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「護衛のみ。攻撃は不可」いよいよ紅海に軍艦派遣へ!? フーシ派対策のため 独海軍/
乗りものニュース編集部 の意見
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EU海軍の任務として派遣される
ドイツ連邦軍は2024年2月8日、海軍が保有するザクセン級フリゲート「ヘッセン」が紅海での作戦に参加するため、ヴィルヘルムスハーフェン港を出港したと発表しました。
「ヘッセン」はこれから、スエズ運河を通って紅海に入り、バブ・アル・マンダブ海峡まで進む予定です。
同海域での任務は、イエメンの反政府武装組織であるフーシ派の攻撃から商船を守ることです。同艦は北大西洋条約機構(NATO)の任務で北海及びバルト海に6か月間派遣され、帰港したばかりでしたが、数週間も経たず今度は紅海に行くこととなりました。
この派遣はNATOとしてではなく、EUとしての任務とのことです。欧州議会は2024年1月31日に、紅海を航行する商船の保護のために「アスピデス作戦」を行うと発表し、ドイツのほかにもフランス、イタリアといったEU加盟国計7か国が、艦艇や航空機を派遣します。当初フーシ派は、イスラエルと関係のある商船を攻撃すると宣言していましたが、同国との関係が希薄な商船も標的になっていることを受けての派遣となります。
作戦名がギリシャ語の「盾」を意味する「アスピデス」ということで、アメリカ、イギリスの行っているフーシ派施設への空爆といった軍事攻撃には参加せず、海上のみでの護衛活動に専念するとのことです。
なお、アスピデス作戦については、2024年2月19日頃には正式に欧州理事会の認可が下りる予定です。
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