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為替介入ならさらに下がる打つ手なし 年内4万円どころか3万円割れに現実味(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/237.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 10 月 06 日 03:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


※2023年10月4日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2023年10月4日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし


補正予算を政局の玩具にしている間に株価と円相場は下落…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の半世紀以上にも及ぶ「性加害」「児童虐待」問題をめぐり、2日、ジャニーズ事務所が開いた2度目の釈明会見は酷いものだった。

 現時点で事務所に性被害を届け出た人数は500人近くに上り、まだまだ増える可能性がある。世界でも類を見ない性犯罪事件と断じていいにもかかわらず、なぜか“加害者側”である企業が「1社1問」という勝手なルールを作って会見を仕切り、時間を区切り、記者の質問に対して曖昧な説明を繰り返す。さながら安倍政権から続く日本政治の“カリカチュア”のような光景を見せつけられたからだ。

 本来は世の中の見本となるべき「政治」の堕落は、あらゆる業界に影響を及ぼし、侵食し、そこに生きる罪のない人に被害を生じさせ、拡大させる。会見を見て、そう感じた国民は少なくなかったはず。そして、それは今、いよいよ日本経済全体を覆い始めている。岸田無責任内閣が補正予算を政局の玩具にしている間にどんどん、株価や円相場が下落しているからだ。3日の東京株式市場は、幅広い業種で売りが優勢となり、日経平均株価は一時、下げ幅が前日比600円を突破。終値は3万1237円94銭となり、約4カ月ぶりの安値に。海外の為替市場で円相場も、1ドル=150円台に下落。昨年10月下旬以来、11カ月ぶりの安値水準を更新した。

政府の無策が庶民生活を苦しめている

 2日に米国で発表された製造業の景況感を示す指標が予想を上回り、同国で年内に追加利上げが行われるとの観測が強まって金利が上昇。米長期金利が16年ぶりの高水準となる中、日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となったのが円安進行の理由なのだが、同日の東京市場は、9月28日以来となる円安、株安、債券安のトリプル安の展開となった。

 鈴木財務相は3日の閣議後会見で、急激な円安進行に歯止めをかけるための政府の為替介入について問われ、「引き続いて高い緊張感を持ち、万全の対応をしていく」と話していたが、米国の顔色をうかがいながら本当に為替介入できるのか。3日は1ドル=150円台をつけた直後に3円近く値を戻す動きもみられたため、為替介入したとの観測も浮上したが、一時的に円安進行を食い止めたところで、再び下がり始めれば、もはや“打つ手なし”。昨年9月に円相場が145円台後半となった時点で実施した24年ぶりの為替介入の「効果」が1年しか持たなかったことを考えると、さらなる介入にどこまで実効性があるかは分からない。

 全規模全産業の23年度想定為替レートは1ドル=135円75銭。大企業を中心とする輸出企業にとって円安進行は追い風になるだろうが、中小零細企業にとっては原材料高で収益を圧迫されるのは間違いない。

 埼玉大学名誉教授の相澤幸悦氏(経済学、金融論)はこう言う。

「マーケットは、植田日銀は金融緩和をやめず、何もしない。従って日米金利差はまだ開く、とみている。さらに言えば、大企業などの輸出企業は円安になるほど儲かるから静観している。為替相場に対して政府に本気で取り組む姿勢がみられないのも、こうした大企業への配慮があるからではないか。輸出企業が円転(外貨資金を円資金に換えて運用すること)すれば円相場への影響も出てくるでしょうが、それも見られない。誰も何ら手を打っていないのだから、円安が進むのも当然。結局、政府の無策が庶民生活を苦しめているわけです」

今の政府や日銀では、為替相場も物価もコントロールできない

 注目は「円安・株高」という、ここ数年続いてきた図式が崩れ、「円安・株安」になっていることだ。日銀が2日に発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス9となり、前回6月調査から4ポイント改善した一方、中小企業は、非製造業がプラス12と4年6カ月ぶりの高水準だった。製造業は前回から横ばいのマイナス5となり、大企業に比べて価格転嫁が進んでいないことが浮き彫りになったとはいえ、景況感は改善というデータが出ながら、株安というのは深刻だろう。

 前出の相澤幸悦氏は「投資家は、今の円安進行で大儲けしている大企業の業績ではなく、日本経済を支えている中小零細企業にとってマイナスのインパクトが大きいとみているのではないか。日本経済に対する先行き不安が株価に表れている可能性は否定できない」と言っていたが、これでは年内に株価4万円どころか、3万円割れも現実味を帯びてくるのではないか。

「円安・株安」のダブルパンチの背景には、広がる日米の金利差があるのは間違いないが、最大の理由は何といっても岸田政権の無策だ。

 金融緩和で市場をじゃぶじゃぶにすれば企業収益は上がり、庶民生活も向上する──という触れ込みだったはずの「アベノミクス」は円安と物価高を招いただけ。庶民生活にとって副作用しかないという化けの皮が剥がれた今、一刻も早く愚策をやめるべきなのに何もしないのだからクラクラする。

庶民の過半数は「余裕がないので投資に回せない」

 日本世論調査会がまとめた「暮らしと経済に関する全国郵送世論調査」でも、岸田の「アベノミクス」路線の継続に対して「反対」「どちらかといえば反対」は計66%にも上るのだ。

