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解明されぬ統一教会の政界汚染 1年経っても誰1人処分もなく 反共カルトを培養し利用した戦後政治の闇【記者座談会】
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/27152
2023年7月15日 長周新聞
統一教会の関連団体UPF(宇宙平和連合)の大会に送られた安倍晋三元首相のメッセージ
昨年7月8日に安倍晋三元首相が奈良県での街頭演説中に銃撃され、死亡した事件から1年が経過した。その後、犯人の動機とともに浮き彫りになったのは、安倍晋三を元締めとする清和会を中心とした自民党政治家と統一教会との密接な関係であり、それは歴史的経緯をたどると岸信介、安倍晋太郎から引き継がれたある種の「政治資産」として存在感を示していたことである。「政教分離」などと嘯(うそぶ)きながら、その実、反共右翼セクターのカルト教団を培養してすがり、時として裏部隊として利用し、選挙応援だけにとどまらず100人をこえる国会秘書軍団をあてがわれ、ひどいのになると跪(ひざまず)いて教祖夫妻を「真のお父様、真のお母様」「マザームーン」などと崇め奉っている実態でもあった。事件から1年という節目に、安倍晋三の回顧やおべんちゃら特集が組まれる一方で、統一教会の解散命令はいまだ出ずにグダグダとした展開を見せ、本来標的だった韓鶴子本人は「岸田を呼びつけて教育を受けさせなさい!」と逆上している有り様である。決して曖昧にしてはならない日本政界と韓国発のカルト宗教団体との蜜月関係について、改めて記者座談会で論議した。
むしり取った金はどこへ? の疑問
A あの事件から1年ということで、山上被告の生い立ちだったり、事件に駆り立てた動機や背景だったりの特集が組まれているが、事件直後とさほど変わり映えもない内容の反復が大半だった。
「天宙平和連合」の国際会議で韓鶴子総裁に花束を贈呈する江島潔参議院議員(2019年10月、名古屋)
そして本来なら狙われていたのは統一教会総裁である韓鶴子だったのに、本人は韓国の教団聖地で日本人の幹部たちに「今の日本の政治家たちは統一教会に対してなんたる仕打ちなの。家庭連合を追い詰めているじゃない。政治家たち、岸田をここに呼びつけて教育を受けさせなさい。わかってるわね!」「私を救世主と理解できない罪は許さないといったのに、その道に向かっている日本の政治はどうなると思う? 滅びるしかないわよね!」と語っている音声を『報道特集』が報じた。
まあ、それが統一教会の本音でもあるのだろう。さんざん世話してきたのに、あるいは尽くしてきたのに「いまさらなんたる仕打ちなの!」に聞こえて仕方ない。統一教会としては当然日本の政治家たちのスキャンダルや急所を握っているだろうし、何かあったときは「わかってるわね」な関係でもあるのだろう。
要は、統一教会側は強気であるし、裏切った者については震えて待っとけ! くらいの姿勢なのかも知れない。それに対して自民党は弱みを握られてしまって、この宗教団体に抗えない。弱みを握られているからこそスパッと関係を清算できないし、世間を欺きつつ濁すような対応に終始しているのだ。
すなわち政界に統一教会はいまだに巣くっているということだ。この宗教団体と政界との結びつきについて1年経っても何らメスなど入っていないし、本格的な解明もなされていない。鈴木エイト氏や有田芳生氏のような長年にわたって取材調査してきた人々による暴露によっておぼろげながら見えてきた部分もあるものの、全般としてはベールを被ったままなのだ。
