<■720行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 「移民」と日本人 <独自>クルド人問題の川口、埼玉県警が治安対策強化へ 2023/11/7 17:44 https://www.sankei.com/article/20231107-AK2S46ZE7RPYPCZTAV5ZY3ROEE/ 埼玉県川口市で一部のクルド人と住民のトラブルが相次いでいる問題を巡り、埼玉県警が治安対策の強化に向け、対応パッケージをまとめたことが分かった。 県警自動車警ら隊による専従パトロールや、外国人コミュニティーの実態把握などを通じ、地元住民とのトラブルを防ぎたい考えだ。 2023年11月7日、複数の関係者への取材で分かった。 パッケージでは、県内の情勢を踏まえ、多くの外国人が住んでいる川口、蕨の両市で集中的な対策を講じるとした。 主な対策として、 @県警本部と警察署の連携構築 A違法行為の厳正な取り締まり B外国人コミュニティーの実態把握の推進 C外国人コミュニティーでの警察活動推進 D行政機関との連携強化 の5本柱を挙げた。 具体的には、外国人の就労に関わる悪質な仲介業者の検挙や、外国人少年の非行防止対策に力を入れる。 住民に犯罪への警戒を呼び掛けるアナウンスを流しながら、パトカーで走行する 「見せる・知らせる」 パトロールの取り組みなども強化する。 県警は住民の要望などを受け、2023年10月から川口市などで、一斉パトロールを第1金曜日、第3金曜日、土曜日に行っている。 2023年11月4日には、市や在日クルド人らで構成される 「日本クルド文化協会」 との合同パトロールも実施した。 川口市では2023年7月、殺人未遂事件を巡るクルド人グループ同士の争いで約100人が市立病院周辺に殺到し、救急の受け入れがストップした。 対策は2023年7月に県警本部から川口署などに通知されており、一連のトラブルが影響した可能性もある。 また、県警や川口市などが2023年8、9月、外国人住民との共生に向けて、連絡会議を開いていたことも分かった。 関係者によると、多文化共生に向けた課題の洗い出しや情報交換などを行ったという。 今後も継続的に開催していく方針だ。 川口市は全国で2番目に外国人住民の多い自治体で、2023年に入り、一部外国人と地域住民らとの軋轢が表面化している。 同市の奥ノ木信夫市長は2023年9月、不法行為を行う外国人について厳格に強制送還することなどを求める要望書を斎藤健法相(当時)に手渡した。「移民」と日本人 クルド人の病院騒動発端の事件、7人全員を不起訴 埼玉・川口 2023/9/25 20:14 https://www.sankei.com/article/20230925-ZN3YGYA5DFKPDGJZUD7RJZXUQY/ 埼玉県川口市で2023年7月、トルコの少数民族クルド人ら約100人が病院周辺に殺到し、救急の受け入れが一時停止した騒ぎの直前に発生した事件で、さいたま地検は2023年9月25日、トルコ国籍の男性=当時(26)=を刃物で切り付け殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された同国籍の男性(45)ら計7人全員を不起訴処分とした。 理由は明らかにしていない。 事件は2023年7月4日夜に発生。 トルコ国籍の男性が市内の路上で複数のトルコ国籍の男性らに刃物で襲われ、市内の総合病院「川口市立医療センター」へ搬送された。 双方の親族や仲間らが病院周辺に集まる騒ぎとなり、県警機動隊が出動。病院側は約5時間半に渡り救急搬送の受け入れを停止した。 事件ではトルコ国籍の男性計7人が殺人未遂などの容疑で逮捕後、2人が処分保留で釈放された他、3人が凶器準備集合などの容疑で再逮捕されるなどしていた。 「移民」と日本人 埼玉・川口のクルド人問題、トルコ大使に衆院外務委員長が懸念伝達 ビザ見直しにも言及 2023/9/16 19:33 https://www.sankei.com/article/20230916-6PXIWDNBONPBNDJ7S4UHPKFL7Y/ 埼玉県川口市で一部のクルド人と住民のトラブルが相次いでいる問題を巡り、衆院外務委員会の黄川田仁志委員長(自民党)がギュンゲン駐日トルコ大使と面会し、懸念を伝えたことが2023年9月16日、分かった。 産経新聞の取材に黄川田氏が明かした。 状況が深刻化すればトルコに対する査証(ビザ)免除措置の見直しを求める国内世論が高まりかねないと説明した。 黄川田氏は2023年9月14日にギュンゲン氏と面会。 観光目的で入国した一部のクルド人が難民申請をして滞在し続ける事例が発生していると指摘した。 不法就労を斡旋するトルコ国内のブローカーの取り締まりや、トルコ国籍の日本滞在者に対する法令順守呼び掛けなどを求めた。 黄川田氏はイラン国籍の不法滞在者増加などを理由に、政府が平成4年にイランへのビザ免除措置を停止した過去に触れ、 「そのような事態は日トルコ関係にとって好ましくない」 と訴えた。 ギュンゲン氏は 「重く受け止め、本国に報告する」 と答えたという。 不法滞在者の早期送還に協力するとも述べた。 川口市ではクルド人と地域住民との軋轢が表面化し、川口市議会は2023年6月、国や県に 「一部外国人」 の犯罪取り締まり強化を求める意見書を可決した。 しかし、その後の2023年7月初めには、殺人未遂事件を巡るクルド人グループ同士の争いで約100人が市立病院周辺に殺到し、救急の受け入れがストップした。 一方、トルコ政府はクルド人国家の独立を求める非合法武装組織「クルド労働者党」(PKK)の掃討作戦を続けており、一般のクルド系住民の権利が損なわれているとの指摘もある。 新聞に喝! 「外国人共生」の現実を見よ イスラム思想研究者・麗澤大学客員教授 飯山陽 2023/9/10 10:00 https://www.sankei.com/article/20230910-BKRJUR4GKZKYFCEHAXAM4COR5M/ 「『選ばれる国』へ外国人基本法を」。 2023年8月13日付の日経新聞社説の見出しである。 日経によると、日本は 「外国人に選ばれる国」 になるため、 「外国人が歓迎されていると感じる環境を提供しなければならない」 らしい。 