 同調査で、2021年10月の岸田政権発足前と比べて家計の状況がどうなったか──については「やや」を含め「苦しくなった」は計57%。幅広い分野で値上げが進んでいることが「非常に打撃になっている」「ある程度打撃になっている」は計93%にも達していた。

 岸田が掲げる賃上げに関しては、自分や周りの人の収入が増えている実感の有無について「どちらかといえば」を含め「ない」が計88%で、今後も全体として賃上げが続くかについては「続かないと思う」が71%を占めていた。

 つまり、庶民の多くはさっさとアベノミクスをやめて物価高対策に取り組んでほしいと強く願っているし、賃上げも続かないと実感している。それなのに危機感ゼロの岸田は何をトチ狂ったのか「経済対策の柱」などと言い出すからワケが分からない。一体どの口が言っているのか。庶民の気持ちなどてんで理解しちゃいないのだろう。

 そもそも、貯蓄から投資に回す、などという岸田の的外れな方針に対しても、同調査では59%が「余裕がないので投資に回せない」と回答しているのだ。

 経済評論家の斎藤満氏がこう言う。

「今の政府や日銀では、為替相場も物価もコントロールできない。マーケットのそうした不信感や不安感が今の円安、株安に表れているのだと思います。しかも経済対策の柱として打ち出された対策は単なるバラマキ。これでは投資家らも期待できるはずがありません」

 円安、株安で青息吐息の日本経済は岸田のトンチンカンな愚策でとどめを刺されるのも時間の問題。まさに惨憺たる気分になる。
 

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コメント
1. 赤かぶ[200866] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:00:44 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7001] 報告

2. 赤かぶ[200867] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:04:50 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7002] 報告

株価 700円以上値下がり 終値として約5か月ぶりの安値
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231004/k10014215371000.html
2023年10月4日 16時17分 NHK



4日の東京株式市場、午後になって全面安の展開となり、日経平均株価は700円以上値下がりして、終値としておよそ5か月ぶりの安値となりました。

4日の東京市場は、アメリカで金融引き締めが長期化することへの警戒感などから、取り引き開始直後から売り注文が広がりました。

さらに、アジア市場でも株価の下落が相次ぐなか、午後に入って売り注文が膨らみ、日経平均株価は700円以上値下がりして、終値として、ことし5月以来、およそ5か月ぶりの安値となりました。

▽日経平均株価、4日の終値は前日より711円6銭安い3万526円88銭

▽東証株価指数=トピックスは、56.58下がって2218.89

▽一日の出来高は20億2967万株でした。

4日の東京株式市場、全面安の展開となり、日経平均株価は5営業日連続で値下がりしました。

下落の背景にあるのは、アメリカの金融引き締め長期化への警戒感です。

3日のニューヨーク市場では、雇用に関する指標が市場の予想を上回ったことに加えて、FRBの高官の発言が利上げに前向きと受け止められ、株価の下落につながりました。

外国為替市場でも、こうした見方が広がって、円相場は日本時間の3日夜遅くには、およそ1年ぶりに1ドル=150円台まで値下がりし、その後、相場は乱高下しました。

4日の東京市場でも、政府・日銀による市場介入への警戒感が高まっていて、政府・日銀がどのような対応をとるのかに市場は注目しています。

3. 赤かぶ[200868] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:06:22 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7003] 報告

4. 赤かぶ[200869] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:11:36 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7004] 報告

5. 赤かぶ[200870] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:13:25 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7005] 報告

6. 赤かぶ[200871] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:14:36 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7006] 報告

7. 赤かぶ[200872] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:15:18 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7007] 報告

8. 赤かぶ[200873] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:16:09 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7008] 報告

9. 赤かぶ[200874] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:17:08 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7009] 報告

10. 赤かぶ[200875] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:28:14 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7010] 報告

円相場 一時1ドル150円台 市場介入警戒感強まり神経質な値動き
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231004/k10014215181000.html
2023年10月4日 20時18分 NHK


※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231004/k10014215181000.html

4日の東京外国為替市場、政府・日銀による市場介入への警戒感が強まる中、円相場は1ドル=149円前後を行き来する神経質な値動きとなりました。

外国為替市場では、このところ円安ドル高が再び進行し、3日のニューヨーク市場では、アメリカの金融引き締めが長期化するという見方から円相場は一時、およそ1年ぶりに1ドル=150円台まで値下がりしました。

政府・日銀による市場介入への警戒感が強まる中、4日の東京市場でも1ドル=149円を挟んで神経質な値動きとなりました。

午後5時時点の円相場は、3日と比べて93銭円高ドル安の1ドル=148円84〜85銭でした。

一方、ユーロに対しては3日と比べて、94銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円5〜9銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.0484〜85ドルでした。

市場関係者は「節目として意識されている1ドル=150円台に一時、達したことで、政府・日銀による市場介入の警戒感は一層高まっている。一方、きょうはアメリカの長期金利の上昇に一服感も出たことで、円を買う動きも出た」と話しています。

11. 赤かぶ[200876] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:30:08 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7011] 報告

12. 赤かぶ[200877] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:31:11 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7012] 報告

13. 赤かぶ[200878] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:31:58 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7013] 報告

14. 赤かぶ[200879] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:32:51 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7014] 報告

