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先送りしたコロナショック顕在化 上半期だけで飲食業倒産「424件」過去30年で最多更新ペース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/325679
2023/07/08 日刊ゲンダイ
「もう一軒!」の機会も減った(C)日刊ゲンダイ
飲食業の倒産がすごい勢いで増えている。東京商工リサーチ(TSR)の全国集計によると、今年上半期(1〜6月)は前年同期比78.9%増の424件。上半期ではコロナ禍の2020年の418件を超え、過去30年間の最多を更新するハイペースだ。8月にも昨年の年間倒産件数(522件)を超える可能性が出てきた。
■先送りしたコロナショックが顕在化
「飲食業はコロナ禍で休業・時短協力金や各種補助金など手厚い支援を受けてきましたが、その終了により、先送りしてきたコロナショックが顕在化。食材の値上げラッシュや電気・ガス料金高騰のコスト上昇が追い打ちをかけ、従来と同じ値段では赤字に陥る店舗も多い。また、コロナ禍には人員削減や離職者が相次ぎましたが、人手不足で人員が確保できず、せっかく人流が回復しても十分な営業ができない店舗も目立つ。複合的な要因で倒産する飲食店が増えているのです」(TSR情報本部・小川愛佳氏)
業種別の最多は「食堂・レストラン」の110件(前年同期比115.6%増)で「専門料理店」93件(同97.8%増)、「酒場、ビアホール(居酒屋)」90件(同47.5%増)と続く。
「コロナ禍の3密回避と自粛ムードにすっかり慣れてしまい、大人数で飲む機会は減ったまま。居酒屋に客足は戻ってきているとはいえ、2次会、3次会の利用者は少ない。客単価が下がり、依然として苦境は続いています」(小川愛佳氏)
■宅配・持ち帰りも一転、苦境に
業種別では「宅配飲食サービス業」が前年同期比210%増(10→31件)、「持ち帰り飲食サービス業」も同137.5%増(8→19件)と大幅に増加した。
「いずれもコロナ禍には好調でしたが、参入障壁が低い上、事業再構築補助金制度を利用した飲食業の業態転換も相次ぎました。過当競争気味だったところにアフターコロナの需要減が重なり、厳しい状況を乗り切れないケースが少なくありません」(小川愛佳氏)
倒産した飲食業のうち、個人企業を含む「資本金1000万円未満」が364件と全体の85%を占めている。街の小さな名店が消えていくのは寂しい。ガンガン食べて飲んで応援したいけど、財布の中身も寂しい……。
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