この社説には多文化共生推進論の欺瞞が凝縮されている。 多文化共生推進論者は専ら外国人の便宜を追求し、受け入れ側の日本人の被る迷惑や害は一顧だにされていない。 それはあたかも、外国人が増えて日本の労働力不足を補ってくれさえすれば、日本社会がどうなろうと、日本人が被害を受けようと関係ないと言わんばかりである。 日本にはすでに300万人の外国人が住み、人口の2%を占めている。 外国人の割合は自治体によってはこれを遥かに上回る。 日本で最も多くの外国人が住む市区町村は埼玉県川口市だ。 人口約60万人のうち外国人住民数は約3万9000人と人口の6.5%を占める。 そこには今、外国人の犯罪や迷惑行為が増加し、住民が怯えたり萎縮したりしながら生活している現状がある。 2023年7月4日にはトルコ国籍者同士の殺人未遂事件が発生し、これまでに7人が逮捕された。 その後、トルコ国籍を持つクルド人ら約100人が川口市立医療センター周辺に殺到、救急の受け入れが約5時間半に渡って停止した。 2023年7月12日にはトルコ国籍の男子中学生(14)が市内の商業施設にて大音量で音楽を流す、煙草を吸うなどの迷惑行為を繰り返した挙げ句、警備員を脅迫、施設の出入り口付近に火を付けた煙幕花火を投げ付け逮捕される事件が発生した。 市内では強制わいせつやひき逃げ、廃棄物処理法違反や入管難民法違反などの容疑でも複数のトルコ国籍者が逮捕されている。 車の暴走や騒音、ルール無視のゴミ捨て、物損事故、放尿、執拗なナンパなどで悩み、泣き寝入りしている住民も多いという。 日経の社説は 「豊かで活力ある経済を維持してゆくには、開放的な社会であることが前提になる」 「それは古来、海外との交流を深めることで発展してきた我が国の歴史そのものだ」 「そのDNAを呼び覚ましたい」 と述べるが、我が国には国民を蔑ろにし、外国人に阿るような歴史はない。 外国人受け入れ推進という国の政策の歪みを押し付けられているのは地方自治体であり、犠牲を強いられているのはその住民だ。 この現状から目を背けるメディアに、信頼に足りる報道は期待できない。 埼玉・川口市「クルドカー」問題、暴走行為やトラック過積載収まらず…警察不信高まる 市長は法相に強制送還の要望書 2023.9/2 15:00 https://www.zakzak.co.jp/article/20230902-VRHVGATZIRNJXKIRZ3QXUYIZLA/ 埼玉県南部に集住するトルコ国籍の一部クルド人と、住民のトラブルが続いている。 埼玉県や県警、川口市などには苦情が寄せられ、県警は違法行為を取り締まってはいる。 ただ、車の暴走行為やトラックの過積載などは収まらないという。 高まりつつある住民らの警察不信。 ジャーナリストの石井孝明氏は緊急リポート第3弾で、 「クルドカー」 問題に迫った。 ◇ 「クルドカー」 最近、埼玉県南部で、こんな言葉が生まれている。 「中東系の人が運転する危険な車」 という意味だ。 住民は不安と恐怖を感じており、そうした車を見ると逃げ出す状況だ。 同県川口市と蕨市には、トルコ国籍のクルド人が数千人集住している。 彼らは不法滞在や難民申請など、正規ルートではない形で日本に住み、解体業・産廃業などで働いている。 問題の写真は、埼玉県南部を走る 「クルドカー」 だ。 危険なほど高く、解体で出たとみられる廃材などを積み上げている。 過積載の可能性が高い。 荷台から崩れたり、車が横転した場合、廃材が道路や歩道にぶちまけられ、車や歩行者が巻き込み事故に遭う危険性があり得る。 クルド人は車が好きだ。 高級車や高出力エンジン搭載車に乗り、猛スピードで走る。 私も、この地域を取材していて、クルド人運転とみられる車の危険な割り込み、住宅地を高速で飛ばす車を何度も見た。 実際にクルド人による交通事故、死亡ひき逃げ事故がこれまでに発生している。 不思議なことだが、一部のクルド人はSNSで 「クルドカー」 を自ら公開している。 過積載の多さを自慢している映像もある。 中には、明らかに未成年と思われる子供たちが、トラックや車を運転している映像もある。 法律を守る意識が希薄で、日本人の安全が損なわれることを配慮していないように感じる。 日本側にも問題がある。 日本企業は解体の注文を、安く請け負うクルド人系の会社に発注している。 一瞬、自社の利益になるかもしれないが、過積載を誘発して、住民を危険に晒しているのだ。 これらはいずれ、批判されることを認識した方がいい。 住民らは警察への不信感を高めている。 県警が積極的に取り締まらないから、クルド人らがSNSに挑発するような動画を載せ、違法行為を続けていると認識しているのだ。 埼玉県南部の治安悪化を許してはならない。 ■川口市長が法相に要望書 埼玉県川口市の奥ノ木信夫市長が2023年9月1日、法務省を訪れ、不法行為を行う外国人について厳格に強制送還することなどを求める要望書を斎藤健法相に手渡したことが分かった。 要望書では、トルコの少数民族クルド人の現状などを説明。 難民認定申請中で、入管施設への収容を一時的に解かれた 「仮放免」 のクルド人が市内に相当数いるとして、行政サービスの提供を国の責任で判断することも求めた。 川口市内では、クルド人と地域住民との軋轢が表面化している。 同市議会は2023年6月、一部のクルド人を念頭に、国や県などに 「一部外国人」 による犯罪の取り締まり強化を求める意見書を可決し、警察官の増員や犯罪取り締まりの強化を求めている。 2023年7月初めには、殺人未遂事件を巡るグループ同士の争いでクルド人ら約100人が市立病院周辺に殺到、救急の受け入れがストップする事案があった。 埼玉県川口市、クルド人と住民間のトラブル深刻化 男女関係のもつれから殺人未遂事件 ジャーナリスト・石井孝明氏が緊急寄稿 2023.7/10 11:00 https://www.zakzak.co.jp/article/20230710-HEYHWNHF4ZLGNNXKKETP5DPKRY/ 埼玉県南部に集住するトルコ系クルド人(トルコ国籍)と、地域住民とのトラブルが深刻化している。 男女関係のもつれからクルド人男性が2023年7月4日、同胞をナイフで複数回切り付けて重傷を負わせ、埼玉県警は殺人未遂容疑で逮捕した。 