<■262行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 米比両軍、対中国で連携確認 高官が電話会談 南シナ海での航行妨害 2023/12/12 11:06 https://www.sankei.com/article/20231212-DKRGM3LW6JIGHN25TGMMI7SZLM/ 米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長は2023年12月11日、フィリピン軍のブラウナー参謀総長と電話会談し、中国船による南シナ海でのフィリピン船への航行妨害を受け、連携して対応する方針を確認した。 ブラウン氏が2023年10月に統参議長に就任後、ブラウナー氏との電話会談は初めて。 南シナ海では、スカボロー礁付近とアユンギン礁近くで2023年12月9日と10日に中国海警局の艦船がフィリピンの船舶や補給船に放水砲を使用して航行を妨害し、緊張が高まっている。 国防総省のライダー報道官は2023年12月11日の記者会見で中国側の 「無責任で危険な行動」 を批判した。 バイデン政権は、南シナ海でのフィリピン公船への攻撃が米国によるフィリピンの防衛義務を定めた米比相互防衛条約の適用対象になるとして、中国に対し繰り返し警告している。(共同)動画 フィリピン巡視船同乗ルポ、中国船300メートルまで接近 緊迫の南シナ海「衝突するのでは」 2023/12/11 18:39 https://www.sankei.com/article/20231211-AVWY7U7G4FJ5NK3EMNBO73DM3U/ 南シナ海の領有権を巡り中国とフィリピンの対立が続く中、同海を航行する比沿岸警備隊の巡視船に産経新聞記者が同乗した。 同隊によると、南シナ海に向かう比巡視船への同乗を外国人記者団に認めたのは初めて。 巡視船に中国海警局の船舶が接近して航行を妨害するなど、緊迫化する南シナ海情勢を目の当たりにした。 乗船した巡視船は、日本の円借款によって建造され、2022年に就役したメルチョラ・アキノ号。 任務は、中比の摩擦の最前線であるスプラトリー(中国名・南沙)諸島のアユンギン(同・仁愛)礁に駐留する比軍兵士らに、支援物資やクリスマスプレゼントを手渡す団体メンバーを乗せた民間船の護衛だ。 船団は2023年12月9日深夜、フィリピン西部パラワン島エルニドを出発し、約400キロ西方のアユンギン礁に向かった。 船内の雰囲気が一気に緊迫したのは、同礁まで約100キロほどの地点に迫ったフィリピン時間の2023年12月10日午後4時(日本時間同5時)頃だった。 「船が見える。中国船のようだ」。 同行記者の1人が声を上げた。 まず中国海軍の戦艦2隻が1キロほど先に姿を見せ、その後、中国海警局の船舶が現れた。 船員たちの動きが慌ただしくなった。 海警局の船舶は緩やかに接近し、最終的に巡視船から200〜300メートルほどの距離にまで近付いた。 記者の間からは 「衝突するのではないか」 との声も上がった。 中国船は結局、巡視船と民間船の間を通り抜ける形で航行した。 無線での警告は一切なかった。 「こうした接近は常態化している。威嚇のためだろう」。 比沿岸警備隊はそう分析した。 この中国船の接近だけではなく、2023年12月10日にはアユンギン礁周辺で中国船が別の比船に突っ込む事案が発生した。 これらを受け、民間団体側は 「安全を確保できない」 と判断。 アユンギン礁に向けた航行は中止となった。 船団はパラワン島に向けて進路を変更したが、その後も中国船は数時間に渡って追尾を続け、沿岸警備隊員が警戒に当たった。 メルチョラ・アキノ号に乗船した比沿岸警備隊のラベイ指揮官は 「中国による比船舶への放水や体当たり行為が続き、その行動は日を追う毎にエスカレートしている」 「中国に海域を占有する意図があることは明白だ」 と指摘。 沿岸警備隊として警戒を続ける考えを示した。 フィリピン船が航行不能 中国が放水砲や衝突 米は中国非難 2023/12/11 18:18 https://www.sankei.com/article/20231211-7NEYSNZIKNLFLNDALGQE776U4Y/ フィリピン政府は2023年12月10日、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のアユンギン(同・仁愛)礁の拠点に向かっていたフィリピンの補給船が中国海警局の艦船から放水砲で航行を妨害され、エンジンを損傷し航行不能になったと発表した。 別の補給船も中国の海上民兵の船に衝突されたという。 米国務省は同日の声明で、南シナ海でのフィリピン公船への攻撃は米国のフィリピン防衛義務を定めた 「米比相互防衛条約が適用される」 と中国を牽制し、非難した。 