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東アジアで日米韓と中露とのつば迫り合いが激しくなっている(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/738.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 7 月 20 日 17:30:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

東アジアで日米韓と中露とのつば迫り合いが激しくなっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202307190000/
2023.07.20 櫻井ジャーナル

 朝鮮の金正恩第1書記の妹で外交政策に大きな影響力を持つ金与正は7月10日、同国のEEZ(排他的経済水域)の内側をアメリカの偵察機が飛行、迎撃機を発進させたと発表、侵入は8回あったと非難した。

 同じ日に韓国の合同参謀本部は平壌が韓米同盟による「通常の飛行活動」を威嚇しているとする声明を発表したが、それに対する反論だと見られている。その2日後、朝鮮は「⽕星砲-18」と名付けられたICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を実施した。

 その発射実験から4日後にアメリカは韓国と日本を従えて日本海で軍事演習を実施、これに続いて中国とロシアが日本海で艦隊演習を実施する。7月18日にはアメリカ海軍の核兵器を搭載したSSBN(弾道ミサイル潜水艦)の「ケンタッキー」が釜山に入港、朝鮮、中国、ロシアを威圧している。

 イギリスは19世紀にユーラシア大陸の周辺部を海軍力で支配し、内陸部を締め上げて支配するという戦略を作成、アメリカはその戦略を引き継いでいる。スエズ運河の建設や明治維新がなければ成り立たない戦略だ。

 アメリカ軍は2018年5月に「太平洋軍」を「インド・太平洋軍」へ編成替えしているが、これもその戦略に基づいている。日本を太平洋側の拠点に、インドを太平洋側の拠点に、そして両海域をつなぐのがインドネシアだとされている。つまりアメリカにとって日本、インド、インドネシアは戦略的に重要な国だということになるが、今のところ、アメリカに従属していると言えるのは日本だけだ。

 アメリカは1949年にNATO(北大西洋条約機構)を創設した。加盟国はアメリカのほか、カナダ、イギリス、フランス、イタリア、ポルトガル、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、ベルギー、オランダ、そしてルクセンブルク。ソ連に対抗することが目的だとされたが、その当時のソ連には西ヨーロッパに攻め込む能力はなく、ヨーロッパを支配することが本当の目的だった。

 初代のNATO事務総長はヘイスティング・ライオネル・イスメイ。この人物はウィンストン・チャーチルの側近で、NATO創設の目的について「ソ連をヨーロッパから締め出し、アメリカを引き入れ、ドイツを押さえつける」ことにあると公言している。ヨーロッパですでに編成されていた破壊工作部隊はNATOの秘密部隊として活動し始めた。

 現在、アメリカは日本、韓国、台湾、フィリピンなどを従えているように見えるが、従属国と言えるのは日本だけ。アメリカの支配層は不安だろう。そこでアメリカはオーストラリア、インド、そして日本と「クワド」を組織、さらにオーストラリアやイギリスと3カ国で「AUKUS」という軍事同盟も組織した。

 オーストラリアはアメリカとイギリスの技術で原子力潜水艦を建造すると報道されている。ジョー・バイデン米大統領はオーストラリアへ売却する3隻のバージニア級原子力潜水艦を2030年代の初めに建造すると語っているが、山上信吾オーストラリア駐在大使はキャンベラのナショナル・プレス・クラブで2022年11月14日、日本がオーストラリアの原子力潜水艦を受け入れる可能性があると表明した。

 NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は2020年6月、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、日本をメンバーにするプロジェクト「NATO2030」を開始すると宣言した。

 2024年中に連絡事務所をNATOは連絡事務所を東京に設置するとされているが、フランスのエマニュエル・マクロン大統領はその計画を承認しなかったという。NATOとは北大西洋条約機構を意味するのであり、「北大西洋地域の安全保障」を維持することが目的だという理由からだ。

 フランスと違い、日本はアメリカに歯向かわない。岸田文雄政権は昨年12月16日に「国家安全保障戦略(NSS)」、「国家防衛戦略」、「防衛力整備計画」の軍事関連3文書を閣議決定、2023年度から5年間の軍事費を現行計画の1.5倍以上にあたる43兆円に増額して「敵基地攻撃能力」を保有することを明らかにした。その決定を「手土産」にしてアメリカを訪問、ジョー・バイデン大統領と1月13日に会談している。