被害者が搬送された川口市医療センターには、双方の親族ら約100人が詰め掛けてもみ合いとなり、公務執行妨害容疑で2人が逮捕された。 周辺の交通が混乱し、一時、病院機能が止まったという。 ジャーナリストの石井孝明氏が緊急寄稿した。 ◇ 今回の事件はメディアも伝えたが、トラブルはこれだけではない。 治安悪化に怯える地域住民によると、ゴミ捨て、夜の騒音、女性への「ナンパ」行為、危険運転などが発生している。 この1年、状況が悪化している。 筆者は直近1カ月、クルド人が数千人集住する川口市、蕨市を何度も取材した。 街中でかなり多くの中東系男性が歩いており、日本の他地域と雰囲気が違う。 街中で20歳の解体業で働くクルド人青年に話しかけた。 和やかに会話したが、 「どのような立場で日本にいるのか?」 と聞くと、 「政治難民」 と言って顔はこわばり、急に黙った。 答えたくない理由があるらしい。 埼玉県南部には、クルド人経営の解体業、産廃業が集まる。 日本は外国人の単純労働者を受け入れていない。 合法的な居住者もいるが、政治難民を主張したり、違法状態のまま滞在している者もいる。 前出の青年の沈黙は、この曖昧な法的立場のためなのか。 川口市西部の市街地で、平日にクルド人らしい子供がうろうろしていた。 一人で空き缶を蹴っていた男の子に、 「学校いかないの?」 と話しかけた。 彼は私を睨み、無言のまま去った。 日本語が上手に使えず、不登校になる子供がいるという。 日本人の住民がゴミ捨て場を掃除していた。 近くにはクルド人のアパートがいくつもある。 ゴミ出しルールが破られるという。 「挨拶をしても、女性は無視する」 「地域から孤立している」 (60代男性)。 近くのコンビニ店主の悩みを聞いた。 彼らは夜出歩く習慣があり、店先にたむろをする。 「日本人の住民は怖がって、夜の客足が減った」 同族が集まって行動する。 日本人には異国の男たちが夜に集団でいるだけで、恐怖感を抱いてしまう。 危険運転にも住民の不安は高まる。 2022年12月には、19歳のクルド人少年による60代男性のひき逃げ死亡事故が発生した。 少年はトルコに出国しようとして空港で逮捕された。 市民の声を受け、ようやく川口市や埼玉県警が動き出そうとしている。 ただ、改善の程度はゆっくりだ。 岸田文雄政権は政策として外国人労働者を拡大する方向だが、覚悟と準備は出来ているのか。 埼玉県南部の混乱を軽視してはならない。 「移民」と日本人 <独自>「犯罪外国人は強制送還を」 クルド人問題の川口市長、法相へ要望 2023/9/1 19:37 https://www.sankei.com/article/20230901-JRY6IEHP75LEHOBLNMPPFCDDXM/ 埼玉県川口市の奥ノ木信夫市長が2023年9月1日、法務省を訪れ、不法行為を行う外国人について厳格に強制送還することなどを求める要望書を斎藤健法相に手渡したことがわかった。 要望書ではトルコの少数民族クルド人の現状などを説明。 難民認定申請中で、入管施設への収容を一時的に解かれた 「仮放免」 のクルド人が市内に相当数いるとして、行政サービスの提供を国の責任で判断することも求めた。 同市内では、クルド人と地域住民との軋轢が表面化。 同市議会は2023年6月、一部のクルド人を念頭に、国や県などに 「一部外国人」 による犯罪の取り締まり強化を求める意見書を可決。 警察官の増員や犯罪取り締まりの強化を求めている。 2023年7月初めには、殺人未遂事件をめぐるグループ同士の争いでクルド人ら約100人が市立病院周辺に殺到、救急の受け入れがストップする事案があった。 埼玉のクルド人を甘やかすな 移民国家への第一歩? 川口市でのクルド人騒動は日本中で起こり得る! WiLL2023年10月号 ジャーナリスト 石井孝明 川口市議会議員 奥富精一 ■川口市の現状 ★石井 埼玉県川口市で2023年7月4日、トルコ人国籍のクルド人同士の殺人未遂事件があり、重傷を負った男らが運ばれた 「川口市立医療センター」 周辺に双方の親族ら約100人が集まって暴力沙汰になる騒動へと発展しました。 周辺の交通が混乱し、2023年7月4日午後11時半から翌2023年7月5日午前5時までの間、救急車の受け入れができなくなりました。 このようなことが起きた背景には何があるのでしょうか。 ★奥富 川口市でのクルド人問題を取り上げて下さり有難うございます。 私の住む川口市の外国人住民は、約3万9000人(2021年12月末)と、市人口約60万9000人のうち、約6.4%を占め、その数は全国自治体で1位。 クルド人は川口市近郊に2000人以上います。 大前提としてクルド人のほとんどが川口市周辺に集住しています。 ★石井 私は奥富市議と川口市民の皆さんが、クルド人問題に困っていることをインターネットなどで発信しているのに、メディアも政治家も無視し続けることに憤りを感じて、2023年5月から自分のサイトやSNSで問題を取り上げてきました。 奥富市議はクルド人問題に対して警察・行政による取り締まりを訴えていますが、川口市で何が起こっているのでしょうか。 ★奥富 触法行為には厳正に対処するべきですが、法に触れるほどでもない騒音や不法投棄などの迷惑行為といったグレーゾーンが多く、そこが悩みの種です。 また違法行為であったとしても、何故か警察が取り扱わない。 クルド人が運転する車に突っ込まれて、家や物が壊されるといった物損事故があっても、ほぼ100%警察は取り扱ってくれない。 ★石井 クルド人が運転する自動車の多くは他人名義、無免許、無保険なので、警察の対処も煩雑になり、取り締まりに消極的なのでしょう。 ★奥富 改造車による騒音や危険運転も酷い有り様です。 改造車の問題には地域住民も積極的に取り組み、ようやく警察も動き出して改造車の騒音に関しては若干減ったように感じます。 しかし、音が小さくなっただけで悪質運転(スピード違反やドリフト走行など)はそのままです。 ★石井 日本人女性に対するナンパや放尿、個人による不法投棄も多い。 洗濯機や掃除機、冷蔵庫といった、それまで使っていた大型家電が不法投棄されていたりもします。 川口市民からよく聞くのは、クルド人の子供たちが怖いという証言です。 