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台湾:中国の戦争を誘発しようとするワシントンの試み(耕助のブログ)
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投稿者 HIMAZIN 日時 2023 年 4 月 29 日 10:03:01: OVGN3lMPHO62U SElNQVpJTg
 

https://kamogawakosuke.info/2023/04/29/no-1774-%e5%8f%b0%e6%b9%be%ef%bc%9a%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%82%92%e8%aa%98%e7%99%ba%e3%81%97%e3%82%88%e3%81%86%e3%81%a8%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%af%e3%82%b7%e3%83%b3%e3%83%88/


No. 1774 台湾:中国の戦争を誘発しようとするワシントンの試み

投稿日時: 2023年4月29日

Taiwan: Washington’s Quest to Provoke a Chinese War

by Eric Striker

今週、中国の人民解放軍(PLA)が南シナ海で積極的な軍事演習を実施した。この行為は台湾の総統がケビン・マッカーシーと会談し、両氏が「民主主義を守る」という相互の関心を再確認したことに対する強硬な反応であった。

この意思表示が異例なのは2つの理由がある。一つは、中国は一般的に武力誇示を避けるのでこれは真剣に受け止めるべきだということだ。今回の軍事訓練はロシアがウクライナ戦争前夜に実施したものと酷似している。

二つ目はワシントンが台湾を国家として認めていないというばかげた事実である。

アメリカ政府は、対ソ共同戦線への中国の支援を交渉する際に、半植民地として支配していた領土の領有権を放棄した。中国の台湾の所有権は、ヘンリー・キッシンジャーが執筆しリチャード・ニクソンが発表した1972年の上海コミュニケで公式に認められた。1955年に締結された米中相互防衛条約は、大陸からの侵略があった場合に米軍が台湾を防衛することを義務付けていたが、1980年にワシントンが中国と正式に国交を結んだことにより、正式に終了した。

ソ連がなくなり、中国が世界の大国としてのアイデンティティを確立し始めた今、自選の裁判官、陪審員、そして「ルールに基づく国際秩序」の執行人はこれらの協定はもはや便利ではないと判断し、数十年にわたって、台湾の問題に関して「戦略的あいまいさ」という鼠算式政策を確立するために法律論を用いてきた。

しかし、事態はもはやそれほど曖昧ではない。ウクライナに続いて、国防総省と国務省は、バイデン政権がすでに送り続けている着実な武器供与に加え台湾に数十億ドル相当の武器を供与する方向で進んでいる。米国は台湾を「ウクライナ化」するために120億ドル以上の武器を準備しており、反中国的な偽情報キャンペーンを展開し、ジンゴイズム(対外強硬論)を煽っている。これは厚かましい挑発である。このような外国からの干渉がある前は中国は平和的な統一の軌道に乗っていたのに、ほんのわずかな瞬間にリンゼイ・グラハムは、台湾をめぐって米軍を派遣して戦うことを支持すると述べているのだ。

イラク戦争後の時代、真実、正義、アメリカンウェイに関する甘ったるい独善的な講義は、金をもらってそのふりをしない限り誰も信じていない。イデオロギーの違いを超えて、地政学のアナリストたちはアメリカ政府が中国の目に好戦的な指を突き立てる背景には帝国の経済があることを正しく認識している。台湾は世界の半導体の大半を生産している。半導体はスマートフォンから最新の自動車まで、ほとんどすべての高度な電子技術革新に不可欠な部品である。この特殊な技術の生産を独占すれば、中国は前例のない世界的な影響力を持つことになると観測筋は言う。

台湾の主権に関するペンタゴンのニューススピーク(オーウェル流にいうプロパガンダ)は、選挙で選ばれたわけでもない国家安全保障担当者の口から発せられる奇妙な言葉を聞くとますます荒唐無稽である。3月にカタールで開催されたグローバル・セキュリティ・フォーラムで、元ホワイトハウス国家安全保障顧問のロバート・オブライエンは、中国の軍事介入があった場合、米国は台湾の半導体工場をすべて爆破することを計画していると述べた。このような大胆な行動は世界経済から一瞬にして数兆円を消し去り、世界を恐慌に陥れることになる。オブライエンは大ぼらを吹いたと言う人もいるが、彼の言葉はワシントンのゲイのユダヤ狂信者による無能と無謀な無視のパターンを踏襲している。タイムズ紙によれば、彼は実際にウクライナ軍にHIMARs砲を使ってザポリジア州のヨーロッパ最大の発電所を攻撃するよう指示しているのだ!

