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維新“吉村ブランド”に陰り…池下卓議員秘書「二重報酬」のグダグダ対応で党内からブーイング
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/329485
2023/09/22 日刊ゲンダイ
またもや日和見(日本維新の会の共同代表を務める吉村洋文大阪府知事)/(C)日刊ゲンダイ
「日本維新の会」の池下卓衆院議員(48)が地元市議2人を公設秘書にし、共に税金が原資の秘書給与と議員報酬を二重取りさせていた問題が大炎上している。国会議員が地方議員に公設秘書を兼務させている事例は、自民党と立憲民主党の衆院議員3人でも明らかになったが、「身を切る改革」を掲げる維新が「二重報酬」を許していた実態が明らかになったことから、SNSでは「看板に偽りあり」と批判が殺到。さらに、維新の共同代表を務める吉村大阪府知事の対応を巡って、党内からもブーイングが噴出している。
党本部は当初、この問題を18日にスクープした毎日新聞に対し「何ら否定されるものではない」との考えを示していたが、吉村氏は翌19日「公設秘書が地方議員を兼ねるのはやめるべき」と見解を翻した。変節の理由について、ある維新関係者がこう明かす。
「法律で義務付けられた『兼職届』の提出を怠っていた問題はあれど、兼職自体に瑕疵はない。だから、最初は池下さんを守り切れると思っていたようです。しかし、さすがに秘書と市議の掛け持ちなど許されるわけがない。批判拡大に耐えきれず、吉村さんは見解を百八十度変えたのでしょう」
統一地方選の同期に気を使い判断が遅れた?
2人は吉村大阪府知事の同期(報酬二重取りが明らかになった池下卓衆院議員、セクハラ問題で辞任した笹川理・元大阪府議=右)/(C)共同通信社
吉村氏の日和見な対応は池下氏の件に限ったことではない。維新の大阪府議団前代表・笹川理府議による女性大阪市議へのセクハラ問題を巡っても、吉村氏の動きは鈍かった。文春オンラインにこの問題を最初に報じられたのは5月17日。当初は口頭注意で済ませていたものの、SNSで炎上したことを受け、吉村氏は29日になってようやく「除名が相当だ」と厳重処分に言及した。対応が後手に回る原因は吉村氏の個人的な事情も関係しているようだ。
「吉村さんと池下さん、笹川さんの3人は、大阪市議、府議で立場は違えど、2011年の統一地方選で当選した同期。『吉村世代』と呼ばれています。党内では『吉村は同期に気を使って判断が遅れたのではないか』という声が上がっているのです」(府政関係者)
■初期対応が甘い
前出の維新関係者はこう吐き捨てる。
「池下さんの報酬二重取りは、とても国民の理解を得られる話ではない。笹川さんについても、初めから厳しく対処すべきだった。どうも、吉村さんは初期対応の甘さが目立ちます。いずれ、国民に見放されてしまうのではないか」
読売新聞の世論調査(13〜14日)では、維新の支持率はピークだった7月の9%から6%に下落。大阪・関西万博の準備も後手後手で、さすがに“吉村ブランド”に陰りが見えてきた。不協和音が鳴って、「全国政党化」どころじゃなくなってきた。
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