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維新・梅村みずほ議員の国会質問は大暴言!入管側の意図を代弁し、ウィシュマさんの死を冒瀆 ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/323109
2023/05/17 日刊ゲンダイ
難民の苦境を鼻で笑う梅村議員(C)日刊ゲンダイ
維新の梅村みずほ議員の国会での入管法改正への代表質問があまりに酷いと問題になっているのをご存じだろうか。
彼女はまず入管内で亡くなったウィシュマさんのビデオを見て「落涙した」と寄り添うような所感を述べた後、「よかれと思った支援者の一言」が「『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながった」などと言い出した。
これは明らかに間違いだ。支援者は誰もそんなことは言っていないと主張している。言ったという確かな証拠もない。しかも「医師から詐病の可能性」というこの医師は、亡くなる2日前に診療した精神科医だ。その時彼女に必要だったのは点滴である。なのにそれを与えず内科ではなく精神科医を呼ぶというのが常軌を逸している。「詐病の可能性」も入管側が言ったことで医師の主張ではない。
しかしこれをあたかも真実のようにミスリードする梅村議員。それは支援者を誹謗中傷し、ウィシュマさんの死を冒涜する暴言だ。
国会の場にはウィシュマさんの遺族もいた。その面前で、その(維新議員に特有の)端正な顔立ち、おとなしそうな物腰に相反する、このような発言は人の心を持たない鬼の所業である。
「支援者の助言は、かえって収容者にとって見なければよかった夢、すがってはいけない『わら』になる可能性もある」「可能性もある」などと逃げ道をつくっているが、語るに落ちるとはこのことだ。
収容者の「人間的な扱いを受ける」「いつかはここを出られる」といった思いは決してかなわぬ「見なければよかった夢」であり、支援者に期待するのは「わらにもすがる」行為であると、鼻で笑っているのである。
維新は自民党の先棒を担ぐ小悪党
さらに次の国会では「ハンガーストライキが死因の可能性」などとすでに否定されたことを言い、「事実ではない。が可能性はある」を繰り返して国会でひたすら妄想妄言を繰り返す。何が目的なのかさっぱりわからない。
ただでさえ難しい日本の難民認定を2回落ちたら強制送還という入管法改悪。送還されたら自国で殺されるかもしれない人がいる、だから難民なのだ。だから大勢の人が反対している。
国もマスコミも教育すらも、人権意識をうたわない。だから国民も勘違いする。外国人労働者にも人権はあるのだ。いや犯罪者にも収監者にも人権はあるのだ。病気になったら医者に診てもらう。こんな当たり前のことが行われていない。
そもそもこのやり方は維新ならではで、誰かに問題のある爆弾発言をさせ、それに対して議論沸騰して瑣末な問題に時間をかけさせている間に法案を通すという姑息なやり方だ。江戸時代の盗賊が近隣の家に火付けをし、火事で人々が騒ぐ中、別場所で盗みを働くようなものだ。維新は自民党の先棒を担ぐ小悪党だ。
梅村議員の辞職勧告などに時間を取られてはいけない。こういう妲己のようなやからは自然に滅びる。入管法改正を阻止するのが先決だ。
ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。
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維新・梅村みずほ参院議員「支援者がウィシュマさんに淡い期待抱かせた」と主張 議場から抗議の声 入管法改正案参院で審議入り
2023/05/13 TBS NEWS DIG Powered by JNN
12日、政府が提出した入管難民法の改正案が参議院で審議入りしました。日本維新の会の梅村みずほ議員は、入管施設で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんについて、「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できない」と主張。議場からは抗議の声が上がりました。
「入管法改悪反対!」
記者
「政府が提出した入管法改正案に反対する人々がたくさん集まっています」
デモ参加者
「3回目の(難民)申請でダメだったら無条件に返す。それ自体が殺人行為です」
「難民を送還するな!難民を殺すな!難民を収容するな!難民認定をちゃんとやれ!」
外国人の長期収容の問題の解消などを目的とした入管法改正案が参議院で審議入りしました。
入管法改正案をめぐっては、2年前、入管施設でスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33)が亡くなったことを受けて廃案となりましたが、今国会に政府が再び提出した改正案にも「外国人の送還停止を原則2回の難民申請までに制限する」規定が残るなど、その大枠を維持しています。
改正案に賛成の立場の日本維新の会所属の梅村みずほ参院議員からは、こんな発言も…
梅村みずほ 参院議員
「ウィシュマさんの映像を総合的に見ていきますと、よかれと思った支援者の一言が、皮肉にもウィシュマさんに“病気になれば仮釈放してもらえる”という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できません」
発言を問題視する声があがり、議場は一時騒然となりました。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/
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