B 京都の国会議員秘書の養成所で育てた秘書軍団が100人といわず自民党はじめとした国会議員の公設・私設秘書として配置されてきたというから、それはもう情報も抜きたい放題だろうし、相当に日本の政界に食い込んでいると見なすのが自然だ。100人がかりで諜報活動に勤しむなら、相当の情報量が集まるだろうし、それは週刊誌や新聞といったメディアが2〜3人体制のチームで取材テーマに当たるのとも規模が違う。機動力としても桁違いだ。韓国発のカルト教団がそれだけ権力中枢に接近していたというなら、それこそスパイ防止云々を騒いでいる折に大問題だろうに、なぜかシレッとスルーしている。まことに奇妙な光景だ。
C もっぱら家庭連合の解散命令請求がどうなるかばかりやっているが、文科省が6回質問をぶつけたくらいで、結論は先送りされている。事件直後は、それまで表舞台に出てこなかった統一教会と自民党政治家とのつながりへの衝撃から、誰が統一教会の会合に出席したとか、メッセージを寄せたとか、さまざま取り沙汰されていた。世間も隠されていたその関係性に驚き、大いに反応もしていた。
しかし、結局のところ誰一人としておとがめなしで、処分された者もいない。まともに調査もされず、臭い物に蓋をした状態だ。
統一教会系の国会議員連合の総会写真(2021年6月)。自民党の現職国会議員19人(うち安倍派7人)が参加し、細田博之衆院議長(前列右から5人目)や梶栗正勝勝共連合会長(同4人目)など幹部の姿もある。
国権の最高機関である国会のトップである細田衆院議長自身が統一教会の式典に出席していたのに、何らの弁もない。落とし前をつける訳でもない。萩生田などは八王子の教会に入り浸っていたというが、これまた清和会の5人衆などといって君臨している有り様だ。そして、何もなかったかのように時間だけが経過している。みんなして目をつぶり、“人の噂も75日”でやり過ごそうというのだろう。それはつまり、関係を温存するということでしかない。
B 先ほども出ていたが、100人をこえるカルト教団から送り込まれた秘書軍団の存在など、本来なら大変な政界汚染としてもっと大問題にされておかしくない。しっかりと特定して関係を清算するなりして然るべきだ。ところが見事にスルーされている。給料も払わないでただ働きしてくれる私設秘書なり選挙運動員ということで、政治家にとっては使い勝手が良いのだろうが、その分、丸裸にされている関係だ。特定秘密保護とかはさんざん騒いで法制化もしてきたのに、国家機密への接触すら考えられるこの秘書軍団の存在については、とくに危険視すらなされていない。いったいどうしたことかと思う。
A その規模からして自民党と統一教会が一心同体だったことを物語っている。通常ならタダ働きの秘書など雇うさいに警戒するはずで、その出身や所属について身辺調査をやるはずだ。しかし、持ちつ持たれつで、統一教会から秘書をあてがわれることについて特におかしいとも思わないし、普通に受け入れる関係があったということだ。相互依存の関係が出来上がっているのだ。タダ働きさせておいて、「えっ? 統一教会だったの? 知らなかった」なんて話はまずあり得ない。わかっていて、秘書として働かせていたと見なすのが自然だ。自民党界隈に斡旋する組織なり人物がいたと見なさなければ説明がつかないのだ。
それらが100人規模で永田町に目を光らせ、政治家の懐に入り込んでありとあらゆる情報をキャッチしていたとすると、それはもう公安もかなわないくらいの組織力だろうし、彼らの言葉通り政権中枢に巣くって「国を動かす」をやっていたと考えてもおかしくない。「政治家の弱みを握れ」が文鮮明の指示だったのだ。はじめからそのための政界工作だったのだから――。
安倍政権時代の極端な右傾化なるものの正体は何だったのか、改めて検証する必要があるのではないか。われらが親玉、安倍晋三が天下をとって反共右翼がオラオラと飛び出してきたというなら、なるほど納得で腑に落ちる。SNSで大暴れしたDappiは自民党がカネを出して組織していたアカウントだったことが発覚したが、ネットサポーターズとか含めて、誰がカネを出して世論操作なりに勤しんでいたのか、その実働部隊は誰だったのか、統一教会の存在と無関係とは思えないものがある。どう見ても背後に組織的な力があるのだ。
