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自民内は岸田首相の“逆ギレ解散”に戦々恐々…世耕参院幹事長の批判発言に「余計なことを…」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/331210
2023/10/28 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
本気で怒った?(手前の代表質問する世耕弘成参院議長を見る岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ
「支持率が向上しない最大の原因は、国民が期待するリーダーとしての姿が示せていないということに尽きるのではないでしょうか」
「残念ながら、現状において岸田総理の決断と言葉については、いくばくかの弱さを感じざるを得ません」
「世の中に対しても、総理が何をやろうとしているのか全く伝わらなかった」
25日の参院本会議で行われた代表質問で、岸田首相に対して痛烈な批判を繰り広げた自民党の世耕参院幹事長。与党議員がここまで首相をコキ下ろすことは異例で、野党席から「そうだ、そうだ」と合いの手が上がったほどだ。
自民党内にも「みんなが思っていることを言ってくれた」と評価する声があり、存在感を示した形の世耕氏はまんざらではなかったはずなのだが、一夜明けて26日、朝イチで岸田サイドに代表質問での発言を謝罪したという。
世耕氏にしては珍しくマトモな質問で、事実を指摘しただけなのに、なぜ謝罪することになったのか。すぐ謝るくらいなら、ドヤ顔でダメ出しなんてやめておけばよかったのだが、世耕氏は26日の参院議員総会でも「首相をしっかり支えていくつもりで質問した」とか釈明していた。
「事前にある程度のすり合わせはしたと思いますが、あそこまでケチョンケチョンに言われて、岸田総理が本気で怒ってしまったという話が駆けめぐり、ガス抜きでは済まなくなった。それに、民主党政権の末期のように党内でゴタゴタしている姿を見せれば、ますます国民から呆れられるだけです。岸田内閣だけでなく、自民党が支持されなくなってしまうという危機感が急速に広がった。見かねた党重鎮が世耕さんをたしなめ、謝罪に至ったのでしょう」(自民党関係者)
保守系月刊誌で相次ぎ改憲に前のめり姿勢
すぐ謝るならドヤ顔でダメ出しなんて止めておけばよかったのに(世耕参院幹事長)/(C)日刊ゲンダイ
26日発売の保守系月刊誌「Hanada」12月号と「WiLL」12月号の両方に岸田のインタビューが掲載されたことも党内に臆測を広げた。岸田首相は憲法改正や皇位継承策について「もう1段階、いや2段階ギアをアップして進めたい」「責任ある政権与党として自民党が問題解決の姿勢を示す」などと決意を語っているのだが、これが安倍元首相を強烈に支持してきた保守層向けのアピールとみられているのだ。
「総理がこのタイミングであらためて改憲に前向きな姿勢を示したのは、解散・総選挙を見据えて保守層をつなぎとめるためでしょう。いつでも解散に踏み切れる環境を整備しているように見える。参院議員の世耕さんは解散と関係ないから、総理を批判して自分の評判を上げればそれでいいかもしれないが、われわれにとっては死活問題です。下手に総理を追い詰めて、逆ギレ解散なんてことになったら困る。余計なことをしないでいただきたい」(自民党の若手衆院議員)
野党を牽制するはずの解散権行使に身内の自民党衆院議員の方がビビっている。もはや末期的だ。
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