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解散風で政界テンヤワンヤ…岸田自民大物25人が“討ち死に”危機!現職大臣、安倍後継の落選も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324279
2023/06/10 日刊ゲンダイ
「解散風」を吹かせて楽しんでいる?(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ
吹き荒れる「解散風」に永田町は大慌てだ。野党は候補擁立を急ぎ、民放キー局は「選挙取材班」を立ち上げたという。自民党も候補者調整を急ピッチで進行中。来週中に全選挙区の候補を決定する方針だ。しかし、このまま衆院選に突っ込むと、岸田自民は“大物議員”が続々と落選する可能性がある。
◇ ◇ ◇
日刊ゲンダイは、前回2021年衆院選の得票数や現在の選挙区情勢などを基に“危険水域”にいる当選6回以上のベテラン、閣僚経験者、大物議員の後継者をピックアップ。その結果、いま衆院選になだれ込めば、25人が“討ち死に”する恐れがあることが分かった。
特に落選者が続出しそうなのが、公明党との選挙協力態勢が崩壊した東京都だ。全30選挙区で公明票が見込めないことから「自民党の当選者は1ケタ台になる可能性がある」(永田町関係者)という。中でも当選を危ぶまれているのが、現職大臣の小倉将信こども政策担当相(東京23区)だ。
「小倉さんはほとんど地元・町田市に帰ってこず、支援者との会合にもロクに参加しない。前回選挙では立憲民主党の候補にわずか6000票差と薄氷の勝利でした。現職大臣で顔が売れてきたとはいえ、盤石ではないでしょう」(地元自民党関係者)
東京では他にも11区の下村元文科相が「公明票が見込めず焦りを募らせている」(都政関係者)。前回選挙で圧勝した萩生田政調会長も次は楽勝ではない。公明票が離れただけでなく「次は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の“支援”が得られない」(同)からだ。
“保守王国”山口県はカオスな状況
今、衆院選になだれこめば…(左から、萩生田光一、岸信千世、秋葉賢也3議員)/(C)日刊ゲンダイ
“保守王国”の山口はカオスな状況だ。4月の山口4区補選で、安倍元首相の後継者として出馬し、当選した吉田真次議員が窮地に追い込まれている。山口は区割り変更で選挙区が1つ減る。新3区での公認を巡って、吉田氏と林外相(現3区)が争う構図となっている。現状、林氏が優勢で、吉田氏は比例代表の名簿上位で優遇される案が浮上。ところが、産経新聞によると、吉田氏は新3区での出馬にこだわり、無所属での出馬も辞さない構えだという。しかし、林氏と戦ったら、当選は絶望的だ。
「こだわっているのは吉田さん本人というより、後ろ盾の安倍派だろう。天敵の林さんに選挙区を譲るなどプライドが許さない。意地になって吉田擁立を強行する気ではないか」(官邸事情通)
岸前防衛相の長男・信千世議員も、4月の2区補選では野党系の平岡秀夫元法相に肉薄され、次期衆院選は厳しい。立憲が平岡氏の公認を正式に決め、臨戦態勢を整えているからだ。“世襲”批判も相まって、まさかの落選もあり得る情勢だ。
他にも“口利きワイロ”疑惑がくすぶる甘利前幹事長は、神奈川13区からなじみの薄い新20区に移り「苦戦必至」とみられている。「政治とカネ」の問題で更迭された秋葉賢也前復興相(宮城2区)は、もともと地元の評判が最悪で「次の選挙は絶望」(地元関係者)といわれている。
「いま解散すれば自民党も、傷を負うのは間違いないでしょう。だから、総理は本気で解散する気はないのではないか。解散風を吹かせることで、オタオタする政界の反応を見て楽しんでいるフシがある。求心力アップを狙っている可能性もあり得ます」(前出の官邸事情通)
野党は大急ぎで態勢を整えるべきだ。
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