昼間に街やゲームセンターをウロウロし、万引きが増えているそうです。 ★奥富 1990年代に政治難民と称して日本にやってきたクルド人の子供(2世)が、ここ2〜3年でギャング的な暴力事件を起こしている。 夜中に住宅街での大喧嘩、騒音や迷惑行為、コンビニでのたむろは日常茶飯事です。 ★石井 深夜に外国人男性が集団でたむろしていたら、誰だって怖いはずですし、女性は尚更です。 私が思うに彼らの印象は、1980年代の「ヤンキー漫画」の登場人物といった感じです。 喧嘩がかっこいいと思ったり、違法な改造車や薬物に手を染めたりする・・・それをSNSで自慢する奇妙な行動をしているのです。 ■日本に同化しないクルド人 ★石井 不思議なのは、何故日本にやってきたクルド人が、川口を選んだのかという点です。 過去の記録や資料がなく、口コミや噂レベルでの話はたくさんあるのですが、どれも眉唾物で、断定できません。 ★奥富 客観的に言えるのは、川口には産業廃棄物の集積場や解体業者が多くあったことです。 1990年代から、クルド人が仕事を求めてやってきて、働くようになりました。 彼らは解体業を中心に設計を立て、家族を持つようになりました。 日本で本国(トルコ)以上に豊かな生活ができるようになったクルド人が、トルコにいる親族を日本に呼び寄せ、どんどん増えていったのです。 ★石井 川口にいるクルド人は、同族で共同体を作っています。 また集住者の7割は南東部クルド人と呼ばれる、トルコの特定地域からやってきた人たちです。 彼らは家族や親戚といった血族で団結するのですが、別の血族とは喧嘩をするほど仲が悪い。 彼らはクルド人同士でも対立しています。 2023年7月に起こったクルド人100人による騒動も、敵対し合う一族の揉め事が始まりのようです。 仲間を助けるつもりで集まった結果、機動隊が駆け付けるほど大規模な事件に発展してしまった。 興味深いのですが、あるクルド人が、別のグループに所属するクルド人が起こした問題行動の写真や動画を、私のSNSやメールに報告してくるのです。 クルド人がクルド人の問題行為を、告げ口し合っているという状況です。 ★奥富 川口に住むクルド人は、血族的な団結力は強いのですが、クルド人という民族単位で見た時にはまるで団結力がない。 彼ら自身で非常に閉鎖的な社会を形成していますが、解体業などで儲けてはいるので、彼らだけで社会が成り立ってしまうのです。 しかも彼らは日本社会と一切交わろうとしません。 日本語を覚えようとしないし、日本文化にも興味がない。 ★石井 在日クルド人の多くはトルコにおいて教育を全く受けず、日本に来た人が多い。 そういった人たちがトルコで就職するとなると農業を営むか、羊飼いになるしかなく、手取りで日本円換算5万円ほどと聞きます。 となると日本にリスクを負っても来るのは納得できます。 ★奥富 更に親がまともに教育を受けていない場合が多いので、子供にも向学心がありません。 小中学校の先生に聞くと、クルド人は特に読み書きに熱心ではないとのことです。 親も教育を重視しません。 向学心がないため、次第に学校での授業についていけなくなった子供のドロップアウト率が非常に高い。 学校に行かなくなったクルド人の子供たちが、非行や犯罪に走るのです。 ★石井 クルド人アパート問題も深刻です。 審査基準が緩く、クルド人を受け入れる不動産会社が存在します。 川口市に、生活保護受給者などが多く住むアパートがありますが、そのアパートで空き室が出ると、すぐにクルド人が借ります。 ★奥富 昼間から学校に行っていない子供の騒ぎ声など、案の定、騒音やゴミといったトラブルが発生し、警察沙汰になっています。 警察官やアパートの管理会社が来て対処しようとするのですが、改善は難しく、多くの日本人住人がそのアパートを去る。 そこに、更にクルド人たちが入居するといったことが繰り返され、結果的にクルド人アパートが完成します。 そういったアパートが川口市に10何軒とあります。 ■日本の危ない支援者 ★石井 そもそも彼らは何故日本に居られるのでしょうか。 日本は単純労働の外国人労働者を制度の上で受け入れていません。 ★奥富 日本とトルコの間には最大90日間の観光ビザがあります。 90日、日本で不法に働き、その後は不法滞在や1度帰国してからまた日本に来るパターンもありますが、往復の交通費もバカになりませんから、それを嫌がり難民申請をする。 審査に3年ほどかかるため、その間、日本に滞在できる。 川口市のクルド人全てが貰っているかどうかは分かりませんが、一定期間なら難民申請することで、難民手当として生活費や家賃を得ています。 5回、6回と申請を重ねていくうちに日本に居着いてしまうパターンが多い。 ★石井 そもそも、 「難民」 という主張も怪しいですね。 トルコ政府はクルド人を迫害していません。 またEU加盟を目指して1990年代に司法制度を作り変えて、死刑も廃止しています。 クルド人のテロ組織を取り締まってはいますが、クルド人であることを理由に投獄や暴力などは、行っていません。 日本に来たクルド人がこうした手段を初めから知っているとは思えません。 いわゆる 「人権屋」 と言われる、一部の左翼が日本に来たクルド人に、こうした手続きを教えている可能性もあります。 ★奥富 日本語がほとんど分からないクルド人が会社設立の手続きや、登記など出来るわけがありません。 クルド人を利用して金儲けを企む行政書士と弁護士が恐らく背後に存在しているでしょう。 彼らは1回20万〜30万円ほどで不動産の登記や仮放免、難民申請を行います。 また、クルド人を利用して利益を得ようとする日本人ブローカーが存在しているのだと思います。 ★石井 もう1つのパターンが、善意がズレた人たちの存在です。 ある活動家は子供を守ると称して、クルド人の子供をクリスマスパーティーに招いたとのことです。 クリスマスは、イエス・キリストの生誕を祝い、 「神の子」 との認識を示す祭りです。 異教を禁じるイスラム教徒が参加したら、大変な問題になる。 日本に来たクルド人は、イスラム教に熱心ではありませんが、熱心なイスラム教徒だったら、この活動家を攻撃する可能性もありました。 