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2023.12.21
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202312210000/
アメリカ政府はウクライナを戦場とするロシア軍との戦いに敗れた。兵士もいなくなり、NATO加盟国全体で武器弾薬が枯渇している。そうした中、パレスチナで戦闘が始まり、ガザで住民大虐殺が繰り広げられている。すでに2万人以上が死亡、その4割は子どもだとされている。
イスラエルにはアメリカが武器弾薬を保管、軍事情報を提供しているが、それでは足りず、アメリカやイギリスの軍事拠点であるキプロスから物資が運び込まれていると言われている。キプロスにはイギリス空軍のアクロティリ基地があり、イギリス空軍だけでなくアメリカ空軍の偵察航空団も駐留している。
ハーレツ紙によると、10月7日からイスラエルへアメリカ軍の大型輸送機が20機、そしてイスラエルと各国がリースした民間輸送機が約50機、物資を輸送している。
攻撃の際、ハマスがアメリカ製の武器を大量に持っていることが映像で確認されているが、それらはウクライナから横流しされてきたと言われている。ただ、その武器をどのようにして「強制収容所」の中へ運び込んだのかは謎だ。
しかも突入の数時間後、2隻の空母、ジェラルド・R・フォードとドワイト・D・アイゼンハワーを含む空母打撃群を地中海東部へ移動させている。そうしたことから、ネタニヤフ政権やアメリカのジョー・バイデン政権はハマスの攻撃を事前に知っていたのではないかと疑う人が少なくない。
そしてイスラエル軍はガザの建造物を破壊し、住民を虐殺し始めた。モーシェ・フェイグリン元議員は「ガザをドレスデンや広島のように破壊」すると宣言したが、その通りになっている。地下施設を海水で満たす計画だともいう。
しかし、内部から漏れてくる情報から、ガザへ入ったイスラエル軍は苦戦していると推測する専門家もいる。イスラエルとハマスは11月22日から4日間、戦闘を中止することで合意した。
アメリカ海兵隊の元情報将校でUNSCOM(国連大量破壊兵器廃棄特別委員会)の主任査察官を務めたスコット・リッターも指摘しているように、イスラエル政府が停戦に合意したのは彼らが想定したような戦況になっていないからだと言われた。
戦闘が再開されてもイスラエル軍の苦戦を示す情報が伝わってくる。死傷者は公の発表より大幅に多いと言われている。
紅海ではイエメンがイスラエル向けの貨物船を攻撃、レバノンのヒズボラはイスラエルへの攻撃を始めた。すでにイラクの反米勢力がアメリカ軍基地への攻撃を行っている。
元CIA分析官のラリー・ジョンソンはメリーランド州ベセスダにある医療センターを定期的に訪れている人から、最近の基地攻撃で負傷したアメリカの軍人で病棟がいっぱいになっていると聞かされたという。
アメリカはガザでもつまずきそうだが、そなると戦火は東アジアへ飛び火してくる可能性がある。
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