半導体産業は、確かに米中対立の中で重要な役割を担っているが、経済だけが、ワシントンの度を越した侵略の主要な動機ではなく、そのあまりの異常さに、最も忠実な属国で恐怖に陥っている国もある。

グローバリストにとっての真のジレンマは、一部で言われているように非西洋国家がチップ製造を支配することではない。中国から撤退した米国企業は、近隣のインドやベトナムにチップ製造を移しているからだ。彼らの抵抗の真の原因は、中国の影響力によって各国が自国の問題に対してより大きな発言力を持つようになることなのだ。

中国政府の外交ドクトリンは「平和的な共存の五原則」であり、これはユダヤ人が支配する連合国が実施した1945年以降の開放社会モデルに対する直接的な挑戦である。習近平は最近のプーチンとの会談でそれを明らかにした。

中国モデルは、合理的な自己利益と国家主権のウェストファリア的前提によって規定される国際システムを提案している。この哲学は中国が仲介したサウジアラビアとイランの和平協定に現れており、アメリカやイスラエルのユダヤ人は激怒するかもしれないが、数十年にわたりイスラム世界を覆ってきた血なまぐさい宗派対立に、厳然たる救済をもたらすかもしれない。ウクライナとロシアの和平を仲介するという習近平の申し出は、ヨーロッパの聴衆に受け入れられ、キエフでも関心を持たれており、また中国はシリアとトルコを交渉のテーブルに着かせるというロシアのプロジェクトに背景として参加している。

平和と安定という展望は人類の圧倒的多数には気に入られるが、ワシントンやニューヨークの高速道路を時速120マイルで逆走するユダヤ人や同性愛フリークたちは激怒している。なぜなら力の独占を失うと、彼らの不自然で危険なグローバルな野望は脇に追いやられるからだ。

それを妨げているのがNATOで、現在リベラルな属国である日本、韓国、オーストラリアを中心としたインド太平洋「パートナーシップ」へと拡大している。この戦略的同盟の唯一の目的は、さもなければ存在しない中国の地政学的な問題を作り出すことである。この同盟の目的は、いくつかの国の経済力と軍事力を結集し、恣意的に国家に条件を押し付け、中国にかぎらず、ソ連崩壊後のNATOの行動が示すように、第二次世界大戦の連合国の利己的な事件や民主主義の定義を強制することを中心とした一つの世界秩序に置き換えることである。

この「人権と民主主義」というイデオロギーは、少数派の民族を無力化し(特にそれを受け入れている国において)、国家を弱めることで社会や国家の政策はお金を提供している民間の富裕層が決め、国民よりも国際性を優先し、そして、選択的に施行される人権法の国際的な構成に完全に統合され、日常的な国内問題に対する管轄権が与えられ、米国と西ヨーロッパの一部のエリート校でユダヤ人によってこのナンセンスな教えを受けた人々によってコントロールされるグローバルな団体に直接的な影響範囲を委ねることである。

当然ながら、まだ乗っ取られていないほとんどの国はこれを拒否する。だからこそ、1945年以降の自由主義秩序は死と混沌を広げ、人道的な理由であると言って私たちの知性を侮辱するのだ。ひどい価値観を輸出し、固有の民族や文化を消し去り、地球上のあらゆる場所で火事を起こすことで、ウォール街の捕食者のために市場を開放することが、彼らの目指すゴールなのである。

国防総省や国家安全保障会議で活躍したユダヤ人のバリー・パベルは、2014年にNATOの大西洋評議会の出版物でこのボルシェビズムのイデオロギーを要約している。彼は、「3Dや4Dプリンティング、バイオテクノロジーの爆発、ロボット工学、アルゴリズム、ビッグデータ、後には量子コンピューティング」といった新技術を活用して世界各地で破壊工作や内戦の扇動を行うことで、米国はウェストファリアニズムと積極的に戦うべきだと主張している。パベルは、「より大きな個人の自律性と、より強力でパーソナライズされた能力の結びつきこそが、来るべきピープルパワーの時代を定義する」と宣言した。

米国の外交政策が「良好な防壁、良好な隣人外交」の構築を目的とするのではなく、パベルは「恒久革命」の原則を推奨し、「今日の世界と米国が地域の安定をどのように価値観としているか考えると、この戦略がもはや通用しないことは明らかである。ワシントンはダイナミックな世界に対応するダイナミックな枠組みが必要だ」としている。