この活動家はクルド人やイスラム教を学ぶことなく、一方的な善意で 「クルド人の子供を救うこと」 だけを考え、クルド人に押し付ける。 異様な支援活動です。 ★奥富 東京新聞の望月衣塑子氏が入管法改正案に反対の立場で 「外国労働者、その子供のために正義を貫いてほしい」 とSNSに投稿し、クルド人の子供が国会前でデモを行っている動画を拡散しましたが、私は 「川口の子供の悲痛な叫びも聞け」 と反論しましたよ。 善意と思っていることが、悪意に取られるケースはたくさんあることを左派には知ってもらいたい。 ■多少の改善 ★石井 川口市でのクルド人問題を見てきた奥富市議は、どういった対策を考えているのですか。 ★奥富 私は2023年4月の川口市議会選挙で、 「外国人問題に向き合う」 「地域住民と善良な外国人を守る」 といった公約を掲げ、選挙に挑みました。 そうすると、地域住民や同僚議員から、クルド人問題の相談がたくさん来ました。 ★石井 これまで世間に認知されてきませんでしたが、川口市民の間では、クルド人に対して不満や恐怖心を抱いていたのですね。 ★奥富 川口市議会の2023年6月定例会で、 「一部外国人による犯罪の取り締まり強化を求める意見書」 の採決に尽力、警察官の増員、パトロールや取り締まりの強化を要望しました。 ★石井 この意見書は衆議院・参議院・内閣総理大臣・国家公安委員会・埼玉県知事・埼玉県警に提出された極めて重い意見書です。 ★奥富 ええ。 それだけでなく、 「ストックヤード条例(川口市資材置場の設置等の規制に関する条例)」 が2022年7月1日に施行されました。 この条例では、 「新規のストックヤードについては、中の様子が見えるような視認性の高い塀を設置すること」 「騒音・振動・粉塵の発生軽減措置を講じること」 といった規制を制定しました。 施行後、新規のストックヤードは2件しか登録されていません。 また、この条例ができたことで、新たなストックヤードを作りたいクルド人が、条例のない越谷市などに移るようになったとも言われています。 ストックヤード条例の施行以前から建てられていたストックヤードについても、きちんと調査ができるよう、条例改正を目指しています。 ★石井 奥富市議のご尽力があってか、川口市内の警察車両によるパトロールが増えた印象を受けます。 路上駐車などの違法行為も少し減少したようです。 2023年度になってから、税務署、入管、労基署がクルド人の営む解体業者に対して、見回りや監視をしています。 クルド人経営者が儲かっているのは税金をきちんと払っていないためでしょうから、国税局も目を光らせている。 クルド人側もSNSで情報共有をしていますから、警戒をしているようです。 ★奥富 川口市民が一番気の毒です。 川口市民は非常に良い人が多く、むしろ、クルド人を心配したりしています。 クルド人たちに悪意はないのでしょうが、マナーのない行為に罪悪感を抱かないことが許せない。 ★石井 市議会がこの問題に前向きに取り組んでいるのは嬉しい。 今まで、トルコ大使館は、クルド人は難民であるからとして黙認していましたが、さすがに暴動まで発生したので調査を実施しています。 産経新聞(2023年8月13日付)によると、コルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使は 「日本の法令、しきたりに則って滞在することが重要だ」 と言っています。 正論です。 川口市の場合は、市議会議員の皆さんのおかげで少しずつ改善していることを実感します。 心配なのはクルド人テロ組織の旗が、クルド人の集会や祭りで掲げられていることです。 その関係者が日本に居る可能性があります。 日本が国際紛争に巻き込まれなければ良いのですが。 ■国が具体策を示せ! ★石井 ここまでクルド人の悪事や問題行動が悪化、増大すれば、日本人とクルド人の共生は極めて困難だと思います。 クルド人の入国拒否も、日本への流入が止まらなければ検討すべきです。 ★奥富 中には良いクルド人もいるでしょう。 しかし宗教や民族的価値観の違いで日本人と交わることのできない壁は必ずあります。 私は行政の考える”多文化共生”というのは成り立たないと思っていますから。 ★石井 これからも川口市におけるクルド人問題は続いていくと思います。 すぐに解決する問題ではない。 奥富市議は今後どのような対策を考えていますか。 ★奥富 法の適用を粛々とやっていくだけです。 我々日本人はは小さな問題を1つ1つ潰していくことしかできません。 私がクルド人問題に関して主張し続けているのは、2つだけ。 「犯罪・不法行為をしない」 「ルールと地域の慣習を守る」。 入管の話やテロリストの話を持ち出してしまうと、私だけでは対処しきれない問題が多く含まれてしまう。 国会議員との連携も重要になるでしょう。 とにかく、真面目な外国人は守るべきだし、犯罪行為を繰り返す外国人はすぐにでも本国にお帰り頂きたい。 難民と認定された場合、当然ですが入管や警察など、川口市はありとあらゆる情報を関係部署に提供すると議会で答弁しています。 実際に強化を目指します。 クルド人との向き合い方は、国が考えなければならない問題です。 ところが、国から何の対策や指針も出せされない。 完全に知らんぷりですよ。 ★石井 政府は外国人と共生することに対して非常にぼんやりとした考えしか示さず、具体策がありません。 国が外国人との共生を目指そうと言ったものの、どのようにして共生を図るのか、そもそもクルド人を何人受け入れるのか、大前提としてどの国の人をどれだけ迎え入れるのか、それに伴う費用をどこがどれだけ負担するのか、そういったことが全く議論されていない。 ★奥富 まるで何も決まっていません。 それで一番困っているのは川口市民ですからね。 ■大喜びするクルド人 ★石井 斎藤健法相が2023年8月4日に、日本生まれで、在留資格がなく強制送還の対象となる18歳未満の外国籍の子供に対し、一定条件を満たせば、法相の裁量で例外的に在留を認める 「在留特別許可」 を付与すると発表しました。 今回の判断で、18歳未満の子供約140人と、その家族にも在留が認められる見込みです。 ★奥富 受け入れを認めるのは結構ですが、受け入れた地域の住民との軋轢があることを斎藤法相に見えているのか、そこを聞きたい。 ★石井 全く見えていないはずです。 