15. 赤かぶ[200880] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:34:42 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7015] 報告

16. 赤かぶ[200881] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:35:57 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7016] 報告

17. 赤かぶ[200882] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:38:48 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7017] 報告

18. 赤かぶ[200883] kNSCqYLU 2023年10月06日 03:40:06 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[7018] 報告

19. 2023年10月06日 05:55:26 : 6FGTDhIDnw : cFdZd1ZwS2YzLk0=[1] 報告
実は、今年1月に国債は暴落しかけてた。
この時の水準は、長期金利先物が144円台で、Topixが1800台。

今は長期金利は144円台で、Topixは2200台。(今年は株が上がった)

株が1月の水準まで下がるか、長期金利が140円割れすると、日銀の破綻が視野に入ってくるけど、まだ株も下値を探る余地がある。(実際は、長期金利と株が同時に下がる可能性があります。)

今週は金融関連は退屈だね。来週、再来週になると、楽しくなってくるかもしれない。

ちなみに、今回の株の下落は、岸田総理が証券大会に出席した直後に始まった。(笑)

20. 2023年10月06日 11:02:29 : 0rzGLG7HIs : Y0tzZlJvNUgxV1U=[1] 報告
 >>19
 >>今週は金融関連は退屈だね。来週、再来週になると、楽しくなってくるかもしれない。
 
 来週の月曜(10/9)は祝日だ。大証先物を動くが、東証は開かない。大量の売りを仕掛けて来るかも知れない。しかも当の日本人は「ジャニーズ叩き」で恍惚状態だ。
21. 2023年10月07日 00:36:51 : wHz0tjbCVA : eE4wUmhpbldOcEk=[1647] 報告
>>20
くだらん芸能ネタに皆がしがみつくのは
相当抜き差しならないことが発生している証拠
特殊な嗜好持った芸能会社の今は亡きもと社長ネタに猫も杓子も踊っているわけだ
この状態を「おかしい」と思わない人間の方がおかしいが
日が経つにつれどいつもこいつもこの下らんネタにしがみつくようになった
特に皆様の犬HKの音頭取りというところが振るっている
記者会見がどうのこうの今青筋あげて顔真っ赤にするほどのネタか
しかも青筋あげているやつら
少し前壺追及で名売っていた奴らというのが笑わせる
五輪が終わってネタがないから今度はジャニーズか
あれ自民党筋からのご指示というのは見え見えなだけどな
22. 2023年10月07日 06:49:06 : EFoBoWsRzk : WXhobDNyZ2dhU28=[3] 報告
今の日本の株価は
01#実際の物の売り買いで
株価を維持していない金融資本の
株価操作
02#日本株保有の7割が外資

つまり一昔前のロシアの
オリガルヒ状態

2050年には破綻するから
あと26年足らずで
日本終了。
俺は日本からいなくなるから
かまわないが

23. 2023年10月07日 07:32:45 : P0gvNxM7dw : RTVRTTl4YjVvZGs=[163] 報告
>>4

急落はGPIFのリバランスでしょうね。

一方で継続的な下落傾向は海外勢の売りだと思われます。
海外勢が大幅に買っていた頃から更に円安となれば含み損となりやすい。
で、このまま戻らないと判断されれば一旦損切りでしょうね。

日銀が口先介入ばかりなのは、おそらく日銀が単独で金利を操作しても、米国債の急落が激しすぎて効果が薄いとの判断でしょう。
なので日銀が動くとすればアメリカが金利を引き下げるタイミングに合わせて動くのではないでしょうか。

スレタイの話題に戻ると、もしも為替介入するのであればドルを処分できるので歓迎すべきなのでは?
しかもお得なタイミングで。
別に日本はドル不足で困っていないですし。

