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岸田首相「106万円の壁」解消支援と意気込むも…《相変わらずヤルヤル詐欺》と冷め切った反応
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/327387
2023/08/11 日刊ゲンダイ
富山市の電子機器企業を訪問し、車座対話に臨む岸田首相(代表撮影)
「働く皆さんの能力、意欲を十分発揮させるためにも、環境整備に努めていかなければいけない」
岸田文雄首相(66)が10日、富山市を訪れ、電子部品開発などを手掛ける地元企業を視察。女性活躍に関して企業関係者らとの車座対話に臨み、一定の条件を満たすと社会保険料の納付が必要となる「106万円の壁」の解消に向けて支援策を講じる考えを示した。
「106万円の壁」とは、厚生年金保険や健康保険といった社会保険への加入が必要となる収入の基準のことで、収入が106万円を超えると社会保険料の控除により、106万円未満の人よりも手取りが減少することが課題となっている。
岸田首相はこの日の車座集会で、その解消に取り組む姿勢を見せたわけだが、SNS上では《今ひとつ本気度が伝わってこないと感じている》《ただ聞いているだけ、のような…》といった厳しい見方が少なくない。
というのも、岸田首相が「106万円の壁」の解消に向けて言及するのは、これが初めてではないからだ。
約2年前の予算委でも「106万円の壁」問題に取り組むと答弁
2021年12月の参院予算員会。質問に立った議員から、「総理は所信表明演説の中で、所得を引き上げるための鍵は男女が希望どおり働ける社会づくりだと述べました。そのために、女性の就労の制約となっている制度の見直しを掲げました。女性の就労の制約となっている制度とは何でしょうか」と問われた岸田首相はこう強調していた。
「例えば106万円の壁等のこうした問題、さらには育児休業制度の在り方など、こうしたことを指摘した次第であります。こうした問題にしっかり取り組むことが女性の活躍、より御活躍いただくために重要な課題であると認識をしております」
岸田首相はこの時、「106万円の壁」の問題を認識した上で、「しっかり取り組む」「重要な課題だ」と明言していたわけで、岸田政権が掲げる「女性活躍」のために本気で取り組んでいれば、2年近く経った今ごろは、何らかの具体的な方向性が示せていたのでは。
にもかかわらず、いまだに「環境整備に努めていかなければいけない」と言い続けているわけで、これではSNS上で《相変わらずのヤルヤル詐欺》《どうせ何もしないんでしょ》と冷めた意見が出るのも無理はない。
岸田首相の視察、車座集会は夏の「全国行脚」の一環だが、続けるほど国民から落胆する声が出るのではないか。
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