<■204行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 主張 ウクライナと国連 世界は団結し支援強めよ 2023/9/22 5:00 https://www.sankei.com/article/20230922-2GU7RD3KJRNHTCSYBDCFOYTUJY/ ウクライナのゼレンスキー大統領が、国連の総会と安全保障理事会でのウクライナ情勢に関する首脳級会合でそれぞれ演説した。 ゼレンスキー氏は総会で、ウクライナ侵略を続けるロシアを非難し、 「侵略者を倒すために団結しなければならない」 と呼びかけた。 ロシアについて、食料や占拠した原発を 「武器化」 して多くの国々を 「脅している」 と批判した。 ロシアが世界の脅威になっている点を指摘したということだ。 岸田文雄首相やブリンケン米国務長官らも出席した安保理首脳級会合でゼレンスキー氏はロシアの 「犯罪的な侵略」 を非難し、露軍撤退を要求した。 ゼレンスキー氏の対露非難と国際社会への団結の呼びかけはもっともだ。 国際法と人道に反するロシアの侵略は絶対に成功させてはならない。 加盟国はゼレンスキー氏の叫びを真摯に受け止め、効果的な支援を継続しなければならない。 ロシアのラブロフ外相は首脳級会合で 「モスクワはキーウ政権の犯罪行為を阻止するためにウクライナに介入せざるを得なかった」 などと侵略の正当化を図ったが、少しの説得力もなかった。 ロシア代表団はゼレンスキー氏が自国(ロシア)よりも先に発言することに不満を表明したが、安保理議長国のアルバニアのラマ首相は 「ロシアが戦争をやめればゼレンスキー氏が発言することもない」 と一蹴した。 侵略が始まってから1年半以上が経ったが、ウクライナの抗戦と各国の制裁にもかかわらずロシアは撤退を拒んでいる。 どの国も侵略の余波を受けているが、最も苦しいのは命を賭して祖国を守っているウクライナの人々だ。 国際社会は支援を躊躇ってはならない。 ゼレンスキー氏の国連総会での演説では、2022年のオンライン演説時よりも空席が増えたのは否めない。 それでも、加盟国の大半はロシアの侵略を難ずる立場を崩していない。 ロシアとともに新興5カ国(BRICS)を形成するブラジルと南アフリカの大統領もウクライナの立場に理解を示す演説を行った。 岸田首相は首脳級会合で 「日本はウクライナと共にある」 と述べた。 日本はウクライナ支援の中核となり、ロシアの横暴を許さない国際社会の団結を高める役割を果たすべきだ。岸田首相、安保理改革の必要性強調 理事国拡大訴え 2023/9/21 19:34 https://www.sankei.com/article/20230921-YU3MLH67SBJO5DOHSGXWYF2YGU/ 岸田文雄首相が2023年9月20日午前(日本時間21日未明)のウクライナ情勢に関する国連安全保障理事会の首脳級会合で強く訴えたのは、早期の安保理改革の必要性だ。 首相は安保理の常任理事国でありながら侵略を続け、国連憲章を踏みにじるロシアを非難し、常任・非常任理事国の拡大を含めた抜本的な改革を求めた。 「安保理の一常任理事国が、法の支配を蹂躙していることが原因で我々はこの場に集まっている」 首相は会合の冒頭、ロシアを真っ向から批判した。 ロシアが安保理で自国に対する非難決議案に繰り返し拒否権を行使して否決している現状も改めて問題提起した。 ロシアの一連の行動は、安保理の機能不全を白日のもとに晒した。 弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮にも有効な手立てを打ててはいない。 首相は対抗策の1つとして理事国の拡大を掲げた。 2023年9月19日夜(同20日午前)の一般討論演説では、ロシアの侵略に中立的な立場を取るグローバルサウス(新興国・途上国)を念頭に、 「世界は大きく変わっている」 「現在の世界を反映した安保理が必要だ」 「常任・非常任理事国双方の拡大が必要だ」 と訴えた。 首相が安保理改革の旗を振るのは、東アジアに有事が飛び火した場合、対応出来ないとの思いがあるからだ。 ロシアのプーチン大統領は2023年9月、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と会談した。 両国の軍事協力が進めば、東アジアの安保環境は一層不透明さを増す。 中国も台湾や南シナ海への領土的野心を隠していない。 首相は首脳級会合で 「ウクライナ侵略は世界中で『無法の支配』への懸念を深刻化させた。第2、第3のウクライナを生み出してはならない」 と警鐘を鳴らした。 来年は東アジアの危機に直面する日米韓3カ国が常任・非常任理事国として安保理に同時に在席する年となる。 首相はこの機を捉え、安保理改革を自ら主導する必要がある。 