地域に負担を押し付けたまま集住だけを認めている。 これは完全に国の過ちです。 ★奥富 「在留特別許可」 が正しいのか、国民全体で考え直すべきです。 ★石井 クルド人はこの斎藤法相の決定を大喜びしています。 彼らの子供が認定される可能性があるからです。 元々日本の行政は甘く、子供がいる家庭は確かに送還されにくい傾向があります。 そのために、クルド人は日本で一生懸命子供を作るそうです。 どうも、生まれてくる子供の幸せを考えず、在留の道具に考えている気配がある。 「蟻の一穴天下の破れ」 と言いますが、特例が必ず前例となるでしょう。 今後はどうしてクルドで生まれた子供は助けないのか、という話も出てくるでしょう。 ★奥富 もう既に、何で日本で生まれた子供だけ許されるのだという声が出ています。 そのようにクルド人を受け入れることで、例えば川口市にかかるコストを計算した人は誰かいるのでしょうか。 ★石井 クルド人を受け入れることで、彼らに使われている税金の方が、彼らが日本にもたらす利益より多いでしょうね。 また日本の価値観、人々の安全といった金銭に変えられないものを壊しかねないリスクも生じています。 ★奥富 市、県、国がそれぞれ対策を打ち出すべきです。 クルド人問題が川口市で起こったのは単なる偶然かもしれません。 しかし、今後、日本全国どこでもあり得る話であり、これから皆さんの街で起こり得る話です。 是非、関心を持ってもらいたい。 ★石井 国際的なベストセラーになった、英国のジャーナリストであるダグラス・マレーの『西洋の自死』(東洋経済新聞社)は、移民や難民を受け入れて大混乱した西洋社会の問題を紹介しています。 そこでは、移民に問題があると声を上げた者はメディアや社会、リベラルから潰されると書かれています。 日本でも同じ問題が起きています。 実際に声を上げる川口市民やクルド人問題の改善に向けて努力を続けている奥富市議、自民党の川口市議団に対して、左翼連中はレイシストや差別主義者だとレッテルを貼り、潰そうとします。 我々日本社会全体で、協力して奥富市議をはじめとする声を上げる人たちの活動を守り、助けていかなければなりません。 そして日本人ではなく、クルド人の方が自らの行動を改め、日本のルールに従わない限り、共生は難しいでしょう。 「移民」と日本人 「経営者」6割がトルコ国籍 資材置き場でトラブル、広がる規制 埼玉・川口 2023/8/12 14:00 https://www.sankei.com/article/20230812-6PFAX4UXPNOWVO2U55FTWQ57TU/ 川口市など埼玉県南部の解体資材置き場で、ダンプカーなどの頻繁な出入りや作業時の騒音などを巡って周辺住民の苦情が相次ぎ、複数の自治体で規制の動きが広がっていることが2023年8月12日、分かった。 川口市は全国で最も在日外国人が住む自治体で、資材置き場の実質的な経営者や従業員も外国人が多く、その大半がトルコ国籍のクルド人という。 住民が抗議しても言葉の壁などからトラブルになるケースもある。 川口市などによると、規模の大きな資材置き場の多くは、農地や林が残る 「市街化調整区域」 にあり、宅地開発などが規制されている。 このため、駐車場や資材置き場に転用されることが多く、田畑の地主が解体業者へ売ったり貸したりするケースがあるという。 同市内の資材置き場では1990年代から、日本人業者に代わる形で在日外国人の姿が目立つようになった。 肉体労働に加えて粉塵被害などもある 「3K職場(きつい・汚い・危険)」 で、日本人労働者が集まらなくなったためだ。 当初は外国人が雇用される形がほとんどだったが、その後、外国人側が独立するなどして経営に関わるようになり、従業員も全員が外国人という業者も増えた。 このため住民から騒音などの苦情が出てもコミュニケーションが取れず、トラブルに繋がるケースが多くなったという。 市開発審査課によると、市内に203ある解体業者の名簿のうち代表者が日本人の名前は約4割で、一部は中国系などとみられるが、約6割は中東系の名前が占めていた。 大半がトルコ国籍とみられ、中には 「株式会社クルディスタン」 という社名もあった。 また、市内790カ所の資材置き場のうち市東北部の市街化調整区域にある約40haに77カ所が集中。 市が一部を調査したところ、テニスコート約22面分の広さとなる約5700uの土地の登記簿上の地権者は中東系だった。 更にこの土地は、それぞれトルコ国籍者が代表を務める11業者に分割して貸し出されており、建築申請のない建造物が7棟建てられ、木が伐採されたり、市の水路が壊されたりする被害も確認されたという。 市開発審査課は 「トルコ国籍者の大半はクルド人とみられるが、実態把握は難しい」 「代表者も実際にはどこまで経営に参画しているのかなど不明な点も多い」 としている。 川口市は人口約60万人のうち外国人住民が6.5%にあたる約3万9000人で全国で最も多い。 トルコ国籍者も国内最多の約1200人が住んでおり、その大半がクルド系とみられる。 2023年7月初めには、殺人未遂事件を巡ってクルド人ら約100人が病院周辺に殺到、救急の受け入れがストップする事案があり、地元との軋轢も目立っている。 資材置き場の近くに住む住民は 「以前は畑や林が広がる静かな地域だったのに、ここ何年も朝早くから騒音や振動が凄い」 「業者に抗議したくても、外国人だから言葉も分からず、怖くて何も言えなくなってしまう」。 別の住民は 「スクールゾーンもあり、狭い道を何台もトラックが出入りするので、子供たちが危険」 「砂ぼこりで洗濯物も真っ白になる」 と話す。 川口市は、住民の苦情は数年前から把握していたが、違法とは言えないケースも多いため、資材置き場の新設そのものに規制を掛けることにした。 具体的には、一定の広さ以上の設置を許可制とする条例を2021年7月に施行したところ、新規案件はこの1年で2件に抑えられた。 一方で同市内での拡大が難しくなったこともあり、一部の業者は近隣市外に土地を求めるようになった。 隣接するさいたま市は一部の資材置き場を5年更新の許可制とする条例案を近く議会に提出する方針で、同じく隣接の越谷市でも制定を進める動きがある。 