24. 2023年10月07日 07:36:15 : P0gvNxM7dw : RTVRTTl4YjVvZGs=[164] 報告
いずれにせよ実質賃金を上げるのが先であって、金融市場の問題で一喜一憂してもしょうがない。
25. 2023年10月07日 08:11:00 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[17] 報告
<■349行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
不動産業壊滅続く中国の低迷
正論2023年11月号 産経新聞台北支局長
産経新聞の田村秀男特別記者をはじめ国内外の識者が指摘しているように、中国経済は今、旧失速しています。
それだけでなく国家の3本柱をなす外交、安全保障、経済のいずれも危機的な状況となっているのです。
まず経済ですが長年、中国経済を牽引してきた不動産業が最近、壊滅的な状態になっています。
恒大集団と碧柱園(へきけいえん)という2大巨頭が不渡りを出して破産する寸前まで追い詰められています。
それ以外の不動産大手企業も安泰ではありません。
中国の不動産業者は、土地の値段(厳密には土地使用権料)が上がり続けることを前提に、買った土地を担保にして借金をし、その金でまた別の土地を買う。
そして建物を建てるという名目で、土地を先に売ってしまい、その金でまた別の土地を入手する。
一方で、建設費用の支払いは後回し。
そして将来の入居者からは先に不動産購入費を得る。
こうして錬金術的に幾重にも借金を重ねて、どんどん事業を拡大してきました。
土地の値段が上がっているうちは、この歯車がうまく回り、皆がハッピーになれたのです。
しかし数年前から、どうも土地の値段が高止まりして天井が見えてきたのです。
そこで不動産業者は多角経営を始め、新規事業にも手を広げるようになります。
資金が足りなくなれば銀行から借金して自転車操業を続けていました。
それも最近、どうやら限界を迎えつつあるようなのです。
■日本の教訓生かせず
習近平政権は2017年頃から、不動産バブルの引き締めに乗り出しました。
「不動産は住むためのものであって、投資するためのものではない」
と発言して、2軒目・3軒目の住宅購入を制限したり、不動産業者の財務体制の検査を厳しくしたり、遂には2020年、銀行が不動産業者に貸し出す資金の量を制限する総量規制に踏み切りました。
これで不動産業界は音を立てて崩壊し始め、翌2021年には恒大集団の経営危機も表面化しました。
この
「総量規制」
は、日本のバブル崩壊の引き金ともなったものです。
それだけに、中国は日本の失敗に全く学んでいない、とも指摘されています。
ただ実際のところは、日本のバブル崩壊過程を研究してきた学者は、中国にかなりいるそうです。
しかしそうした学者が声を上げられる状況にない。
習近平の経済政策は素晴らしい、という建前になっていて、中国の経済が危機的状況にあるという本当の事を発言してはいけない雰囲気だというのです。
だから学者が発言できず、日本の轍を踏んでしまっている。
それで不動産業界は一気に低迷しているのです。
本来、大手不動産業者の倒産が相次ぐはずなのですが、騙し騙しで延命させて現在に至っています。
恒大集団に碧柱園、その他いくつもの不動産企業を破産させ清算すれば、一時的にショックは大きいのですが、国家として損切り(損失額の確定)が出来ます。
しかし中国政府はメンツを大事にするので、損切りをさせません。
これは言うなれば糖尿病(生活習慣病)患者の足先が壊死した時に、足先を切断すれば命が助かるのにそうせず、放置しておくようなものです。
するとどんどん症状が悪化し、やがては膝まで、足の付け根まで壊死することにもなる。
今の中国経済は、その方向に進みつつあるのです。
この不動産業者を立て直そうと思ってもどうにも無理です。
結局そのしわ寄せは、不動産を購入した人たちや建設業者に及んできます。
マンションを予約購入した人は、お金を払った1〜2年後に本来なら入居できるのですが、完成しないため入居できません。
建設業者はと言うと、完成後に建設費を受け取ることになっているのですが、建設している最中に
「どうやらこれは支払いが受けられないぞ」
と気が付く。
そうなると、建設業者は工事を中止し、マンションは未完成のまま放置される。
天井がないとか、酷い場合は30階建てのはずが15階までしか出来ていないという状況で工事が止まって廃墟化するわけです。
こうなるとマンションを予約購入した人は、借家の家賃も払いながらマンションのローンも払う必要があるわけで、たまったものではありません。
二重の負担に耐えられなくなった人の中には、借家を引き払って未完成のマンションに強引に引っ越す人が出てきます。
当然、水道も電気もありません。
そうした不自由な暮らしを強いられている人々の間には、政府への不安が高まっています。
また、建設業者は不動産業者から費用を払ってもらえないため、雇っている農民工(農村部からの出稼ぎ労働者)にも給料を払えません。
中には腹いせに、途中まで建設した建物を壊しにかかる人まで出てくる始末です。
こうした混乱が中国各地で起き、国民に心理的ダメージを与えているのです。
もちろん報道規制のためニュースなどでそうした実態は伝えれらませんが、多くの人はそのような状況を実際に見聞きしていますし、親戚が酷い目に遭っているという人も多く、国民の間では口コミで不動産にまつわる惨状が広がっています。
それでも中国当局が不動産業者を倒産させず無理に延命させれば、庶民の苦境もいつまでも続くことになるわけです。
日本のバブル崩壊後も、銀行の不良債権処理にはかなりの時間を要しました。
ただ、日本の場合は当局も民間も一生懸命、問題を解決しようと努めました。
それに対して中国の場合は、問題を解決しようとしていません。
習近平政権は権力闘争その他のことに忙しくて、不動産の問題に本腰を入れていないのです。
