の間で、ウクライナが被占領地域を事実上放棄するのと引き換えに、NATOがウクライナの安全を保証するという形での停戦案が浮上していると報じていた。
ただ、ウクライナは報道を否定。
ロシアも停戦にはウクライナの
「中立化」
が必要だとし、NATO加盟は容認できないとの立場を示している。
一方、ウクライナの有力軍事メディア「ディープステート」は10日、露軍がウクライナ東部ドネツク州の集落3カ所とルガンスク州の集落1カ所を新たに制圧したと伝えた。

ウクライナ最高会議、戦費調達の増税法案可決 財源確保が課題
2024/10/10 21:06
https://www.sankei.com/article/20241010-D2GLGNSM7BMVJEZ4ZWW4CVUHLA/
ウクライナ最高会議(議会)は10日、戦費調達のための増税法案を賛成多数で可決した。
発効にはゼレンスキー大統領の署名が必要となる。
ウクライナメディアなどが伝えた。
ロシアが2022年2月にウクライナに全面侵攻を始めて以降、ウクライナの国防予算は急増し、ゼレンスキー政権は財源の確保を迫られている。(共同)

露南部にドローン攻撃 ウクライナ、「燃料施設を破壊」と発表
2024/10/10 19:50
https://www.sankei.com/article/20241010-M54NUCMUPBOH7EWAKUTWJ3PT5A/
ロシア南部アディゲ共和国のクムピロフ首長は10日、同共和国の都市マイコープ郊外にドローン(無人機)攻撃があり、住民の避難を実施しているとSNSで発表した。
死傷者はないとした。
ウクライナ軍高官のコバレンコ氏は同日、マイコープ近郊の軍用飛行場の燃料貯蔵施設を破壊したとSNSで発表。
飛行場で爆発が起きた様子を撮影したとする動画も投稿した。
ウクライナ軍は最近、露軍の燃料貯蔵施設や弾薬庫への攻撃を激化。露軍の継戦能力を低下させるための作戦だとしている。

プーチン露大統領、「露朝戦略条約」法案を国会提出 北朝鮮と事実上の同盟締結へ
2024/10/15 8:23
https://www.sankei.com/article/20241015-HTQPRFXU7VNN3LOMIIC3BP4KUM/
ロシアのプーチン大統領は14日、北朝鮮と安全保障協力の拡大などを定める
「包括的戦略パートナーシップ条約」
を批准する法案を露下院に提出した。
条約は、どちらか一方の国が武力攻撃を受ける恐れが生じた場合に即座に協議を行うことや、実際に武力攻撃を受けた場合に相互が軍事支援を行うことなどを規定。
一方が他方に不利益を与える協定などを第三国と結ばないことも定めている。
ロシアは北朝鮮と事実上の軍事同盟を結ぶ形。
ウクライナ侵略で欧米諸国と決定的に対立したロシアは、核兵器開発や人権問題などを巡って同じく欧米と敵対する北朝鮮と関係を深め、欧米に対抗する思惑を改めて鮮明にした。
露朝の関係強化は、両国の軍事的威圧と対峙する日本にとっても脅威となる。
法案は今後、露下院と上院で可決された後、プーチン氏の署名により成立する見通し。
米国やウクライナによると、ロシアは北朝鮮から調達した弾道ミサイルや砲弾をウクライナの戦場で使用。
ロシアは見返りにロケットエンジン技術などを北朝鮮に提供していると観測されている。
露朝間の包括的戦略パートナーシップ条約は、6月に24年ぶりに訪朝したプーチン氏が、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記とともに署名していた。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

31. いつも自己満足の長文[1] gqKCwoLgjqmMyJaekauCzJK3lbY 2024年10月30日 05:40:08 : QdUrP8zljs : NmpJeFphMUhPM1E=[5] 報告
バカはいつも誰も読まない長文を書き込み自己満足しているのだろうか。何らかの疾患を抱えているのだろう。外に向かないで事件を起こさないだけましかもしれない。
32. イワツバメ[835] g0ODj4Njg2@DgQ 2024年10月30日 11:22:22 : xIwq9Tn63Q : bDJybG9rczk3SDY=[437] 報告

ジョージア、

洪水か火災か地震かに合わないように。

33. 5915[409] glSCWIJQglQ 2024年10月30日 21:43:11 : CTWTGr4k5Y : QW82b2JEc2hISGM=[4] 報告
   
 
米当局、露記者を入国禁止 
露外務省「 自らに都合に悪い情報を抑圧 」
https://sputniknews.jp/20241030/19264979.html

米国民主党が大統領選で、またナニする予定で
邪魔なメディアは入国禁止に
 
   
 

34. воробей[578] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年10月31日 18:18:06 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[55] 報告
<▽32行くらい>
グルジア・・・・・・じゃなかった、ジョージアの続報ですが、司法は西側の傀儡ではなく、どうやらカラー革命を起こせないようですね。


