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世界が激変する懸念 二つの大きな連合の出現がもたらすもの/
毎日新聞 によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%8C%E6%BF%80%E5%A4%89%E3%81%99%E3%82%8B%E6%87%B8%E5%BF%B5-%E4%BA%8C%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E9%80%A3%E5%90%88%E3%81%AE%E5%87%BA%E7%8F%BE%E3%81%8C%E3%82%82%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%99%E3%82%82%E3%81%AE/ar-BB1iJgHO?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=0bf6921285fc41808349ff9bc757fcd3&ei=5
ロシアによるウクライナ侵攻から24日で2年を迎える。今後について専門家はどう見るのか。米ジョンズ・ホプキンス大教授で米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の戦略研究の議長も務めるエリオット・コーエン氏は、ロシアや中国などの連合がさまざまな紛争で助け合う事態に懸念を示す。
米国はロシアがウクライナに侵攻した前後は素晴らしい対応をした。機密情報を積極的に同盟国などと共有し、何が起きるかを正確に伝えた。ただ、実際の軍事支援では消極姿勢が目立った。供与する兵器や軍装備品の種類や量はウクライナが求めるものと違った。高機動ロケット砲システム「ハイマース」などの強力な兵器を供与するタイミングも遅すぎた。ロシアの反応を気にしすぎたからだ。もっと積極的かつ効果的に対応していれば現在の戦況は違っていただろう。
戦争の戦略的な目標から言えば、ロシアは既に敗北している。ウクライナ人はロシアを永遠に憎むだろう。かつて同じ国家だった人々が憎悪の感情を抱き続けることはロシアにとって大きな損失だ。欧米の軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)は拡大し、ロシアが望んできた西側諸国との経済的な強い結びつきもなくなった。ロシアは中国との関係強化に努めているが、従属的なものになる危険性もはらむ。
誰もが持つべき大きな懸念は、世界に二つの大きな連合が出現したことだ。一つはロシア、中国、イラン、北朝鮮による連合だ。南アフリカなどの国々からも一定の支持を得ている。もう一つは、米欧の民主主義国家に日本、韓国、オーストラリアなどを加えたものだ。この構図は今後も続く。前者の連合に事実上の同盟関係が生まれ、さまざまな紛争で助け合う方向に進めば、世界は激変する。
中国はウクライナ侵攻から教訓を得ている途中だ。残念ながら核の脅威が有効だと認識しただろう。ロシアが核の使用をちらつかせたことで、米国が抑止されたと考えているからだ。また、台湾を占領するのであれば最初の1週間以内に政府を制圧するのが非常に重要だと学んだだろう。
ウクライナ支援に懐疑的なトランプ前米大統領が仮に再選されても、予測不可能でロシアの利益になるかは分からない。ただ、ウクライナ支援が滞れば、同盟国などは米国は頼りにならないと考えて軍備強化などの「自立」を考えるだろう。ロシアはあらゆる戦争犯罪を繰り返しながら隣国を理不尽に一方的に侵略した。ロシアの野望を打ち砕くことは、力によって国際秩序の変更を考える他国への警告になる。【聞き手・鈴木一生】
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