自然発生的な右傾化などではなく、組織的に仕掛けたといえる。日本会議ルートの宗教右派と、統一教会ルートの右派が一緒になって担ぎ上げたのが第二次安倍政権であろうし、大臣や副大臣といった要職に統一教会絡みの政治家が盤踞(ばんきょ)していたことの意味を考えないといけない。ある意味、染まりきっているのだから。
安倍政権時代 極端な右傾化の正体
D 韓鶴子の「岸田をつれてきて教育しなさい」発言について、いわゆるネトウヨとか自称愛国保守の側がまったく無反応で、「この反日教団が!」といって騒ぐでもなし、統一教会については当たらず障らずなのが極めて不可解で不自然な点だ。仲間なのだろうかと思うほど、なんだか身内批判は避けます的な対応というか、むしろ庇(かば)います的な対応というか、本来の威勢の良さが消え失せていかにも歯切れが悪い。いわゆる左翼というか彼らにとっての「パヨク」をネットリンチする際はもっと悲憤慷慨して元気がいいだろうに、おしなべてダンマリを決め込んでいるのだ。これはいったい何だろう? と思うほどだ。
アメリカにはうだつが上がらない者が、韓国、北朝鮮や中国を侮蔑することには専売特許みたく振る舞い、何かことあるごとに「やい、この反日が!」「日教組が!」とか寄ってたかってやっていたのに、この教団と蜜月関係を切り結んでいたいわば売国奴にも当たるであろう安倍晋三については無批判なのだ。怒っていない。日本人信者から金品をむしりとるカルト教団について無批判というのは、いったいなぜなのだろうか? ひょっとして世話になっているんだろうか? という疑問がある。
日本は第二次大戦で朝鮮民族に苦難を強いた犯罪国家であり、そんな日本や日本人からカネを巻き上げて賠償させるのは当然だ。天皇を跪かせるのだ――といっていた教団と自民党がベッタリと寄り添い、表では「この国を守り抜く」「美しい国」などと嘯(うそぶ)いているのだから、まったく変態的でもある。
しかし、その関係が明らかになった以上、日本人からカネをむしりとる宗教団体とタッグを組んでいる政治家について、本当に保守であるならば「けしからん!」と激怒して然るべきなのだ。黙っているというのは「そのことには触れないで…」という態度であり、日頃から愛国とか反日とか叫んでいる割にはいい加減なものだと感じさせる。「愛国」の仮面を被ったインチキ、「愛国」の仮面を被った統一教会とでもいうのだろうか。政治思想的には節操のない変態プレイといっても過言ではないと思うのだが…。
B この教団の信者たちへの過酷な寄付強要は銃撃事件の動機にもなったが、そうして巻き上げられた膨大な資金が教団本部の置かれた韓国のみならず、「政界工作」に注がれたことは誰しもが容易に想像のつくことだ。政界工作とはタダ働きの秘書を送り込むだけだったと信じるようなお人好しがどこにいるだろうか。「政治とカネ」ではなく「政治はカネ」なわけで、あれほど自民党所属の国会議員どもがまぶりつくというのは、単純に選挙で組織票を回してもらえるからという理由だけでは説明がつかない。非課税の宗教法人を迂回して日本の政界、政治家どもに足のつかない裏金が回っていた――など、素人が考えても想像がつく話だろう。
こうした案件は本来、捜査機関が徹底的に調査しないと暴けるものでもない。しかも足がつかない裏金となると立証するのも少々ではない。しかし、その捜査機関の元締めである国家公安委員長までが統一教会のイベントの実行委員長をしていたことも暴露されているし、どうしようもない汚染状況といえる。