フィリピン政府は、中国の海警局や海上民兵の船による妨害行為が 「補給船の乗組員の命を危険に晒した」 と非難。 護衛の巡視船も放水砲を受けてマストが損傷したとしている。 中国海警局の艦船は2023年12月9日もスカボロー礁(同・黄岩島)付近でフィリピン水産当局の船舶3隻に放水砲を使用し航行を妨害した。 米国務省は声明で、南シナ海で一方的に権益を主張する中国の一連の行為は 「国際法を無視している」 と指摘。 「フィリピンの合法的な海上活動の妨害は地域の安定を損なう」 と非難した。 2016年に国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が中国の権益主張を退けたことを改めて指摘し、中国に対して裁定を 「順守し危険行為をやめるよう求める」 とした。 またフィリピンとの同盟関係を強調し、同国の軍や沿岸警備隊、公船などに対する攻撃は 「南シナ海の如何なる場所でも米比相互防衛条約が適用される」 とした。 米、中国の航行妨害非難 比船に放水「国際法無視」 2023/12/11 11:22 https://www.sankei.com/article/20231211-TOM2TMRHJFKF3NOWCOXSMYVROA/ 米国務省のミラー報道官は2023年12月10日、南シナ海のスカボロー礁付近とアユンギン礁近くで2023年12月9日と10日に中国海警局の艦船がフィリピンの船舶や補給船に放水砲を使用し、航行を妨害した問題について 「フィリピン人の安全だけでなく国際法も無視している」 と非難する声明を発表した。 ミラー氏は国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所の2016年の判断が南シナ海での中国の主権主張を否定していると指摘した上で、裁判所の判断に従い危険な行為をやめるよう中国に要求した。 南シナ海でのフィリピンの公船に対する攻撃は、米国によるフィリピンの防衛義務を定めた米比相互防衛条約の適用対象になると改めて警告した。(共同) 南シナ海へ初のフィリピン民間船団 駐留兵にXマスの贈り物 中国の反発も 2023/12/10 7:48 https://www.sankei.com/article/20231210-6GYEXI2EQFKMLN7NYG25ZHWXVU/ 南シナ海で中国の威圧に対抗するフィリピンの駐留兵らにクリスマスプレゼントや補給物資を届ける民間船2隻が2023年12月10日未明、パラワン島エルニドを出航した。 フィリピン政府も支持し、沿岸警備隊の巡視船3隻が護衛で同行。 南シナ海で民間主導の補給船団派遣は初めてという。 南シナ海の権益を主張する中国の反発を招きそうだ。 埠頭からは食料やクリスマス用の飾りなどが民間船に積み込まれた。 途中まで同行する予定の多数の漁船も伴って出発。 2023年12月11日朝に南沙(英語名スプラトリー)諸島にある紛争の最前線アユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)付近を通過。 その後、軍が駐留するラワック島を訪れ、フィリピン人の 「英雄」 に贈り物を渡す。 2023年12月12日にエルニドに戻る予定だ。 船団には市民団体の若者ら約150人が分乗。 同行を許された報道陣約50人の前で 「西フィリピン海(南シナ海)は私たちのものだ」 と声を合わせて叫んだ。(共同) <独自>岸田首相 中国と領有権で対立のフィリピン、マレーシア歴訪へ 2023/10/7 18:28 https://www.sankei.com/article/20231007-OGGXYJ36R5MCHDWBYRNF47RRH4/ 岸田文雄首相は2023年11月3〜5日の3連休に東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国のフィリピンとマレーシアを歴訪する方向で最終調整に入った。 2023年10月7日、複数の政府関係者が明らかにした。 南シナ海の領有権への野心を隠さない中国に対し、ASEANの一部加盟国に不信感が広がる中、フィリピン、マレーシア両国との結び付きを強固にしたい考えだ。 フィリピンとは安全保障分野での成果文書も取りまとめる方向だ。 日本の首相による両国の訪問は、いずれも安倍晋三元首相以来で、岸田首相の就任後は初となる。 日本政府はASEANとの友好協力50周年を記念して2023年12月16〜18日の日程で、日ASEAN特別首脳会議を東京都で開催する。 首相は、フィリピンのマルコス大統領やマレーシアのアンワル首相との会談で特別首脳会議への協力を求める。 2023年10月8日からベトナムなどASEAN4カ国を歴訪する上川陽子外相と共に特別首脳会議への準備を整える意向だ。 加えて、首相が念頭に置くのは、強引に南シナ海の実効支配を進める中国の抑止だ。 