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内閣支持率“微増”でも浮かれる岸田首相 衆参5補選「全選挙区応援入り」の吉凶
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321314
2023/04/11 日刊ゲンダイ
すべての選挙区に応援入りするつもり(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ
岸田政権への「中間審判」とされる衆参5補欠選挙は、11日に衆院の4補選(千葉5区、和歌山1区、山口2、4区)が告示される(投開票は23日)。当初の「5選全勝」ムードは消え、負け越しもあり得る情勢となっているが、最近の内閣支持率上昇に気を良くしている岸田首相はヤル気満々。「俺が行けば巻き返せる」とばかりに、すべての選挙区に応援に入るつもりらしい。
現状、先週告示された参院大分選挙区は、自民が劣勢を強いられている。野党は、立憲民主党の現職(比例選出)が辞職して出馬。元社民党党首で知名度があるうえ、共産、社民、国民民主の支援も受け、優位な展開だ。
千葉5区も自民が立憲の後塵を拝している調査データがあり、落下傘候補の浸透に必死。和歌山1区は、大阪・奈良から吹いてくる維新旋風を押し戻すのに苦労している。
「岸田首相は補選の全選挙区に応援に入る考えで、いま日程調整しています。最も厳しい選挙戦となっている参院大分については、今度の日曜(16日)にも、岸田首相が終日張りついて巻き返しにあたる方向で調整している。大分の衆院は3選挙区あり、首相の大分入りに合わせ、各選挙区で1000人規模の集会をセットするよう指示が出ています」(自民党関係者)
■「岸田政権の実績をアピール」
統一地方選の前半戦が終わり、今週は後半戦告示までの“すき間”週。「統一選があると、衆参補選はどうしても埋没してしまう。今週は地方議員らの街宣にかき消されることなく、『国政の中間審判』という位置づけで、岸田政権の実績をじっくりアピールできる」(岸田派関係者)と、考えているようだが、岸田首相が前面に出ることが、果たして選挙戦にプラスに働くのかどうか。
政治評論家の野上忠興氏が言う。
「少しばかり岸田内閣の支持率が上がったと言っても、それが『消極的な支持』でしかないことは、保守分裂の奈良や徳島の知事選を自民が落としたことから分かる。それに、実は自民党の集票構造そのものが激変している。旧統一教会の選挙ボランティアがなくなり、公明党の集票力も減退。自民を直撃しているのです。岸田首相が応援に入れば巻き返せるなんて考えは、甘いと思いますよ」
■在職日数は大平元首相タイ
岸田首相は10日、首相在職日数が554日となり、宏池会の先達である大平正芳元首相に並ぶ。ますます浮かれ気分になりそうだが、さて……。
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