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自民・茂木幹事長の訪米は厚遇どころ冷遇だった? “ポスト岸田”アピールも野心空回り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/322591
2023/05/08 日刊ゲンダイ
訪米で副大統領にも会えなかった(自民党の茂木敏充幹事長)/(C)日刊ゲンダイ
岸田首相を支えつつ、一方で「ポスト岸田」に虎視眈々の自民党・茂木幹事長。GWは「次期首相候補」としての“顔見世興行”で訪米し、多くの政府要人と面会。「異例の厚遇」などと報じられた。
2日間の滞在中、サリバン大統領補佐官(安全保障担当)、ブリンケン国務長官、レモンド商務長官らと会談。与党民主党の幹部たちにも会った。
中でも、サリバン補佐官とは、執務室に招かれ会談したことを自ら明かし、本人も満足げな様子だった。こうした米側の対応が「茂木を有力な首相候補と見ている」ということのようだが、ホワイトハウスの事情に詳しい外交関係者は首をかしげる。
「これは厚遇でも何でもないですよ。一般の外相級の扱いです。米国は外交上の待遇のランクが明確に存在します。与党の幹事長や官房長官には、原則、副大統領が面会しますし、総理候補と判断すれば、大統領や副大統領が会う。2005年に安倍氏が訪米した際は、幹事長代理だったにもかかわらず、チェイニー副大統領が面会したうえ、ブッシュ大統領がローズガーデン(ホワイトハウスの大統領執務室前に広がる庭園)で会ってくれた。あれは破格の扱いでした」
安倍氏については、当時の小泉首相が次期総理として育て、目を掛けていたため、米国の厚遇は分かりやすい。ただ、その後も、安倍政権時の石破幹事長の訪米時(2014年)は、オバマ政権のバイデン副大統領と会談しているし、菅官房長官の訪米時(2019年)には、トランプ政権のペンス副大統領と会談している。
「過去の前例があるのに、茂木さんは副大統領にさえ面会していない。ハリス副大統領が会ってくれなかったのか。厚遇どころか、むしろ冷遇。軽く扱われたんじゃないですか。衆目の一致する『ポスト岸田』がいないので仕方ないでしょうが」(前出の外交関係者)
本人は「次のリーダーは俺だ」と野心満々で出かけたのに、実際は“空回り”だったということか。
驚いたのは、茂木氏が訪米時にポンペオ前国務長官とも会談したこと。トランプ前大統領の側近のポンペオは、3日に韓国・ソウルで開かれた旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関連団体「天宙平和連合(UPF)」のイベントに、今年も出席した。ちなみにトランプもビデオメッセージを寄せていた。
くしくも茂木氏が旧統一教会問題を軽く見ていることが露呈した訪米だった。次期首相なんて、トンデモない。
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