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https://www.minpo.jp/news/moredetail/20231004111062
東京電力が2回目の「汚染水の海洋放出」を5日から始めるらしい。
記事によれば、
3日、約1トンの処理水を約1200トンの海水で希釈して水槽にためたそうだ。。
これでトリチウム濃度を測定するという。
しかし、1200倍とは「恐れ入り屋の鬼子母神」。
測定はこれっきりなのだろうか。
常時監視ではない?・・・。
タンクの底に沈んでいるであろう高濃度な放射性物質を含んだ汚泥などが、放出時に攪拌され「汚染水」に混ざって、海洋に放出される危険は無いのだろうか。
そんなことを思うのも、個人的に東電の言動が信用できないことが影響しているのだろう。
不安は尽きない。
手順は前回とほぼ同様のようだ。
5日から始める実際の放出時も、ALPS処理後の「汚染水」を1200倍に希釈して放出しているのだろうか。
実際に放出される「汚染水」が何倍に希釈されてから海洋に放出されているのか、国民は知る術がない。
仮に、1200倍に希釈されてから放出されているとすれば、東電は、明らかに「不合理」なやり方で「汚染水」を海洋に放出することを続けるということになる。
その理由については、東電からの説明が一切無い。
そんな「一見不合理なやり方」も2回続けば、そうでなければならないという「必然」が隠されているとの疑念が湧くのも必然だ。
そして、その理由は絶対に「隠さなければならない」、
国民に絶対に知られてはいけないこと・・・か?。
短い記事なので全文を以下に転載する。
東京電力は5日、福島第1原発処理水の2回目の海洋放出を始める。初回と同量の約7800トンを17日間程度で放出する。3日、大量の海水で薄めた処理水の放射性物質トリチウム濃度が計算上の濃度と同程度であることなどを確認するための作業を進めた。
東電によると、3日午前11時30分ごろから約1トンの処理水を約1200トンの海水で希釈して水槽にため、作業員が採水した。トリチウム濃度の測定結果は4日夕方に公表予定で、濃度が想定の範囲内であれば、5日に海洋放出を始める。
東電は8月24日に初回分の海洋放出を開始し、9月11日に完了した。設備に大きなトラブルはなく、国や東電、県が測定・公表した原発周辺の海水や海産物に含まれるトリチウム濃度にも異常はなかった。東電は2回目の放出期間中も測定を継続する。
東電の計画では、多核種除去設備(ALPS)で浄化できないトリチウムを国の基準の40分の1(1リットル当たり1500ベクレル)未満に海水で薄め、海底トンネルを通じて原発の沖合約1キロで放出する。今年度は約3万1200トンを4回に分けて放出する。
記事の転載はここまで。
前回の放出前は、ALPSで処理した後のトリチウム濃度は1リットル当たり14万ベクレルくらいの数値が公表されていたと記憶している。
初回の放出時は、
今回同様に、1トンの処理水を1200トンの海水で希釈し、1リットル当たりのトリチウムの濃度は43〜63ベクレルだった。
と報じられている。
前回も実際に放出された「汚染水」は、1200倍の海水で薄めた上で、海底トンネルを通して海洋に放出したのだろうか。
その数値は公表されていない。
仮に、トリチウム濃度が1リットル当たり14万ベクレルの「汚染水」を国の基準の40分の1(1リットル当たり1500ベクレル)未満に海水で薄めるためには、100倍の海水で薄めれば良かった計算になる。
しかし、実際には「1200倍」の海水で薄めて濃度が測定されている。
実際の放出も1200倍に希釈されてから放出されていると考えるべきなのか。
意味も無くそんなことをするのは「不合理」と言わざるを得ない。
100倍に薄めればよい「汚染水」を1200倍に薄めるという不合理。
1200倍に薄めた「汚染水」の放出先が、何倍に薄められるか計算もできないほどの量の海水でできた海洋であることが分かっていながら・・・という不合理。
これが「科学的」と言うなら、(素人には理解が難しいという意味で)「ノーベル賞」ものだろう。
理由についての説明は無い。
その理由は、絶対に「隠さなければならない」ものだとしたら、「ソレ」は何か?。
「アレ」しかない。
HANKYOREH新聞の報道によれば、
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/47279.html
日本の福島第一原発汚染水海洋放出の安全性確保のための主要施設である多核種除去設備(ALPS)は、2013年に設置されて以来、国際原子力機関(IAEA)から実際の性能検証を一度も受けていないことが確認された。
という。
「汚染水」処理で頼みの綱のALPSは、未だに「試験運転状態のまま!」なのだろうか。
しかも、現在すでに、
「・・・汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化する過程で出る放射性物質を含む汚泥(スラリー)の保管場所も満杯に近づき、対応に迫られている。・・・」
という状況らしい。
東電によると「当面は汚泥発生量の抑制でしのぐ。・・・」と言う。
どうやってしぐのか?・・・「汚泥発生量の抑制」
手立ては「アレ」しかない。
その「アレ」の結果は、「汚染水」に含まれる多くの核種の、しかも大量の放射性物質の海洋への駄々洩れ・・・。
豊富な放射性物質を含んだ「汚染水」を、豊富な「薄め液」を抱える海洋に隠す。
犯罪の痕跡を隠すための「沈黙と隠蔽」。
犯行を隠すための「海底トンネル」。
目指せ、「汚染水」の隠滅。
そんなことを目指しているなんて・・・絶対に「隠さなければならない」。
韓国政府からの勧告についても、多核種除去設備(ALPS)の性能に関わる重要2項目については、日本政府は未だに返答してはいないようだ。
しかして、
「・・・約1トンの処理水を約1200トンの海水で希釈して水槽にためた。・・・」
これで「アレ」はバレない。
人として、「ソレ」はないのではないだろうかと思わないでもない。。
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