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岸田首相“居直り”答弁で大炎上! 閣僚給与アップ法案「総理は年46万円増」を掲げ、庶民に嫌がらせ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331477
2023/11/03 日刊ゲンダイ
国民生活が苦しくなるなか、閣僚給与を上げるとは(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ
ご自慢の“聞く力”は一体、いつ発揮されるのか。閣僚給与アップ法案が臨時国会に提出され、大炎上している。1日の参院予算委員会で岸田首相は、「国民の不信を招かないようにしなければいけない」などと釈明していたが、何を今更だ。物価高にあえぐ庶民を差しおいて、自分たちだけ賃上げすれば不信を招くのは当然である、と「岸田ノート」に書いていないのか。
◇ ◇ ◇
問題になっているのは、「特別職の職員の給与に関する法律」の改正案。成立すれば、ボーナスを含めて首相は年46万円、大臣は年32万円の給与アップだ。
岸田首相は予算委で「特別職の公務員の給与については一般職の公務員の給与改定に準じて改定してきている」と説明したが、一般職に連動して特別職の給与も上げなければならないという決まりはない。閣僚給与アップの法案を出すかどうかは、内閣の判断による。
案の定、X(旧ツイッター)上は大荒れ。〈世の中の空気を読めない人なんだな。この時期に、自分の給与を上げる?〉〈「不信を招かないように」も何も、既に不振しかないんだよ、不信クソメガネ〉(ママ)などと批判が続出している。経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。
「岸田さんは約30年ぶりの高水準となった賃上げを誇っていますが、物価高騰に追いつかず、庶民の懐は寒くなるばかりです。目玉政策の『令和版所得倍増』は一体、どこへいってしまったのでしょうか。国民生活が苦しくなる中で閣僚給与を上げるとは、国民からすれば嫌がらせに近いでしょう。岸田さんには庶民感覚も政治家としてのセンスも感じられません。国民の怒りの火に油を注ぐ結果になるのも当然です」
庶民感覚も政治センスも感じられない
物価高にあえぐ庶民の声を“聞く耳”に入れて(C)日刊ゲンダイ
予算委で維新の音喜多政調会長が「給与アップ法案を見直すなり、取り下げるなりするべきだと思います」と投げかけると、岸田首相は見直しへの言及は避けつつ「閣僚給与については行財政改革を推進する観点から、総理大臣3割、国務大臣2割を国庫へ返納している」と居直り。「(給与アップで)総理大臣が年間46万円上がるとしても、返納額は1218万円であります」などと力説した。
これに対し、音喜多氏は「現状から(給与が)上がるということに対して非常に厳しい国民の目線が注がれるということは強く申し上げたい」と指摘。最近、自身の局部が写りこんだ写真をXに投稿してしまい緊急謝罪しただけあって、「厳しい国民の目線」を訴える音喜多氏の言葉は説得力が違う。
賃上げが物価高に追いつかず、実質賃金は17カ月連続マイナスが続いているのに、岸田首相は「給与の一部を返納しているから、少し上がってもいいじゃん」と開き直っている状態だ。
「国民への『還元』は、来年6月をメドに予定されている所得税など4万円の減税と、低所得世帯向けの7万円給付です。いくら何でも遅すぎます。それなら年末年始に間に合うように一律給付した方がまだマシです。物価高から国民生活を守ると言う割に、スピード感も何にもない。正直、唖然としてしまいます」(荻原博子氏)
報道各社の10月の世論調査で、内閣支持率は過去最低を更新している。どこまで下がるか見ものだ。
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