越谷市の男性市議(39)は 「住民からは、半ば不法占拠のような形で資材置き場が出来ている状況もあると聞いている」 「今後、川口市のような状況になるのではないかと多くの市民が危惧しており、近隣都市の条例を研究しているところだ」 と話している。 【クルド人】 トルコやシリアに住む少数民族で総人口約3000万人。 国内では埼玉県川口市周辺に約2000人が居住すると言われる。 トルコ国籍のクルド人の多くは祖国での 「差別や迫害」 などを理由に日本で難民認定申請しているが、認定された人はほとんどおらず、不法滞在の状態が続く人も少なくない。 クルド人騒動「遺憾」 トルコ大使、法令順守求める 2023/8/12 17:06 https://www.sankei.com/article/20230812-OCDDUA7CUFLFDGCSO2EPGBA2CY/ 埼玉県川口市でトルコ国籍の少数民族クルド人ら約100人が2023年7月初め、県警機動隊が出動する騒動を起こしたことに関し、ギュンゲン駐日トルコ大使は産経新聞のインタビューに 「悲しいことであり、全く遺憾だ」 と述べた。 また、一部のクルド人に、日本の法令やしきたりを順守して滞在するよう促した。 ギュンゲン氏によると、日本に滞在するトルコ国籍者は約6000人で、埼玉県、名古屋市を中心とした愛知県、東京都の順に多く住む。 ギュンゲン氏は 「ほとんどが日本社会に溶け込み、日本語の能力も身に付けている」 と指摘した。 川口市での騒動で地域住民と軋轢が生じていることについて、 「危惧している」 とし、自治体や警察との協力を通じて問題に対処し、軋轢が 「トルコと日本の友好関係に悪影響を及ぼさないように、最大限努力している」 と述べた。 また、トルコ国籍者に 「日本の法令、しきたりに則って滞在することが重要だ」 と呼び掛けた。 そうした観点から、大使館としてはトルコ国籍者に日本語能力の取得を奨励しているという。 日本に滞在するクルド人が自国での差別や迫害などを理由に難民申請していることに関し、 「トルコにおいてクルド系が切り離された存在であるかのような印象で物事を語るのは間違いだ」 「クルド系はトルコであらゆる政治活動の自由を保障されている」 と反論した。 トルコ政府はクルド人国家の独立を求めてきた非合法武装組織 「クルド労働者党」(PKK) の掃討を続けており、国際人権団体などからは、PKKとの戦いの過程で一般のクルド系住民の権利が損なわれているとの指摘も出ている。 インタビューは2023年8月3日に行った。 「移民」と日本人 病院でクルド人「100人」騒ぎ、救急受け入れ5時間半停止 埼玉・川口 2023/7/30 13:30 https://www.sankei.com/article/20230730-HM3RDJDY3ZIL7JBAUVPHGX7YSY/ 埼玉県川口市で2023年7月初め、トルコの少数民族クルド人ら約100人が病院周辺に殺到、県警機動隊が出動する騒ぎとなり、救急の受け入れが約5時間半に渡ってストップしていたことが2023年7月30日分かった。 同市は全国で最も外国人住民の多い自治体で、クルド人の国内最大の集住地。 現在国内には300万を超える外国人が住んでおり、うち24万人は不法滞在とされる。 埼玉県川口市では近年、クルド人と地域住民との軋轢が表面化している。 関係者によると、2023年7月4日午後9時頃から、埼玉県川口市内の総合病院「川口市立医療センター」周辺に約100人と見られる外国人が集まり始めた。 いずれもトルコ国籍のクルド人とみられ、翌2023年7月5日午前1時頃まで騒ぎが続いたという。 きっかけは、女性を巡るトラブルと見られ、2023年7月4日午後8時半頃、トルコ国籍の20代男性が市内の路上で複数のトルコ国籍の男らに襲われ刃物で切り付けられた。 その後、男性の救急搬送を聞きつけた双方の親族や仲間らが病院へ集まり、救急外来の入り口扉を開けようとしたり、大声を出したりしたという。 病院側は騒ぎを受けて警察に通報。 その後、救急搬送の受け入れを停止した。 県警からは多数のパトカーや機動隊が出動。 その際、男2人が暴行や警察官に対する公務執行妨害の現行犯で逮捕された他、別の男4人が男性に対する殺人未遂容疑で逮捕された。 同病院は埼玉南部の川口、戸田、蕨(わらび)の3市で唯一、命に関わる重症患者を受け入れる 「3次救急」 に指定されている。 地元消防によると、受け入れ停止となった時間は2023年7月4日午後11時半頃から翌2023年7月5日午前5時頃の約53間半。 この間、3市内での救急搬送は計21件あった。 このうち搬送先が30分以上決まらないなどの 「救急搬送困難事案」 は1件だが、幸いにも命にかかわる事案には至らなかったという。 同病院は 「騒ぎが救急搬送に影響したかどうかは分からない」(病院総務課) と原因を明らかにしていないが、関係者は 「病院周辺は騒然としており、とても救急車が入れるような状況ではなかった」 という。 騒ぎを目撃した飲食店の女性は 「男たちが僅かな時間に次々と集まってきた」 「サイレンが鳴り響き、外国語の叫び声が聞こえた」 「とんでもないことが起きたと思い、怖かった」 「こんな騒ぎは初めて」 「入院している方も休むどころではなかったのではないか」。 別の住民男性(48)は 「背丈が2メートルくらいのクルド人の若者が、片言の日本語で『親戚が刺された』と叫んでいた」 「病院前の道路にどんどん車が集まってきた」 と話した。 川口市は人口約60万人のうち外国人住民数が約3万9000人と人口の6.5%を占め、2020年からは東京都新宿区を抜いて全国で最も外国人住民の多い自治体になった。 トルコ国籍者も国内最多の約1200人が住んでおり、その大半がクルド人とみられるが、内訳や実態は行政も把握できていない。 トルコ国籍のクルド人の多くは祖国での差別や迫害などを理由に日本で難民申請しているが、認定された人はほとんどおらず、不法滞在の状態が続いている人も少なくないという。 ■国を持たない最大民族の「国」ワラビスタン クルド人は、トルコやシリアなどを中心に3000万人いるとされ、それぞれの国では少数民族のため 「国を持たない最大の民族」 と呼ばれる。 川口市に隣接するJR蕨駅周辺は、在日クルド人の一大コミュニティーとなり、中東料理や食料品の店が点在。 