http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/109.html
Tweet |
高市早苗氏を強気にさせる“ネット応援団″ 党本部にケンカ腰で奈良県知事選敗北の恨み節
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/321436
2023/04/12 日刊ゲンダイ
約10分間も自己弁護(C)共同通信社
「県連推薦以外の方を党本部が応援したという疑問の声も上がっている」──高市経済安保相が異例の恨み節だ。11日の閣議後会見で、奈良県知事選の結果をめぐり、党本部の対応に不満をブチまけた。
9日投開票の同県知事選は、自民党県連会長の高市氏が総務相時代の秘書官だった元総務官僚の擁立を主導。これに5選を目指した現職が反発し、党県議の一部が支援に回る分裂選挙となった。
自身の調整不足で「漁夫の利」を日本維新の会に与え、大阪以外で初めて公認首長の誕生を許したのに、会見で高市氏は責任を棚上げ。わざわざ党本部の森山選対委員長が現職を激励したとの報道を読み上げて「事実なら、県連の分裂ではなく、県連と党本部が別々の候補者を応援したことになる」などと訴えた。
高市氏は約10分にわたり、「負けたのは党本部のせい」と言わんばかりに自己弁護を展開。いつにも増して作り笑いを浮かべていたが、森山氏らにケンカを売ったも同然だ。分裂を招いた不徳をわびればいいものを、さらに党内の反感を強め、ますます孤立化を深めるだけである。
ここまで高市氏を強気にさせているのは“ネット応援団″の存在だろう。高市氏が担いだ元総務官僚は知事選の終盤、高市氏を応援する2人の政治系ユーチューバーの番組に出演。その冒頭に流れるのは、大臣室で撮影された高市氏のメッセージ動画だ。
高市氏はユーチューバーに「私も拝見して元気をいただいている」とエールを送ったが、2人の別の動画タイトルには〈【林外相】日中外相会談で人質救出失敗〉〈犯人はお前だ!親中茂木幹事長〉などの言葉が並ぶ。これを見て元気になるって、一体どんな神経をしているのか。
「高市氏は現職への出馬辞退の交渉も直談判せず、県議会議長らに任せきりでした。7日の総決起集会では『私は若造だから失礼にあたる』と言い訳しましたが、県連会長の役目を果たしたとは言えません。それでも党本部にケンカ腰なのは、ネット上で一部の熱狂的支持者が味方してくれるからでしょう。ネットの期待に『私は悪くない』と自信を深め、張り切って我を貫いているのだと思う。ただ、ユーチューバーの百田尚樹氏をはじめ、ネット上で熱烈な支援を受けても県知事選では票に結びつかなかった。何をやっても擁護するネット応援団に甘えた高市氏の振る舞いが、広く一般有権者に支持されるわけがないのです」(知事選を取材したジャーナリストの横田一氏)
現実を直視せずネットの世界に逃避している限り、高市氏はタコツボから永久に抜け出せない。
・
2023年4月11日 高市早苗経済安全保障担当大臣 記者会見
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK290掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。