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台湾や南シナ海問題で「率直な議論」 米中首脳 台湾問題で応酬か/ 朝日新聞
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投稿者 仁王像 日時 2024 年 4 月 07 日 09:30:42: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

台湾や南シナ海問題で「率直な議論」 米中首脳 台湾問題で応酬か/
朝日新聞社 によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%82%84%E5%8D%97%E3%82%B7%E3%83%8A%E6%B5%B7%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%A7-%E7%8E%87%E7%9B%B4%E3%81%AA%E8%AD%B0%E8%AB%96-%E7%B1%B3%E4%B8%AD%E9%A6%96%E8%84%B3-tiktok%E3%82%82%E8%AD%B0%E8%AB%96/ar-BB1kXWZw?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=dbac8d2a649a4cfea081e7db359f951f&ei=8

 バイデン米大統領と中国の習近平(シーチンピン)国家主席は2日、電話で協議した。米政府によると、米中間の懸案をめぐって「率直で建設的な議論」を行い、対話を続けることを確認した。米中首脳の協議は、2023年11月の米カリフォルニア州での会談以来となった。

2022年11月14日、首脳会談に臨むバイデン米大統領(右)と中国の習近平国家主席=ロイター

 電話協議は1時間45分にわたった。中国とフィリピンの間で緊張が高まる南シナ海の問題をめぐり、バイデン氏は法の支配や航行の自由の重要性を強調した。南シナ海では最近、中国船とフィリピン船の衝突が起きており、バイデン氏は中国側を牽制(けんせい)した形だ。

 台湾で5月に民進党の頼清徳(ライチントー)副総統が新総統に就任するのを前に、台湾問題をめぐっても応酬があったとみられる。バイデン氏は、「台湾海峡の平和と安定」の重要性を習氏に伝えた。

 中国外務省によると、習氏は協議のなかで「台湾問題は中米関係において越えてはならない第一のレッドラインだ」と強調した。

 その上で、「米国側が台湾独立を支持しないという大統領の前向きな発言を実行に移すことを期待する」と注文を付けた。

 経済安全保障をめぐる問題も議題となった。ホワイトハウスのカービー広報補佐官(国家安全保障担当)によると、バイデン氏は中国企業が運営する動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」をめぐる懸念を伝えた。米下院では、ティックトックの全米での利用禁止につながる法案が可決された。中国は反発しているが、バイデン氏はこうした動きについて「国家安全保障上の利益を守るためだ」と説明したという。

 中国側は香港、人権、南シナ海に関する問題についても立場を説明したとしている。

 米中間の根深い対立構造には変わりがないものの、米中ともに偶発的な衝突を避けたい思惑では一致する。両首脳は、高官や実務者レベルの協議を続けることを確認した。

 イエレン財務長官が今月3〜9日に、ブリンケン国務長官も数週間以内にそれぞれ訪中し、中国側との会談を行う予定だ。習氏は両氏の訪中を歓迎する意向を示し、「世界の課題に共同で取り組むことを望む」と述べた。

 今月11日には、日米フィリピンによる初の首脳会談がワシントンで開かれ、中国を念頭に安全保障協力の強化を打ち出す見通しだ。

 11月の米大統領選を前に、米国内では今後、対中強硬論がさらに強まることも予想される。バイデン政権は中国との間で、競争と対話の双方を重視してきた。昨年11月の米中首脳会談での合意に基づき、中国側との対話を早期に進めることで、緊張の高まりを回避する狙いがあるとみられる。  

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