 現在、アメリカの軍事政策を動かしている勢力はネオコン。彼らはソ連が1991年12月12月にソ連が消滅した直後、アメリカが唯一の超大国になったと認識、国防総省の「DPG草案」という形で世界制覇プランが作成された。作成の中心がポール・ウォルフォウィッツ次官だったことから「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」とも呼ばれてきた。

 その後、アメリカの国際戦略はこのドクトリンに基づいて動くことになった。中心的な目的には新たなライバルの出現を防ぐことにある。警戒する地域には旧ソ連圏、西ヨーロッパ、東アジア、西南アジアが含まれる。ドイツと日本をアメリカ主導の集団安全保障体制に組み入れるともしている。ドイツと日本をアメリカの戦争マシーンに組み込もうということだろう。

 戦争マシーンに組み込まれることを嫌がっていた日本に進むべき道筋を示したのが1995年2月にジョセイフ・ナイが発表した「東アジア戦略報告(ナイ・レポート)」だ。日本がアメリカの戦争マシーンに組み込まれることを嫌がる政治家や官僚もいたことから国連を中心とする主張する一派を排除、そして奇怪な事件が続く。

 例えば、1994年6月に長野県松本市で神経ガスのサリンがまかれ(松本サリン事件)、95年3月には帝都高速度交通営団(後に東京メトロへ改名)の車両内でサリンが散布され(地下鉄サリン事件)、その10日後には警察庁の國松孝次長官が狙撃されている。8月には日本航空123便の墜落に自衛隊が関与していることを示唆する大きな記事がアメリカ軍の準機関紙とみなされているスターズ・アンド・ストライプ紙に掲載された。

 結局、日本は戦争への道を歩み始め、自衛隊は2016年に軍事施設を与那国島に建設、19年には奄美大島と宮古島にも作った。2023年には石垣島でも完成させている。

 アメリカの国防総省系シンクタンク「RANDコーポレーション」が昨年に発表した報告書によると、アメリカ軍はGBIRM(地上配備中距離弾道ミサイル)で中国を包囲しようとしているが、配備できそうな国は日本だけ。その日本には「専守防衛」の建前と憲法第9条の制約があるため、アメリカはASCM(地上配備の対艦巡航ミサイル)の開発や配備で日本に協力することにする。そしてASCMを南西諸島に建設しつつある自衛隊の施設に配備する計画が作成されたという。
 

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コメント
1. 赤かぶ[195433] kNSCqYLU 2023年7月20日 17:31:03 : 4N0585LJoM : NVJuNy91a3N6ZVE=[1565] 報告

2. 2023年7月20日 20:16:51 : zkydN0xRp6 : VEhFZVprOEVCR1k=[1] 報告
アメリカに中国かロシアのいずれか、あるいは両国と今すぐに戦争しなさいと言われて。ハイ分かりましたと答えて宣戦布告をする以外にも日本が突然の宣戦布告やむ無しとする場合がありそうで、それは化石燃料の見通しが立たなくなった時だと思う。

あらゆる立場でのキャリアパスなり将来の見通しと展望が全てキャンセルされる現実に国民が驚き激しく怒り、その矛先を向ける相手を探し求め、民族攻撃や与党が下野する程度では払拭できずに国体の危機に立ち至ってしまうのではないかとか想像したりするからだ。

この場合。アメリカが戦争するんじゃないと言っても聞かずに、アメリカも含め3国同時に宣戦布告するかも知れない。

宣戦布告して戦時下に移行して戒厳令無期限ロックダウンで不要不急の移動禁止で経済活動を大きく下げてエネルギー消費を抑えつつ、怒りの矛先を諸外国に向ける事で急場をしのぐ。

ちなみに第二次世界大戦後の石油のダブついたアメリカみたいに日本やドイツに無尽蔵に化石燃料を分けてくれる国は世界中探してもなさそうなので。第三次世界大戦で壊れたモノや国はそのままズーッと壊れたままになりそうな気がする。

3. 2023年7月21日 02:25:37 : 4ZLd8ynmr5 : TElUMUpHamV2d0E=[52] 報告
東アジアで日米韓と中露とのつば迫り合いが激しくなっている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202307200000/

アドレスが違うぞ!!

