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中国が目論む対アメリカ・西側包囲網「プロジェクト141」と「G77プラス中国」とは?/TOKYO MX+
TOKYO MX+ によるストーリー • 昨日 6:50
https://www.msn.com/ja-jp/money/other/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%8C%E7%9B%AE%E8%AB%96%E3%82%80%E5%AF%BE%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB-%E8%A5%BF%E5%81%B4%E5%8C%85%E5%9B%B2%E7%B6%B2-%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88141-%E3%81%A8-g77%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E4%B8%AD%E5%9B%BD-%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-AA1db0uH?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=91caee54691e4d35a34e8ef4fd471dac&ei=11
◆対アメリカ情報戦略「プロジェクト141」
アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、中国が米軍の通信を傍受するためにキューバに軍の訓練施設の建設を計画していると報じました。これに対し、アメリカ側は「我々はこの件を認識しておらず、現時点ではコメントできない」と明言を避けました。一方、中国政府やキューバ政府はその計画を否定しています。
キャスターの堀潤によると、これは以前から指摘されていたことだそうですが、現状としては「1962年に起こったキューバ危機に次ぐ、新たなキューバ危機が起きようとしているのでは」と懸念。
今回の報道に先立ち、アメリカの「ワシントン・ポスト」はまた別の機密情報、「プロジェクト141」の存在を指摘しています。これは中国人民解放軍による世界的な軍事拠点・後方支援ネットワーク拡大のための構想のことで、中東、アフリカ、アジア、さらにはキューバなど世界各地域に設置することを目指しており、このプロジェクトを持って中国の対アメリカ・対西側情報アライアンスが出来上がると言われているそうです。
◆先進国に対抗する「G77プラス中国」とは?
そして、もうひとつのキーワードは「G77プラス中国」。1964年、当時の発展途上国が国際会議などでの発言力を保ち、結束するための枠組み「G77」が創設されましたが、それが最近「G77プラス中国」へと発展。中国がG77の国々を束ね始めています。
そうしたなか、イランのライシ大統領は先日、同じアメリカの経済制裁対象国であるキューバを訪問し、ディアスカネル大統領と会談。そこでディアスカネル大統領は「キューバやイランは、アメリカの帝国主義による制裁や干渉に粘り強く抵抗してきた国々のひとつだ」と述べ、イランとの協調を確認していますが、同時にこの「G77プラス中国」首脳会議を9月に開催すること発表。ディアスカネル大統領は「招待国を合わせると、世界人口の80%を代表する」と自信を見せ、先進国に対抗姿勢を示しています。
米中対立の構造が複雑化しているなか、株式会社トーチリレー代表取締役の神保拓也さんは、今回のキューバ、そして米中間で揉めている台湾は「アメリカと中国の冷戦の枠組みに使われてしまっている状態」と案じます。そして「G77プラス中国」にしても「ある意味、開発途上国と先進国の冷戦のような構想になっていて、結局二極化している。その分断の政治の舞台に、台湾やキューバといった国が上手く使われてしまっていると捉えるのが正しいと感じる」と自身の見解を示します。
医師の友利新さんは、ディアスカネル大統領が「招待国を合わせると、世界人口の80%」と発言していたように、世界を見渡せば対アメリカ・対民主主義の社会主義国が多く、日本人もマイノリティであることを指摘。その上で「そうした(社会主義国の)人々が敵ではなく、以前のキューバ危機のときのように緊張があったからこそ落とし所を見つけ、そこから平和が続いたように、今回の危機もきちんと捉え、落とし所を模索したほうがいい。危機が怖いではなく、いかに落とし込むか」と和平的な解決を望みます。
microverse株式会社 CEOの渋谷啓太さんは、この状況は「各国の国民が望んだ構図に全然なっていない」と危惧。
「G77プラス中国」の会議にしても該当国の首脳が集まるだけで、その国民の感情が反映されたものではないのではと、渋谷さんは指摘しつつ「首脳クラスは自分の成果なり、何を残したのかに人生のフォーカスを当てて生きている人が多い。だからこうした(独断的な)行動をとっていると思うので、解決方法としては各国のリーダーに対する要求を国民側から上げていくしかないと思う」と述べていました。
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