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米国の支配層に従ってロシアとの戦争に進むドイツは今でもナチズムの影響下(櫻井ジャーナル)
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投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 5 月 13 日 01:20:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

米国の支配層に従ってロシアとの戦争に進むドイツは今でもナチズムの影響下
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202405130000/
2024.05.13 櫻井ジャーナル

 イギリスのデイビッド・キャメロン外相やフランスのエマニュエル・マクロン大統領はロシアを軍事的に挑発したが、ロシア政府から警告を受けた後、おとなしくなった。これは本ブログでも書いたことだが、ドイツからも好戦的な声が聞こえてくる。

 ​アンネグレート・クランプ-カレンバウアー国防相(2019年7月から21年12月まで)の首席補佐官を務め、今はミュンヘン安全保障会議のシニア・フェローを務めるニコ・ランゲは、ロシアのミサイルやドローンを撃墜するため、ポーランド領内のパトリオット対空システムを使うべきだと主張している​。壊滅状態のウクライナの防空システムを補うつもりなのだろう。

 そのアイデアに賛成している議員も複数いて、その中にはCDU(キリスト教民主同盟)のローデリヒ・キーゼベッター、同盟90/緑の党のアグニェシュカ・ブルッガーやアントン・ホフライター、自由民主党のマーカス・ファーバーも含まれている。元NATO事務次長のハインリッヒ・ブラウス中将も同じだ。

 イランは4月13日、ドローンとミサイルを組み合わせてイスラエルの軍事施設を攻撃した。イスラエル軍が4月1日にダマスカスのイラン領事館を空爆し、IRGC(イスラム革命防衛隊)の特殊部隊と言われているコッズのモハマド・レザー・ザヘディ上級司令官と副官のモハマド・ハディ・ハジ・ラヒミ准将を含む将校7名を殺害したことに対する報復だ。

 イラン軍はイスラエルのネバティム空軍基地、ラモン空軍基地、そしてハルケレン山頂にある「サイト512」基地のAN/TPY-2 Xバンドレーダー施設を攻撃したが、その際にドローンを囮に使った。大半のミサイルはイスれるの防空網やアメリカ/NATOの戦闘機による迎撃を突破、目標に命中したと言われている。ネバティムの場合は滑走路が損傷を受けていることを示す衛星写真、ラモンの場合はミサイル攻撃を受ける様子を撮影した映像が公表された。

 ウクライナでもこれと同じようにNATO軍のミサイルや戦闘機を使えると考えているのかもしれないが、相手がイランでなくロシアだということを忘れてはならない。ロシアのウラジミル・プーチン大統領はF16戦闘機がNATO諸国の飛行場で運用された場合、その飛行場は攻撃の標的になると警告している。

 ドイツで外務大臣を務めるアンナレーナ・ベアボックは2022年にプラハで開かれた「フォーラム2000」で、「ドイツの有権者がどのように考えようとも、私はウクライナの人びとを支援する」と発言、昨年1月には欧州議会で「われわれはロシアと戦争している」と公言している。

 NATOは今年1月から7月にかけて「ステッドファスト・ディフェンダー」と名付けられた軍事演習を実施中だが、これをロシア側はNATOが攻撃の準備をしていると考えているはずだ。直接的な軍事衝突が現実になった場合、現在の戦力ではアメリカ/NATO軍がロシア軍に勝つことは不可能だ。

 この演習中、ロシア軍はバルト海周辺で電子戦のテストを実施、63時間にわたり、どの程度かは不明だが、NATOのハイテク機器に影響が出たと言われている。こうした攻撃はNATO側も想定していたはずで、どのように対応するかをロシア軍は見たかったのだろうと推測する人もいる。

 アメリカの好戦派であるネオコンは1992年2月、国防総省のDPG(国防計画指針)草案という形で世界制覇計画を作成した。いわゆる「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」だ。その中でドイツと日本をアメリカの戦争マシーンに組み込み、新たなライバルの出現を防ぐことが謳われている。「第3次世界大戦」が始まったのだと言う人もいる。日本がアメリカの戦争マシーンに組み込まれたのは1995年だ。