そして不動産業者が潰れなければいい、とばかりに延命させています。
そのため、中国の場合は経済が一気に崩壊するのではなく、超低空飛行がだらだらと続くという状況が見込まれます。
もちろん様々な矛盾が噴出して、社会の混乱も長引くことでしょう。
日本のバブル崩壊後には、毎年のように首相が交代するようになりました。
国民の不満を受けてのことですが、あれは一種のガス抜きになっていたとも言えます。
これに対し、一党独裁の中国ではトップの交代というわけにはいきませんから、国民の不満は蓄積されたままということになります。
■外交も国防も大混乱
以上のように中国経済は壊滅的な状況になっていますが、外交や安全保障の分野もガタガタです。
外交に関しては、習近平氏は2023年8月に南アフリカで開かれた新興5カ国によるBRICS首脳会議には出席しましたが、2023年9月にインドで開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は欠席しました。
欠席の理由は色々挙げられていますが、習近平氏は3期目に入って
「皇帝」
と化しており、国際会議でも自分が中心でなければ気が済まず、そうでないと外交の場にも乗り出さないのではないか、と言われています。
BRICS首脳会議の場合は、ロシアがウクライナ侵攻の苦戦でプーチン大統領も現地入りできず、中国が中心になることができました。
けれどもG20では、中国はどう考えても主役ではありません。
むしろ中国にとってはアウェー(敵地)であり、米国をはじめ中国の仲間ではない国が多い。
そして習近平氏が出席すれば、台湾問題や人権問題などで説教を食らう可能性が多分にありました。
G20の参加国には余り豊かではない国も多く、これまで中国はそれらの国にカネを配って優位に立つことが出来ました。
しかし今の中国は経済的に厳しく、カネを配る余裕もありません。
そうなるとG20に行く意味も余りないし、習近平氏としても行きたくもない。
それで欠席ということに至ったようです。
今、国際会議となると台湾とウクライナの問題に触れないわけにはいきません。
そのウクライナ問題を巡って、中国は表向き
「中立」
を装っていますが、実際のところはロシアを支持しています。
国際会議の場では、共同声明でロシアを非難する文言が盛り込まれることもあり得ます。
その場に習近平氏がいてロシア非難に加わる形になるのは、やはり避けたい。
更には国際会議で、台湾に関する決議が採択される可能性も否定できません。
そんな所に習近平氏がいれば、メンツ丸潰れです。
というわけで、中国の外交は今や
「皇帝式外交」
になっています。
北京で習近平氏が待っていて海外の首脳がやって来て”謁見”するような構図でない限り、習近平氏は外交をやりたくないのです。
こうした傾向は習近平政権が3期目に入って益々顕著になっていると言えます。
そして2023年7月末には、秦剛・前外相が失脚し、中国外務省内は大混乱に陥っています。
外交官は皆、秦剛氏の一味だと見られて粛清されることを警戒して、仕事どころではなくなっている模様です。
それで中国外交はかなり迷走しているような印象を受けます。
福島第1原発の処理水を巡って中国は日本に抗議しているものの、国際社会では完全に孤立しています。
安全保障分野では最近、ミサイル部隊であるロケット軍幹部の大規模な更迭が伝えられ、2023年8月末には李尚福国防相の行方まで分からなくなりました。
李尚福国防相の1件についてまだ詳細は分かりませんが、これだけ軍で粛清が続けば軍人たちが
「明日は我が身」
と浮足立つのは当然のことです。
米国の研究機関が2022年、発表したレポートの中に、中国ロケット軍の装備の配置や担当者の名前などが書かれており、ロケット軍の中に米側のスパイがいるのではないかと騒がれました。
これを機に中国人民解放軍幹部の粛清が始まり、遂に李尚福国防相に加えて魏鳳和・前国防相も行方不明となっています。
習近平氏は軍全体が信用ならない、と疑心暗鬼に陥っているようなのです。
■起死回生の台湾侵攻策
このように中国では国家の3本柱が全て揺らいでおり、習近平3期目政権は発足から1年足らずで末期症状を呈しているのです。
そうした中でも台湾が警戒しているのが、八方塞がりになった習近平氏が一か八かの賭けに出て台湾に侵攻してくることです。
もし台湾に侵攻すれば、中国は国際社会から各種の制裁を受けることは必至です。
その際、何はともあれ食料は自給しなければなりません。
ケ小平時代以降、中国では
「退耕環林」
と言って国土の緑化を進めてきたのですが、最近になって習近平氏は
「退林環耕」
と言って木を切り倒して農地化し、食料の増産に乗り出しているのです。
ちなみに食料増産は毛沢東が熱心に取り組んできたことで、習近平氏は尊敬する毛沢東の政策を踏襲している、とも言えるでしょう。
尚、台湾統一は中国共産党の、あるいは中華人民共和国の悲願です。
しかしそれは、今やらねばならない理由はありません。
毛沢東以来、
「総合的に判断して、台湾侵攻は時期尚早だ」
として先送りしてきた課題なのです。
ところが
「皇帝」
になった習近平国家主席としては、台湾統一は自分自身の悲願になっています。
習近平氏の中国トップとしての地位は当面安泰ですが、振り返ってみても習近平氏の実績は何もありません。
となると、台湾統一の賭けに出るしかない。
胡錦濤以前の指導者にとっては、共産党の問題なので台湾侵攻はいくらでも先延ばしが出来ましたが、習近平氏としては自身の手で台湾を統一したい。
しかし現在、70歳という年齢を考えればチャンスは今後数年しかありません。
だから少しでも隙があればいつでも台湾に侵攻したいと考えているはずです。
2023年8月末頃、台湾で中国発と見られる、
「かつて福島第1原発の処理水を飲んだ日本の政府高官が死んだ」
とするフェイクニュースが流れました。
これなども、日台分断を図り台湾を揺さぶる狙いだったのかもしれません。
それだけに台湾を米国も国際社会も、中国に隙を見せないことが重要になって来るのです。