Президента Грузии вызвали на допрос после заявления о фальсификации парламентских выборов
(グルジア大統領、議会選挙不正疑惑で召喚され尋問される)
昨日(2024年10月30日)、15:45
https://topwar.ru/252886-prezidenta-gruzii-vyzvali-na-dopros-v-ramkah-rassledovanija-vozmozhnoj-falsifikacii-parlamentskih-vyborov.html


グルジア検察庁は、最近行われた同共和国の議会選挙における不正行為の可能性に関する捜査の一環として、同国のサロメ・ズラビシュビリ大統領を召喚して事情聴取を行った。この訴訟は中央選挙管理委員会の声明とメディア情報に基づいて開始された。

与党ジョージア夢・民主党ジョージア党が大差で勝利したという選挙結果の発表後、ズラビシュビリ氏は詐欺の証拠を掴んでいるとのことで急いで宣言した。西側諸国はトビリシに対し適切な調査を行うよう求めた。野党の親西側政治勢力の指導者らは、ズラビシュビリ氏に対し、発言について説明するために検察庁を訪れることを控えるよう強く勧告した。

しかし、グルジア政府トップのイラクリ・コバヒゼ氏によると、ズラビシュビリ氏が検察に出頭せず、関連する証言を拒否した場合、これは改ざんに関する彼女の発言が虚偽である証拠とみなされるという。さらに、ジョージア与党はヘルシンキ委員会が選挙結果を不正操作したとされる証拠を提出するのを待っている。

また、リトアニアのギタナス・ナウセダ大統領は、ビリニュスはモルドバとグルジアの住民が欧州連合に参加する機会を逃すことは許さないと述べたと報じられている。ソ連崩壊後のバルト三国限界の大統領によると、トビリシとキシナウの両国は「欧州ファミリー」に加わるべきであり、EU諸国はグルジアとモルドバの親西側勢力に可能な限りの支援を提供すべきである。

35. パックスブリターニア[378] g3CDYoNOg1iDdYOKg16BW4Nqg0E 2024年10月31日 19:03:34 : YwtFiKGHPg : VER1ejdrVWt1Y0E=[32] 報告
>>28
>紛らわしいから日本政府は「グルジア」に戻せ! そうでなければサカルトヴェロだ!! 本来の地名はサカルトヴェロだろ

激しく同意!!
因にサカルトヴェロの民にとってはこれからが色々な面で正念場かも?!

36. 阿部史郎[1148] iKKVlI5qmFk 2024年10月31日 23:41:13 : cYRAeWjdps : aURIWUFBRGptV1E=[210] 報告
@IvankaNews_ キリストを磔にして殺したユダヤ人の末裔=反キリスト=イルミナティに熱烈 支持されていると言う事。恐ろしいことだ。

聖なる神様、人間の意向ではなく、主の御心だけ、善の法則だけが、この地になされますように強力に祈ります。
x.com/moco_moco_lb/s…

37. ExecutorNX[599] gmSCmIKFgoOClYKUgo@CkoJtgnc 2024年11月04日 12:42:14 : pNlPCkSbrE : UHFWeXlvcDg5aEk=[3551] 報告
>>6

ロシアには従属したくないけど、EUには従属したいんだ。

こういうのをレイシズムという。

38. パックスブリターニア[386] g3CDYoNOg1iDdYOKg16BW4Nqg0E 2024年11月04日 21:43:31 : YwtFiKGHPg : VER1ejdrVWt1Y0E=[40] 報告
<■94行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
「マスコミに載らない海外記事」と言うサイトからの転載だけど・・・・・・。

ジョージアとモルドバでNATOとEUは「Οχι(オヒ)」
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-a27450.html
スティーブン・カルガノビッチ
2024年10月31日
Strategic Culture Foundation

どうやら、どこの農民も目覚めつつあるようだ。戦略の天才連中は魔法の力を失いつつある。

❗️Telegram , Twitter , と VK でご参加願いたい。

お問い合わせ:info@strategic-culture.su

 ギリシャ語で「Oxi(訳注:発音はオヒ)」は「いいえ」を意味する。10月28日はギリシャとキプロスでは「Oxiの日=「No」記念日=参戦記念日」として祝われる。1940年のその日、ムッソリーニの全権大使がギリシャ政府に最後通牒を突きつけ、枢軸軍に領土を占領させるよう要求した。当時のギリシャ首相メタクサスは、この厚かましい要求に対して「Oxi」という一言で返答した。その後のことは、言うまでもなく歴史だ。

 先週行われた選挙と国民投票で、現代の傲慢な覇権国に、ジョージアとモルドバの国民が本質的に同じメッセージを送ったのだ。欧米諸国がロシアに対して執拗に行っている戦争で、ジョージアとモルドバは犠牲の羊として仕えるように決められていた。ジョージアは特に自滅的な役割が想定されていた。ドイツや欧州連合の関連従属国より更に破滅的な国家自殺行為をジョージア政府がするよう、欧米諸国は期待していたのだ。