 フランクリン・ルーズベルトが1945年4月12日に急死するとニューディール派の力が弱まり、ナチスを支援していたウォール街が実権を奪還した。ドイツが降伏するのはルーズベルト急死の翌月だ。

 第2次世界大戦でドイツの敗北が決定的になったのは1943年1月のことである。ドイツ軍がスターリングラードで降伏したのだ。ドイツ軍は1941年9月から44年1月にかけてレニングラードを包囲、アドルフ・ヒトラーは市民を餓死させると宣言していた。その包囲戦で死亡したり行方不明になったソ連人は100万人を超したとも言われている。

 包囲戦が始まって間もない1941年10月頃、ヘイスティング・ライオネル・イスメイはアドルフ・ヒトラーと同じようにモスクワは3週間以内に陥落すると推測、高みの見物をきめこんでいた。イスメイはイギリスの首相を務めていたウィンストン・チャーチルの側近で、NATOの初代事務総長になる。(Susan Butler, “Roosevelt And Stalin,” Alfred A. Knopf, 2015)

 ドイツにとって戦況が思わしくなくなっていた1942年冬、SS(ナチ親衛隊)はアメリカとの単独講和への道を探りはじめ、密使をスイスにいたOSS(戦略事務局)のアレン・ダレスの下へ派遣、ルーズベルト大統領には無断で交渉を始めた。

 ダレスたちが接触した相手にはSA(突撃隊)を組織、後にヒトラーの第一後継者に指名されたヘルマン・ゲーリングも含まれる。ウォール街人脈はゲーリングを戦犯リストから外そうとしたが、ニュルンベルク裁判で検察官を務めたニューディール派のロバート・ジャクソンに拒否され、絞首刑が言い渡された。処刑の前夜、彼は何者かに渡された青酸カリウムを飲んで自殺している。(David Talbot, “The Devil’s Chessboard,” HarperCollins, 2015)

 1944年になるとOSSのフランク・ウィズナーを介してダレスのグループがドイツ軍の情報将校、ラインハルト・ゲーレン准将(ドイツ陸軍参謀本部第12課の課長)と接触している。ゲーレンはソ連に関する情報を握っていた。ちなみに、OSS長官のウィリアム・ドノバン、ダレス、そしてウィズナーは全員、ウォール街の弁護士だ。

 ダレスたちは1945年初頭にカール・ウルフなる人物に隠れ家を提供した。ウルフはハインリッヒ・ヒムラーの側近で、ナチ親衛隊の高官。さらに北イタリアにおけるドイツ将兵の降伏についての秘密会談が行われている。「サンライズ作戦」だ。(Christopher Simpson, “The Splendid Blond Beast”, Common Courage, 1995 / Eri Lichtblau, “The Nazis Next Door,” Houghton Mifflin Harcourt, 2014)

 1945年5月にドイツは無条件降伏、それと同時にゲーレンはCIC(米陸軍対敵諜報部隊)に投降、携えていたマイクロフィルムには東方外国軍課に保管されていたソ連関連の資料が収められていた。

 ゲーレンを尋問したCICのジョン・ボコー大尉はゲーレンたちを保護したが、彼の背後にはアメリカ第12軍のG2(情報担当)部長だったエドウィン・サイバート准将、連合国軍総司令部で参謀長を務めていたウォルター・ベデル・スミス中将がいた。(Christopher Simpson, “Blowback”, Weidenfeld & Nicloson, 1988(クリストファー・シンプソン著、松尾弌之訳「冷戦に憑かれた亡者たち」時事通信社、一九九四年))

 サイバート准将とゲーレン准将は1946年7月に新情報機関の「ゲーレン機関」を創設、ナチスの残党を採用していく。ゲーレンはダレスのグループに守られ、組織は肥大化していった。

