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「選挙の顔」に浮上した“大穴”自民議員の名前 年内解散見送りで岸田政権レームダック化
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/331839
2023/11/11 日刊ゲンダイ
起死回生の最終手段を封じられた( 記者の取材に応じる岸田首相)/(C)共同通信社
9日、岸田首相が年内の衆院解散・総選挙を見送る意向だと報じられた。
朝の官邸入りの際、解散について記者団に聞かれた岸田氏は「先送りできない課題一つ一つに一意専心取り組む。それ以外のことは考えていない」と話し、見送りを事実上認めた形だ。
「総理が自ら解散権を放棄するような発言をするのは解せない。普通は年内解散の余地を残しておくものだ。解散見送りの第一報が『政権幹部』の話として未明から早朝にかけて流れたことを考えると、窮地の総理がヤケクソ解散に打って出ないよう、外堀を埋められたんだろう」(自民党閣僚経験者)
支持率低下にあえぐ岸田氏が「増税メガネ」のイメージを払拭しようと所得税減税を打ち出したのに、かえって支持率下落に拍車がかかっている。そこへ続出する政務三役の不祥事も追い打ちをかけ、とても解散・総選挙に打って出られる状況でないのは確かだ。だが、それだからこそ解散で局面を打破するしかないという意見も岸田氏周辺にはあった。
「岸田首相は起死回生の最終手段だった解散権を封じられた。今年6月に解散権をチラつかせながら結局は見送り、今回も解散を打てないとなると、一気に求心力を失います。残るチャンスは来夏、通常国会の会期末ですが、この先も支持率が上がる要素は皆無です。つまり、岸田首相で選挙はやれないということ。来年9月の自民党総裁選の前に解散・総選挙に勝利して再選という総裁選戦略は破綻しました。政権は完全にレームダック化し、自民党内はすでに“ポスト岸田”探しに動き出しています」(政治評論家・野上忠興氏)
麻生太郎氏の覚えめでたく、菅義偉氏とも関係良好
初の女性総理が誕生すれば一時的にも支持率が上がる(9月の訪米で、上川陽子外相=右)/(C)ロイター
来年の総裁選まで解散がなければ、衆院議員の任期は残り1年になり、誰もが総選挙を意識する。国民に不人気の岸田氏では選挙に勝てない。「勝てる看板」にかけ替えようという議員心理が働く。それで“次の総理総裁”に急浮上しているダークホースが上川陽子外相だという。
「初の女性総理が誕生すれば、支持率は一時的にでも上がる。その勢いで解散・総選挙に打って出て勝利するのが自民党にとってベストシナリオでしょう。『選挙の顔として最適』と期待する声が聞こえてきます。上川氏も宏池会(岸田派)ですから、宏池会政権が続くのなら岸田首相もなんとか面目を保てるのではないか」(野上忠興氏)
岸田氏と距離を置く二階元幹事長と菅前首相が昨夜、都内で会食。このタイミングでの密談が臆測を呼んでいる。二階はおとといも麻生副総裁と会食していた。ポスト岸田の相談でもしていたのだろうか。
「国民人気が高い石破元幹事長は党内基盤がない。マイナンバーでミソをつけた河野デジタル相も人望がなく、所属する麻生派をまとめることすら難しい。なにより麻生さんが認めないでしょう。その点、上川さんは麻生さんの覚えもめでたい。法相時代にオウム死刑囚の死刑執行を決めたことを『度胸がある』と評価していました。菅さんとも関係良好で、上川さんが浪人中には秘書を菅さんに預けたほど。党内に敵が少なく、多くの派閥が乗れる総裁候補であることは間違いありません」(自民党関係者)
だが、上川氏の能力には疑問符だ。東京で開催されたG7外相会合でも成果はサッパリだった。それでも、選挙目当てと自民党の都合で次の首相が決まってしまう。自分の保身と延命しか考えていないという点では、岸田氏もその他の自民党議員も同じだ。
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