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ウクライナ軍「まもなくクリミア入り」の衝撃証言 本当ならロシアでプーチン降ろしが始まる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326780
2023/08/01 日刊ゲンダイ
ロシアのプーチン大統領、実は崖っぷち!?(C)ロイター/TASS
ウクライナ軍の進撃は想像以上なのか。反転攻勢を進めるウクライナ軍が、まもなくクリミアに入るという。ANNニュースが伝えている。
2014年にロシアに侵攻されたクリミア半島について、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は「ウクライナ軍はまもなくクリミアに入るだろう」と語ったという。
ロシア軍はクリミアの北側に塹壕を掘り、地雷原を築くなど強固な防衛ラインを敷いている。突破するのは簡単ではないとみられてきた。それだけに“近くクリミア入り”は、情報戦の可能性も捨てきれない。
ただ、米軍の元欧州軍司令官は6月、ニューズウィーク誌に「夏の終わりまでにクリミア奪還も可能」と語っていた。ウクライナ軍がクラスター弾を投入しはじめてから2週間足らず。予想以上の効果をあげている可能性もある。
筑波大名誉教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。
「クリミアから住民が避難しているという情報も流れています。クリミア半島には、14年、最後までロシアに抵抗した、イスラム教徒のクリミア・タタール人がいます。彼らは半島全体の人口の10%前後を占めている。ウクライナ軍とクリミア・タタール人が内と外で呼応することもあり得るでしょう」
もし、クリミア半島を奪還されたらロシアが受ける衝撃はハンパじゃない。プーチン大統領は、メンツもプライドもズタズタにされる。
14年、クリミア半島を併合したロシアは、クリミアの標準時間をモスクワと同じ時間帯に変更し、通貨もロシアのルーブルに切り替え、地元住民にパスポートも発給している。18年には、ロシア本土とクリミアを結ぶ「クリミア大橋」も開通させている。クリミアを奪還されることは、プーチンにとって、レッドラインなのは間違いない。
「クリミア半島を奪われたら、プーチン政権は、もう国内的に持たないのではないか。22年のウクライナ侵攻は、なんだったのかという世論が強まるでしょう。とくに、ワグネルを率いていたプリゴジンなど強硬派が『プーチン大統領ではダメだ』『戦争に勝てない』と騒ぎ出し、プーチン降ろしがはじまる可能性があります」(中村逸郎氏)
最悪なのは、ウクライナ軍がレッドラインを越えた時、破れかぶれになったプーチンが核使用に走るリスクが強まることだ。
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「軍が間もなくクリミアに入る」ウクライナ高官(2023年7月30日)
2023/07/30 ANNnewsCH
反転攻勢を進めるウクライナ軍が「まもなくクリミアに入る」とウクライナの高官が主張しました。
ウクライナメディアは29日、2014年にロシアに侵攻されたクリミア半島について、ウクライナ国防省のブダノフ情報総局長は「ウクライナ軍は間もなくクリミアに入るだろう」と述べたと報じました。
一方、ウクライナ軍の反転攻勢が遅れていると指摘する声も上がるなか、ゼレンスキー大統領はSNSで東部ドネツク州のバフムトの前線を訪れたと明らかにしました。
バフムト周辺ではロシア軍との激しい戦闘が続いていて、ゼレンスキー大統領は地図を見ながら戦況を確認したほか、特殊部隊の兵士たち一人ひとりと握手をして激励しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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