 大戦後にアメリカの内部では軍の内部でソ連に対する先制核攻撃が計画され、国務省はコミュニズムに反対する亡命者、つまりナチスの元幹部や元協力者の逃走を助け、保護し、雇い入れる。1948年に始まった「ブラッドストーン作戦」だ。

 この作戦で助けられた人物の中には親衛隊の幹部だったオットー・スコルツェニーやゲシュタポ幹部で「リヨンの屠殺人」とも呼ばれていたクラウス・バルビーも含まれている。この作戦を実行するための指令がNSC10/2。この指令に基づいて破壊工作を担当した極秘機関OPC(政策調整局)も設置されている。

 スコルツェニーは大戦が終わってから裁判にかけられたが、拘束される前にナチスの仲間をアルゼンチンへ逃がす組織ディ・シュピンネ(蜘蛛)を設立している。1948年7月には収容施設から逃亡することに成功した。

 この逃亡にはアメリカ軍憲兵の制服を着た元親衛隊将校3名が協力しているのだが、スコルツェニーはアメリカ政府が協力したと主張している。ナチスの幹部を逃走させる組織としてODESSAが知られているが、これはアメリカで使われていた逃走組織の暗号名だという。

 また、アメリカの情報機関人脈は1945年から59年にかけてドイツの科学者や技術者16000名以上をアメリカへ運び、軍事研究に従事させている。「ペーパー・クリップ作戦」だ。そうした研究者の中にはマインド・コントロールに関する研究者も含まれていた。

 ダレスを含むウォール街人脈がナチスの高官を保護、逃亡させ、雇用しているわけだが、そもそもウォール街はナチスのスポンサーだった。CIA長官を経て大統領になったジョージ・H・W・ブッシュはエール大学時代にCIAからリクルートされたと言われているが、ジョージの父親であるプレスコット・ブッシュは上院議員になる前、ウォール街の銀行家で、アレン・ダレスの友人だった。

 プレスコットが結婚したドロシーはウォール街の大物、ジョージ・ハーバート・ウォーカーの娘。プレスコットは1924年、ウォーカーが社長を務める投資銀行A・ハリマンの副社長に就任している。この銀行を所有していたのはハリマン家だが、その一族のW・アベレル・ハリマンはプレスコットの友人。この人脈は1924年、ナチスへ資金を流すためにユニオン・バンキングを創設、プレスコットたちが重役になった。

 ナチスが台頭して以来、ドイツはウォール街の支配下にあるが、支配の仕組みの中にナチス人脈も組み込まれている。そうした支配構造は今も生きているのだ。明治維新以降、現在に至るまで日本が天皇制官僚体制にあることに似ている。その天皇制官僚体制の上に存在しているのが米英金融資本だ。
 

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コメント
1. 赤かぶ[216578] kNSCqYLU 2024年5月13日 01:23:13 : IegZ54Tlec : MC5iYUNmUUwwUC4=[442] 報告

2. 赤かぶ[216579] kNSCqYLU 2024年5月13日 01:27:36 : IegZ54Tlec : MC5iYUNmUUwwUC4=[443] 報告

3. 赤かぶ[216580] kNSCqYLU 2024年5月13日 01:30:26 : IegZ54Tlec : MC5iYUNmUUwwUC4=[444] 報告

4. 2024年5月13日 14:26:59 : 54qpdf8OJs : TnRDenk4Rk5VSkU=[2118] 報告
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>プレスコットが結婚したドロシーはウォール街の大物、ジョージ・ハーバート・ウォーカーの娘。プレスコットは1924年、ウォーカーが社長を務める投資銀行A・ハリマンの副社長に就任している。この銀行を所有していたのはハリマン家だが、その一族のW・アベレル・ハリマンはプレスコットの友人。この人脈は1924年、ナチスへ資金を流すためにユニオン・バンキングを創設、プレスコットたちが重役になった。

