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日本人が旅行に行けなくなる日…インバウンド回復好調も宿泊施設逼迫と料金高騰のWパンチ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/321951
2023/04/22 日刊ゲンダイ
インバウンドのピークはこれから(C)共同通信社
日本人にとって旅行は「高根の花」となるのか。水際対策の大幅緩和と円安を追い風にインバウンド需要が旺盛だ。日本政府観光局が19日発表した3月の訪日外国人客数は前年同月比27倍超の181万人。コロナ前の2019年同月の65%にまで回復している。
都内の繁華街でも訪日外国人の姿をよく見かけるようになったが、喜んでばかりはいられない。需要と供給のミスマッチが生じ、深刻な事態が起こりつつある。「宿泊施設の逼迫」と「料金高騰」だ。東京商工リサーチ(TSR)の調査によると、宿泊業の8割超が人手不足に直面している。
「宿泊業者は賃上げに動いていますが、人手確保に苦労しており、フル稼働できない業者もいる。旺盛な需要に対し、供給が追いつかず、部屋の奪い合いになりつつあります。すでに宿泊料金は上昇しています」(TSR情報本部・二木章吉氏)
ビジホ1泊2万円!
試しに旅行サイトで東京・日本橋付近のビジネスホテル(21日から1泊)の料金を調べると、1万5000〜2万円が中心で、1万円を下回るのは、9700円の1件だった。
ビジホ1泊2万円──。円安の恩恵を受ける外国人は平気かもしれないが、日本人にすれば旅行や出張を断念してもおかしくない金額だ。宿泊料金の高騰は地方に飛び火し、全国的にも手が出ないレベルに達する恐れがある。
円安により旅行料金が高騰し、海外旅行も低迷。3月の出国日本人は69万人と19年同月の36%にとどまっている。円安が長引けば日本人の旅行好きは過去の話。国内にも海外にも出かけられなくなってしまいそうだ。
「3月の訪日外国人客数はまだピークではありません。現在、認められていない中国の団体旅行が解禁されれば、グーンと増えるでしょう。宿泊料金がさらに高騰する事態も考えられます」(二木章吉氏)
調査会社インテージが19日発表したGWの過ごし方についての調査結果によると、「自宅で過ごす」が34.9%とトップで、前年から2.7ポイント減ったものの、依然高水準だ。国内旅行は14%、海外旅行はたった1%だった。
旅行に行きたくても懐が許してくれない。GWは近所をフラフラするか。
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