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ザイム真理教と財政政策を考察
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2023年12月21日 植草一秀の『知られざる真実』
12月19日にオンラインで開催されたG7(先進7ヵ国)財務相・中央銀行総裁会議。
日本の鈴木財務相が議長を務めた。
会議終了後に鈴木財務相が会議終了後に、日本政府として総額45億ドル(約6500億円)のウクライナへの追加支援を行う用意があることを表明した。
その財源は2023年度補正予算や24年度予算から捻出するとのこと。
鈴木財務相は記者団に「国際社会の中で貢献ができたのではないか」と述べたと報じられている。
無意味な戦争に金をつぎ込むよりも、戦争終結に力を注ぐべきだ。
このことについて、国民から広く批判が沸騰している。
海外での財政資金バラマキは安倍内閣から活発に実施されてきた。
日本の首相は首脳外交と称する海外旅行を繰り返す。
そのたびに法外な財政資金を海外にばらまく。
巨大な資金を受け取る外国政府が日本政府訪問を歓迎するのは当然のこと。
最高の接遇を得るために日本国民の血税が投下されている。
その日本政府が日本国民に対しても巨大な財政資金を投下しているなら不満も生じないだろう。
ところが、日本国民に対する接遇は真逆だ。
日本の社会保障の水準は世界最低レベル。
国民の賃金も最低レベル。
その一方で税負担だけは増加の一途をたどる。
政治の仕事は何か。
議員は国会で活動するが国会が決定する二つの重要事項は予算と法律。
国会が予算と法律を決めて、これを執行するのが行政だ。
国民生活にもっとも影響を与えるのが予算である。
これが財政政策の活動で、財政活動の財源を調達するために税が徴収されている。
国民の税負担は増大する一方。
国民が生活のために得るのが賃金だが、日本の労働者の実質賃金は減少し続けている。
政治を論じるとは、すなわち財政を論じること。
「ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)」は11月20日に衆議院第二議員会館で院内緊急集会を開催した。
集会テーマは「減税・給付 財政政策を考察する!院内緊急集会」
https://x.gd/hkWFT
集会は以下のプログラムに沿って執り行われた。
開会挨拶 山田正彦(ガーベラの風・元農林水産大臣)
第1部 ご講演
「ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト」
講 師 森永卓郎様(経済アナリスト・獨協大学教授)
ご挨拶 大田英明様(立命館大学教授)
来賓挨拶 衆議院議員 たがや亮様(れいわ新選組)
参議院議員 くしぶち万里様(れいわ新選組)
第2部 講演 植草一秀(ガーベラの風)
「直ちに可能な消費税率5% 利権財政から権利財政への転換」
ご挨拶 本田宏様(医療制度研究会理事長)
司 会 佐久間敬子(ガーベラの風)
事前のご案内で会場を衆議院第一議員会館としていたが、正しくは衆議院第二議員会館だった。
参加くださったみなさまに大変ご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げたい。
この集会を収録した動画を公開しているのでぜひご高覧賜りたい。
メインテーマは日本財政だ。
ご多忙のなか、経済アナリストの森永卓郎氏がご講演を引き受けてくださった。
深く感謝を申し上げたい。
第2部で「直ちに可能な消費税率5% 利権財政から権利財政への転換」のテーマで私からも話をさせていただいた。
国政の最重要テーマが財政運営だ。
国会の最大の仕事は予算を制定すること。
行政の役割は予算を執行すること。
政治のどまんなかに財政活動がある。
最新刊『資本主義の断末魔』(ビジネス社)
では日本財政の問題点を分かりやすく抉(えぐ)り出している。
また、現在の金融市場最大の関心事になっている日本銀行の金融政策運営についても、その問題点を詳述している。
年末年始の時間を活用してご高覧賜れれば誠にうれしく思う。
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