一帯は 「ワラビスタン」 と称される。 スタンはペルシャ語で 「土地、国」 を意味する。 トルコと日本の間には短期滞在査証(ビザ)免除の取り決めがあり、渡航の容易さから1990年代以降、多くのクルド人が来日するようになった。 彼らは、国内での 「差別や迫害」 を理由にビザの期限切れ後に難民申請するケースが多いが、トルコ国内にはクルド系の国会議員や実業家などもおり、一概に 「差別されている」 かどうかの判断は難しい。 政府発行のパスポートを持ち、高額な飛行機代を支払えていることなども議論の対象になることもある。 川口市一帯は鋳物産業などで栄え、在日韓国・朝鮮人も多く住むなど、従来から多民族が暮らす土壌があった。 また東京に近く、家賃など生活費が比較的安いことから、中国人やベトナム人らが多くやって来た。 クルド人も、先に来日した親族などが川口市周辺に住んでいることが多く、彼らを頼って来日、ここ20年ほどの間に国内最大の集住地となったという。 「移民」と日本人 れいわも賛成した川口市議会「クルド人」意見書 マスコミ報じず 2023/7/30 13:30 https://www.sankei.com/article/20230730-H6PIW4LZ25O7LBZKRX6LT7TY34/ 川口市議会が可決した「一部外国人による犯罪の取り締まり強化を求める意見書」 https://www.sankei.com/article/20230730-H6PIW4LZ25O7LBZKRX6LT7TY34/photo/Z4PK5ILWMFJSFPPY6TUF6YZFOY/ 埼玉県川口市でトルコの少数民族クルド人の一部と地域住民との間に軋轢が生じている問題で、川口市議会は、国や県などに 「一部外国人による犯罪の取り締まり強化」 を求める意見書を可決した。 「クルド人」 と名指してはいないものの市議らの大半は 「彼らを念頭に置いた議論だった」 と明かす。 「対立と共生」。 今、欧州や米国では移民を巡って社会が激しく動揺している。 市議会の意見書可決までの道のりにも、この問題が凝縮されていた。 ■市議にも被害者 クルド人は家族や親戚など大勢で集まる習慣があり、夜間などに不必要な誤解を住民に与えてしまうことがある一方、窃盗や傷害、ひき逃げなど実際に法を犯すケースも後を絶たない。 「私たちにクルド人を差別したり対立したりする意図は毛頭ない」 「ただ、我が国の法やルールを守れない一部クルド人の存在は、残念ながら地域住民に恐怖すら与えている」。 自民党の奥富精一市議(49)はこう訴える。 奥富市議は意見書の提出をまず自民党内で提案。 すると、同僚市議らの元にも、 「敷地の駐車場を壊された」 「ゴミ出しでトラブルになった」 などの苦情や相談が住民から相次いでいることが明らかになった。 公明党市議団にも相談したところ、市議団長自身が煽り運転の被害者だったという。 ■警察も把握しきれず クルド人の集住地域に住む男性(35)によると、改造車が中東の音楽を大音量で流しながら、住宅街を暴走することは日常茶飯事で、 「深夜に家の前を爆音が通り過ぎる」 「その様子を自身のインスタグラムでアップしている者もおり、面白がっているとしか思えない」 と話す。 2021年10月には、19歳のクルド人少年がトラックで県道を暴走し、横断中の69歳男性を撥ねて死亡させ、逃走した。 少年の所持品に運転免許証はなかったという。 事件後、少年は出国しようとしたところを逮捕された。 ただ、こうした大きな事件は別だが、実際には言葉の壁などもあり警察が動くことは稀だ。 関係者によると、交通事故などを巡っては車の所有者すら分からず泣き寝入りするケースも多い。 クルド人だけでなく外国人犯罪の実態なども把握しきれていないという。 2023年6月29日に市議会で可決された意見書は、議長を除く41人の採決の結果、34人が賛成した。 提出先は衆参両院議長と首相、国家公安委員長、埼玉県知事、県警本部長で、 「一部の外国人は、資材置き場周辺や住宅密集地などで暴走行為や煽り運転を繰り返し、窃盗や傷害などの犯罪も見過ごすことはできない」 と具体的に指摘。 警察官の増員や犯罪の取り締まり強化を求めている。 ■日本人も罪を犯す 一方、意見書の採決に反対したのが、共産党4人と立憲民主党2人、れいわ新選組の1人だ。 ただ、れいわ所属のもう1人の女性議員(48)は本会議の起立採決で立ち上がり、賛成した。 女性議員は賛成の理由を議会関係者にこう話したという。 「私の自宅の前でも毎日、暴走車両が通り抜けて、近所から苦情が殺到している」 「到底見過ごすことはできなかった」。 議会関係者によると、この議員はその後、れいわ内で難しい立場に立たされたという。 党本部に取材を申し込んだが、応じていない。 一方、共産党は地区事務所が市内のクルド人集住地域にあり、関係者によると、街宣カーを止めている駐車場にクルド人運転と見られる車が突っ込み、ブロック壁を壊される被害に遭ったことがあるという。 同党市議は 「暴走行為や犯罪は一部外国人に限らない」 「日本人にも罪を犯す人はいる」 「共生社会を目指す上で、殊更に外国人を取り上げた意見書には賛成できない」 と話している。 意見書を受け、埼玉県警は実際にパトロールを強化するなどしている。 2023年7月19日には、同市内の夜の公園で女子高生の体を触ったとして、市内に住むトルコ国籍の50代の男が強制わいせつ容疑で川口署に逮捕されている。 一方で、今回の意見書について 「外国人と人権」 を巡る微妙な問題でもあるためか、地元メディアも含め報道機関はほとんど伝えていない。 奥富市議は市役所の記者室を訪ね、居合わせた記者らに訴えたが、 「そうですけどね」 「難しいですよね」 と、曖昧に応じるだけだったという。 欧米では今、移民を巡る問題が社会を揺るがせている。 我が国は公式には移民政策を採っていないが、永住者や留学生、技能実習生、更には不法滞在者を含めた外国人移住者の数は過去最多の約314万人に上る。 日本人人口そのものが減っていく中で、私たちは彼らとどのように向き合っていくのか。
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