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トランプ排除にディープステートは全力を尽くしたが、今後どうなるのか?
2024年07月24日
フィニアン・カニンガム
2024年7月23日
Strategic Culture Foundation
7月13日に仕組んだ単独暗殺者でドナルド・トランプを排除していれば大統領選はジョー・バイデンに有利になっていたはずだった。だが、それはうまくいかなかった。
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ディープステートにとって、これは大失敗だ。7月13日に仕組んだ単独暗殺者を使ってドナルド・トランプを排除していれば大統領選はジョー・バイデンに有利になっていたはずだった。
だが、それはうまくいかなかった。ディープステートの観点からすれば、これ以上悪い状況はあり得ない。トランプは耳のかすり傷だけで、アメリカの英雄として象徴的な写真がホワイトハウス奪還の原動力となっている。政治的勢いが急上昇し、彼の脆さは、活気にあふれたトランプ陣営にかなわず、バイデンはついに降参を余儀なくされた。
アメリカ体制の中心的存在、つまり帝国のディープステートは必要に迫られて賭けに出た。トランプは連中が好む人間ではない。ウクライナでの儲かる対ロシア戦争商売を終わらせることを彼は語りすぎている。しかし、その代理戦争継続には途方もない既得権益がかかっている。これは軍産複合体とウォール街の儲けだけの問題ではないのだ。アメリカ覇権を維持するため、ロシアと地政学的に対峙することも狙いなのだ。
この不正な金儲け反対を公言し、11月に大統領選に当選すれば、この紛争を直ちに終わらせると約束しているため、トランプは攻撃の標的となっているのだ。
ジョン・F・ケネディの場合と非常に良く似ている。JFKはベトナムでのソ連に対する代理戦争激化に反対し、より一般的に冷戦縮小を望んでいた。ディープステートの巨大既得権益に対する彼の反対が、1963年11月22日の「ダラスの熱い日」を招いた。
ジェームズ・ダグラスの著書『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか 語り得ないものとの闘い』は、アメリカ政府による凶悪な殺人と、選出された大統領に対するクーデターについておそらく最も良く説明した作品であり、一度それを理解すれば、アメリカ政治に対する見方は永遠に変わるだろう。
ペンシルバニア州バトラーでのトランプ暗殺未遂事件と同様、ダラスでも単独銃撃犯がいたのが明らかだった。トランプに数発発砲したトーマス・マシュー・クルックスと違い、ディーリー・プラザでオープンカーに乗っていたジョン・F・ケネディに発砲したのは24歳のリー・ハーヴェイ・オズワルドではなかった。オズワルドは、その日ディープステートが配備した数名の狙撃チームという真の殺人犯を隠蔽するためディープステートが仕組んだスケープゴートに過ぎなかった。
20歳のクルックスの場合も、スケープゴートだったが、違いは、射殺される前に厳重警備の部屋に入り、数発発砲するのを許されたことだ。
都合よく射殺されたオズワルドと同様、死者は何も語らない。だから、あの日バトラーで:クルックスが、どんな支援を得て、警官やシークレットサービスの目を逃れ、屋上に上り、トランプを狙い撃ちしたのか我々は永遠に分からないかもしれない。
JFKの時と同様、隠蔽は始まっている。失敗に対する激しい批判の中、国土安全保障省とFBIはトランプ大統領暗殺未遂に至るまでの出来事を調査している。共謀に関与したとされる組織が自らをきちんと捜査するなど一体どうして期待できるだろう。彼らは捜査できないし、捜査するつもりもないのだ。
ケネディ暗殺後、ウォーレン委員会がダラス事件を調査した。同委員会は、JFK暗殺に関与したとされるCIA元長官アレン・ダレスが率いた。予想通り、暗殺はリー・ハーヴェイ・オズワルドが単独犯として行動したとするごまかし報告書をウォーレン委員会は作成した。アメリカ・メディアが60年間もこの茶番劇隠蔽工作に耽っていたことが、洗脳プロパガンダの根深さと、いわゆる「自立したジャーナリズム」茶番を物語っている。
しかし、トランプに関しては、ディープステート連中はかなりいい加減だ。プロの秘密射撃手を使って連続射撃をする代わりに、誰が見ても射撃が上手とは言えない、AR型ライフルが任務に最適な武器だった青年に射撃させたのだ。
今やディープステートは大きな問題を抱えている。トランプは危機一髪で逃げ切り、血まみれの顔と拳を突き上げて、アイコンの地位にまで上り詰めた。ディープステートの卑劣で不正な行為の疑念だけで国民の怒りが爆発し、大統領選挙運動には未曾有の勢いがついた。無党派有権者も、アメリカ体制に対する軽蔑からトランプに有利に働く可能性がある。
トランプの精力的選挙運動を前に、バイデンは身を引くしかなかった。6月27日のテレビ討論会で明らかになった彼の認知症は、既に民主党幹部や寄付者の間でパニックを引き起こしていた。しかし暗殺の英雄的生存者を前にして、バイデンに勝ち目はなかった。
この遅い段階で、民主党がトランプに対抗できる候補者を見つけられるかどうか疑わしい。バイデンは副大統領のカマラ・ハリスを支持しているが、彼女の経歴はパッとせず、勝利の鍵にはなり得ない。8月19日まで民主党全国大会は開かれず、そこで候補者が正式に指名される。11月7日の選挙日まで、わずか2か月ほどしかない。
アメリカの戦争と帝国主義的権力投射を追求するディープステートにとって、民主党が選択肢になっている。
帝国の思惑にとってトランプは余りに異端者すぎる。彼の副大統領候補JD・ヴァンス上院議員もウクライナの代理戦争に強く反対している。2年半の戦争の和平交渉をロシアと始めるようキーウ政権に強いると共和党候補は主張している。NATO同盟に決して参加しないというロシアの要求をウクライナが受け入れるようヴァンスは提案している。
アメリカの選挙はディープステートにとって深刻なジレンマとなりつつある。ディープステートはトランプ排除に全力を尽くしたが、結局は彼をホワイトハウスに押し上げる結果となった。ウクライナでの儲かる戦争商売とロシアとの地政学的対決は今や危機に瀕している。
南北戦争以来見られなかった未曾有の危機にアメリカが陥りつつあるのは確実だ。
記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2024/07/23/deep-state-bet-farm-on-taking-trump-out-now-what/
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耕助のブログ Pepe Escobar記事翻訳
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