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自民・森山総務会長が解散風を煽りまくり 裏に「岸田首相vs二階元幹事長」の醜い主導権争い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/330249
2023/10/07 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
火種まきまくり(自民党の森山裕総務会長)/(C)日刊ゲンダイ
永田町ではあっちからもこっちからも解散風が吹き、一向にやむ気配がない。「伝家の宝刀」と呼ばれる解散権を握る岸田首相に次いで解散をあおっているのが、自民党の森山総務会長だ。
森山は6日の会見で、「(解散権は)岸田文雄首相の専権事項で、制約はない」と発言。20日召集の臨時国会は、政府・与党が目下もんでいる経済対策を裏付ける補正予算案を通さなければまずい。国会日程の窮屈さから衆院解散・総選挙は厳しいとの見方が広がる中、それを思い切り打ち消した。
森山の「解散におわせ」はこのところ頻繁だ。1日の講演では経済対策に減税措置が盛り込まれることを念頭に、「税に関することは国民の審判を仰がなければならない」と断言。減税で信を問う必要があるのかどうか。森山は先月末、衆院小選挙区の「10増10減」に伴う区割り変更が「一つの大義ではないか」とも言っていた。
善し悪しは別として、1年後の党総裁選で無風再選したい岸田が求心力アップを狙って解散風をもてあそぶのは「永田町あるある」だが、なぜ森山まで前のめりなのか。
「森山さんは岸田政権発足で非主流派に追いやられた二階元幹事長や、岸田総理に引きずり降ろされた格好の菅前首相に近い。解散をあおる発言を繰り返しているのは、政権潰しの動きの一環。〈無風再選なんて冗談じゃない〉ということでしょう。党の情勢調査は表向き『現状維持』とアナウンスされていますが、目も当てられない数字も飛び交い、大きく負け越す可能性もある。ですが、森山さんは総務会長なので勝敗には直接絡まない。責任を問われるのは茂木幹事長と小渕選対委員長です」(自民中堅議員)
最側近である木原誠二幹事長代理の助言は…
経済対策に二階元幹事長(右)の代名詞「国土強靭化」を盛り込んだ岸田首相(C)日刊ゲンダイ
岸田はライバルの茂木幹事長を牽制しつつ、二階元幹事長のご機嫌を取ろうと、二階側近の林幹雄元経産相を党の資金を管理する「金庫番」の経理局長に就けたが、その程度では借りは返せないということか。経済対策に二階の代名詞でもある「国土強靱化」を盛り込んだ媚が切ない。
「総理は最側近の木原誠二幹事長代理を官邸にしょっちゅう呼び込んでいます。この2週間足らずで4回。そのうち1回は週末で、1時間超も話し込んでいた日もある。主題は解散戦略で、木原氏は〈6月と同じ手を使うほかないのではないか〉と助言しているようです」(官邸事情通)
通常国会の会期末1週間前、岸田は「今国会での解散は考えていない」と火消しに追われた。歴史は繰り返されるのか、意図せず解散に追い込まれるのか。いずれにせよ、岸田のレームダック化が始まった。
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