 ウクライナでの明らかな軍事的大失態に直面して、欧米の戦略家簾中は、ジョージアを利用してロシアに対する第二戦線を開いて状況を改善する素晴らしい考えを思いついた。2008年に同様突飛な計画で利用しようとした際に、ロシア軍に大敗したジョージア軍が、外国権益のための砲弾の餌食として再び戦闘に駆り出されることとなった。

 彼らの計画実現可能性に長い影を落とす重要な詳細を戦略家連中は見落としていた。2008年、ジョージアを統治していたのは連中の傀儡サアカシュヴィリだった。現在、状況は根本的に変わっている。彼らの傀儡、フランス生まれのEU市民サロメ・ズラビシヴィリが大統領としている一方、自国にとって何が最善かの政策判断基準を持った主権主義の愛国者にジョージアは統治されている。もちろん、このような政策基準は、グローバリストの考え方にとって全く忌まわしいものだ。

 彼らの観点からすると、ジョージア選挙は酷く間違った方向に進んだ。与党の主権主義政党「ジョージア・ドリーム」が54%の票を獲得して勝利した。選挙結果は選挙管理委員会に正式に認定された。

 自国の主権問題への不干渉を現在のジョージア政府がどれほど真剣に考えているか、つい最近明らかになった。先週末の選挙を見越して、ガリバシビリ首相は、ジョージアで活動していると言われる約2万の「NGO」資金援助の透明性を義務付ける法律を提案し、十分な差で議会が承認した。透明性法が陰謀を公にするのを意図していた外国が支援する陰謀団は即座に発狂した。ズラビシビリ大統領自身外国人で、元フランス外務省職員で、ジョージア語の話し方はゼレンスキーのウクライナ語と変わらないため、この法律の厳格な適用を受ける第一候補だ。愚かにも可決された外国代理人透明性法が正式に発効できるよう署名する大統領の義務を彼女は果たさずゲームを台無しにした。だが淑女らしからぬ妨害の試みは無駄に終わった。この法律には彼女に代わりジョージア議会議長が署名した。

 予想通り、透明性法が可決され、暴露され、ジョージアをEUに、そして最終的にNATOに引きずり込むよう命じられている外国が支援する分子は諦めていない。彼らは選挙での敗北を覆して、ジョージアをロシアとの軍事衝突に突入させて、崩壊しつつある欧米諸国のウクライナ戦線を救済しようと本格的カラー革命シナリオに頼っている。10月28日月曜、ジーン・シャープのシナリオを忠実に守り、選挙結果に異議を唱えるトビリシでの大規模抗議行動が計画された。

 ジョージアで敗北したことへの怒りを反映して、不利な選挙結果を覆すため全力を尽くすと決意した欧米諸国は、無謀にもジョージアにおける最高位の手駒たるサロメ・ズラビシビリ自身を起用すると決定した。厳密に言えば国家元首で最高法執行官であるジョージア大統領が自国の選挙過程を弱体化させる作戦を指揮したのだ。最近ジョージアで可決された外国代理人法案が緊急に必要なことを示す更なる証拠が必要だろうか。ロシア干渉の「証拠はない」と率直に認めながら、ズラビシビリ大統領(英語圏の読者は「前兆」と言いたくなるだろう)はベネズエラのように鎮火するかもしれない内乱の最前線に自分と自分の事務所を置いている。あるいはジョージアを不安定化させて、最終的にロシアとの自殺的戦争を扇動する用意がある傀儡政権を樹立するかもしれない。まさにそれこそが、外国が扇動したこれら騒乱が実現するために起こされた理由だ。

 モルドバでも一連の同様の出来事が起きた。ジョージアでの投票の一週間前、モルドバのEU加盟に関する国民の立場を確認するため、憲法改正の国民投票が行われた。この国民投票はEU加盟後に通常行われるNATO加盟への足がかりとして、親欧米傀儡政権にとって重要なものだった。投票手続きを不正操作するため極端な予防措置が取られた一方、ジョージア同様、モルドバを「欧州の道」から逸らそうとロシアが干渉したと声高に主張された。だが政治評論家マルコ・ガシックが主張する通り、典型的な、モルドバに対するロシアの干渉という非難には一片編の証拠もない。

 手続きの根本的不正を強調するかのように、数十万人と推定されるロシア在住モルドバ国民は国民投票参加を禁じられたが、欧州連合在住者は参加が認められた。だが、あらゆる策略にもかかわらず、国民投票主催者にとって結果は政治的大惨事になった。これは数学的には、ある種「勝利」だったが、その薄弱さゆえに親EU勢力にとって道徳的かつ政治的敗北だった。全ての投票を数えた公式データでは賛成票は50.46%、反対票は49.54%だった。貧しいモルドバ人でさえ、もはや「欧州」という作り話は信じていない。

 どうやら、どこの農民も目覚めつつあるようだ。戦略の天才連中は魔法の力を失いつつあり、連中の無能さと知力の低下に関するAndrei Martyanovアンドレイ・マルチャノフの厳しい評価を再び裏付けている。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/10/31/in-georgia-moldova-its-%ce%bf%cf%87%ce%b9-for-nato-and-eu/

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