プーチンのウク戦争への見立てが合意不履行や十年前のクーデターだけでも納得のいくものだったが、ソ連崩壊や対ドイツ戦争やロシア革命にまで遡ったものであるのに驚いたが、中国もインドもブラジルも南アフリカも新たに加わった人工国家ながらサウジも首長国もイランもエジプトもエチオピアもアルゼンチンも西側に搾取され翻弄され続けてきた国々で６１か国もそうである。
彼らの怒りは金融植民地や植民地時代もそうだが、その過程で破壊された古来からの文明を取り戻したいというのが本当のモチベーションで、恨みなどと軽いものではなく原点回帰的なもので、だから相互に干渉しない緩やかな連帯に落ち着く訳で、バラバラだの多極化だの西側の侵略者の価値観ではそう見えるのだろうが、もっと深いところで繋がっており、脅しや買収の金の関係に過ぎない西側の団結こそ脆く崩れたら一気である。 　

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