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https://mainichi.jp/articles/20230808/k00/00m/010/295000c
「ナチスに学べ」のあの麻生太郎が、またやらかした。
「台湾有事」が取りざたされている今、日本からわざわざ台湾まで出向いて「戦う覚悟」を煽るわ煽るわ。
しかも・・・蔡英文総統を差し置いて。
講演を聞かされた台湾の人達は、さぞ傍迷惑な思いを抱いたのではないか。
コイツ、何を言うとんのや・・・と。
蔡英文総統は「政府と民間双方向の連携を通じて、・・・地域経済の繁栄に貢献していきたい」と語った。・・・とある。
以下に記事の抜粋を記す。
台湾を訪問中の自民党の麻生太郎副総裁は8日、台北で開かれた国際フォーラムで講演し、中国が軍事的圧力を強める台湾海峡の平和と安定を維持するため、日本や米国、台湾による抑止力を機能させるには各国の「戦う覚悟」が必要だとの認識を示した。「防衛力を台湾防衛のために使う意思」を示すことの重要性も強調した。
麻生氏は台湾情勢について・・・「我々にとって今最も大事なことは、台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないことだ」と述べた。その上で「今ほど日本、台湾、米国をはじめとした有志国に、強い抑止力を機能させる覚悟が求められている時代はないのではないか」とし、「戦う覚悟です」と強調した。
また「お金をかけて防衛力を持っているだけではダメだ。いざとなったら台湾防衛のために使う明確な意思を相手に伝えることが抑止力になる」とも述べた。ただし、2015年に制定された安全保障関連法は、日本の存立が脅かされた場合に限り、集団的自衛権を行使できるとしており、麻生氏の主張は、物議を醸す可能性がある。
麻生氏はさらに「特に台湾と密接な隣人関係である日本が率先して、中国を含めた国際社会に向けた発信を続けることは極めて重要だ」と述べ、中国を名指しでけん制。「日本のこの毅然(きぜん)とした態度は変わらない」と強調した。・・・
・・・ 麻生氏は講演後、蔡英文総統と総統府で会談した。麻生氏は会談冒頭で、・・・お互い困ったときは助け合う日台関係であり続けたい」と述べた。
蔡氏は「日本は台湾にとって大切な国際的パートナーだ」と述べた上で、台湾が高い技術力を持つ半導体などを念頭に「政府と民間双方向の連携を通じて、より強靱(きょうじん)で安全なサプライチェーン(供給網)を構築し、地域経済の繁栄に貢献していきたい」と語った。【高橋祐貴】
立憲民主党の岡田克也幹事長は8日の記者会見で、麻生氏の「戦う覚悟」発言について「台湾有事になったとしても、米国ははっきりと軍事介入するとは言っていない。そこに含みを持たせている。それが外交だ」と指摘した上で「そういう意味で非常に軽率だ。・・・と批判した。【中村紬葵】
記事の抜粋は以上。
記事によれば、麻生氏は、
「お金をかけて防衛力を持っているだけではダメだ。いざとなったら台湾防衛のために使う明確な意思を相手に伝えることが抑止力になる」とも述べ・・・
「・・・「防衛力を台湾防衛のために使う意思」を示すことの重要性も強調した。・・・」
そうだが、
日本の防衛力は、台湾防衛のためには使えない。
そんなことをしてはいけないと、日本国憲法が「永久に・・・」禁じている。
そのことは、台湾の人たちの方が良く理解し、知っているのではないか。
だから、出来もしないくせに「コイツ、何を言うとんのや・・・」となるだろう。
仮に「台湾有事」が発生し、米国が軍事介入を決断して、台湾近海に米軍を展開したとして、そこで米軍が危機的状況に陥ったとしても、日米安保条約は発動されない。
何故ならば、日米安保条約では、発動の第一要件は、共通の危険が日本の施政下において発生した場合、となっているからだ。
従って、台湾近海で米軍が劣勢に立たされても、「米軍の危機は日本の存立危機事態」として、すわ集団的自衛権の行使とはいかないし、出来ない。
台湾が一時期日本の施政下にあったのは戦前のことだ。
現在の国際的な認知では「台湾」は中国の一部ということが常識ではないか。
ウィキペディアによれば、中華民国は、東アジアに位置する共和制国家。実効支配している領土の大半が台湾島であることと、中華人民共和国が「一つの中国」原則を唱えている政治情勢により、「台湾」が通称として国際的にしばしば使用されている。
という状況にあって、今は、日本と台湾には正式な「国交はない」。
「台湾有事」は中国の内政問題として捉え、その上で、日本としては、中国が「武力による現状変更」をしないよう、外交を尽くすべき、ということではないのか。
日本は、紛争の解決のために「武力による威嚇」も「武力の行使」も放棄している。
そんな日本だから言えることがある。
そんな日本しか言えないことがある。
「日本のこの毅然(きぜん)とした態度は変わらない」
麻生氏が強調すべきは、ここだろう。
「戦う覚悟」を煽る、・・・麻生氏の行動と発言は「そういう意味で非常に軽率だ。」
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