>ナチスが台頭して以来、ドイツはウォール街の支配下にあるが、支配の仕組みの中にナチス人脈も組み込まれている。そうした支配構造は今も生きているのだ。明治維新以降、現在に至るまで日本が天皇制官僚体制にあることに似ている。その天皇制官僚体制の上に存在しているのが米英金融資本だ。
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歴史の通説は虚構。
ナチス=偽ユダヤであり、彼らの本音は「騙し、奪い、殺す」のタルムードである。
そのために教育とメディアを支配し、世界を嘘で洗脳し続けている。

戦争は偽ユダヤ企画の暴利・殺戮事業。
戦争当事国の双方に金を貸し、両方から暴利をむさぼる仕掛け。

ナチスは戦後も生き残り、国連、NATO、欧州委員会、NASAの要職に配置。
すなわち国連をはじめとした戦後の西側世界は、ナチスが君臨・支配を続けてきた。

西側の言う「自由・人権・法の支配」は、耳障りの良い子守歌=「子供だまし」に過ぎない。
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>【本当の歴史】お賽銭マン https://gab.com/OSAISENMAN
1859年7月11日、日英通商修好条約の密約により日本国が英国領に。
1868年、英ライオネル・ド・ロスチャイルド男爵が長州側に武器を供給し、
仏ジェームス・ド・ロスチャイルド男爵が徳川幕府側に武器を供給して仕掛けた内戦が明治維新

→1881年、渋沢栄一や松方正義らが裏天皇・堀川辰吉郎の父エドモン・バンジャマン・ド・ロチルドの兄アルフォンス・ド・ロチルドから教示を得て民営会社日本銀行設立し、天皇家とロスチャイルド家が大株主。英ロンドンシティ(ロスチャイルド)が円の紙幣発行権を獲得。

昭和天皇、英国陸軍元帥に。英国軍が苦戦する日清戦争で日本人を傭兵化。1932年関東大震災→ JPモルガンのジョセフ・グルー駐日米大使とウォール街が日本領土を買収。1945年、ロスチャイルドの代理人で政府紙幣を発行したJFKの暗殺司令を出したCIAを作ったダレス、ウィロビー、グルーが日本人を家畜化。歴史見ずにしてMMT語るべからず。Member since 2021年1月


🔴>ブッシュとナチスの結託 政府公文書で確証 http://cybervisionz.jugem.jp/?eid=50
〜911事件以降 イラク(中東)に於いて "自由・解放"の名の下に殺戮を繰り返す米ブッシュ大統領の家系は、第二次大戦当時 祖父のプレスコット・ブッシュによってナチス・ヒットラーとの関係により財を成してきた家系であることが政府公文書で確証されている。

🔴>https://twitter.com/j_sato/status/1619277226524176386?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1619277226524176386%7Ctwgr%5E8c381308bd1b8eb9f4f762a31044172725e270a2%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fshanti-phula.net%2Fja%2Fsocial%2Fblog%2F%3Fp%3D336454

●事実1:ナチスを倒したのはソ連→戦後すぐは皆それを認識していたが、
_____米国の長年のPRで、米軍がナチス・ドイツを倒したイメージに

●事実2:戦後に米国はナチスを取り込み→自分も最近まで知らなかったが、
_____元ナチスを国連、NATO、欧州委員会、NASAの要職に配置。
_____ゲシュタポ幹部や優生学科学者も。
_____________________________________________

5. 電磁推進機研究者談[364] k2SOpZCEkGmLQIyki4aO0pJr 2024年5月14日 22:19:01 : QLhGcpt8RE : MldWbUdYcUIvR1k=[3] 報告

原油探索用装置とされる物の中性子源に、大量のHe3は必需と考える。

ただ、大型のモノが宇宙空間に配置されていそうな事は考えられる。


  電磁推進機研究者談

PS.ハイゼンベルグが100年前に創造したものは、未だに使える。

 さて、彼は同志に転生したが、ここ三十年特に怒っている。

 何れ、第二、第三と同志に続く・・・と、誰もマトモな学者、居らん様になるがナッ!

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