http://www.asyura2.com/22/senkyo289/msg/813.html
Tweet |
岸田自民は衆参5補選「2勝3敗」負け越し危機…公明党の“裏切り”で大波乱か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/320954
2023/04/04 日刊ゲンダイ
公明党の山口那津男代表(左)と笑顔で握手していた岸田首相だが…(C)日刊ゲンダイ
岸田政権の「中間評価」と位置づけられている「4.23」衆参5補選で“大波乱”の兆しだ。岸田首相は勝敗ラインを「3勝」と、随分と低いハードルを設定しているが、それすらも越えられない可能性が出てきた。最大のネックは、連立を組む公明党が自民党候補への推薦をいまだに出していないこと。推薦見送りによる“裏切り”をチラつかせているのだ。
「公明は10増10減に伴い選挙区が増える東京で、現職に加え2人目の候補擁立をもくろんでいますが、自分たちも候補者を立てたい自民側が難色を示している。公明は『東京で2人目擁立』を認めさせるため、5補選の自民候補になかなか推薦を出さないことで、自民側に揺さぶりをかけている格好です」(政界関係者)
5補選は23日投開票。参院大分は6日に告示、衆院千葉5区、和歌山1区、山口2、4区は11日に告示される。この時期にまだ公明の推薦が決まっていないのは異例だ。最終的には互いに妥協する可能性もあるが、今回のイザコザが補選に影響を及ぼしてもおかしくない。
最もあおりを受けそうなのが和歌山1区だ。自民公認の門博文前衆院議員と、日本維新の会公認の林佑美前和歌山市議による事実上の一騎打ちになっている。
自民候補の“路チュー”報道に学会が嫌悪感
和歌山1区補選の門博文候補(左)、かっての同氏のスキャンダルに嫌悪感?(自民党補欠選推薦状授与で、岸田首相=右、と)/(C)日刊ゲンダイ
「自民の門さんは過去、女性議員との“路チュー”を写真付きで報じられた。この問題に公明の支持母体・創価学会が嫌悪感を示し“応援拒否”状態だそう。一方、維新陣営は人気者の吉村洋文大阪府知事が和歌山入りするなど、イケイケムード。自民陣営には困惑が広がっています」(地元関係者)
大分補選も自民に逆風が吹きつつある。
「自民は東京・銀座のクラブのオーナー白坂亜紀さんを擁立。野党は立憲民主党の吉田忠智前参院議員で一本化した。現時点では、自民の白坂さんが数ポイントリードしているようですが、知名度では吉田さんが勝る。自民は苦戦必至です」(県政関係者)
安倍元首相の死去に伴い行われる山口4区補選も“波乱含み”だ。山口県は区割り変更で、次回選挙から選挙区が4から3に減区される。新3区から出馬したい林外務大臣が、補選に出馬した安倍後継の前下関市議が落選した方が好都合だと考えても不思議はない。前下関市議が当選すると、新3区の公認を争うことになるからだ。
そんな中、前下関市議の擁立を主導した昭恵夫人が「(補選で)8万票取れば(新3区に)林さんも入ってこれない」と発言したことが地元紙報道で発覚。ケンカを売られた林派がヘソを曲げ、地元自民の足並みが揃わない状況だ。
さらに、立憲が対抗馬に統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題に詳しいジャーナリストの有田芳生前参院議員を擁立。教団と安倍の関係に焦点が当たれば、自民への逆風は間違いない。
結局、岸田自民が勝ちを拾えそうなのは、野党乱立の千葉5区と、岸信夫前防衛大臣の息子・信千世氏が出馬する山口2区くらい。
「2勝3敗」で負け越せば、岸田首相の責任問題は避けられない。岸田首相は公明に“土下座”で協力要請するしかないのではないか。
「統一地方選を最重要視する公明は、そもそも同時期に行われる補選に注力する余裕はない。もともと補選での協力には消極的です」(政界関係者)
岸田首相は今ごろ焦りまくっているのではないか。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK289掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK289掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。