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ウクライナついに反転攻勢!「現代的な兵器が足りない」と弱音のプーチンが頼る最後の手段
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/324365
2023/06/12 日刊ゲンダイ
一大決戦になる(ロシアのプーチン大統領) (C)ロイター/Host photo agency
ついにウクライナの“反転攻勢”がはじまった。
ロシアのプーチン大統領は9日、「ウクライナ軍の攻撃がはじまったと断言できる」と表明し、ウクライナのゼレンスキー大統領も10日、「反転攻勢が進行中だ」と初めて認めた。戦闘は新たな局面に入った。
米シンクタンク「戦争研究所」によると、ウクライナ軍は4つの地域で反転攻勢をつづけているという。
英国防省は「ウクライナ軍は一部地域でロシア軍の防衛線を突破した可能性が高い」と明らかにしている。一方、ロシア国防省は、砲撃によってウクライナ軍の戦車を次々に破壊した映像を公開。欧米メディアも、破壊された戦車のなかに、西側諸国が供給したドイツ製主力戦車「レオパルト2」などが含まれていたと報じた。
人口が少ないウクライナの本格的な反転攻勢は、これが最後になる可能性がある。それだけに激戦になるのは間違いない。
「満を持してはじまったウクライナの反転攻勢が、この戦争の行方を決定づける──ロシアもウクライナも、そう見ているはずです。一大決戦の後、停戦が浮上することも考えられる。停戦交渉を有利にするためにも、どちらも優勢に戦いを進めたい。相当数の犠牲者が出る恐れがあります」(筑波大名誉教授・中村逸郎氏=ロシア政治)
戦いはどのように進むのか。専門家も驚いたのは、プーチン大統領が「現代的な兵器が足りない」と思わず、弱音を漏らしたことだ。実際、兵器が枯渇し、最新鋭のミサイルや戦車などが決定的に不足しているとみられている。攻撃用ドローンもイランから受け取っているようだ。
「通常兵器が足りないとなったら、ロシアはどうするのか。最後は小型核に頼る恐れがあります。その前に、管理下に置いているウクライナのザポロジエ原発を破壊するなど、原発を“兵器”として使う可能性がある。さらに、ウクライナの首都キーウの北部にあるダムを破壊することも考えられます。もし、小型核を使うとしたら、友好国ベラルーシに設置してある核を使用することになるでしょう」(中村逸郎氏=前出)
国際社会は本気で停戦に動く必要があるのではないか。
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※動画の一部をスクリーショット
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ウクライナ・ゼレンスキー大統領「反転攻勢行われている」
2023/06/11 TBS NEWS DIG Powered by JNN
ロシアによる占領地の奪還に向けたウクライナ軍の反転攻勢についてゼレンスキー大統領は「行われている」と述べ、作戦が開始されていることを認めました。
ロイター通信によりますと、ゼレンスキー大統領は10日、キーウを訪問したカナダのトルドー首相との共同会見で「反転攻勢と防御の軍事行動が行われている」と述べ、作戦の開始を初めて認めました。
ロシアのプーチン大統領が9日、反転攻勢が始まったとしたうえで「これまでの試みはすべて失敗した」と述べたことについて問われたもので、ゼレンスキー氏は「軍の司令官たちは皆自信を持っている。プーチンに伝えてほしい」と話したということです。ただ、「どの段階にあるかは明かさない」として、作戦の詳細については触れませんでした。
イギリス国防省は10日、ウクライナ国内の戦況について「過去2日間で、ウクライナ軍が東部・南部の複数区域で大規模な作戦を実施した」との分析を公表しました。このうち、いくつかの区域では「ウクライナ軍が前進を見せ、ロシア軍の第一防衛線を破ったとみられる」としています。
一方、ロシア国防省は10日、「ウクライナ軍はドネツク州南部やザポリージャ州、バフムト周辺で攻撃作戦を実施しようとしたが、失敗を続けている」と発表。ドイツ製の主力戦車「レオパルト」4両を破壊したなどとして、ウクライナ軍の攻勢を撃退していると強調しています。
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ウクライナ“反転攻勢”3集落を奪還 軍が発表#日テレNEWShttps://t.co/EosDKizWoE
— 日テレNEWS (@news24ntv) June 12, 2023
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