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米上院、ウクライナ支援法案の審議停滞 共和党が国境対策優先で反対/毎日新聞
毎日新聞 によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E4%B8%8A%E9%99%A2-%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%94%AF%E6%8F%B4%E6%B3%95%E6%A1%88%E3%81%AE%E5%AF%A9%E8%AD%B0%E5%81%9C%E6%BB%9E-%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%85%9A%E3%81%8C%E5%9B%BD%E5%A2%83%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%84%AA%E5%85%88%E3%81%A7%E5%8F%8D%E5%AF%BE/ar-AA1l7HED?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=f8b3c499c51f4e34bb055606c19352aa&ei=6
米連邦議会上院は6日、ウクライナへの軍事支援などを柱とする緊急予算に関する法案について、審議を進める手続きの採決をした。しかし、共和党の反対で必要な票数に達しなかった。バイデン大統領はウクライナ支援予算が年内に枯渇するとして、クリスマス休暇前の可決を議会に求めているが、国境警備の強化が優先だと主張する共和党との合意は見通せていない。米国からの支援が滞れば、ウクライナの戦況に与える影響は極めて大きい。
バイデン氏は採決に先立ち、急きょホワイトハウスで演説した。ウクライナが「プーチン(露大統領)の野望」を打ち砕くことができたのは、米国が同盟国などと共に武器や弾薬を安定的に供給してきたからだと説明。「我々が支援しなければ世界の他の国々はどうするのか」と述べ、最大の支援国として支援を継続する必要性を強調した。
さらに、プーチン氏がウクライナ侵攻に成功すれば、次は北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃し、その結果、米軍がロシア軍と戦うことになると警告。「プーチンを勝たせるわけにはいかない」と繰り返し、支援予算の速やかな審議と可決を求めた。
だが、上院の採決では共和党の全議員49人が反対。審議を進めるためには60票の賛成が必要だったが、賛成49票、反対51票だった。
バイデン氏は10月、ウクライナとイスラエルそれぞれへの支援や、米南部の国境警備の強化などを柱とする緊急予算を連邦議会に要求した。民主党は一括での可決を目指している。
これに対し、下院で多数派を占める共和党は、イスラエル支援には全面的に賛成だが、ウクライナ支援については保守強硬派を中心に懐疑的な見方がある。むしろ、国境警備と移民対策の強化が優先だと主張し、協議は難航している。
ロシアが侵攻を開始した2022年2月以降、米国はウクライナに442億ドル(約6兆5000億円)の軍事支援を実施してきた。しかし、米行政管理予算局(OMB)のヤング局長は今月4日に議会指導部宛てに送った書簡の中で、ウクライナに武器や装備を提供するための資金が年末までに尽きると明言している。
バイデン氏は演説で、国境警備対策について「譲歩する用意がある」と言及した。共和党が求める国境警備対策を一定程度受け入れる姿勢を見せ、ウクライナ支援予算への理解を得たい考えだ。ただ、この呼びかけをきっかけに事態が打開できるかは見通せない。【ワシントン西田進一郎】
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