http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/104.html
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https://www.asahi.com/articles/ASRB66H4RRB6ULBH00G.html
国際原子力機関(IAEA)の調査団が今月24日から27日にかけて来日し、放出開始後初の調査を実施するそうだ。
しかし、調査期間が全く「頓珍漢」。
何を調査するというのだろうかという疑問と、やってるふりの猿芝居かとの疑念しか湧いてこない。
以下に短い記事の全文を転載する。
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、政府は6日、国際原子力機関(IAEA)の調査団が今月24日から27日にかけて来日し、放出開始後初の調査を実施すると発表した。
調査団は、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、韓国、マーシャル諸島、ロシア、米国、英国、ベトナム出身の11人の専門家やIAEA職員で構成するという。
東電による処理水の2回目の放出は、5日に始まった。問題がなく作業が進めば、23日に放出が完了する。(福地慶太郎)
朝日新聞の記事はここまで。
何を調査するというのだろうか?。
同内容を報じた東京新聞によれば、
「・・・東電などの安全性確保の取り組みを確認する・・・」とし、
「・・・調査団は東電や経産省担当者への聞き取りに加え、福島第1原発の放出設備の視察も検討している。・・・」
ということだ。
2回目の「汚染水の海洋への放出」は5日に始まり、問題がなく作業が進めば、23日に放出が完了する予定だという。
調査団が調査を始めるのは、17日間にわたる放出作業が終わり、放出経路に残る残留物も「ろ過水」で洗い流されてしまった、まさにその翌日。
調査開始日から、既に「汚染水」放出の「痕跡」はない。
「視察」とは、現地・現場に行き、その実際のようすを見極めることをいう。
少なくとも、 「汚染水の放出作業」の実際の様子を見極めないでどうする。
作動していない放出設備を視察しても、得るものは何も無いことは、子供でも分かるのではないか。
「ほ〜、大がかりですね〜。」
「何故、海水で薄めるんですか?そのまま海洋に捨てれば、この設備は要らなくなりますね。」、
調査団がやろうとしていることは、一般的な言葉で言えば「見学」と言う。
そんな福島第1原発の放出設備の「見学」をする前に、多核種除去設備(ALPS)の性能の検証と、長期間稼働する前提なら、その間の性能の信頼性、さらには発生している汚泥「スラリー」の状況など、まさに「要」の設備の性能と信頼性について調査、検証すべきではないのか。
「汚染水海洋放出」の安全性確保のための主要施設である多核種除去設備(ALPS)は、2013年に設置されて以来、国際原子力機関(IAEA)から実際の性能検証を一度も受けていないことが確認されている。
実際の性能検証はいつやるの!
「今でしょ!」
(ちょっと、旬じゃないけど・・・)
本来やらねばならない時期はとうに過ぎているが、そのことを今言っても仕方がない。
本当に調査期間が全く「頓珍漢」。
このズレは、日本政府の画策か、IAEAの忖度か、はたまた、両者の共謀による陰謀か。
いずれにしても、裏があると疑いをもたれても仕方がない。
中国外交部が、日本の汚染水2回目放出についてコメントを出していると新華社が報じている。
https://jp.news.cn/20231006/985dd72e0d2c490f9bab7fca1c0be3ec/c.html
上記URLで見ることができる。
「・・・われわれは日本の一方的な海洋放出に断固反対する。
海洋は全人類共通の財産であると改めて表明したい。日本政府は国際社会の懸念に全面的に応え、誠実な態度で周辺国と十分に協議し、責任ある方法で放射能汚染水を処分すべきだ。国際社会は長期的に有効な国際監視メカニズムの構築を推進し、日本の隣国など利害関係者の確実な参加を確保すべきだ。」
怒りは収まる気配がない。
日本政府のやり方はあまりにも稚拙だと言うしかない。
客観的に見ても「問答無用」の振舞。
主観的に見ると「言語道断」の振舞。
猛省が必要。
「汚染水の海洋放出、絶対反対!」
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