中国、住宅価格の下落が拡大 8月は74%の都市で下落
2023/9/15 11:45
https://www.sankei.com/article/20230915-DNW63UN5RRKULCG7UKAB4EIYDE/
中国国家統計局が2023年9月15日発表した2023年8月の新築住宅価格指数によると、前月比で下落したのは主要70都市のうち52都市だった。
下落した都市数は前月から3都市増え、全体の74%に当たる。
習近平政権の統制強化に端を発した不動産市場の低迷が長期化しており、経営悪化が中国恒大集団や碧桂園(へきけいえん)など不動産大手に広がっている。
習政権は金融緩和や住宅購入支援策を相次いで打ち出し、市場を下支えしようとしているが、まだ期待するような成果が出ていない。
不動産は中国の国内総生産(GDP)の3割程度を占めるとされ、中国経済への影響が懸念されている。
前月比で価格が上昇したのは17都市で、前月から3都市減った。
横ばいは1都市だった。
首都の北京市が下落に転じ、直轄市の天津市も下落が続いている。
南部の経済都市である広東省広州市や同省深圳市なども下落傾向から脱することが出来ていない。

中国恒大の元幹部を当局が拘束か 人民元建て債は未払い、資金繰り悪化
2023/9/26 17:01
https://www.sankei.com/article/20230926-OF7NVMS3BNJ7FDO5DL3A3RU57M/
中国メディアの財新は2023年9月26日までに、経営再建中の不動産大手、中国恒大集団の夏海鈞(か・かいきん)・元最高経営責任者(CEO)と、潘大栄(はん・だいえい)・元最高財務責任者(CFO)が中国当局に拘束されたとみられると報じた。
同社の経営を巡る混乱が続いており、再建を巡る不透明感が強まっており、両氏は、恒大集団とグループ会社を巡る不適切な資金流用に関わったことが判明し、2022年7月に辞任していた。
創業者の許家印(きょ・かいん)氏は現在も執務を続けているとみられる。
中国メディアによると、恒大集団の中核子会社である恒大地産集団は2023年9月25日、同日が期限だった人民元債40億元(約810億円)の元利金の支払いが出来なかったと発表した。
同債券は2023年3月23日が期限だった利払いも出来ていなかった。
資金繰りの悪化が続いているもようだ。
恒大集団は2023年9月24日、恒大地産集団が当局の調査を受けているため、現在の状況では
「新たに債券を発行する資格を満たせない」
とする声明を発表した。
恒大集団が再建に向けて進める債務再編案に影響が出る可能性が出ている。

ムーディーズが中国の碧桂園格下げ 「デフォルト寸前」
2023/8/31 23:37
https://www.sankei.com/article/20230831-4CTHZ6O5XNNRJH7GKQ3WY7QEJU/
米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2023年8月31日、経営難に陥っている中国不動産最大手の碧桂園(へきけいえん)の格付けを
「Caa1」
から
「Ca」
に引き下げたと発表した。
Caは下から2番目で、デフォルト(債務不履行)に近い状態を示すとされている。
碧桂園は業績が落ち込んで財務状況も悪化している。
ムーディーズ幹部は格下げについて、碧桂園の流動性の逼迫やデフォルトリスクの高まり、債権が回収できる見込みが弱いことを反映したと説明している。
格付けの見通しは
「ネガティブ」
で、更なる格下げの可能性がある。
碧桂園は2023年8月30日、2023年1〜6月期決算の最終損益が489億元(約9800億円)の赤字だったと発表した。
前年同期の黒字から一転して赤字に転落した。
碧桂園の経営状況は経営再建中の中国恒大集団などと比べて比較的健全と見られていた。
碧桂園は2022年の不動産販売額が3569億元(約7兆2000億円)で中国の業界トップだった。
中国では習近平政権の統制強化を機にした不動産市場の低迷が長期化し、碧桂園や中国恒大集団など経営悪化が不動産業界全体に広がっている。
不動産は中国の国内総生産(GDP)の3割程度を占めるとされるため中国経済への影響が懸念されている。

中国の習政権に何が起きているのか 領土拡大志向で四面楚歌′ヌ立化恐れ国際会議欠席 注目されるAPECへの動向
2023.9/21 11:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20230921-LO4EVZTTGZLLTAF677RTO5JDOM/
中国の習近平国家主席は2023年8月21日から24日にかけて、南アフリカ共和国を公式訪問し、シリル・ラマポーザ大統領と首脳会談を行った他、BRICSS首脳会議に出席した。
ところが、2023年9月6日にインドネシアにて開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議、2023年9月9、10日にインドで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議には欠席した。
南アには行っていることから、健康問題ではないだろう。
それではASEANプラス3とG20の欠席の理由は何か。
習氏にとって国際会議は、中国の世界に対する優位性を自国民にアピールする場だ。
BRICS首脳会議では、アルゼンチン、エジプト、イラン、エチオピア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国が2024年1月1日にBRICSに加わることが決まった。
ここでは習氏は主役であり、さぞかし気持ちが良かっただろう。
その習氏が、ASEANプラス3を欠席したのは格が下とみていることなどが理由だろう。
それに加えてASEANプラス3直前に中国が公表した地図に、ASEAN諸国など国際社会の非難が広がったこともある。
沖縄県の尖閣諸島を中国名の
「釣魚島」
と表記し、南シナ海のほぼ全域を自国のものとし、インドとの係争地も自国領、中露国境に位置する大ウスリー島のロシア領部分も中国領とした。
ここまで領土拡大志向をあからさまにすると、相手も黙っていられない。
日中韓でも韓国の尹錫悦大統領は前任の文在寅氏と異なり中国に手厳しい。
ここでも四面楚歌となる可能性があった。
議長国のインドネシアくらいは懐柔できるが、出席する気がなくなったのだろう。
そしてG20については、議長国がインドだったため、習氏の言う通りにならず、ロシアのプーチン大統領も欠席、それに引き換え先進7カ国(G7)は勢揃いなので、習氏が孤立化を恐れたためと思われる。
中国の国内経済が悪いのも、成果のない外遊を許さない背景だ。
中国恒大の問題でも分かるように、不良債権は深刻で、新たな経済指標も芳しくない。
中国国家統計局が2023年9月15日発表した2023年8月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、前月比で価格が下落したのは全体の74%に当たる52都市だった。
こうした状況があることから、2023年11月に米カリフォルニア州サンフランシスコ市で開催予定のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議も習氏は欠席との観測が浮上していた。
APECは米国、カナダ、中国、日本、オーストラリア、ロシア、台湾などインド太平洋を取り囲む21カ国・地域の枠組みだ。
だが、サリバン米大統領補佐官と中国外交トップの王毅政治局員が地中海のマルタで2日間に渡り会談した。
米中首脳会談を模索しているとみられ、習氏がAPECに出席する可能性も残されている。