4. 2023年7月21日 09:34:52 : Ki3msy3U5c : Yk1rRUp3MjIxeVk=[358] 報告
<△23行くらい>
岸田首相は、バイデン大統領に、ウクライナの復興支援の資金20兆円を出すと約束したそうです。
(バイデン大統領が、そのように話しています。)
過去最高の税収にもかかわらず、国民への相次ぐ増税と補助金切り捨ては、ウクライナへの20兆円の復興資金を捻出するためだそうです。

日本の主要メディアは、忖度してどこも報じていません。

それから、バイデン大統領曰く、ウクライナ復興支援金の負担だけでなく、防衛費増額も韓国スワップもバイデン大統領からの要求だそうです。
岸田政権によって、日本は完全な植民地&奴隷になったも同然です。


【20兆円の上納金】国民を馬鹿にしすぎだ!岸田首相はいますぐ退陣すべき 真相は全て米に上納するためだった【山口インテリジェンスアイ】山口×saya
https://m.youtube.com/watch?v=q5x4Tv0H69Q&pp=ygUR5bK455Sw44CAMjDlhYblhoY%3D


大スキャンダル!バイデン氏がバラしたメディア報じぬ"岸田首相への本当の命令"で全てが繋がった!木原氏vs文春、LGBTトイレ訴訟、北ミサイル他。加藤×山口【ウィークエンドライブ】7/15土13:30〜
https://m.youtube.com/watch?v=V1TCZMsMc0k&pp=ygUM5bGx5Y-j5pWs5LmL
30:00〜北朝鮮ミサイル問題
36:00〜岸田首相が、バイデン大統領に対して、ウクライナへの巨額復興支援金20兆円を日本が負担する約束をした件について

5. 2023年7月23日 22:06:36 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[28] 報告
<■75行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
沖縄・石垣市の地元紙社説「自衛隊員は人口に含めないで…」 抗議受け「おわび」
2023/7/22 17:00
https://www.sankei.com/article/20230722-TVF6YQRJSNLBLKGQG2XZOVJO24/
陸上自衛隊の駐屯地が開設したことなどで人口が5万人に達した沖縄県石垣市で、地元紙の八重山毎日新聞が自衛隊員や家族を人口に含めることに批判的な社説を掲載し、波紋を広げている。
差別意識を助長するとして抗議の声が上がり、同紙は1面で
「お詫び」
を掲載した。
駐屯地開設後、隊員らは地元に溶け込もうと努めてきたが、今回の問題で軋轢が生じることを懸念する声も聞かれた。
■「職業差別を助長」
問題となったのは八重山毎日新聞の2023年7月19日付の社説。
石垣市が2023年7月11日、住民基本台帳の人口が初めて5万人に達したと公表したことを受け、
「『自衛隊のおかげで5万人に達した』などと言われたら素直に喜べないのが一般市民の受け止めではないか」
と批判した。
また、
「自衛隊員、家族は(人口5万人に)含めずに公表すべきではないか」
「そんな意見があってもおかしくない」
とし、
「『基地のない自然豊かな島にしよう』ではないか」
と論じている。
これに対し、自衛隊を支援する民間の八重山防衛協会(米盛博明会長)が2023年7月19日に会見を開き、
「自衛隊員や家族を市民と認めないと言っているばかりか、職業差別を助長させかねない論調」
だとして同紙に強く抗議した。
同紙は2023年7月20日付1面で
「自衛隊員、その家族の皆さまの人権に対する配慮を欠いた表現があったことを深くお詫び致します」
とする記事を掲載した。
■「対立の溝深まる」
石垣駐屯地が開設されたのは2023年3月16日。
先島諸島を防衛する陸自の拠点としてミサイル部隊や高射部隊など約570人が配備され、家族らも移り住んだ。
市によると、他にも県外からの移住者は年々増加傾向で、昭和22年の市制施行時には約1万8千人だった人口が5万人の大台に到達した。
だが、駐屯地の開設に革新勢力などは反発。
平成27年に防衛省が市に自衛隊配備を要請すると、抗議活動が激しくなり市民感情は揺れた。
保守派の中山義隆市長が平成30年に受け入れを表明し、翌年から駐屯地の建設工事が始まったが、抗議は収まらず、開設後も続いている。
こうした中、隊員らは地域主催のイベントに参加したり、海岸清掃のボランティアを行ったりして地域に溶け込もうとしてきた。
女性隊員と市民による
「女子会」
も開かれ、交流の輪が広がっていた。
今回の社説について八重山防衛協会の山森陽平事務局長は
「差別的な論調が広まり、自衛隊と市民、そして市民同士の対立の溝が深まることを憂慮している」
と話す。
八重山毎日新聞は産経新聞の取材に、
「自衛隊基地に対する賛否両論がある中、基地配備に伴う5万人達成を手放しには喜べないという意見もあることを社説で示した」
「自衛隊への差別意識はないが、抗議を受け、人権に対する配慮が足りなかったと反省し、お詫びを掲載した」
と説明した。

