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ウクライナでの戦闘を終結させるためにロシア政府は何を要求するか?
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202306140001/
2023.06.14 櫻井ジャーナル
ウクライナ軍が6月4日に始めた作戦は戦艦大和を含む艦隊を沖縄へ向かわせた「海上特攻」と似ているように見えるが、そうした状況にウクライナを追い込んだのはアメリカやイギリスをはじめとする西側だ。
昨年2月24日にロシア軍はミサイルでウクライナに対する攻撃を始めた。3月にウクライナ軍が大規模な攻撃を計画、ドンバスの周辺に部隊を集結させていたと言われている。その部隊はロシア軍の攻撃で大きなダメージを受けた。その時点でウォロディミル・ゼレンスキー大統領はウラジミル・プーチン大統領と停戦交渉を始めている。仲介役はイスラエルの首相だったナフタリ・ベネットだった。
ベネットによると、双方は妥協に応じ、停戦は実現しそうだったという。3月5日にベネットはモスクワでウラジミル・プーチン露大統領と数時間にわたって話し合い、ゼレンスキーを殺害しないという約束をとりつけ、その足でベネットはドイツへ向かう。オラフ・シュルツ首相と会談したのだが、その3月5日にゼレンスキー政権の交渉チームに加わっていたデニス・キリーエフをウクライナの治安機関SBUのメンバーが射殺してしまう。クーデター直後からSBUはCIAの下部機関化しているので、アメリカ政府が殺したと言えるだろう。
それから1年以上を経た現在、ロシア政府は話し合いでの解決を断念したようだ。ドニエプル川の東岸地域やオデッサをロシア領とし、クーデターの際にオデッサで反クーデター派の住民を虐殺したネオ・ナチの引き渡すようにロシア政府は求めると推測する人がいる。さらにポーランドやルーマニアからイージス・システムを撤去し、ウクライナと国境を接する国へアメリカ/NATO軍の部隊が駐留することも禁止するとも考えられている。こうした要求をバイデン政権が呑まなければ戦争は終わらない可能性が高いと見られているが、選挙前にバイデンがそうした要求を呑むとも思えない。
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