米「中国のロケット軍の詳細」公開 習氏の軍事配備が丸裸に?
2022年10月28日
https://www.visiontimesjp.com/?p=37919
米空軍大学の中国航空宇宙研究所(CASI)は2022年10月24日、人民解放軍ロケット部隊の組織構造に関する報告書を発表し、内部の人事構成や全国への配置状況などを詳細に説明した。
中国航空宇宙研究所のこの255ページに及ぶ報告書は、中国軍のロケット部隊の組織構造について、上層部の指揮システムから後方支援製品基地まで、基地の住所、部隊の主要機能、責任者の中国語と英語の名前、部隊番号などの詳細情報を掲載している。
報告書には、ロケット軍の各部門の主要責任者の写真、名前、お互いの関係がツリー図で示されている。
また、全国のロケット部隊の配置を中国の地図上に示した。
この報告書の著者である中国航空宇宙研究所のブレンダン・S・マルバニー(Brendan S. Mulvaney)所長は、これは確かに、これまでに発表されたロケット軍の組織構造に関する最も包括的な報告書であると述べた。
「習近平中央軍事委員会主席の指導の下、人民解放軍ロケット部隊の拡大について、極めて具体的なメッセージを伝えている」
報告書は、ロケット軍が1960年代から長距離ミサイルを研究し始め、1980年代に中距離弾道ミサイル「DF(東風)-21」を先駆的に開発し、近年はより高性能な中距離弾道ミサイル「DF-26」や極超音速滑空機「DF-17」を保有していることに言及している。
ロケット軍の部隊も年々拡充され、2017年から2019年末にかけて、僅か3年間で29旅団から39旅団に増加した。
この中国ロケット軍に関する報告書は、第20回党大会の直後に公表され、その実用化の可能性に疑問が呈された。
台湾の国防安全保障研究院軍事戦略産業研究所の蘇子雲所長は、この報告書は米国の情報能力を示しており、必要ならばこれらのミサイルを根絶することさえ可能であると述べた。

中国、国防相を調査・解任か 米政府判断 英紙報道
2023/9/15 10:35
https://www.sankei.com/article/20230915-TO65VBXTHRMI3HZNLV7HMFRLIY/
英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は2023年9月14日、動静が2週間以上途絶えている中国の李尚福国務委員兼国防相が中国当局の取り調べを受け、国防相としての任務を解かれたとの判断を米政府が下していると報じた。
複数の米政府当局者の話としている。
中国の習近平政権では外交・国防の要職が次々と交代する事態が続いている。
2023年7月に秦剛国務委員兼外相(当時)が約1カ月動静不明となった末に外相を解任された他、核ミサイル部隊を管轄するロケット軍で司令官ら幹部2人が同時に交代し、汚職で調査を受けているとも報じられた。
李氏への調査目的や米政府の判断理由は不明だが、汚職疑惑が関係しているとの見方がある。
また、ロイター通信は2023年9月14日、李氏が先週、中越国境付近でベトナム国防当局者との会談を予定していたが、
「健康上」
の理由で直前に延期されたと報じている。
李氏をめぐってはトランプ前米政権が2018年、ロシアとの武器取引を巡り制裁対象に指定。
バイデン政権は軍事衝突など不測の事態を回避するためオースティン国防長官との国防相会談を求めてきたが、中国側は拒否してきた。

中国前外相、国家安全で調査か WSJ
2023/9/20 8:00
https://www.sankei.com/article/20230920-5CIPVZGYHVJRZBBKGCJWN25T7Q/
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は2023年9月19日、中国で動静不明となり2023年7月に解任された秦剛前外相が、国家安全を脅かした可能性について共産党の調査を受けていると伝えた。
駐米大使時代に不倫関係になった女性との間に、米国生まれの子供がいることが問題になったという。
消息筋によると、中国当局は2022年12月まで駐米大使を務めた秦氏と米国との関わりを注視しているとの見方がある。
「WSJスクープ 中国 中国前外相、不倫で解任=関係筋」
同紙日本語版のタイトルはこうなっていた。
秦氏は昨年末、初代外相の周恩来元首相に次ぐ56歳の若さで外相に就任した。
「戦狼外交官」
として習近平国家主席に注目され、2023年3月からは国務委員(副首相級)を兼任するスピード出世を果たした。(共同)

