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2022年8月8日 19時06分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194634
【北京=新貝憲弘】中国人民解放軍による台湾周辺での軍事演習は8日も行われた。中国側は台湾周辺での軍事展開で「完全に主導権を握った」(中国メディア)とアピールする一方、台湾側も9日から演習を行う予定で軍事的緊張はしばらく続きそうだ。
演習は4日から7日までの予定だったが、台湾周辺を管轄する東部戦区は8日、対潜水艦や突撃行動に重点を置いた演習を引き続き行ったと発表。中国当局は山東半島南側の黄海南部でも15日まで実弾射撃訓練を実施することを明らかにしている。
人民日報系の環球時報は8日付で今回の演習の意義を解説。@台湾の防空レーダーや空軍基地などをロケット弾やミサイルで無力化A大規模な島を海空で封鎖―を可能にする能力が示され、台湾周辺が「完全に解放軍のコントロール下にあることを体現した」と強調した。台湾の中央通信社も、中国軍が「(台湾を)封鎖する軍事力を備えていることが明確となった」とする専門家の話を紹介した。
一方で米政府系の自由アジア放送(RFA)は、4日の中国軍による弾道ミサイルは発射間隔が長く空き、飽和攻撃には至っていないとして「習近平しゅうきんぺい国家主席が強調する『実戦化』との差は小さくない」との分析を伝えた。
こうした中、台湾陸軍は9日から11日まで南部でりゅう弾砲や迫撃砲による射撃訓練を実施。9月には戦車や戦闘ヘリコプターが参加する総合演習も予定しており、中国軍の台湾上陸を阻止する能力があることを内外に示す狙いだ。
中国人民解放軍国防大学の孟祥青もうしょうせい教授(少将)は、中国中央テレビの取材に「台湾独立勢力や外部勢力の干渉が終わらない限り、国家の主権と領土を守る行動もやむことはない」と述べ、台湾に対する武力威嚇の常態化を示唆した。
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