http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/583.html
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/253500?rct=politics
「議院の品位を傷つけた」として出された櫛渕氏への懲罰動議。
登院停止10日間の懲罰を科すことになったそうだ。
自民党の丹羽秀樹氏は「自分の主張通りにいかないからと身勝手な手段を取るのは不適切だ」と非難。
「議院の品位」とやらは、どこぞのトイレにでも置き忘れてきたか。
そんなことは既にどうでもよくなってしまった感がある。
プラカードを掲げることを非難するのは、とんでもない「ブーメラン」だと、櫛渕氏に指摘されて、恐れ入ったか・・・。
一応以下に記事の全文を記すが、・・・・。
「衆院懲罰委員会は31日、本会議で与野党を批判する紙を掲げた、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表に、登院停止10日間の懲罰を科す案を自民、日本維新の会、公明各党の賛成多数で可決した。6月1日の本会議で正式決定する。
懲罰は重い順に、除名、一定期間の登院停止、議場での陳謝、戒告の4種類。自民党の丹羽秀樹氏は「自分の主張通りにいかないからと身勝手な手段を取るのは不適切だ」と非難。櫛渕氏は謝罪し「増税と負担増に危機感を募らせる国民を代表した行為で、やむにやまれぬ思いだった」と弁明した。立憲民主党は戒告を求めた。
櫛渕氏は、5月18日の本会議で「与党も野党も茶番!」との紙を壇上で広げた。」
以上の様に記事は短い。
今回取り上げたのは、長州新聞が5月27日に掲載した、
「闘う野党の復活を」――なぜ壇上での抗議に至ったか れいわ新選組・櫛渕万里衆議院議員の演説(全文)
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/26710
を、改めて精読する機会を、阿修羅掲示板の住民の皆さんと共有したいと思ったからだ。
形は、「身上弁明」であるが、櫛渕氏の国民へ思い、その思いを原点にした政治への姿勢を縷々述べ、今の歪んだ国会の在り方を批判する、18分間の長い演説だったようだ。
全文を読むのも、理解しながらであれば、同様に18分は優に超えるだろう。
しかし、読み始めれば、時間を忘れ、一気に読み終わってしまうと思うので、まだ、読んでいない人には、是非一読をお勧めしたい。
櫛渕氏の血反吐を吐くような苦悩が伝わってくる。
櫛渕氏は演説の中で、憲法前文の一節を取り上げている。
「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する」
そして言う。
国会議員は、国民の代表者としてこの議場に臨んでいる。
国民の厳粛な信託に本当に応えているか。国民は福利を享受できているのか?。
私たちは、国会の中でも外でも、常に国民のことを念頭に置いて行動しなければならない。
さらに、
「個人の尊厳」や「健康で文化的な最低限度の生活」がすべての人々に保障されるよう国会は機能しているのか?
平和主義を掲げた憲法の規範に沿って、国会で徹底した議論がおこなわれているのか?
すべての国会議員は公務員として「全体の奉仕者」たりえているのか?
そのような自問に始まり、
現在までの自公政権の問題を暴き、
そして、国会議員に呼び掛ける。
「闘う野党を復活させ、苦しんでいる国民の生活と命を救おうではありませんか。」
「日本の民主主義を正常化させて、政治の暴走を止めようではありませんか。」
「議会のルールや秩序も重要だが、本当に応えるべきは国民の信託であるとの意識を呼び覚まし、「闘う野党の復活」に少しでもつながるのではないか。こうした考えに基づく行動だった。」
櫛渕氏は演説の中で、ケネディ大統領の次の言葉を紹介している。
「われわれは真に勇気ある人間であったか?『敵に対抗する』勇気のほかに、必要な場合には『自己の仲間に対しても抵抗する』だけの勇気を持っていたか?」
本文を読んでみたくなったでしょうか?。
「議会の品位」が失われていることを嘆く櫛渕氏を、「国会議員としての品位」も無い人たちが、「議院の品位を傷つけた」などと騒ぐ。
やはり、懲罰騒ぎそのものばかりではなく、今の国会の有り様を「茶番」と指摘するのは、
「正鵠を射た」ものと言えよう。
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