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国民民主の連立入りを画策する自民・麻生副総裁の“真の狙い”…公明に渦巻く疑心暗鬼
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/328679
2023/09/06 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
公明嫌い(麻生太郎自民党副総裁)/(C)日刊ゲンダイ
国民民主党の代表選で与党寄りの姿勢が目立つ玉木雄一郎代表が再選されたことで、自公連立政権入りする構想が再浮上している。
国民民主は昨年の通常国会で当初予算案に賛成。自公との政策協議も行うなど野党とはいえない動きを続け、連立入りの話はずっとくすぶってきた。5日の会見でも連立入りについての質問が集中したが、玉木氏は「政策がある程度一致することと、選挙でも一定の調整が必要」と言い、連立入り自体は否定しなかった。
自民党側で「自公国連立」を模索してきたのが麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長とされる。今月中に予定される内閣改造に合わせて連立協議を具体化し、国民民主に閣僚ポストを割り当てるなんて話まで、まことしやかに流れている。
茂木氏も5日の会見で、国民民主について「安全保障、憲法改正など、わが党の方針と一致する部分が多い」と呼応。「さまざまな取り組みを前に進めたい」と連立に含みを持たせた。
ASEAN首脳会議やG20出席のため、5日、外遊に出発した岸田首相は、早ければ帰国直後の来週前半に内閣改造を行う予定だが、国民民主との連立協議が進展する場合は人事を9月後半に遅らせる方針だという。
連合側が芳野友子会長のうちに…
芳野友子連合会長(C)日刊ゲンダイ
「国民民主と連立を組む狙いは、支援団体の連合を取り込むことです。国民民主を支援する民間労組の組織票は選挙の大きなメリットで、権力基盤の強化になる。連合側も、麻生副総裁と会食を重ねるなど自民党との関係が良好な芳野友子会長が再選し、連立協議を進めるには今が絶好のチャンス。麻生さんは自分が引退する前に、芳野会長のうちに連立話をまとめたいと考えている。公明嫌いの麻生さんは、連合を抱き込んで将来的には公明を切ることも視野にあるのでしょう」(自民党関係者)
自公は次期衆院選の選挙区調整をめぐって関係が悪化。秋の衆院解散を見据えてか、4日、東京での選挙協力を復活させることで正式に合意したが、同じタイミングで国民民主の連立入りが再燃し、公明側には疑心暗鬼が渦巻く。
「自公間でも選挙区調整が難航したのに、さらに国民民主ともやれるわけがない。国民側に譲れる選挙区はない」(自民党選対関係者)との見方も根強い。
連立入りを志向する国民民主幹部は舞い上がっているが、公明への揺さぶりと野党分断の道具に使われて終わるのがオチではないか。
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