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自民党女性局のフランス研修旅行の観光気分の写真に「赤坂自民亭」を思い出した ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/326957
2023/08/03 日刊ゲンダイ
松川るい議員がエッフェル塔前で撮影したとされる写真(同議員のSNSから)
この季節になると日本には必ず豪雨災害が起こるようになった。そのたびに思い出すのがあの1枚の写真。「赤坂自民亭」と呼ばれた、災害そっちのけで宴会する政治家たちの情けない光景だ。
今回問題になっている、自民党女性局のフランス研修旅行の、エッフェル塔前の写真を見ていて、あの写真を思い出した。
いや飲み会と研修旅行は違うと反論されるかも知れない。しかしすでに久留米にも秋田にも豪雨災害は起きている。加えて今夏の国民の生活は低賃金と物価高で待ったなしだ。夏休みで給食がない子供の食費に悩むお母さん方。電気代節約でエアコンを使わず熱中症で死亡するお年寄り。
そんな国民の生活を思えば、SNSに上げる写真に対する配慮はあってしかるべきであろう。ところがあの「赤坂自民亭」からの反省はかけらもない。
国会議員4人と女性局所属の地方議員、民間の職員38人。このメンバーはどうやって決まったのか。希望者は皆行けたのか。5年に1度の真面目な研修と言うが、見た感じは生保レディーの成績優秀者ご褒美旅行的印象が拭い切れない。
3泊5日というから実質48時間しかない。上院議員との交流以外、研修らしきものは紹介されず、強行日程の割にはエッフェル塔とルーブルなどには行っている。誤解を晴らすならまず旅行の日程表を公表すればいい。
他の写真には女の子が2人写っている。モザイクもかけずに大丈夫なのかと驚くが、彼女たちはいったい誰の子供なのだ。おそらく彼女らも参加者だが、その経費はどうなったのか。たとえ自腹でも研修旅行に連れ歩くとなれば、家族旅行を兼ねているのかと疑いたくもなる。
その自分たちの経費も、自腹が20万から30万。あとは党費と言うが、党費の60%は政党助成金、つまり税金だ。自民党はすぐに、費用は政党助成金ではない、とコメントしたが、片腹痛い。お金に名前はない。収入として一緒になってしまえば、その60%は税金だ。
いや行くなとは言わない。しかしもうこの時期にチャラついた投稿はやめるべきだ。というか、恐ろしいことだが、この人たちは本当に国民の貧困や被災地のニュースを知らないのではないのか。見ていないのではないのか。
フランスだけに「庶民はパンがないのならお菓子を食べればいい」というマリー・アントワネットの言葉を思い出した。
ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。
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