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10.22衆参2補選は「泥仕合」に発展…“デマ”の情勢調査があちこちで飛び交う異例ぶり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/330608
2023/10/16 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
自民党の「選挙の顔」として徳島入りした小渕優子選対委員長(左)、立憲民主・泉健太代表は負けられない戦い(長崎現地入りで)/(C)共同通信社
与野党一騎打ちの構図となっている22日投開票の衆参2補選が、泥仕合の様相だ。
暴力沙汰で自民議員が辞職したことに伴い実施されている参院徳島・高知補選では、14日に岸田首相と公明党の山口代表が揃って選挙区内に駆け付けた。一方、立憲民主党も幹部を続々と現地入りさせている。自民議員の死去に伴う衆院長崎4区補選でも、激しい選挙戦が繰り広げられている。
一方、選挙区から遠く離れた東京・永田町では、両補選の情勢を巡る真偽不明の怪情報が飛び交い、波紋を広げている。14日付の西日本新聞が〈衆院長崎4区補選過熱 やってない情勢調査 拡散 与野党、飛び交う「数字」〉と報じ、政界関係者の注目を集めているのだ。
約20ポイントもの大差が…
記事によると、長崎4区補選について、同紙が電話による情勢調査を実施していないのに、行ったかのような調査結果が12日、永田町を中心に出回った。同紙は、情勢調査の数字を〈デマ〉と断じ、〈情報戦が熱を帯びている〉と指摘している。
実際、日刊ゲンダイ記者も12日、〈※西日本新聞実施〉と記された長崎4区の情勢調査のデータを入手。内容は、自民候補が野党系候補に約20ポイントもの大差をつけるものだった。
「長崎4区は自民議員の弔い選挙になっているとはいえ、あり得ないほどの大差だ。誰がどういう思惑で流したのか不明だが、大差を見せつけることで野党陣営を諦めさせる意図があるのか、逆に与党陣営を油断させる狙いがあるのか……」(官邸事情通)
“細田ショック”で岸田自民「0勝2敗」も
この補選の結果は岸田首相の解散戦略を左右する(高知市で補選遊説の公明党・山口代表と岸田首相=右)/(C)共同通信社
長崎4区のみならず、徳島・高知の情勢を示す複数の調査データも出回っている。いずれも〈立憲民主党調査〉〈自民党調査〉などと記されているが、真偽は不明だ。
「国政選挙では、政党やメディアの情勢調査が出回るケースがあるが、補選レベルでここまで『数字』が飛び交うのは異例だ。補選の結果は、岸田首相の解散戦略を左右する。春の衆参5補選で1勝もできなかった立憲も負けられない戦い。怪情報が飛び交うのは、与野党双方とも焦りを募らせていることの表れではないか」(同前)
デマ情報が入り乱れる中、唯一、まともな情勢調査を公表したのが、日経新聞電子版(13日)だ。11〜13日の情勢調査の結果として、徳島・高知では野党系候補が自民候補を「先行」、長崎4区では両候補が「接戦」と報じている。この調査が正しければ、岸田自民は最悪、「0勝2敗」という展開もあり得る。ある自民党関係者はこう言う。
「旧統一教会との関係や、女性記者へのセクハラ疑惑について、ロクに説明せず会見を打ち切った細田博之衆院議長の問題が尾を引く可能性がある。『NGメディア』を排除したトンデモ会見の様子が話題になったのは14日のこと。これから選挙戦後半に入るというのに、最悪のタイミングだ。これで、徳島・高知は厳しくなったのではないか。長崎4区もどうなるか分からない状況だ」
まだまだ、永田町で「デマ合戦」が展開されるかもしれない。
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