特に、フィリピン近海では中国海警局の船舶がフィリピン船の航行を妨害する事案が続発している。 また、中国が2023年8月に公表した 「2023年版標準地図」 では、南シナ海のほぼ全域の領有を主張した。 フィリピンが声明で 「中国の主権主張を正当化しようとする試みで、何の根拠もない」 と反発した他、中国との経済的な結び付きが強い マレーシアもボルネオ島(カリマンタン島)沖の自国の排他的経済水域(EEZ)と重なる水域を中国領にしていると非難した。 フィリピンと米国の海軍は2023年10月2日にフィリピン周辺海域で合同演習を行い、日本が海上自衛隊を派遣。 カナダ、英国の艦船も参加した。 首相としては、フィリピンとの安保分野での連携を加速する他、マレーシアの中国傾斜へも楔を打ちたい考えだ。 日本が2023年4月に創設し、フィリピンとマレーシアを2023年度の対象国としている防衛装備品を提供する無償資金協力の新制度 「政府安全保障能力強化支援(OSA)」 の進捗についても意見を交わすとみられる。 フォト あわや衝突、中国海警局船が比巡視船妨害 1mまで接近 2023/10/7 16:06 https://www.sankei.com/article/20231007-NSFVH7TGCBLTVMRTUHSOR7VURU/ フィリピン沿岸警備隊は2023年10月6日、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)のフィリピン軍拠点に2023年10月4日、補給物資を届ける任務を支援する際、中国の海警局と海上民兵の船9隻に妨害されたと発表した。 海警局の船がフィリピンの巡視船に対し僅か1メートルの至近距離まで接近するなど、8件の危険行為に直面したと非難した。 沿岸警備隊が公開した映像によると、中国海警局の船はフィリピン巡視船の進路の直前を横断。地元メディアによると、巡視船は衝突を避けるため、動力を逆回転させて急停止を強いられた。 沿岸警備隊は、中国海軍の軍艦1隻もフィリピンの巡視船から1km以内の距離に近づいた他、中国軍機が監視飛行を行ったと指摘した。 フィリピンの巡視船には、マルコス大統領が 「特別な懸念」 に対応するため中国担当特使に任命したロクシン前外相が乗り込んでおり、妨害状況を目撃した。(共同) 中国艦船が比巡視船妨害 1メートルの距離まで接近 2023/10/7 13:00 https://www.sankei.com/article/20231007-CENLHCID75M3TOFY6ZWLKTCRKE/ フィリピン沿岸警備隊は2023年10月6日、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のアユンギン(同・仁愛)礁で、比巡視船の航行が、中国海警局の船に妨害されたと発表した。 中国船は巡視船から約1mという至近距離まで接近したといい、沿岸警備隊は国際法に違反する危険な行為だと非難した。 妨害行為があったのは2023年10月4日。 沿岸警備隊によると、補給船の警護に当たっていた比巡視船が、中国海警局の4隻の船と、中国の海上民兵が搭乗していたとみられる5隻の船に航行を遮られたという。 中国海警局の船は巡視船の正面を横切っており、巡視船は衝突を回避するため、動力を逆回転させて急停止した。 アユンギン礁は、フィリピンが1999年、領有権主張のために軍艦を意図的に座礁させて軍事拠点化した。 南シナ海のほぼ全域の領有権を主張する中国は軍艦の撤去を求めているが、比側は拒否。 中国は2023年8月にも同礁付近で比補給船に放水するなど、妨害行為を繰り返している。 中国艦船、比補給船に放水 比軍「重大な懸念」表明 2023/8/8 20:16 https://www.sankei.com/article/20230808-4Z5IP2JEQNNXVH7BC325Q2732U/ 中国が実効支配を強化する南シナ海で、中国海警局の艦艇がフィリピン軍の補給船に放水する事案が発生し、両国による批判の応酬が続いている。 マルコス比政権は中国と経済面の連携は重く見つつ、領有権問題では譲歩しない姿勢を堅持。南シナ海を巡る中比の摩擦は激化しそうだ。 放水があったのは2023年8月5日。 比軍によると、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のアユンギン(同・仁愛)礁付近で、比軍が物資補給などのためにチャーターした船に対して、中国海警局の艦船が放水砲を使い妨害したという。 比軍は声明で放水に 「重大な懸念」 を表明。 中国に 「人命を危険に晒す事故を防ぐための責任ある行動」 を要求した。 2023年8月7日には比政府が中国の黄渓連(こう・けいれん)駐比大使を呼んで抗議した。 