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世耕弘成氏にブーメラン!学術会議法改正案めぐる「仲間内人事」発言に“おまいう”批判続出
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321832
2023/04/19 日刊ゲンダイ
自民党・世耕弘成参議院幹事長(C)日刊ゲンダイ
日本学術会議会員の選定方法をめぐり、政府が現行の学術会議法を改正し、第三者委員会を設けることなどを目指していることについて、学術会議は18日に東京都内で開いた総会で、改正案の国会提出を中止するよう政府に求める異例の「勧告」を全会一致で決議した。
「勧告」は学術会議法に基づき、政府に示す最も強い形の意思表明で13年ぶり。
政府の学術会議法改正案では、会員の選考過程をチェックする役割を担う「選考諮問委員会」の新設が含まれている。このため、会員から「政府の意向が影響することが危惧される」といった指摘が出ていた。
勧告では「改正案の国会提出をいったん思いとどまり、学術会議のあり方にとどまらない日本の学術体制を見直すため、開かれた協議の場を設けるべきだ」とし、梶田隆章会長(64)も会見で、「日本の学術の終わりの始まりにならないよう考えを伝えたい」と語った。
安倍・菅政権の検討委員会はほぼ同じ顔触れ
学術会議を巡っては2020年10月、当時の菅義偉首相(74)が、学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を拒否していた事実が発覚。会員から「学術会議の独立性を損なう」「政府介入の恣意的な人選」との批判が続出した。今回の改正案もある意味、形を変えた“人事介入”と言っていいだけに、学術会議が「勧告」という強硬姿勢を打ち出したのも無理はない。
一方、こうした反対の声に異論を唱えたのが自民党の世耕参議院幹事長(60)だ。世耕氏は会見で、「学術会議が今まで特定の学会の仲間内で人事を決めていたことこそ不公正だ」と言い、さらに「外部の有識者にしっかり判断をしてもらうメカニズムを組み込むのは、国がお金を出している機関である以上当然のことだ」と持論を展開。だが、この世耕氏の意見に対し、SNS上ではこんな声が上がった。
《おまいう!「仲間内の人事」「国がお金を出している機関であればチェックは当然」というのであれば、安倍政権や菅政権は何だったのか》
《森友問題は私人の妻が名誉校長に就いた学校法人にタダ同然で国有地が払い下げられた。加計学園問題は、首相の悪だくみ仲間だけがいい思いをした。これは仲間内じゃないの?》
《安倍さんや菅さんの政権では、いくつもの検討委員会が作られたが、顔触れはほぼ同じだった。これぞザ・仲間内人事ではなかったのか。国のお金も出ていたでしょ》
安倍・菅政権は、身内と取り巻きのお友達ばかり優遇している――などと言われていただけに、世耕氏の発言は「ブーメラン」となったようだ。
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