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柿沢前副大臣が区議に配ったカネは本当に「陣中見舞い」か? 買収否定でも拭えない2つの疑問
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331609
2023/11/06 日刊ゲンダイ
「現金配布リスト」の存在も浮上(柿沢未途前法務副大臣)/(C)日刊ゲンダイ
果たして、この説明に東京地検は納得するのかどうか──。4月の東京都江東区長選で当選した木村弥生区長の陣営に違法なネット広告を提案したとして、法務副大臣を引責辞任した柿沢未途衆院議員。区長選前、複数の江東区議に金銭をまいていたことも発覚し、捜査がどうなるか、自民党内は一気に緊迫している。
柿沢氏側が、区長選の票の取りまとめを区議に依頼していれば、公職選挙法違反(買収)に問われる恐れがあるが、本人は複数メディアに「同時期に行われた区議選の『陣中見舞い』で、区長選での買収には当たらない」と主張している。東京地検特捜部は複数の区議から任意で事情を聴き、現金の趣旨について調べを進めているもようだ。
本当に「陣中見舞い」だったのか
本当に柿沢氏が言う通り「陣中見舞い」だったのか。捜査関係者は、2つの点に疑問を持っているという。1つは、金銭提供を持ち掛けた時期だ。週刊新潮によると、柿沢サイドが提供を持ち掛けたのは、4月23日投開票の区議選の2カ月も前の2月のことだ。ある区議がこう言う。
「陣中見舞いにしては時期が早すぎます。告示日の4月16日前後に渡すなら『区議選の支援』という名目は成り立つでしょう。しかし、2月時点の『陣中見舞い』は不自然です。危ないカネだと分かっていたから、カネの受け取りを拒否した区議がいるのではないか」
2点目は、区議によって金額に差がついていたことだ。区議選の候補を支援するなら、一律に配布するのが自然なのではないか。
「当選が難しそうな候補に多めに渡すことはあり得るでしょう。しかし『1万円』と『20万円』は、あまりに差が大きい。ここまで“格差”をつけることは、普通は考えられない。実態は区長選の票の取りまとめが目的だったのではないか、と疑う声があるのです」(区政関係者)
元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士はこう言う。
「少なくとも、区議選の2カ月前に持ち掛けた金銭提供は『陣中見舞い』で説明がつくものではありません。実際は、区長選で支援を求める目的があったのではないか。そうであれば、公選法違反に当たる可能性があるでしょう」
柿沢氏本人は副大臣辞任後、説明から逃げ回っている。後ろめたくないのなら、“雲隠れ”する必要などないはずだ。
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