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米大統領選で勢い増すヘイリー元国連大使、JPモルガンCEOも後押し/Forbes JAPAN
Ana Faguy によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E3%81%A7%E5%8B%A2%E3%81%84%E5%A2%97%E3%81%99%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%85%83%E5%9B%BD%E9%80%A3%E5%A4%A7%E4%BD%BF-jp%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%B3ceo%E3%82%82%E5%BE%8C%E6%8A%BC%E3%81%97/ar-AA1kOfoN?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=d3a0af6a426c48118425b374f42a4e92&ei=8
JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOは11月29日、来年の米大統領選に向けた共和党の候補指名争いを巡り、ニッキー・ヘイリー元国連大使がトランプ前大統領よりも良い選択肢になる可能性を示唆し「あなたがたとえ民主党支持者であっても、彼女を支援してほしい」と呼びかけた。
前サウスカロライナ州知事のヘイリーは、この前日にも富豪のチャールズ・コークが設立した保守系政治団体からの支持を獲得し、勢いを増している。
ダイモンは29日のニューヨーク・タイムズ主催の「ディールブック・サミット」で、人々にヘイリーを支持するよう促し、有権者は「トランプよりもましな共和党側の選択肢を持つべきだ」と述べた。一方で彼は、他の誰が大統領選で勝利しても、協力すると述べ、過去にはトランプに協力したこともあると発言した。
ダイモンはまた、米国経済の現状についても語り、金利が上昇し続けた場合には、米国がまだ景気後退に直面する可能性があると予測した。
FiveThirtyEightの最新の世論調査によると、ヘイリーの支持率は9.9%で、同13%のフロリダ州知事のデサンティス候補との差を縮めている。しかし、共和党の候補指名争いでは今でもトランプが圧倒的に優勢で、支持率は58.7%に達している。
ヘイリーは、ホーム・デポの共同創業者で元トランプ支持者のケン・ランゴーンからの支援も獲得する見通しだ。ランゴーンは27日、数週間以内にヘイリーと会う予定だとCNBCに語り「彼女は、トランプと張り合うことができる唯一の人物だ」と述べていた。
ダイモン自身も、大統領選への出馬を取り沙汰されたことがある。今年初め、ヘッジファンドのPershing Squareのビル・アックマンCEOは、ダイモンに2024年の大統領選に民主党から出馬するよう促した。ダイモンも「私は国を愛しているし、いつか何らかのかたちで国のために尽くすかもしれない」と出馬に前向きな姿勢を示したが、JPモルガンはその後、彼の出馬の可能性を否定した。
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