ハビエル・ソラナ前NATO事務総長は、1998年の対セルビア空爆作戦を祝う演説で、これの前段階を表現した。

ソラナは、不干渉や民族ナショナリズムといった常識的な原則は時代遅れで不道徳であり、制裁や銃弾、爆弾によってリベラルな価値を広めなければならない、なぜなら「近代化とグローバル化の課題に平和的に対処するには、民主主義国家の方がはるかに優れており」「ボスニアで見られたような行き過ぎに対して最高の保険となるのは、オープンで多文化の社会という事実が残るからだ」と述べた。

従来、ワシントン、ロンドン、パリの3極は、核武装した大国と対峙した場合、受動的な対応を求めてきたが、ロシアの主張の強さに直面したことでこの傾向は変わってきた。1980年代以降のアメリカの対中政策は、アメリカ国内の経済的利益を犠牲にして中国にアメリカ資本を投入するものであったが、これは中国を変えることに失敗したと同時に、国内の白人労働者階級の多くを政府に敵対させることとなった。

傲慢な政策立案者から見れば、資本家は高度な技術を持ちながら比較的安価な中国の労働力と広大な消費市場から利益を得ることができ、下流効果としてはハリウッド、セレブリティへの執着、ポップミュージック、ソーシャルメディアなど、ユダヤのローカルの価値観に染まった若いコスモポリタンの中流層を作り出すことができる。これらの若者は、欧米の大学でアメリカシステムの政治イデオロギーを吸収することになるが、トランプとバイデンは、中国人留学生の新規ビザを拒否する政策を実施する一方で、すでに滞在している学生にはFBI捜査官がいやがらせをするなど明らかにうまくいかなかった。

米国の外交政策の著者たちも、ユダヤ人の金融的影響力によって現地の億万長者が買収され、妥協する可能性があると予測していたため、中国国家にとって自由化を可能にする政治的課題が生まれることになる。このプロジェクトは失敗に終わった。中国国家は依然として国の権威であり、国内の深刻な反対運動は、二重スパイと情報館の無能さによって暴かれたCIAの協力者が大量処刑された後に消滅した。アメリカにいる若い中国人学生は、STEMの授業を受けることに集中し、それを自国をより良くするために使っていて、一方でアメリカ企業の契約社員は、しばしばスパイ活動や特許窃盗に従事している。中国共産党はたとえ短期的に経済的に損をしたとしても、国家の幸福と対立する億万長者の利益を取り締まるという決意を示している。これは、リベラルな富裕層には考えられないことで、ワシントンの優秀な頭脳でさえ予測できなかったことである。

中国の国家と資本の間のこのシーソーダイナミクスの一つのハイライトは、アリババ創業者のジャック・マーと政府の戦いであった。マーは2019年にウォール街のヘッジファンド会社ヴァンガードとジョイントベンチャーを締結し、デジタルバンクAnt Financialを設立した人物だ。マーは欧米のメディアから、スティーブ・ジョブズのような、パベルの考える「個人化された権力」の候補としてもてはやされ、優れたビジネスマンであるがゆえに政治的・倫理的な問題については後回しにするべき人物とされた。しかしマーが外資系企業の傘下に入り、金融の自由化を主張したことで、中国国家から反発を受けた。マーの発言から数年後、アリババは記録的な信用失墜の罰金を課され、アント・フィナンシャルの主要部分は国営企業に買収された。2023年の今、マーは影響力を失い、公の場から追い出された。ヴァンガードは昨年3月、中国市場を放棄する計画を発表したが、中国共産党はまったく意に介していない。

ヴァンガードだけではない。ユダヤ系オープンソサエティの強引で容赦ない米国プライベートエクイティは中国への投資を前年比76%減少させており、「ゼロ・コロナ」以上の不満があることがうかがえる。ブラックロックやマイケル・ブルームバーグのように足並みを揃えたい悪役もいるが、トランプ時代の反中的な脅迫的言動をエスカレートされたバイデン政権の陰の主要人物であるジョージ・ソロスのようなユダヤ系ウォール街同胞から、それを厳しく詮索されている。

