ところが、これに対する21日のロシアの回答がすごい。
新型Oreshnik、マッハ10、これだけならイスカンダーやキンジャールなみの印象だが、この新型は多弾頭だ。今回のは6発の子弾頭を持っていた。それぞれがピンポイント。さらにその子弾頭が孫弾頭を持っていた。
この映像がこれ、
https://x.com/MedvedevRussiaE/status/1859659775132492036?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1859659775132492036%7Ctwgr%5E925e4f0b9bf734cbb0734073f22c6c7b6361f4e6%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.rt.com%2Frussia%2F608040-medvedev-oreshnik-video-strike%2F

６回光っているのが６個の子弾頭、そして一回の光りで３、４個見えるのが孫。マトリューシカ。

これだけでも凄いが、さらにこのOreshnikがキンジャールと違うのは、キンジャールは標的に衝突する数秒前にhyper sonicからsupersonicに速度が落ちるのだが、このOreshnikはhyperのまま突っ込んでいく超強力な運動エネルギー兵器でもあることだ。炸薬を装填していなくとも１万台の自動車が時速100kmで衝突したのと同じエネルギーになる。１年位前キンジャールが地下100メートルの要塞にいた外人部隊を殲滅しとことがあったから座標さえわかれば地下数百メートルでも攻撃できるのではないか。

核兵器のように放射能をまきちらしたり、近隣の家庭を焼き尽くしたりそういう迷惑なことをせずに、戦略目標のみをエリミネイトできる。横田のような場所でも安全なオペレーションが可能かもしれない。

ヌッポンマスゴミもロシア相手に戦争を煽るのはやめたほうがよい。特に日本の場合は他国と違って、ロシアとは平和条約も締結していないからテクニカリーには戦争状態だ、国連の敵国条項も残存したままだ。そうでなくとも、ロシアの攻撃は、2014からのネオナチ政権によるドンバス住民虐殺への正当防衛という大義名分があるのだから。ヌッポンマスゴミは80年前も悪の味方になって、今回も悪の味方になるのか。

ポツダム宣言の６項目目にはこう書いてある。
「六　吾等ハ無責任ナル軍國主義ガ世界ヨリ驅逐セラルルニ至ル迄ハ平和、安全及正義ノ新秩序ガ生ジ得ザルコトヲ主張スルモノナルヲ以テ日本國國民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ擧ニ出ヅルノ過誤ヲ犯サシメタル者ノ權力及勢力ハ永久ニ除去セラレザルベカラズ」

「無責任なる軍国主義」とはネオナチと同類の連中のことだ。「日本国民を欺瞞した」連中には現在のマスゴミの先輩たちが含まれる。現在のマスゴミは先輩たちと同じことをしている。主人がヒロヒト天皇からデプステトに変わっただけだ。そのデプステトは３回もトランプ暗殺に失敗し、何十回もトランプを有罪にしようとして失敗し、ついに就任式2ヶ月前になって核戦争の火縄に火をつけたが、核戦争を望まないプーチンの袖にかくされていたOrechnikとかいう手品によってギャフンと言わされた。

2022.2.24の時点では、彼らは、20倍の経済力、20倍の軍事予算、10倍の兵力のNATOがロシアに負けるはずはない、と考えたが結果はことごとく間違っていた。兵器はロシアのほうが優秀で、運用、用兵はロシアのほうが優秀で、兵站はロシアのほうが圧倒し、兵士はロシアのほうが士気が高く、経済制裁しても決済妨害(SWIFT遮断)しても外貨泥棒(50兆円)しても、ロシア経済の成長率は高く、NATO諸国経済はメタメタになった。おまけに、国際社会の潮流はアングロフォンと日韓を除くアジア、中東、ラテンアメリカ(アルゼンチンンを除く)、アフリカのベクトルは大きくロシア中国BRICSに傾いている。

要するに、アメリカ一極の繁栄の源泉であるブレトン・ウッズ体制が崩壊進行中なのだ。ブレトン・ウッズはニクソンの金兌換停止で御臨終のはずだったが、サウジとの石油にペッグする協定で延命できた。そのペッグに違反するヤツが出現すると、「民主主義の敵」というレッテルを張って、空母を送って殺した。軍事力によって支えたのだから、金本位制ならぬ軍事力本位制である。カダフィやサダムは圧倒的な軍事力の前に殺された。プーチンロシアも同様になって、特にロシアは今後数千年力を持てないように、５分割くらいになっていただろう、もしこの戦争に負けていれば。そして、それが成就した暁には、次は５千年の歴史を持つ国、さらにその次はもう一つの５千年の国、というグランドデザインだった。

それがオジャンになった。軍事力、技術力、テクノロジーで負けたのである。運用、用兵、作戦、戦略で負けたのである。世界の人々への説明、説得、思想で負けたのである。文化、芸術、魅力でも負けたのである。(ナントカオペラハウスとかがロシア人というだけで出演禁止する、というようなことをやればその劇場の魅力がなくなる、オリンピックも同様)