統一教会関連団体のイベントに実行委員長として参加していた二之湯智国家公安委員長(2018年、京都、役職は当時)
斯くして日本人信者が過酷な寄付強要で家庭が破壊され、2世たちが苦しんできた一方で、政界にはその一部が環流してウハウハしていたのだとすると、まったくもってひどい話だ。こうした宗教マネーについても徹底的に解明されなければならないし、清和会なるものの派閥の原資にいたるまで暴かれなければ、誰も政界汚染は解決したなどと思わない。「真のお父様、お母様」「マザームーン」とか崇め奉るのだから、そこには卑しい乞食根性が滲み出ているし、「相当にもらってんな」と思われても仕方がないものがある。信者からの過酷な収奪を野放しにして摘発するでもなく、むしろ壺のなかで一体化して仲むつまじくつるんでいるのだから当然だ。この腐った関係を温存して、統一教会問題の解決などない。
統一教会のルーツ 戦後支配の道具として
『改訂新版・統一教会とは何か』(著・有田芳生)
A この教団が勢いを増してきたのが2000年代後半からといわれているが、歴史を辿(たど)ると闇は深い。もともとが第二次大戦後の米ソ二極構造のもとで為政者によって培養された反共右翼組織であり、その役割を背負って産声を上げたのだ。有田芳生氏の書籍『統一教会とはなにか』で統一教会のルーツを探っているが、それは第二次大戦直後のウクライナのネオナチにさかのぼるという。
第二次大戦中、ウクライナの独立運動をやっていたヤロスラフ・ステツコは、ナチスに逮捕されて転向し、ユダヤ人虐殺に手を染めるようになる。彼はその後、反ボルシェビキ国家連合(ABN)という反共団体を結成し、西ドイツのミュンヘンで暮らしながら、1950年代後半からは台湾をしばしば訪問して総統の蒋介石と親交を深めたという。
一方、アジアでは蒋介石や韓国大統領の李承晩、笹川良一や児玉誉士夫(戦時中は大日本帝国の特務機関長、戦後はCIAのエージェント)らが1954年にアジア人民反共連盟(APACL)を韓国・ソウルで結成。同じ年、韓国で文鮮明が統一教会を結成している。
他方、ステツコらのグループは1958年、メキシコシティで開かれた世界反共連盟発足準備会議に参加。やがてこれらの流れが合流して、1966年に世界反共連盟(WACL)がソウルで結成される。そして1986年までこの世界反共連盟の会長だったのが、ベトナム戦争当時は特殊戦争統合司令官で、その後在韓国連軍司令官になったジョン・K・シングローブ米陸軍少将だという。
その彼らが韓国で見出したのが文鮮明だった。1961年の軍事クーデターで朴正煕政権が成立すると、文鮮明の統一教会は、韓国国内で「勝共」という特別の役割を与えられる。米下院のフレイザー委員会は1978年の調査報告で、「1963年2月のCIAの報告は、金鍾泌がKCIA部長だったとき統一教会を“再組織”し、それ以来統一教会を“政治的用具”として利用してきた、とのべている」と明らかにしている。KCIAはアメリカのCIAを真似てつくられた、CIAと一体化した韓国の情報機関のことだ。つまり統一教会は戦後の米ソ冷戦構造のもとで、世界覇権を求めるアメリカが道具と位置づけていたことがわかる。
文鮮明と握手する岸信介元首相(1973年)
日本をめぐっては1967年、文鮮明が来日し、山梨県本栖湖畔にあった全国モーターボート競走会連合会(当時)の厚生施設で「第一回アジア反共連盟結成準備会議」が持たれた。児玉誉士夫の代理として白井為雄、笹川良一、畑時夫、久保木修己らが出席し、勝共運動を日本でも受け入れることで一致。1968年4月に韓国に続き日本でも笹川良一を名誉会長、久保木修己を会長に国際勝共連合が結成された。元首相の岸信介も発起人として名前を連ねた。岸信介と統一教会との深い関係は、統一教会が日本で活動を始めた初期からで、東京都渋谷区南平台の岸邸の隣に統一教会の研修所があり、岸は3度も統一教会本部で演説しているくらいだ。
