http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/766.html
Tweet |
脱原発をさえぎる本当の敵
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-46aa74.html
2023年6月20日 植草一秀の『知られざる真実』
日本を「戦争をする国」にさせない。
原発を廃止する。
弱肉強食から共生へ、経済政策を転換する。
さらに、安全・安心の食料を国内で安定的に確保する。
悲惨な薬害を起こさない。
五つの基本政策に賛同する市民は多いだろう。
この基本政策を共有する市民と政治勢力が連帯する。
とりわけ大事になるのは選挙に際しての共闘だ。
小選挙区が中心だから候補者を一人に絞らなければ勝負にならない。
基本政策を共有する勢力から、ただ一人の候補者を擁立する。
候補者一本化の取り組みがカギを握る。
政治に「新しい風」を呼び起こさなければならない。
「政策連合」の言葉は古いとの意見も示された。
「政策連合」に代わり「新しい風」と呼称するのもいいかも知れない。
「平和と共生」が目指す方向だ。
オールジャパンで連帯を構築することが必要だ。
6月14日の「そうだ、選挙に行こう!大集会」の全篇をIWJさまが公開下さっている。
ぜひ、じっくりとご高覧賜りたい。
世界平和のために何をなすべきか。
鳩山友紀夫元総理と孫崎享元外務省国際情報局長が熱弁を振るわれた。
メディアが報じない「知られざる真実」が満載だった。
続いて登壇されたのが樋口英明元福井地方裁判所裁判長。
樋口氏は「原発を止めた裁判長」として名高い。
『私が原発を止めた理由』((株)旬報社)
https://x.gd/tl0q2
はベストセラーになった。
樋口氏は、裁判官は判決を述べる以外、人前で話す機会が少ないと語られたが、軽妙洒脱な語り口に聴衆が魅了された。
樋口氏の講演内容を紹介したい。
3.11まで原発は絶対安全だとされていた。
しかし、3.11の前に原発は危ない、原発はいつか重大な事故を引き起こすと主張していた人々がいた。
3.11が起こり、どちらが誠実で賢い人か、どちらが不誠実で愚かな人かが判明した。
岸田首相は自分の考えがない。
人の話を聞く。
そうなると重要なことは誰の話を聞くかになる。
だが、岸田首相が聴くのは不誠実で愚かな人の話。
脱原発の一番の敵、障害は、岸田政権や電力会社のように見えるが、実は違う。
一番の敵は我々の心のなかにある「先入観」。
これが最大の敵ではないか。
政府がこれだけ推進しているのだから、原発は本当は必要なのではないか。
政府がこれだけ推進するのだから、原発は安いのではないか。
3.11があって再開された原発だから、それなりに安全になっているのではないか。
このような思い込みが最大の敵なのではないか。
そして、最大の敵は、原発問題は高度に専門的な判断を必要とするものであるとの思い込み。
裁判官も判断できないような高度な問題であるとの思い込み。
これが最大の敵。
しかし、原発の問題は難しいものでない。
最重要事項はたったの二つ。
第一は、原子炉に、電気を使い、水を送り続けるという「人の管理」が必要不可欠であること。
第二は、人の管理に問題が生じて事故が発生すると壊滅的な影響が生じるということ。
この二つが問題の本質だ。
3.11で日本の総責任者3人がことごとく東日本壊滅を覚悟した。
しかし、信じられない数々の奇跡が重なり、東日本壊滅が回避された。
だからといって、このリスクを軽視するわけにはいかない。
https://www.youtube.com/watch?v=AZJNkb6XreM
『千載一遇の金融大波乱
2023年 金利・為替・株価を透視する』
(ビジネス社、1760円(消費税込み))
『日本経済の黒い霧
ウクライナ戦乱と資源価格インフレ
修羅場を迎える国際金融市場』
(ビジネス社、1870円(消費税込み))
をぜひご高覧ください。
Amazonでの評価もぜひお願いいたします。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。