沖縄で過去には自衛隊員の成人式参加阻止運動も 現在は県民の8割「信頼」
2023/7/22 17:00
https://www.sankei.com/article/20230722-CZC6LGKCKNPOPHVR4XFMRHLAWU/
沖縄県石垣市の地元紙、八重山毎日新聞が自衛隊員や家族を同市の人口に含めることに批判的な社説を掲載し、波紋を広げている問題。
同県内で自衛隊は、県民の約8割が信頼を寄せるなど高く評価されている。
だが、過去には住民登録を妨害されるなど、人権無視ともいえるバッシングを受けていた。
県内に自衛隊が配備されたのは昭和47年、沖縄が本土に復帰した直後からだ。
当時は革新勢力を中心に反自衛隊感情が強く、駐屯地などにデモ隊が連日押しかけ、
「人殺し集団は帰れ」
などとシュプレヒコールを上げた。
とくに那覇市では昭和50年以降、隊員の成人式参加を阻止する運動が起き、法務局が人権問題として調査に乗り出す事態にもなった。
他にも住民登録を拒否する、電報を受け付けない、体育大会への選手参加を認めない−などの妨害が革新系労組などにより繰り広げられ、人権無視は家族にも及んだ。
だが、自衛隊による不発弾処理や離島の緊急患者輸送などの活動が徐々に評価され、平成に入ると抗議活動は沈静化する。
これまでに陸上自衛隊が処理した不発弾は計1870トン以上、緊急患者輸送で救った命は計1万人以上に上った。
共同通信が2022年春に実施した県民への意識調査によれば、35%が
「自衛隊を信頼している」
と回答。
「どちらかといえば信頼している」
も47%で、計82%が評価している。
沖縄の社会思想に詳しい沖縄大の宮城能彦教授(地域社会学)は
「大多数の県民が自衛隊に肯定的なのは各種調査で示されている通りだ」
「しかし、例えば危険な資材搬入など各論部分を拡大し、自衛隊全体への批判に結び付けようとする風潮が今も一部にある」
「そうした批判をメディアが助長すれば、却ってメディアへの不信感が強まるのではないか」
と話している。


