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(回答先: チョコレートも果物も甘いお菓子も間食として食べるのなら、寿命を延ばし健康にも良いです。 投稿者 中川隆 日時 2025 年 2 月 13 日 10:39:06)
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戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いも多くどこまで正しいのかわかりません。とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。
果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の
・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない
というのはすべて間違いです。
そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べていたのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊す事になり自然寿命は60歳程度でした。
現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。
カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ
玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。
病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:
人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。
解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。
糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。
ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。
ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。
また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/
ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。
▲△▽▼
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。
二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。
小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/
脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。
吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:
ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos
吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
- 乳製品の摂取で骨粗鬆症になるというのは間違いです。 骨粗鬆症の原因は骨に含まれるコラーゲンが減少する事です。乳製品も甘い… 中川隆 2025/2/16 13:11:48
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