アユンギン礁付近では2023年2月にも、中国海警局の艦船が比巡視船にレーザー照射する事案が発生している。 一方、中国海警局は2023年8月7日の談話で、放水銃を発射した海域は中国の海域だと主張。 「警告を発したが効果がなく、衝突を避けるために放水砲で警告した」 と反論している。 南シナ海で中国の圧力が継続する中、マルコス政権は親中的だったドゥテルテ前政権の方針を転換し、安全保障面で米国との連携強化を目指している。 放水を巡って米国務省のミラー報道官は2023年8月5日、 「放水は国際法に反し、地域の平和と安定を直接脅かすものだ」 と中国を批判した。 中国艦、放水砲で補給妨害 比軍が非難 南シナ海で 2023/8/6 20:33 https://www.sankei.com/article/20230806-FBCCM7TM4RIWPKNBKBFGVQBB64/ フィリピン軍は2023年8月6日、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)で2023年8月5日、同軍拠点に兵員交代と物資補給のため近づいたチャーター船のうち1隻を中国海警局の艦船が放水砲を使って妨害したとし、強く非難するとの声明を発表した。 日米はフィリピンへの支持を表明した。 一方、中国は法に基づき排除したと主張した。 声明は、中国側が船の乗組員の安全を無視し、国際法に違反していると批判。 「人命を危険に晒す事故や誤算を防ぐため、責任ある行動」 を求めた。 日本の越川和彦駐フィリピン大使は 「合法的な海洋活動の侵害」 だとし 「全く容認できない」 と批判。 米国務省もフィリピンを支持し、航行の自由を守るよう中国に要求する声明を発表した。 南シナ海でフィリピンの公船が武力攻撃されれば、米比相互防衛条約の適用対象になるとも警告した。(共同) 比大統領、中国に懸念伝達 巡視船レーザー照射で 2023/2/15 21:29 https://www.sankei.com/article/20230215-Z5C6544G2FIMRDZD3B2WVMZDDQ/ フィリピンのマルコス大統領は2023年2月14日、中国の黄渓連・駐フィリピン大使を呼び出し、フィリピン沿岸警備隊の巡視船が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島のアユンギン礁付近で中国海警局の艦船から軍事用レーザーの照射を受けたことについて 「深刻な懸念」 を伝えた。 大統領府などが発表した。 大統領が外交ルートではなく、自ら大使に懸念を伝達するのは極めて異例。 中国外務省の報道官は2023年2月15日の記者会見で、レーザー照射はフィリピン船との距離を測り、安全を確保する目的だったと主張。 「フィリピン側の乗組員に対し、レーザーを照射していない」 と述べた。 マルコス氏は、フィリピンの沿岸警備隊や漁船に対する中国側からの行動が頻度や激しさを増していると批判した。 2023年1月に訪中した際、習近平国家主席との首脳会談で南シナ海問題に 「友好的な協議を通じて対処する」 ことで合意していた。 黄氏とマルコス氏は、この合意をどのように実施し、対話を強化するか意見交換したという。(共同) 中国艦船がレーザー、異例の照射 比巡視船に 2023/2/13 21:34 https://www.sankei.com/article/20230213-HTOMVBAEUFJWXD6OQ3YUIVFAAU/ 緑色のレーザーを照射する中国艦船=2023年2月6日、南シナ海のアユンギン礁付近(フィリピン沿岸警備隊提供・共同) 中国艦船が照射した緑色のレーザー=2023年2月6日、南シナ海のアユンギン礁付近(フィリピン沿岸警備隊提供・共同) フィリピン沿岸警備隊は2023年2月13日、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島のアユンギン礁付近で、海軍への補給任務中だった巡視船が2023年2月6日、中国海警局の艦船からレーザー照射を受けたと明らかにした。 乗組員の目が一時的に見えなくなった他、危険な操船があったとして、警備隊は 「主権の明らかな侵害」 と非難している。 中国外務省の汪文斌副報道局長は2023年2月13日の記者会見で 「抑制的」 な行動により自国の主権を守ったと主張した。 警備隊によると、艦船は緑色のレーザーを2度照射。 巡視船の後方約140mに接近した。 レーザー照射は異例で、警備隊は 「中国の艦船が海上で攻撃的な行動を取っても、領土を守るため、プレゼンスを維持し主権を主張する」 と声明を出した。 アユンギン礁はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内。(共同)
[18初期非表示理由]:担当:スレ違いの長文多数のため全部処理
|