[12初期非表示理由]:管理人:スレ違いの長文多数のため全部処理

6. 2023年7月24日 11:26:44 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[29] 報告
<▽35行くらい>
主張
日本学術会議 独善的言動は理解されぬ
2023/7/24 5:00
https://www.sankei.com/article/20230724-3FWTNISFJBNHTL3KJUCV2O5O4I/
日本学術会議は、2023年10月から新たに会員となる候補者105人の推薦名簿を決めた。
会員の任期は6年で、3年毎に半数を入れ替えている。
名簿には、2020年に当時の菅義偉首相が任命しなかった6人を入れなかった。
名簿に入れると、却って菅氏の人事を追認し、今回出し直す形になる、というのが理由のようだ。
「3年前の推薦を取り下げる理由はない」(梶田隆章会長)
として、引き続き任命を求めていくという。
独善的な理屈と振る舞いに、呆れる他ない。
任命権者は、衆院選や首相指名選挙など民主的な手続きを経て就任した首相だ。
6人の任命に拘ることを、やめるべきである。
学術会議の最大の問題は、軍事忌避の体質にある。
1950年と1967年に
「戦争を目的とする科学の研究は絶対に行わない」
とする声明をまとめ、2017年に声明の継承を宣言した。
このことが、日本の大学などによる、国民を守るための防衛力の充実に関する研究まで阻む要因となってきた。
こうした反国民的な体質の改善が必要だ。
過去の言動を反省し、声明を全面撤回しなければならない。
同会議は日本学術会議法に基づき設置され、運営は税金で賄われている。
会員は特別職国家公務員で、運営や審議に当たっている。
政府には毅然とした態度で、改革を進める責任がある。
先の通常国会では、第三者による
「選考諮問委員会」
を新設し、選考に関与させることを盛り込んだ同法改正案を提出する方針だった。
これに学術会議側が
「独立性が損なわれる」
などと反発すると、一転して提出を断念した。
第三者の目を通じて透明性を確保し、世間の常識を反映させるのは、理にかなっている。
改正案の内容は不十分だったとはいえ、改革の第一歩にはなり得た。
腰が引けたのは情けない。
今後は学術界や経済界などのメンバーで構成する有識者懇談会を設置し、組織形態の在り方について検討する。
速やかに結論を出すことが求められる。
民営化は有力な選択肢になろう。
学術会議内には有識者懇についても、自分たちの意見が反映されるのか疑問視する声がある。
身勝手な言動は国民に理解されないことを、いい加減知るべきだ。


[12初期非表示理由]:管理人:スレ違いの長文多数のため全部処理
7. 2023年7月26日 06:07:29 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[34] 報告
<▽36行くらい>
主張
自衛隊差別「社説」 人権重んじ尊重の念持て
2023/7/26 5:00
https://www.sankei.com/article/20230726-7EFAZODWRRNJTNE3JBZ6CFC7QA/
浮き彫りになったのは自衛隊員の人権を軽視した問題にとどまらない。
沖縄を含む日本を命がけで守っている隊員への敬意を欠いた点も見過ごせない。
自衛隊駐屯地の開設などにより沖縄県石垣市の人口が初めて5万人を上回ったことについて、地元紙の八重山毎日新聞が自衛隊員とその家族を同市の人口に含めることに批判的な社説を掲載した。
同紙2023年7月19日付社説は、
「『自衛隊のおかげで5万人に達した』などと言われたら素直に喜べないのが一般市民の受け止めではないか」
とし、
「自衛隊員、家族は(人口5万人に)含めずに公表すべきではないか」
「そんな意見があってもおかしくない」
と論じた。
自衛隊員と家族を除いて人口を示すのは暴論で、自衛隊への尊重の念もない。
極めて残念だ。
自衛隊を支援する市民有志で作る八重山防衛協会は
「自衛隊員や家族を市民と認めないと言っているばかりか、職業差別を助長させかねない論調」
として抗議した。
同紙は2023年7月20日付1面で、
「自衛隊員、その家族の皆さまの人権に対する配慮を欠いた表現があったことを深くおわびいたします」
とする記事を掲載した。
2度と繰り返さないようにすることが大切である。
沖縄が本土復帰した昭和47年から県内に配備された自衛隊には革新(左派)勢力から激しいバッシングを受けてきた歴史がある。
デモ隊が押しかけてきて
「人殺し集団は帰れ」
とののしられた。
隊員の住民登録を拒否したり、電報を受け付けなかったりする嫌がらせが、革新系労組などによって続いた。
那覇市では成人式への参加を認めない運動が起きた。
これらの被害は家族にも及んだ。
現在の沖縄では約8割もの県民が自衛隊に信頼を寄せている。
自衛隊員やその家族の人権が損なわれることはあってはならない。
自衛隊配備の是非を論じること自体はもちろん自由だ。
ただし、自衛隊員が
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務める」
と宣誓し、命がけで任務を遂行する人々である点への敬意は失わないでほしい。
専制主義の中国が軍拡を続けた結果、八重山諸島は国防の最前線になった。
石垣の自衛隊員も、沖縄を含む日本と国民を守るために赴任しているのである。


[12初期非表示理由]:管理人:スレ違いの長文多数のため全部処理

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