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岸田首相「人事で反転攻勢」絶望…9月内閣改造も目玉ナシ、期待の女性閣僚候補ほぼ皆無
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/328260
2023/08/30 日刊ゲンダイ
かねてから女性登用に力点を置いたが…(C)J MPA
心機一転は無理そうだ。
26、27日に実施した毎日新聞の世論調査で岸田内閣の支持率は前回7月調査比2ポイント減の26%。政権寄りの読売、日経両新聞の最新調査でも相変わらずの低水準だ。立て直しを図る岸田首相の頼みの綱は、9月中旬に実施するとみられる内閣改造・党役員人事。刷新感を演出して反転攻勢を狙う考えだが、ポイントのひとつは女性登用だ。
岸田氏はかねて「2030年までに大手企業の女性役員比率を30%以上にする」と、女性登用に前向きな姿勢を示してきたのに、現状、岸田内閣の女性閣僚はわずか2人に過ぎない。「次の人事で過去最多の5閣僚を超えられるか否かが焦点」(永田町関係者)と言われているが、目ぼしい女性閣僚候補はほぼ皆無だ。
「もともと目玉候補のひとりは、エッフェル騒動で大炎上し、女性局長を辞任した松川るい参院議員でした。所属する安倍派の世耕参院幹事長から『しっかり準備しておけ』と本人にお達しが出ていたほど。でも、今回の騒動で立ち消えでしょうね」(前出の関係者)
期待の女性候補は皆無
目ぼしい女性閣僚候補は皆無で…(左から松川るい参院議員、小渕優子元経産相、上川陽子元法相)/(C)日刊ゲンダイ
森元首相が後押しする小渕優子元経産相は党内の評判が抜群。しかし、岸田氏としては簡単には起用できないワケがある。
「小渕さんは政治資金問題の過去を抱えているため、閣僚に就ければ国会での追及を免れない。とはいえ、幹事長など党三役に就けるとなると、彼女の所属派閥会長の茂木さんを幹事長から閣僚にスライドさせなければならない。けれど、茂木さんは『閣僚なら受けない』と周囲に語っているそうだ。茂木さんを閣外に出せば『ポスト岸田』を狙ってくるのは確実だから、総理は茂木さんを幹事長に留任させるしかないはず。じゃあ、小渕さんの処遇をどうするか。悩ましい問題になる」(官邸事情通)
上川陽子元法相の名前も浮上しているが、既に複数の閣僚を歴任しているため刷新感に乏しい。
つまり、女性登用による反転攻勢は無理筋ということだ。
残されたサプライズは…
「サプライズ人事をやるとしたら『次の首相』の調査で人気が高い石破元幹事長の入閣でしょう。支持率アップも期待できるし『ポスト岸田』になる可能性がある石破さんを閣内に抑えることもできる。ただ、石破さんがスンナリと受けるかは不透明です」(永田町関係者)
首相になってやりたいことを「人事」と言っていた岸田氏だが、このままでは不発に終わるのは必至。支持率アップは絶望的だ。
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