英国王、ウクライナ勝利へ団結訴え フランス上院で演説 2023/9/21 21:18 https://www.sankei.com/article/20230921-Y5DMP6NHTBLWZM5I2HNSRZMCQ4/ フランスを公式訪問中のチャールズ英国王は2023年9月21日、フランス上院で演説し、ロシアの侵攻を受けたウクライナの勝利に向け、英仏両国の団結を訴えた。 英国王がフランス上院で演説するのは初めてで、英国の欧州連合(EU)離脱で一時ぎくしゃくした両国関係の改善を印象付けた。 国王は、第二次大戦での英国と、フランスのドゴール将軍率いる反ナチスの自由フランス軍の団結を引き合いに出し 「あれから80年以上が経過した今我々は再び不当な侵略に直面している」 と指摘。 ロシア侵攻に 「共に立ち向かわなければならない」 と述べた。 国王は英語と流暢なフランス語を織り交ぜて演説。 「フランスは私の人生にとって欠かせない一部だ」 と同国への特別な愛着を強調し 「かけがえのない両国関係の強化のため出来る限りのことをする」 と訴えた。(共同) 露の拒否権剝奪を主張 ゼレンスキー氏、国連安保理で 2023/9/21 17:01 https://www.sankei.com/article/20230921-7W2SIDRKQ5PS3JLAJ6AYQ3F22I/ ウクライナのゼレンスキー大統領は2023年9月20日、国連安全保障理事会の会合に出席し、常任理事国のロシアが 「拒否権を悪用している」 として剝奪を訴えた。 ゼレンスキー氏がニューヨークの国連本部で安保理に直接出席したのは初めて。 ロシアの代表団も参加したが、ラブロフ外相はゼレンスキー氏の離席後、会場に入った。 ゼレンスキー氏は 「侵略者が拒否権を握っていることが、国連を行き詰まりに追い込んでいる」 と指摘。 国連加盟国の3分の2以上が賛成すれば拒否権を無効にできる仕組みの創設を提案し、常任理事国には日本やドイツ、インドが含まれるべきだと改革を主張した。 ラブロフ氏は 「拒否権は組織を分断させるような決定を阻止する正当な手段だ」 と反論した。(共同) ゼレンスキー氏、撤退求めロシア批判 ラブロフ外相と論戦 安保理 2023/9/21 7:22 https://www.sankei.com/article/20230921-CD5XZHVBJVJD7BBOBLMRSKR5PM/ 国連安全保障理事会は2023年9月20日の公開会合でロシアのウクライナ侵略を巡る国連憲章の原則を討議した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は 「領土保全の原則」 に沿った露軍撤退を求めてロシアを批判、独自の和平案も提示した。 ロシアはラブロフ外相が反論し、 「民族自決の原則」 を唱えて 「住民投票」 を通じた一方的な併合を正当化した。 ゼレンスキー氏の対面での安保理会合出席2022年2月のロシアの全面侵攻後初めて。 議場でロシアの代表団と対面する異例の会合となった。 ロシア側はゼレンスキー氏の出席に反発したが、議長国アルバニアのラマ首相は 「ロシアが戦争を止めれば、ゼレンスキー氏は安保理に来なくてすむのだ」 と異議を却下した。 ゼレンスキー氏は演説で 「ウクライナは自衛権を行使している」 と強調し、ウクライナへの軍事支援や対露制裁は 「国連憲章を守ることに資する」 と訴えた。 ゼレンスキー氏はまた、自らの和平案 「平和のフォーミュラ(公式)」 が掲げる 「領土保全」 の具体的な内容を説明し、ウクライナ領からの 「露軍と親露派勢力の撤退」 を要求した。 更に黒海とアゾフ海、クリミア半島とウクライナ本土の間に位置するケルチ海峡を含む全ての国境と排他的経済水域(EEZ)の 「完全な管理再開」 を求め、これら2点の実施だけが停戦に繋がると述べた。 これに対し、ラブロフ氏はウクライナ南部クリミア半島や東部ドネツク、ルガンスク両州で 「国連憲章が定める民族自決の原則に完全に則した住民投票が行われた」 と語り、ロシアへの併合は住民の意思によるものだとの立場を強調した。 ラブロフ氏は、ゼレンスキー氏が演説を終えて退席した後、安保理の議場に姿を見せた。 会合には62カ国・地域の代表が参加。 岸田文雄首相やエクアドルのラソ首相、ガーナのアクフォアド大統領ら多数がウクライナへの連帯を示した。 他方、中国代表は 「国連憲章は全ての国の正当な安全保障上の懸念を真摯に考慮している」 とし、ウクライナを 「脅威」 とするロシアの主張に理解を示した。 拒否権を持つ常任理事国ロシアの反対により安保理がウクライナ問題に対応できないことから、安保理改革を求める声も続出。 ゼレンスキー氏は 「拒否権」 の規定を変え、国連総会の3分の2の賛成で覆せるようにすべきだと主張した。 