B 文鮮明をとり立てた朴正煕といえば、岸信介にとっては満州国時代の部下(元日本軍将校)で、戦後は8000万jの経済援助で日韓の戦後処理を解決したように見せかけ、主要事業であったソウル地下鉄や鉄鋼事業などでは三菱や丸紅などに資金を還流するなど日韓を股に掛けた癒着関係を築いてきた。ともに「国際勝共連合」草創期を支えた人物だ。
韓国では戦後、旧植民地時代に日本の占領統治に加担した為政者なり官僚組織がそのまま引き継がれ、それこそ岸信介であったり本来戦犯として処分されるべき日本の為政者とも繋がりを持ってきた。アメリカとしてはそれらを戦後支配の道具として利用しながら反共の砦を築いてきたし、統一教会も培養されてきた関係なのだ。
C 今の40代から上の世代になると、文鮮明が決めた相手との合同結婚式なんかがメディアを賑わせていたこともあって、統一教会といえば壺を売ったり悪質な霊感商法をやっている団体というイメージがあるが、60代から上の世代としては70年代に教団系列の大学生組織・原理研究会のイメージも強く印象に残っているようだ。近年はあまり存在感がなくメディアで扱われることも少なくなっていたが、実は2000年代後半から存在感を強めていたことが明るみになっている。
とくに第二次安倍政権のもとで、政権トップが率先して統一教会との関係を構築するなかで、それを見た国会議員や地方議員は忖度し、大挙して全国各地で開かれる統一教会やフロント組織のイベントに来賓として参加するようになったといわれている。一方、教団サイドはこうした自民党国会議員との蜜月ぶりを内外にアピールして、勢力拡大に利用していった。そして霊感商法や偽装勧誘、高額献金強要などに対する警察の追及は、2010年以降、鳴りを潜めたままになった。
A 岸や児玉などのA級戦犯がアメリカによって免罪され、これらを駒にして戦後の統治が形作られていくうえで、こうした統一教会をはじめとした反共右翼組織も大いに培養されて、右派の軸が出来上がっていった。
いわば年期の入った同志みたいな関係なのだ。統一教会がアメリカでの活動を本格化させていた80年代初頭、文鮮明がアメリカで脱税容疑で起訴され、懲役1年6カ月の実刑判決を受けて連邦刑務所に収監されたとき、元首相である岸信介が「彼(文鮮明)の存在は、現在そして将来にわたって、希少かつ貴重なものであり、自由と民主主義の維持にとって不可欠」「不当な拘禁から解放されるようお願いしたい」とする異例の嘆願書をレーガン大統領宛に出していたことも明るみになっている。
安倍晋三と統一教会の関係でいえば、戦後から続く祖父からの三代にわたる盟友関係があり、これが「反共」を軸とする日・米・韓の政界人脈を繋ぐ媒体になっていたのだろう。まさに「政治資産」なのだ。親米保守の自民党政治家たちがこぞって統一教会に入り浸り、「マザームーン」などといって持ち上げる根拠があるのだ。
B 1年が経過したといっても、事態は何らメスなど入っておらず、自民党なり統一教会はこのままの逃げ切りをはかっているかのようだ。とはいえ、山上某が引きずり出した戦後政治の闇について、社会全体としても決して曖昧にして放置してはならないし、政界汚染の実態についても引き続き注視しなければならない問題だ。裏世界の話だけに、そして闇であるだけに、しっかりと光を当てて検証すべきなのだ。統一教会なる反共右翼が歴史的に誰によって何の目的で培養され、存在を許されるだけでなく野放しを黙認され、何をしてきたのか、歴史的社会的な検証が必要だ。「標的は韓鶴子だったのにとばっちりで安倍晋三が射殺されました。終わり」ではそれこそ安倍晋三も浮かばれないだろう。
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