その他の社会工学プロジェクトも壁にぶつかっている。米国の第5世代戦争工作員は、比較的先進国において同性愛者や若い女性に照準をあわせ、勧誘して操ることにしばしば狙いを定めている。しかし中国では、セクハラ・モラルパニックを引き起こそうとしたり、西洋の「男女の戦い」政治を輸入しようとする先駆者として『ニューヨークタイムズ』で称賛されたフェミニストは、殉教者になるだけで投獄はされないが社会的に恥をかき、馬鹿にされる。中国政府は、若者がネット荒らしをしたりテクノロジー企業が彼らをプラットフォームから解除するのを見て見ぬふりをする。アメリカやヨーロッパの投資と引き換えに社会を破壊するユダヤ人が資金援助するNGOを容認する他の多くの国とは異なり、中国当局は自国のスパイ防止法を使って外国のNGOを取り締まることを躊躇しない。これは外部からの実質的に干渉されれば米国政府が行うことだ。

米国では「Woke」であるディズニーとの戦いについて保守派が騒いでいるが、ユダヤ系CEOのボブ・アイガーがもっと恐れているのは中国である。ハリウッドは、子供向け映画に挿入される病的なゴミやプロパガンダを容赦なく検閲する中国の方針に対して穏やかな苦悩を表明はしても、中国の巨大市場に依存して利益を上げている。

超党派の議会公聴会では、この問題について映画スタジオのトップが召喚され、中国人の感性を傷つけることを恐れて、創造的な分野を支配するユダヤ人が普通の人々をさらに嫌悪させることを躊躇しているのではないかと訴えている。



台湾におけるアメリカのハードパワーは、何十年にもわたりソフトパワーで中国の誇り高き漢民族を貶めることに失敗した後、避けられないことを阻止するための必死の最後の手段なのだ。ペンタゴンの狂人たちは、世界最大の軍隊を持つ核保有国に対し、余計なお世話はやめて誠実に競争するよりも、暴力主義や子供じみたいたずらをしたいのである。

アメリカの外交政策決定の背景にあるものは単にお金の問題ではないのは議論の余地がない。平和と外交は、戦争よりもはるかに利益が大きい。著名なシンクタンクで長年働いてきた著名な学者のマイケル・ハドソンは、アメリカの国家安全保障体制を最もよく要約している。

長い間ハドソン研究所にいた時、私は国家安全保障のタイプの人に会ったことがある。彼らはクレイジーだ。彼らは自分たちの家族がホロコーストで苦しんだことに対する憎悪でいっぱいだ。彼らは世界中の人々を、自分たちをガス室に入れようとしている潜在的な敵として見ている。彼らはひねくれた人々だ。

実際のところ、アメリカは中国と同じように警察国家である。ただし、中国には凶悪犯罪が聞かれないという利点がある。人権と民主主義の国であるここアメリカでは、FBI捜査官が教会にいる人々をスパイし、政敵がワシントンのコンセンサスの10%程度に反対しただけで大雑把に起訴される。しかしどのシステムもこのように機能している。中国のシステムを際立たせているのは多数派の人種の利益を擁護していることだ。一方、アメリカのシステムは、私的にも公的にも、多数派を憎むと公言する少数派の独占利益のために運営されているのである。

私たちは、ヨーロッパの国家建設の多数派を尊重し維持し、ビジネスと金融に責任を持たせ、罰が値するものは罰する国家を持たなければならない。私たちは、戦争を起こし、無政府状態を広げ、私たちだけでなく他者をも殺すような有害な価値観を押し付ける政策をすぐにやめなければならない。私たちが目指すべきは、強い国境を持ち、建設的かつ平和的な方法で世界と関わりながら、強大な防衛力を持つことだ。

しかし、まず私たちは自分の国を取り戻さなければいけない!

台湾のための戦争などしない!

https://www.unz.com/estriker/taiwan-washingtons-quest-to-provoke-a-chinese-war/  

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コメント
1. 2023年4月29日 22:17:59 : mEGMS7Lqoo : MkJqbm43Q0VpaUk=[3] 報告
タイトル訂正しやがれ

台湾:中国の戦争を誘発しようとするDSうめ電の試み

とな

ちなみに来年初めの台湾総選挙結果のゆくえでは
中台関係一気に改善
DSどものさる知恵悪だくみは水泡に帰す

2. 2023年5月01日 19:40:51 : wHz0tjbCVA : eE4wUmhpbldOcEk=[1068] 報告
南米の悪名高きネトウヨ独裁国家パラグアイ
与党側ようやっと踏みとどまる
むさしドミニオンバラマキに暴力
dsCIAけつもちになんでもやったんだろうな
おかげで台湾のパイプ俵一枚でどうやら持ちこたえましたwwww
蒋介石の銅像建ててもらったからな
あのーその系統引き継ぐ台湾国民党
いまや、対中融和派なですけどwwww

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