「ゼレンスキー氏の独り舞台」 ロシア大使いら立ち隠さず 安保理 2023/9/21 7:51 https://www.sankei.com/article/20230921-KVUQAWWW6NLLJLP3FMOJEU4UXI/ 「なぜウクライナ大統領が優先されるのか」。 2023年9月20日の国連安全保障理事会の会合で、参加国として最初の発言をゼレンスキー大統領に認めた議長国アルバニアに対し、ロシアのネベンジャ国連大使は苛立ちを隠さず、議長との間で10分以上も非難の応酬となった。 ゼレンスキー氏は表情を変えずに見守った。 会合冒頭、議長を務めたアルバニアのラマ首相がゼレンスキー氏に演説を許可。 ネベンジャ氏は、首脳級が出席している他の国が先に発言すべきだと主張し 「議長国が安保理をゼレンスキー氏の独り舞台にしようとしている」 と不満を口にした。 ラマ氏は事前に演説順を案内しており、規則や慣例からも逸脱していないと反論。 ネベンジャ氏から 「議長国の汚点になる」 と責められると、 「ロシアが戦争をやめればゼレンスキー氏が発言することもない」 と不快感を露わにした。 ネベンジャ氏が発言を求める際、目の前にあるロシアの国名が書かれたプレートを鉛筆で叩いた場面もあり、険悪な雰囲気が広がった。(共同) ゼレンスキー氏、米超党派の支持維持が課題 議会指導者らと会談へ 2023/9/21 17:35 https://www.sankei.com/article/20230921-JK6Z4KKPEZKQNJTEQI6GAHKIPA/ ロシアに侵略されるウクライナのゼレンスキー大統領が2023年9月21日、米ワシントンを訪問する。 バイデン米政権のウクライナ支援に消極的なムードが広がる中、支援継続に向けた米議会超党派の支持を維持することが最大の課題となる。 ロイター通信によると、バイデン政権はゼレンスキー氏訪問に合わせ3億2500万ドル(約480億円)の追加軍事支援を発表する。 ウクライナ軍が露軍の防衛線を突破するのに効果的なクラスター弾の追加供与が柱となる見込み。 ウクライナが要望する最大射程300kmの地対地ミサイル「ATACMS」の供与は今回見送られそうだ。 ゼレンスキー氏のワシントン訪問は2022年末に続いてロシアの侵略後2回目。 ゼレンスキー氏はバイデン大統領と会談する前に、野党・共和党のマッカーシー下院議長を含む上下両院の指導者と連邦議会で会談する。 バイデン政権はウクライナへの軍事・経済・人道支援のために総額240億ドル(約3兆5000億円)の追加予算を議会に申請しており、予算を握る立法府との直接対話を最重視したとみられる。 前回訪問時、ゼレンスキー氏は上下両院合同会議で演説し、少数の共和党議員を除く総立ちの拍手を受けたが、米メディアは 「前回とは異なる政治的空気」 と伝える。 2023年8月のCNNテレビの世論調査では、共和党支持層の71%が追加予算承認に反対した。 予算承認のカギを握る1人、マッカーシー氏は最近、 「ゼレンスキー氏は米国の大統領か? 支出した金の説明責任はどこにあるのか」 と述べ、汚職体質が尚指摘されるウクライナ側の使途に不信感を示している。 マッカーシー氏に強い発言力を持つ共和党強硬派は支援金を不法移民対策などに振り向けるべきだと主張。 来年の大統領選の指名争いで支持率首位のトランプ前大統領らも支援に消極姿勢を取っている。 ウクライナに武器供与せず ポーランド、ゼレンスキー氏の演説に反発 2023/9/21 10:58 https://www.sankei.com/article/20230921-3D6KOL2KKZK4TJVBQAMSRVGH3M/ ポーランドのモラウィエツキ首相は2023年9月20日、 「ウクライナへの武器供与をやめる」 と述べた。 ウクライナのゼレンスキー大統領が2023年9月19日の国連総会一般討論演説で、ポーランドなどによるウクライナ産穀物の輸入規制を批判したことに反発した。 ウクライナ侵攻後、対ロシア強硬姿勢を鮮明にし、強力な支援国となった隣国との対立激化はウクライナの反攻に影響を与える可能性もある。 ゼレンスキー氏は演説で、ポーランドなどについて 「連帯を示しているように見えるが、実際はロシアを手助けしている」 と主張。 ポーランド外務省は2023年9月20日、ウクライナの駐ポーランド大使を呼んで抗議したと明らかにし 「当初から支援してきたポーランドに対し、不当だ」 と非難した。 ポーランドは武器供与や避難民の受け入れなどで最大の支援国の1つ。 一方で2023年10月15日に下院選を控え、政権は自国農家の保護や自国防衛を優先させる姿勢を明確にし、支持拡大を図っている。(共同)
[18初期非表示理由]:担当:スレ違いの長文多数のため全部処理
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