中国前外相、国家安全で調査か 米との関係注視
2023/9/19 22:13
https://www.sankei.com/article/20230919-SAAASXG27ZPJ7OWOIAODADXMXQ/
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は2023年9月19日、中国で動静不明となり2023年7月に解任された秦剛前外相が、国家安全を脅かした可能性について共産党の調査を受けていると伝えた。
複数の中国高官の話としている。
消息筋によると、中国当局は2022年12月まで駐米大使を務めた秦前外相と米国との関わりを注視しているとの見方がある。
中国では李尚福国防相も動静不明となり、不正で調査を受けているとの観測が浮上。
2023年3月に本格始動した3期目の習近平指導部は外交・安全保障の閣僚がいずれも表舞台から姿を消し、スキャンダルが噂される異常事態となっている。
同紙によると中国の閣僚級高官らは2023年8月、秦前外相の解任理由は
「生活上の問題」
だと説明を受けた。
米国で婚外子が生まれたことが問題視されたという。
解任後も調査を受けており、米国に子供がいることが大使としての対米交渉に影響したのではないかと疑われているとされる。(共同)


[18初期非表示理由]:担当:スレ違いの長文多数のため全部処理

26. 2023年10月07日 08:51:35 : FmayFqMLaA : Z0kzSXdWb1cwbEU=[21] 報告
<<政府の無策が庶民生活を苦しめている

  無策なのか 朝鮮カルトの ご命令が 正しいのでは

 日本は アメリカの植民地      目が覚めないな 

27. 2023年10月07日 09:09:08 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[2468] 報告
為替とか株は理屈でなく感じで動くから政府が悪いとかじゃないと思う。
この先円はもっともっと下がって、株も下がる感じがする。

ドルは刷りすぎ、いつか反動がくると思う。含み益が半端ない80円台で仕入れたポジションはなかなか解消できないけど、後生大事に抱えているのはちょっと怖い。

売りか、買いか、わかれば大金持ちだが・・・・

28. 2023年10月08日 00:59:13 : pnotsz9fKQ : VU9aaldIQmJuMXc=[129] 報告
くっだらねえ
株価と景気は関係ないだろうが
たく、株価が上がれば国民の生活が良くなるとでも?
ホント、バ○だなヒュンダイも
まあああれだ
「米国債を売りまくって国民に配れ」くらい言ったらどうだい?

以上

29. 2023年10月08日 19:37:26 : oxzAqxfsP6 : ZDZkalpTWDdGRmc=[180] 報告
日銀が金融緩和して円をばら蒔けば、株式は上がりますよね。

こうして株価は上がりましたが、円の価値は実質低価し続けているのです。

アメリカを支えるために、米国債を買い続けて、、日本政府の借金は1200兆円にも達しました。これが、日銀黒田の政策です、、、アメリカは、返してくれるのか?

トランプはロシアがかって行ったように国家破綻!しようとして居る様子です。
アメリカ政府が破綻すると、日本は、債権国家から一転して債務国家に!!

黒田、、どう責任を取ってくれる?

これって売国奴だぞ! 

実現しないことをお祈りしています。

30. 2023年10月08日 19:46:08 : oxzAqxfsP6 : ZDZkalpTWDdGRmc=[181] 報告
日本政府は、アメリカとともに沈んでいく道を選んだそうです。

アメリカ政府破綻は、現実味帯びましたね。

これは、自己防衛するしかありませんが、、、どうすればよいのだ?

再建、株は売り払い、身軽になっておくこと、、、が円が紙切れになったら、ご臨終ですわな。円が生き残ってほしい、、と願うしかないですが、日銀によってどうともなります。

日銀は、物価の監視だけすればよいのですが、、、円安、物価高は進行しています。

31. 2023年10月09日 19:28:54 : 1XkaGuQHqo : Z2dxLmU5VEY3aWc=[504] 報告
<物価の制御は日銀の責任。では、為替は?>

為替の制御は財務省の責任。
ドル建て債権を売れば円高になるのだが、財務省は何もしない。
海外の人は財務省がドル建て債権を売らないことを知っているので、円安にしか振れない。
実際に財務省はドルを売ることを禁止されている。

そして、日本政府の役人は、裁判所が機能しないことを知っているので、「外患誘致罪」になることを恐れていない。


32. げじょあwじぇ[1] grCCtoLlgqCCl4K2gqU 2023年10月10日 20:19:32 : 2VoH6N5Eow :TOR UDJ6R3pDaTNPdWs=[0] 報告
(ΦωΦ) 今日はどうだったの?

(ΦωΦ) 円が紙くずになると、みなさんお困りになるの?どうでもいいんじゃない

33. げじゃおぐぁ[1] grCCtoLhgqiCroKf 2023年10月12日 13:38:35 : 9VzqssRmaU :TOR MjFMWTA5VGd4QlE=[-3] 報告
(ΦωΦ) 眠い。ねる
34. 2023年10月19日 14:51:18 : KE3y8TRzNA : UEU0QzhSUzJnbkE=[3] 報告
ブラロック と提携して すぐ起きた
振り込みできず 五百万件

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